白葉整体院

シロハ便り 第139号 2020年8月

 

網戸の位置は右?左?

 

 今年の梅雨は異常です。 梅雨前線が動かない!ずっと気圧の低い状態が1か月以上も続くなんて今まで、誰も経験したことのないくらい状態でありそれが身体にも確実に影響を及ぼしていると考えられ
ます。

 

 とにかく、だるいと言う人が多いですね。 手足のむくみも取れにくいかもしれません。

 

 それでも、身体の調子を見て、少し足を使った運動をすることは必要だと思います。足を動かし、リンパを適度に回すと全身の循環が良くなります。

 

網戸の位置は右?左?

 

 コロナ対策で換気が大切と言われています。 換気をするために窓を開けますが、虫も入ってきます。

 

 防虫対策として網戸も時々点検しておいたほうが良いです。 何年も日光にさらされているとプラスチックが劣化しボロボロになって隙間ができます。

 

 網戸の張替えは、材料はホームセンターに売っていますから自分でも簡単にできるし、便利屋さんに頼むのもおすすめです。

 

 その網戸ですが、意外と知らない人が多いので、網戸の位置について書いてみたいと思います。

 

 まず、網戸は部屋から向かって右側に配置するようにできています。 
網戸の位置は右?左?
 このように部屋から見て右側に網戸が来ます。 これは窓が部屋から向かって右側の窓は手前に配置されていて、左側の窓は奥側に配置されているためです。

 

 網戸のフレームには隙間をふさぐための隙間テープが張ってあります。 もし、それが劣化したり剥がれ落ちたりしていたら、これもホームセンターで売っていますので張り直すことをおすすめします。

 

 この網戸のフレームについている隙間テープと窓のフレームが常に接触しているようにするには、網戸を右側に配置する必要があります。

 

網戸の左側のフレームが、奥側についている左側の窓の右側のフレームに常に接触するようになるので、換気をする時に右側の窓を開けても虫の入ってくる隙間はできません。

 

 逆に、網戸を部屋から見て、向かって左側に配置してしまうと、換気のために左側の窓を開けた時に、網戸のフレームと窓のフレームが接触せずに離れてしまうので、そこに虫の入ってくる隙間ができてしまいます。

 

 完全に左側の窓を開けてしまえば、今度は左側の窓の左側のフレームが網戸のフレームに接触するので隙間はふさがれますが、少しだけ窓を開けておいた時には虫は入り放題になります。

 

 これが、網戸を左側に配置して左側の窓を少し開けた状態、隙間ができています。
網戸の位置は右?左?

 

 このように網戸が左側で、左側の窓を開けておくと虫は入り放題。
網戸の位置は右?左?

 

 お部屋のレイアウトも、網戸が右側で右側の窓を開けることを前提に配置してみると良いと思います。

 

おすすめ

 

 この時期に特に気になるのがダニです。 うちではダニ対策に、 “あきゅらいず”という化粧品メーカーから販売されている、屋久島の杉から抽出した成分を使ったスプレーを使っています。

 

 屋久杉を守るためには森の間伐が必要です。 その時に切った杉は廃棄されていましたが、それを使って商品化されたもので、森林浴をしているような心地よい香りがします。

 

 この杉の幹から抽出した精油には、ダニを寄せ付けない成分が含まれて、それを部屋や皆さんがお休み頂く布団にスプレーしています。

 

網戸の位置は右?左?
  あきゅらいず WAZUKA https://es.akyrise.jp/item/index.cgi?s=8390
  おやすみミスト
   3,520円

 

 

あとがき

 

 7月には蝉の鳴き声を聞かなかったです。 年々蝉が少なくなっているような気がします。 毎年、あんなにうるさいくらいだったのに、何かとっても寂しいですね。

続きを読む≫ 2020/10/02 12:30:02

シロハ便り 第137号 2020年6月

スペイン風邪から学ぶこと

 

 2020年に新型コロナウイルスのパンデミックが起こったわけですが、それより100年前の1918年にスペイン風邪のパンデミックが起こりました。

 

 スペイン風邪と言うからには、スペインで、たちの悪いウイルスが流行して、それが世界中に広がったのだろうと思っていましたが、実は、そうではなかった。

 

 今回の新型コロナウイルスのパンデミックと比較してみると参考になることが多いので、少し比べてみましょう。

 

