冷え性の改善に向けて・・・
シロハ便り第2号 2009年3 月
先月第1号をお送りさせて頂きましたところ
あたたかいお手紙や、激励のお声を頂きました。
本当にありがとうございます。
また、先月も多くの方にご来院頂きました。
毎日が感謝でいっぱいでございます。
今月号より、皆様がお話くださったお悩み、ご相談のなかで
参考になりそうなものを掲載していきますので、お楽しみに!
Nature needs no help.(自然は助けを必要としない)
自然から授かった命は、常に循環をしています。
生きているということは循環していることであり
それが止まると生命活動は止まります。
体の調子のいい時は好循環であり
悪い時は、悪循環です。
自然は常に循環をしています。
熱、水、エネルギー、地殻、マントル、大気、
すべてが宇宙の法則により循環し
その中で、命を生み出し続けています。
自然は、誰の助けも必要とせず
循環の中での自浄作用で全て癒してしまうのだから
人間も自ら治っていく、治癒していく循環の力があるはずだ!
というのが、上部頸椎の調整法の生みの親
B.J パーマー氏の理念です。
自然治癒力を最大限に発揮するため
上部頸椎の調整により生み出された好循環は
あなたを一生守りつづけてくれると信じています。
冷え性の改善に向けて・・・
体の不調や慢性痛にお悩みの方は
冷え性の人がとても多いです。
今年は暖冬かもしれませんが、冷え症をお持ちの方にとっては
どんな冬でも辛いものです。
これから暖かくなりますが、寒暖の差が大きくなるので
寒い思いはし続けますし
夏になれば冷房にさらされ冷えが体に蓄積されていきます。
脳幹活性による血行の改善は、冷え性の改善に特に効果を発揮しますが
日常生活においての体質改善に取り組むことも健康維持のためには
とても大切なことです。
ここで、いくつか冷え性対策にとても効果の高い方法をご紹介しますので
興味のある方は、お試しください。
@半身浴のすすめ
42 度以上の熱いお湯で全身浴をすると、その熱を体は強い刺激と認識し
自律神経の交感神経(緊張させる神経)を優位にさせ体を緊張させます。
すると、体は熱を内部に伝わりにくくしようとするので
熱いお湯につかっても体はあたたまりません。
逆に湯ざめしやすくなり寒い冬には逆効果です。
38度〜41度のお湯で、おへそかみぞおちから下で、半身浴をすると
副交感神経(緩める神経)が優位になり、体の芯からあたたまります。
20分〜30分汗ばむくらいまで、がんばってみてください。
ただし、のぼせる前にあがってくださいね。
A 陽性食物を意識して摂るようにする
食物には、陽性と陰性があります。
陽性食物とは、体をあたためる効果のあるもの
陰性食物は、体を冷やすものです。
特に冷え性の人は、陰性食物を控えて陽性食物を
多く摂る事をおすすめいたします。
代表的なものは次の通りです。
陰性食物(体を冷やす) | 陽性食物(体をあたためる) |
---|---|
・南方産のもの
・白砂糖
・柔らかいもの
・生野菜
・体を冷やす飲み物 |
・北方産のもの
・赤・黄色のもの
・固いもの
・体を温める飲み物
・根菜類 |
B体をあたためる飲み物をとる
生姜をすって紅茶に入れ、はちみつか、黒砂糖、プルーンを好みで入れて
1日3杯〜6杯とるようにする。
体をあたためることは、とても大切です。
冷え性だけでなく、さまざまな病気の予防にもなります。
詳しくは、この書籍を読んでみてください。
題名 「体をあたためると必ず病気は治る」
著者 石原 結實
発行所 三笠書房
価格 1,300円+税
冷え性の改善に向けて・・・関連ページ
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- 体を温めることの大事さや、半身浴のすすめを解説しています。
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