身体は同じことをしている

身体は同じことをしている

シロハ便り 第124号 2019年5月

身体は同じことをしている

 

 3月に那須へピザを食べに行ったら臨時休業でした。そこで、4月にもう一度行ってきました。
 4月の第2火曜日に行ったのですが、なんと雪が降ってきました。

 

 今年は、家では、雪はちらっと舞ったくらいで、夜に降って朝方に薄っすらと雪が残っていたくらいなので、今シーズン初雪のような感じでした。

 

 お店に入る前に、お店の駐車場に車を停めて、みーとれもんを連れて、その周辺をお散歩するのですが、3月に行った時は暑いくらいだったのに、今回は細かい雪が吹雪のように降っている中でのお散歩でした。

 

 それでも、みーもれもんも元気にお散歩して楽しんでいました。 特にみーは猫なのに、雪の降る中を皆と一緒にちゃんと歩いていたのが可愛かったです。

 

 お出かけ上手のみーとれもんを連れて、5月は清里へ行ってきます♪

 

身体は同じことをしている

 

 生命が地球上に誕生してから現在に至るまで、ずっと一貫して1つの命題が細胞に刻まれています。
 それは、『生存せよ!』です。

 

 それは、ただ1個の細胞として生まれた原子生命体から脈々と受け継がれてきたものです。 その命題は、生物の脳幹に受け継がれており、脳幹が原子脳ともいわれる所以です。

 

 脳幹は、常にどのような環境下であっても、生存するために絶対必要なことを取捨選択し実行しています。

 

 つまり、何か身体に不調が起こったとしても、そしてそれが修復困難なものであっても、生存するために最善の処置は施され続けているのです。

 

 身体に不調や痛みが発生した場合、完全に修復できるものならば勝手に修復していきます。 しかし、それが毎日の習慣などにより繰り返し発生し続ける慢性的なものであれば、完全には修復しきれず慢性症状として残るか、古傷となっていつまでも残ります。

 

 完全に修復できない箇所が残ったとしても、脳幹は生存させるために日常生活において支障が起こらないように最善策をこうじます。

 

 身体への負担が集中して、よりダメージを大きくしないように、骨格のバランスを変化させ移動させて、痛点をズラすとか、脳内麻薬で古傷の痛みを麻痺させるとか、脳から送られる電力を弱めてダメージ部分の筋力を落とし動きを抑制するなどをして、必死に生存しやすいような状態を保つため支えてくれています。

 

 身体に不調や痛みが発生した時に、身体が悪くなっていくように感じる人が多いようですが、悪さをしているのは自分自身であり、身体は修復、改善、最善策を必死に模索し、良くしようと頑張り続けています。

 

 悪さをしているのは、身体が、もう無理と言っているのに必要だからと無理をさせ続けた、あなた自身です。

 

 身体は何も悪いことはしていません。 酷使され、異常を必死に訴えているのに無視され、あるいは薬でごまかされ、いじめつづけられても、それでも必死で生存可能な状態を作り続けています。

 

 では、身体は頑張って良くしようとしているのに、なぜ、不調が続き慢性症状や痛みがいつまでも続いてしまうのか?

 

 それは、身体が修正の修正の修正・・・を繰り返しているからです。 まず、起点になるゼロポイントがズレているから、その修正の修正の修正・・・が繰り返されてしまっています。

 

 それでも、その現状で、なんとか支障が出ないように頑張り続けてくれているのが、今のあなたの身体です。

 

 そこで、私が行っているのは、その起点となるゼロポイントのズレを合わせることです。 この部分が上部頸椎にあたり、頭部の重心が背骨の正中線に正確に重なり合うようにするための重要部位なのです。

 

 そして、そのことを身体も知っています。 ここさえ合わせてくれたら、あとはどう動けば正しい位置に戻していけるのか分かるのにと思っているのも身体です。

 

 要するに、身体は常に同じことを行っているにすぎないのです。 ゼロポイントがズレたから修正の修正の修正・・・を繰り返し、なんとか支えている時も、その現状での最善策を行っているだけであり、ゼロポイントのズレが修正されると正しい身体の形へ、今まで修正を繰り返し移動してきた骨格の変化の工程を、正確になぞりながら戻っていきます。

 

 身体が痛くてしょうがない時も、慢性症状に悩まされている時も、いままでなんともなかったのに、あちこちに不調や痛みが噴出してきている時も、身体が悪さをしようとして起こしているのではなく、今まで必死に支え続け修復させ続けてきたものが限界に達してもう無理と言っているだけであり、それでもその現状でなんとか生存させようと必死の改善への努力をやり続けています。

 

 そのような不調へ向かって動いていっている、その変化の方向を、身体の調子がよかった時の方へ、向きを変えてあげさえすれば、身体は喜んでその修復力で正しい方向へ進んでいきます。 それでもやっていることは同じです! 良くしたいだけです!

 

 私もよく聞かれることですが、「治りますか?」と聞いてくる人がいます。 でも、私はこう答えています。

 

 「僕は何も治していないのでわかりません!」と。

 

 前提として、民間療法なので、治るとか治療するとか言えないし出来ないのが法律ですので、治る治らないとか診断とかできません。

 

 ただ、そもそも論を言えば、医者だって治せないです。 自分の身体を修復するのは自分の細胞と脳の働きであり、それを補助するのが医療だと思うからです。

 

 あくまで、治すのは自分です。 そして、医療は痛みに対して対処療法をします。 
 私は、身体の進んでいく方向を変えるだけです。

 

 自分で治せないものは治りません。 ただ、戻していくべき形へ進ませることはできます。 がんばって進み続けてください。 その先に、色々な不調や痛みが消えている自分がいるかもしれません。 私はそれに対して何の保証もしませんし出来ません。 そのかわり、正しい形へ戻っていくプロセスは知っています。

 

 そして、身体は常に、あなたを生存させ続けようと必死で今も頑張り続けています。

 

春のなごり

 

4月は気温が低めだったのか、桜もだいぶもちましたね。 満開の桜の元で、大あくびをするれもんと、同じ4月でも雪が降った那須の石窯料理のお店がら撮った写真です。
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