スペイン風邪から学ぶこと

 

 今回の新型コロナウイルスの世界的大流行(パンデミック)と100年前に起こったスペイン風邪のパンデミックでは共通点が多いと言われています。

 

 スペイン風邪の時は、当時の世界人口の3分の1の5億人が感染して、死者は2000万人から1億人いたという説まで、統計も正確に取れていないのでよくわかっていないほどです。

 

 ところで、スペイン風邪とは何ぞやということですが、要はスペインインフルエンザ、つまりインフルエンザです。

 

 近年の研究によって、このスペインインフルエンザはH1N1亜型インフルエンザウイルスだと分かりました。このH1N1亜型インフルエンザウイルスは2009年にパンデミックになった新型インフルエンザと同じ型です。

 

 スペイン風邪は、第一次世界大戦の真っ只中の1918年3月から6月が第一波、同年9月から第二波と続き、同年11月の第一次世界大戦の終戦を挟み1919年3月から9月が第三波、そして終息まで2年かかっています。 世界的大流行から集団免疫を獲得して終息を迎えますが、スペイン風邪よる死者は甚大な数におよび、それが第一次世界大戦の終息を早めたとも言われています。

 

 そして、それから90年後に新型インフルエンザとして再度パンデミックを起こしていることになります。

 

 さて、このスペイン風邪ですが、そう言うからにはスペインで始まったインフルエンザだと思いますよね。

 

 僕も今回初めて知ったのですが、このインフルエンザの発生源は諸説あり歴史的にも疫学的にも特定できていないそうです。

 

 発生源として指摘されているのはいくつかあり、 “アメリカのカンザス州で流行したもの” “カナダの鴨のウイルスがイリノイ州のブタに感染したもの” “フランスのエタプルにあったイギリス陸軍の駐屯地で流行したもの” “中国に由来するウイルスがアメリカのボストン近郊で変異したもの”などがあります。

 

 アメリカ疾病予防管理センター (CDC)は1918年パンデミックとの関連性は不明としていますが、複数の研究者によって、カンザス州のハスケル郡で1918年1月に発生した病気の流行がスペインかぜの起源と言われていて、同年3月からの世界的パンデミック第一波はここから始まり、アメリカ軍のヨーロッパ進軍と共に大西洋を渡り、5月から6月にヨーロッパで流行したという説が有力のようで、この前テレビの番組でも堂々とこの説で解説をしていました。

 

 各国で広がったこのインフルエンザは、初めは症状も軽く済んだので、流行していても戦争中だったため、情報統制がされていました。

 

 しかし、第一次世界大戦では中立国であったスペインが、おかしな風邪が流行しているぞと初めて公表したためにスペイン風邪と言われるようになってしまったという経緯があります。

 

 スペイン風邪の第一波は症状も比較的軽く回復する人も多かったようで、今回のコロナも当初は似たような評価もありましたね。

 

 そして、1918年の9月に第二波が来ました。 この時、ウイルスが変異し強毒化して世界中で爆発的に死者が増えました。

 

 今回のコロナも武漢型から変異した欧州型が強い毒性を持ち、日本でも武漢型の終息は早く、その後のクラスター感染は欧州型だったとも言われています。

 

 新型コロナウイルスの名称も世界保健機関(WHO)がCOVID-19と正式名称としたことで、中国よりだとか、武漢コロナだ中国コロナだと呼ぶ国もありました。

 

 新型コロナウイルスの起源をめぐって米中で対立して、武漢にあるウイルス研究所から漏れたんだろうとか、いやアメリカ軍が持ち込んだとか、武漢で流行する前に他国の地域で同じような肺炎が起こっていたとか、言い合っています。

 

 中国の言い分だけを聞いていると、何を言ってるんだと思いましたが、スペイン風邪の歴史的経緯と背景から考えてみると、そう言い返したい気持ちも分かるような気もします。

 

 つまり、ウイルスに関して言えば、こんなこと言っていてもしょうがないってことと、政治がからんでくるのはどうしようもないってことになります。

 

 しかし、ウイルスはいつどこで流行しだすかは誰にも予測ができず、その情報もいつ正確に入ってくるのかは分からないということは確かです。

 

 100年前のスペイン風邪のパンデミックも今回の新型コロナウイルスのパンデミックでも、対策としてはほとんど変わっておらず、外出制限と手洗い、消毒、うがい、学校や集会やイベントの閉鎖などで、終息には免疫ができるのを待つかウイルスの弱体化かワクチンが出来るかしかありません。

