ほめる達人「ほめ達検定」
シロハ便り 第131号 2019年12月
先月は山形県の米沢まで、みーとれもんを連れて旅行に行ってきました。
例年は、10月の第3週に行っていたのですが気温が高いのと台風の心配から、今年から11月に行くことにしました。
今年は大正解でしたね。 例年通りなら10月の台風19号にドンピシャで当たっていたところでした。
今年は途中で那須に寄り、いつも行くパウワウでピザを食べ、山形へ向かいました。
那須も山形も紅葉は遅かったようで、葉っぱの色づきもあまり良くない感じでした。
春先に行く旅行も、いつもは5月の第3週なのですが、来年からは4月の桜が散ったころを見計らって行こうと思っています。
季節がおかしくなってきている感じがしますね。
ほめる達人「ほめ達検定」
パワーハラスメント(パワハラ)という言葉をよく聞くようになりました。 仕事で上司からパワハラを受けて問題になり、ブラック企業なんていう言葉もすっかり一般的になっています。
そんな中、部下や社員さんをほめて伸ばすという取り組みも増えています。 一般社団法人「日本ほめる達人協会」(大阪市西区)が主催する「ほめ達検定」というものがあり、その受講者が今年6月、累計5万人を突破したということです。
実際にパワハラのような暴言や叱責を受けた部下や社員は、その後仕事の処理能力や創造性が半分くらいになってしまうというデータもあるらしく、この「ほめる達人」のメソッドを社員教育に使う企業が増えてきているそうです。
外食チェーン「鳥貴族」や「住友生命保険」、航空会社「スカイマーク」、鳥取県庁や英会話学校「ECC」なども社員教育に導入していて、実際に業績を上げているそうです。 航空会社「スカイマーク」では、このメソッドを導入後、航空便の定時運行率が日本航空などを抑えてトップに躍り出ています。
この「ほめ達検定」は、どのような問題がだされるのかを少し見てみましょう。
ほめ達検定の問題と解答例(ほめ達検定3級試験問題から)
●短所を長所に言い換えてください。
【短所】 【解答例】
・わがままだ ⇒ 積極的、自分の主張に自信がある
・ケチだ ⇒ 節約家、堅実、金銭感覚が鋭い
・空気が読めない ⇒ 人に流されない、場の空気を変える力がある
・落ち着きがない ⇒ 元気が良い、遊び心がある、周りを常に見ている
・気まぐれだ ⇒ 発想力が豊かで常に新しい、刺激的だ
・出しゃばりだ ⇒ 世話好き、行動力がある
検定は講義と筆記・実技問題の2部構成で行うそうです。ほめる意義やこつを学び、まずは3級から、合格すれば2級、1級と受験資格が得られる仕組みです。 さらに習熟が進めば研修を実施する際の講師に認定されるということです。
人をほめることで部下や社員さんの意欲や能力を高める力が向上することが多いようですが、自分自身のストレス軽減にも大きな効力があるそうです。
短所よりも長所を見つける、またはそう言い換えるという文化が根付くことで、社会的なストレスが軽減されたなら、おそらく健康面でも大きな違いが出てくるでしょうね。
また、これは、自分自身の身体に対しても同じことが言えます。 たとえ身体に不自由なところや痛いところがあって、なかなか思うように改善していかない状態であっても、それでも少しでも前よりましになったとか、動くようになったとか、良い所、良い現象をとらえて、口に出して身体をほめてあげると身体の回復は早くなります。
逆に、少しずつ改善していても、痛いことのみに意識が向いていると、まだ痛いとかまだ治らないとか言ってしまいがちです。 一番治りたいとがんばっているのは自分自身の身体ですから、なるべくほめてあげてください。 少しでもがんばって良くなっているところを見つけるように努めてあげてください。 それが改善への最短の道です。
山形への旅行
米沢市のスキー場付近から見た山の紅葉ですが、イマイチですね
泊まった米沢のスキー場にあるペンション村の宿にあったドックランで、他に誰も泊まっていなかったので、みーちゃんと一緒に遊びました
鶴岡市にある有名レストラン「アルケッチャーノ」に行ってきました。
レベルが違う! すごい!ランチに行ったのですが、千葉から山形県鶴岡市へ日帰りでもディナーに行きたいくらいのお店です!
あとがき
11月19日に築地に10年通っていた栄寿司が閉店になりました。 ちょうどその日が火曜日だったので最終日に行けました。 お店には閉店を惜しむ常連さんでいっぱいでした。 みんな見たことある人ばかりで、ここのお寿司の思い出話に花が咲きました。
大将の話では、場所を借りたくてもオリンピックが終わるまでは、どこも高くて手が出せないので、オリンピックが終わったら場所を見つけてまた始めると言っていました。
オリンピック! 早く終われ! 僕らにはオリンピックより栄寿司の方が大事なんだ!
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