痛みの原因の特定と治癒

痛みの原因の特定と治癒

シロハ便り 第150号 2021年7月

 

痛みの原因の特定と治癒

 

 冬が終わり、日が長くなってきたなあ〜と思っていたら、もう7月ですね。

 

 6月21日の夏至の日にこれを書き始めたのですが、ちょっと気になって調べてみました。

 

 日が沈むのが一番遅い日が夏至ではなかったんですね。 日の出から日の入りまでが一番長いのが夏至ですが、日が沈む(日の入り)が一番遅い、つまり夕方暗くなるのが一番遅い日は、夏至から1週間ほど後になるそうです。

 

 日の出は、最も早い日は、夏至の1週間ほど前の日になるらしいです。これは日本中、ほぼ同様にそうなるそうです。

 

 6月の終わりを堺に、夏はこれからどんどん暑さを増していきますが、日は少しずつ短くなっていきますね。

 

痛みの原因の特定と治癒

 

 2011年9月のシロハ便りに書いていた記事を読み直してみました。 今と全く同じことを書いていて、それから10年、全くブレていません。

 

 当時は実際の経験よりも理論的にそうであろうという気持ちが強かったのですが、今では経験値も上がり、確信して言うことができますので、ここでもう一度リライト版で載せたいと思います。

 

 

 慢性症状で辛い時、さんざん病院をまわって、その原因を調べて、“異常ありません” とか “老化ですね” とか“ストレスでしょう” などと言われて、薬と湿布、もしくは注射で様子を見ましょう・・・  が一般的なパターンです。

 

 あなたが、長年にわたり苦しんできた慢性的な痛みや症状は、必ずなんらかの明確な原因があって発症していることは間違いありません。けれども、その原因は非常に分かり辛く、人が外から調べても(CT やMRI を使用しても)なかなか特定することができません。

 

 なぜなら、身体と脳と神経が常に痛みからの解放を望み、痛みを抑えようと動き続けるため、元々の原因となっていたものが奥の方にしまいこまれてしまい、表面上の情報からは見えない所へ、痛みの原因が押し込まれている場合が多いからです。

 

 あなたの身体と脳と神経は、常に楽になろうとし常にダメージを深くしないように身体の構造を変化させ続けています。

 

 その上で無理をさせ続けると身体から、もうこれ以上無理です! という強い、そしてしつこい、やっかいな痛みとなって出現します。

 

 例えば腰痛持ちの人で、こんな話をよく耳にします。

 

 「初めは、右の腰がいたかったんです。 それが、何年かして治ったんですが(痛みがなくなった)、今度は左のおしりから足にかけて痛くなって、それが、どこで診てもらってもなかなかよくならないんです・・・」

 

 あなたも経験ありませんか?もともと痛かったところが、ある一定期間を過ぎると治ったように感じ、その後、数年以内に別のところに痛みが理由も分からず発症していたことが。

 

 これは、痛みの元になっている、初期の頃に痛かった箇所が治ったわけではなく、脳が慢性的な痛みに耐えられず、その部分の神経を鈍くすることで痛みの伝導を抑制しただけだったからです。

 

 それに加えて、鎮痛剤の投与や注射などでその部分の神経の伝達を鈍くしていくことにより、さらに痛みの元となっている部分には蓋がされてしまいます。

 

 本来、鎮痛剤の使用目的は痛みを一時期抑え、時間をかせぎ、その期間に自然治癒力によって回復をはかることです。

 

 しかし、痛みを抑える薬剤の過剰な投与によって神経が脳に異常個所の状況を伝えられなくなってしまっては、脳に情報が入ってこなくなるので、脳は自己回復させる能力を発揮できなくなっていきます。

 

 結果、痛みの根本原因となっている部分は異常があるにもかかわらず、痛みが出てこない保留状態になり、脳も治そうとしなくなるのでさらにダメージを蓄積させます。

 

 神経は、異常があるにもかかわらず、それを脳へ伝えられなくなるため、仕方なく別の神経経路を使ってその異常を脳へ伝えようとします。

 

 それが異常はないのに出てくる頭痛であったり、おしりやふくらばぎにこびりつく坐骨神経痛であったり、突然発症するしびれを伴う電気が走るような痛みであったりするのです。

 

 その痛みを治療するのに、その痛みが出ている個所をいくら治療しても鎮痛剤をうっても、効かないことが多いです。なぜなら、その痛みを生んでいる原因箇所はそこにはないからです。

 

 もう、そうなってからでは、痛みの原因を外から特定することは困難です。 痛い箇所と原因となっている部分が別なのですから。

 

 そこで登場したのが、ならば、脳と神経に問題個所を特定させ脳と神経によって自己治癒させようという考え方です。脳には、痛みを抑えるため変化させ続けてきた身体の記録が残っています。

 

 それを使ってベストな状態だった頃へ戻っていかせるような療法が考えられたわけです。

 

 それこそがカイロプラクティックの根本的な理念であり、それを実現させたのが上部頸椎の調整法です。 決して、歪んでいるところをポキポキと矯正し骨格のズレを治してしまおうという安易な発想から生まれたわけではないのです。

 

 あなたの脳も神経も身体も、持って生まれた能力の全てがあなたが健康な状態になることを望み、働き続けています。

 

 医師による診断や検査で原因がわからなくても、たとえ老化ですと言われてもストレスと言われても、外から見て判断出来ることなど、微々たるものであり、あなたの脳の中にはちゃんとどのように症状が発症したかというストーリーが記録されていて、健康な状態へ戻るための、そこへ遡るための道筋がちゃんと残っています。

 

 ただ、その道筋が長いか短いかの違いだけです。

 

 その道のりを正しい方向へ進ませていくために私の施術はあります。 自分の脳と身体と神経にしっかりと記憶されている改善へ向けてのストーリーを信じて、確信をもって進んで頂きたいと思います。

 

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 その番組の直後は品薄でしたが落ち着いたようなので注文してみました。 声を商売にしているプロが絶賛ののどケアシロップ、お薦めです。

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あとがき

 

 去年の9月からボイトレのレッスンを受けています。 自分はあまり音楽は好きというわけではなく、音楽は全くやってこなかったのでどうかな?と思っていたんですが、これがとても楽しい♪

 

 音の高さ(ピッチという)を正確に声で出す練習もずいぶん出来るようになってきて、曲の練習に少しずつ入っていくところです。

 

 今回紹介したのどシロップは、次のレッスンに備えて取り寄せてみました。 いい声が出るかな?