 

 それでも、そのウイルスがなくなるわけではないので、数年先か数十年先か、またパンデミックを起こすことも充分あり得るのです。

 

 今回のコロナも第二波、第三波はあるものと思って行動することは必須で、動かしがたい事実として覚悟しておいたほうがいいし、その影響を最小限にするための行動をどれだけ皆で出来るかが鍵となります。

 

おすすめ

 

 いつまでもウイルスにやられっぱなしではいられない。 世界中で新薬やワクチン開発が行われています。

 

 その中で日本も色々がんばっていて、とても魅力的なものがいくつもあります。 メディアでも取り上げられているダチョウもその1つです。

 

 ダチョウはウイルスにめっぽう強く驚異的な免疫力をもっていて、その抗体がダチョウの卵に大量に含まれているそうです。 そこからコロナウイルスに結合して感染力を大きく抑制するダチョウ抗体を作製することに成功していて臨床実験も行われているそうです。

 

 そのダチョウ抗体をつかったマスクも販売されていて大人気らしいですよ。

 

 ダチョウ抗体マスク(R) こちらの公式サイトから https://www.koutai-mask.com/

 

あとがき

 

 ダチョウもすごいけどアルパカも注目されていて、花王と埼玉大学関連ベンチャーEpsilon Molecular Engineering、北里大学大村智記念研究所ウイルス感染制御学T研究室の研究チームが、アルパカ等のラクダ科動物由来のVHH抗体は新型コロナウイルスの感染を抑制・中和し、判別する特異性があることを見つけ、治療薬と診断薬の両面で活用できると期待されています。 がんばれ、ニッポン!

 

 

続きを読む≫ 2020/10/02 10:25:02

シロハ便り第136号 2020年5月

 

喉(のど)のケアに

 

 コロナの話題ばかりでうんざりしていますが、諸外国と比べて罰則などがなくても自粛ができる日本人の国民性ってすごいですよね。

 

 家でおとなしくじっとしている人も多いと思います。それに伴い、運動不足や精神的に不安定になってしまうことも増えていると思います。

 

 何かやったほうが良いのは間違いないですが、世間がこんな状態なので気力が沸かず、なんとなくダラけてしまいます。

 

 僕の場合は、ダイエットで始めた踏み台の昇り降りを動画を見ながらやっていますが、ヒマだからもう少し何かをやろうという気にはなっていません。((+_+))

 

 そんな中でも、最近はまっているのは、歌を歌うことです。 私、音痴なのですが、音痴克服のための練習法がバッチリはまって、鼻歌レベルではけっこう気持ちよく歌えるようになりました!

 

喉(のど)のケアに

 

 ソーシャルディスタンスとか言われています。 人と2m離れていましょうというものですが、コロナ対策として出来る最善策が人との接触を極力減らすということなので、会話をする機会も激減しているのではないでしょうか?

 

 すると、声を出す機会も激減します。 すると、喉を使わなくなり、硬くなります。すると、飲み下しにも影響してくる可能性もあります。

 

 加えて、声をあまり出さなくなると精神的にもストレスが大きくなり、様々な体調不良にもつながります。

 

 そこで、おすすめしたいのが、歌を歌うことです。 前述しましたが、私は音痴です。 歌とか歌うのは、どっちかというと嫌いです。 やってると気が滅ってくるから、あまりに下手すぎて((+_+))

 

 カラオケとか、会社勤めをしているときにやらされたりする時もありましたが、恐怖でしかなかったです。 恥をかいたことしかないから。

 

 それでも、いい曲を聴いた時なんかは、歌えたらいいなあ〜という憧れはありました。 そんな中、ある時ふとYouTubeの動画でボイストレーナーの動画が目に留まり、歌の練習法がアップされていました。

 

 簡単な方法だったので、なんとなくやって練習してみたら、オオ〜〜〜声が出る! 音域が伸びた! 音程がとれる! など、自分でもビックリ!(^^)!

 

 おまけに大声で歌わなくていいし、声が響かないので、人に迷惑をかけないし恥ずかしくなく練習できるので、とても助かります。

 

 それで練習した後、お風呂で歌ってみると、けっこう上手く聞こえます! やったー(^^♪ けっこうストレス発散にもなるので、その練習法をご紹介しますね。

 

 用意するもの
・500mlのペットボトル
・タピオカを飲むときの太いストロー

 

 これだけです♪

 

 ペットボトルに3分の2くらい水を入れ、そこにタピオカストローを水面から2〜3cmくらいの所まで入れてストローの口から息を入れてブクブクしながら歌を歌います。

 

 歌の下手な人の問題の約90%は、息を多く吐きすぎることらしいのです。 この練習をすると、水圧で息を調整してくれるらしく、ペットボトルから水が吹きこぼれないように歌うことで、歌う時の息の量を自然とコントロールできるようになるらしいです。

 

 おまけに、声を張り上げて調子っぱずれの歌を歌うよりも喉に負担をかけず、声を出す声帯を上手く使えるようになることで声帯もやわらかくなり、歌いやすくなると共に声も出しやすくなるらしいです。

 

 これは、年齢と共に飲み下しが衰えるのを予防改善するにも、とっても良いのではないかと思います。 地声で大声でおしゃべり出来ないこの時期に、ストレス発散にもなり歌も上手くなるおまけつきだと思って、ぜひ試してみてください。

 

おすすめ

 

 タピオカストローはこんな感じのやつです。 100均ショップなどで、30本入り100円とかで売っています。
喉(のど)のケアに

 

 これをペットボトルに差して、ブクブクやって歌うだけです。

 

 ペットボトルに水を3分の2くらい入れて、タピオカストローを水面から2〜3cmくらい下まで入れます。

 

 タピオカストローをくわえて息を吹き込みながら、水がペットボトルから吹きこぼれないように注意して歌を歌ってみてください。

 

 タピオカストローは太いストローのことです。 口径が8oから12oのものまであります。

 

 普通の細いストローでは水圧があまりかからず効果的でないということですので、口径の太いタピオカストローを使ってください。
喉(のど)のケアに

 

あとがき

 

 ボイストレーニングに興味のある人は、YouTubeで『しらスタ』もしくは『ニットメガネ』と検索してみてください。 

 

 この2人のYouTubeチャンネルを参考にさせて頂きました。 タピオカストローを使った練習法は、タピオカハイトーンと呼ばれています。 その他にも、リップロール練習法や声帯のグー・チョキ・パー練習法などがありおもしろいので参考にしてみてください(チャンネル登録してあげてください)。

 

 『ニットメガネ』さんなどは、オンラインでボイストレーニングのレッスンを提供してくれていますので、このコロナが終息して落ち着いたらレッスンを受けてみたいなと思っています(^^♪

続きを読む≫ 2020/05/04 12:32:04

シロハ便り第135号 2020年4月

 

コロナウイルスを地球から考えてみる

 

 今年は桜の開花が早かったですね。 いつもは人混みが嫌なのでお花見には行かないのですが、今回は、コロナの影響で例年ならば行けない所に行けるチャンスだと思い、屋形船に乗ってきました。

 

 コロナの感染が報道された屋形船は、お花見シーズンでも予約ががら空きで、例年なら桜の開花宣言があってからだと予約は取れないでしょうが、今年はどの屋形船でも本当に人が少ないです。

 

 桜を見るのに、昼間の船に乗りたかったのですが、人が集まらず出航予定が立たないということで、夜の便に乗ってきました。

 

 隅田川沿いの桜は満開でしたがライトアップもあまりしてなくて、桜はよく見えなかったのが残念でしたが、快適な初の屋形船でした。

 

 スタッフの人たちもすごくよくやってくれていて、衛生面やコロナ対策もしっかりしていました。 また、応援にもなるし行きたいと思います。

 

コロナウイルスを地球から考えてみる

 

 連日、新型コロナウイルス感染拡大関連のニュースが飛び交っています。 ヨーロッパ諸国の国家元首は、これは戦争だと言い非常事態宣言が言い渡され経済的にも大打撃を被っている状況です。

 

 新型コロナウイルスの感染で肺炎になり重症化する人や亡くなる人が増え続けているのは問題ですし、それにより経済が停滞して世界的大不況が起こるのも大きな問題です。

 

 日本では世界的に見れば、かなり持ちこたえている状態だと言えるでしょう。 やはり日本人はきれい好きで衛生管理が諸外国に比べて基本的にしっかりしているのと、医療体制と皆保険により重症化をかなり防げているのだと思います。

 

 しかし、長期化すれば、新型コロナウイルスでの死亡者数よりも圧倒的に経済的影響で命を落とす人の数が多くなるのも心配です。

 

 日本全国での自殺者数は年間約2万人で、一番は健康上の理由から命を絶つ人が多いです。 そして、2番目に多いのが経済的な理由から命を絶つ人です。

 

 リーマンショックの時には8,000人が亡くなっています。 景気の良い時でも、年間3,000人の人が経済的理由で命を絶っていて、リーマンショックの時の不況では、それより5,000人も増えています。

 

 今回のコロナショックではリーマンショックの時を上回る経済的打撃が確実だと言われていますので、経済的支援をしっかりとやりつつ経済活動を再開させながらコロナ対策をしていくという問題があります。

 

 極論では、皆が感染して自分で抗体を作ってしまう集団免疫という考え方もあり、ちょこちょこメディアでも議論されています。

 

 風邪やインフルエンザのように、誰でもかかるものとして、経済活動や行動の自粛は行わず、感染したら重症化しやすい人の行動や治療を注意することに特化するという考え方は、乱暴なようですがある意味合理的でもあります。

 

 さて、新型コロナウイルスに対しての混乱はしばらく続くでしょうし、人類の取り組み方は、様々な意見や考え方もありますが、今回のテーマはそこではなく、これって人間目線での話だよね!ということを書きたいと思います。

 

 新型コロナウイルスの感染拡大で、外出制限や活動自粛や入国制限などがかなり厳しく世界的に行わることによって、人や物の移動が激減したことにより経済的には大打撃ですが、人の経済活動が制限されることにより、かなりの温暖化対策になっています。

 

 二酸化炭素の排出削減目標で揉めていたのがアホらしいほどの削減効果をコロナがやってくれています。

 

 この新型コロナウイルスを地球目線から考えて見ると、地球にとっては人がウイルスで、コロナウイルスが抗体なのではないかと思うのです。
人間のやっている経済活動は地球から見ればウイルスのようなもので、資源を掘り起こし温暖化物質を排出し汚染物質を垂れ流し、地球のあちこちで炎症を起こしています。 

 

 その結果が温暖化で、地球が熱を出しているように見えてしょうがないです。 気候の異常高温や大規模な森林火災しかり、熱を出して苦しんでいるのは地球の方で、咳やくしゃみが出れば大規模な台風になり、鼻水を出せば各地で洪水が起こる。

 

 地球から人類に対して、『コラ!ええ加減にせえよ!!』と言うことで、抗体となる新型コロナウイルスを作って、人というウイルスを抑え込もうとしているように見えてなりません。

 

 人類は負けない! 必ず新型コロナウイルスに打ち勝つ! その象徴として東京オリンピックも成功させる! と言ってはいますが・・・・ 人類が戦うべき相手は自分自身なのではないかと。

 

 やるべきことは、ウイルスに対抗するための薬やワクチン開発もわかりますが、それ以上に、人が地球に対してのウイルスにならないようにする対策であり、その取り組みだと思うのです。

 

 コロナウイルス感染が収まってきたとしても、地球を汚し続ければ、今度はもっと強力な地球にとっての抗体、人にとってのウイルスを地球は作り出し、新型コロナウイルスの感染力を持ちながらエボラウイルスのような致死率を持つスーパーウイルスで人(ウイルス)を駆逐しださないとも限らない。

 

 それを考えると、まだこの新型コロナウイルスはやさしい方なのではないかと・・・ 

 

 圧倒的に軽症で済む人が多い分、知らずに感染を広げてしまうという特徴は、人の活動を制限させるには最もやさしく効果的な方法であり、これほどの温暖化対策はないというくらいです。

 

 地球の資源を食いつぶすのが先か、地球が抗体を作って人を駆逐するのが先か・・・その前に未来を担う子供たちが、近い将来に全く新しいエネルギー源を開発してくれることを願わずにはいられません。

 

おすすめ

 

 昼間に行けたら、もっときれいに桜が見えたと思いますが、屋形船で見る夜景はきれいでした。

 

コロナウイルスを地球から考えてみる

 

コロナウイルスを地球から考えてみる

続きを読む≫ 2020/05/04 12:21:04

シロハ便り第134号 2020年3月

 

新型コロナウイルスを正しく恐れる

 

 新型コロナウイルスの感染予防対策としてマスクをしている人が増えました。咳エチケットとしてもかなり広まっています。

 

 そもそも咳やくしゃみは、どのくらい飛ぶのかというと、2〜3mは飛ぶと言われています。感染者の濃厚接触者とは、この距離で接していた人のことを言います。

 

 そして、実際にこの距離で咳やくしゃみを浴びてなくても、その範囲にウイルスが飛び散って付着している物を触ることで、それを触った手で自分の口や鼻や目を触ると感染する可能性が高くなります。

 

 マスクでの予防は、混みあった場所や乗り物、集会場などで、感染者の咳やくしゃみを浴びて飛沫感染するのを防ぐことは出来ますが、それ以上に距離のとれる屋外などではそれほど必須ではありません。

 

 マスク以上に手洗いを徹底しましょう。

 

新型コロナウイルスを正しく恐れる

 

 新型コロナウイルスの影響は、もはや疑いようもなく日増しに大きくなっています。 
 連日報道されているように、多くの情報が飛び交っていますが、ここで一度整理して正しい認識のもとで正しく恐れ、対応することが必要だと思います。

 

 まず、コロナウイルスについてですが、コロナウイルスには今までで6種類が確認されています。 ヒトに蔓延している風邪のウイルス4種類と動物から感染する重症肺炎ウイルス2種類が知られています。

 

 以下、国立感染症研究所のホームページからの引用です。

 

1.風邪のコロナウイルス
ヒトに日常的に感染する4種類のコロナウイルス(Human Coronavirus:HCoV)は、HCoV-229E、HCoV-OC43、HCoV-NL63、HCoV-HKU1である。風邪の10〜15%(流行期35%)はこれら4種のコロナウイルスを原因とする。冬季に流行のピークが見られ、ほとんどの子供は6歳までに感染を経験する。多くの感染者は軽症だが、高熱を引き起こすこともある。HCoV-229E、HCoV-OC43が最初に発見されたのは1960年代であり、HCoV-NL63とHCoV-HKU1は2000年代に入って新たに発見された。

 

2.重症急性呼吸器症候群コロナウイルス(SARS-CoV)
SARS-CoVは、コウモリのコロナウイルスがヒトに感染して重症肺炎を引き起こすようになったと考えられている。2002年に中国広東省で発生し、2002年11月から2003年7月の間に30を超える国や地域に拡大した。2003年12月時点のWHOの報告によると疑い例を含むSARS患者は8,069人、うち775人が重症の肺炎で死亡した(致命率9.6%)。当初、この病気の感染源としてハクビシンが疑われていたが、今ではキクガシラコウモリが自然宿主であると考えられている。雲南省での調査では、SARS-CoVとよく似たウイルスが、今でもキクガシラコウモリに感染していることが確認されている。ヒトからヒトへの伝播は市中において咳や飛沫を介して起こり、感染者の中には一人から十数人に感染を広げる「スーパースプレッダー」が見られた。また、医療従事者への感染も頻繁に見られた。死亡した人の多くは高齢者や、心臓病、糖尿病等の基礎疾患を前もって患っていた人であった。子どもには殆ど感染せず、感染した例では軽症の呼吸器症状を示すのみであった。

 

3.中東呼吸器症候群コロナウイルス(MERS-CoV)
MERS-CoVは、ヒトコブラクダに風邪症状を引き起こすウイルスであるが、種の壁を超えてヒトに感染すると重症肺炎を引き起こすと考えられている。最初のMERS-CoVの感染による患者は、2012年にサウジアラビアで発見された。これまでに27カ国で2,494人の感染者がWHOへ報告され(2019年11月30日時点)、そのうち858人が死亡した(致命率34.4%)。大規模な疫学調査により、一般のサウジアラビア人の0.15%がMERSに対する抗体を保有していることが明らかになったことから、検査の俎上に載らない何万人もの感染者が存在していることが推察される。その大多数はウイルスに感染しても軽い呼吸器症状あるいは不顕性感染で済んでおり、高齢者や基礎疾患をもつ人に感染した場合にのみ重症化すると考えられる。重症化した症例の多くが基礎疾患(糖尿病、慢性の心、肺、腎疾患など)を前もって患っていたことが解っている。15歳以下の感染者は全体の2%程度であるが、その多くは不顕性感染か軽症である。ヒトからヒトへの伝播も限定的ではあるが、病院内や家庭内において重症者からの飛沫を介して起こる。年に数回程度、病院内でスーパースプレッダーを介した感染拡大が起こっているが、市中でヒトからヒトへの持続的な感染拡大が起こったことは一度もない。2015年に韓国の病院で起こった感染拡大では、中東帰りの1人の感染者から186人へ伝播した。
 (以上、国立感染症研究所のホームページより)

 

 今般の新型コロナウイルスは、SARSやMERSと同じように動物からヒトへの感染する肺炎ウイルスであり、当初はヒトからヒトへの感染は指摘されておらず、その対応の遅れが現状の大きな原因になっていると思います。

 

 今回の新型をSARSやMERSと比較してみると、SARSやMERSは感染して症状が現れてから伝播するのに対して新型は症状がなくても感染させてしまうことが大きな問題であり、感染拡大を招いています。

 

 重症化や死亡している方は、基本的に高齢者や基礎疾患(糖尿病、慢性の心、肺、腎疾患など)を前もって患っていた方々だということは共通していますが、今回の新型コロナウイルスの方が致死率は低いと言われています。

 

 免疫力の高いとされる20代の患者さんが重症化する例もありますが、免疫成分がウイルスと正常な細胞の区別がつかず正常な肺の細胞を攻撃すると肺炎を引き起こし重症化する可能性もあります。

 

 免疫にはウイルス攻撃系の顆粒球と異物攻撃系のリンパ球があり、その成分バランスが60対40の時に両方が正常に働きます。 しかし、その成分バランスは自律神経の交感神経と副交感神経のバランスにリンクしており、ストレス過多により交感神経が強くなりすぎるとそれにリンクしている顆粒球の成分が増えすぎてしまい過剰反応を起こすことがあります。

 

 今回の新型コロナウイルスに対しても、免疫が過剰反応を起こして重症化させるならば、中国で若い医療関係者が亡くなっている例もあるように、過労と強いストレスは危険であると考えるべきです。

 

 重症化している方は高齢者や基礎疾患を患っている方が多いのは確かですが、健常者と言えども、健康に見えて何もはっきりとした持病や症状がなくても、本当に健康である人ばかりではありません。

 

 こんな時ほど、よく食べ、よく寝て、よく洗う、という健康的な生活の基本が試される時だと思います。 普段からバランスの良い食事を取っていて、質の良いしっかりとした睡眠が取れていて、手洗いうがいをしっかりしている人ならば、今回の新型コロナウイルスに感染したとしても、まず軽症で済むでしょう。

 

 心配しすぎるのも軽視しすぎるのもいけませんが、正しく情報を認識し正しく恐れ、正しく対応することが最も大切なことです。

 

 そして、一番大切なことは、自分の健康状態を常に正しく認識しておくことであり、身体から送られてくる信号に耳を傾け“疲れたよ〜 痛いよ〜 だるいよ〜” などの身体からの声が聞こえてきたら、しっかりと身体を労わることを忘れないでください。 無理をすれば良いというものではありませんから。

 

 新型コロナウイルスが終息するまで、自分が感染しないようにする対策と万が一感染したとしても軽症で済むような健康維持と他人にうつさない対策をしっかりとしていきましょう。

 

 特に、健康な人は知らずに感染して症状にあまり出ない場合もありますので、咳エチケットは人にうつさない思いやりとして大切です。 自分はたいしたことがなくても重症化しやすい人にうつす可能性があることを考慮してしっかりと行っていきましょう。

 

 自分が感染しない対策は、人込みを避けることと手洗いです。 混みあっている電車やバスに乗る場合は、飛沫感染を防ぐためにマスクだけでなく目を守るためのゴーグルなども活用すると良いです。 

 

 つり革や手すりやドアノブなどを触った手で、目・口・鼻を触るのは避けましょう。外出先から帰ってきたら手洗いや消毒を徹底することです。 

 

 消毒用アルコールで手を消毒する場合は、充分に両手全体を湿らせるくらいの量で、15秒は最低湿らせておくことが必要です。 アルコールがない場合は石鹸で30秒くらい、両手の爪の先から指の間、手首までしっかりと洗いましょう。

 

 目・口・鼻への侵入経路を徹底して守り、冷静に対応しましょうね。

 

続きを読む≫ 2020/05/04 11:02:04