白葉整体院

シロハ便り バックナンバー集について

皆様、いつもお世話になっております。 

 

 

白葉整体院のニュースレター《シロハ便り》を毎回読んで頂き本当にありがとうございます。

 

中には、楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるようでとても励みになっております。

 

 

2009年の2月より、毎月1回、発行させていただいておりますので2013年1月現在で、もう、まる4年になります。

 

バックナンバーもずいぶんと溜まってきましたので、紙での印刷・管理が大変になってきました.。 そこで、こちらに全てのバックナンバーを掲載していくことにしました。

 

 

こちらで管理することの良いところは、テーマごとにカテゴリー分けできることで腰痛のことについて書いたもの、ストレスについて書いたもの、首について書いているものなどそれぞれをまとめて読むことができます。

 

 

毎回思いついたことを書いていましたので、毎回テーマがバラバラでした。

 

シロハ便り第1号から、順に掲載していきますが、サイドバーのカテゴリーでそれぞれのテーマにまとまります。

 

ご活用していただけましたら、幸いです。

 

シロハ便り第118号 2018年11月

 

収支が合わない

 

 先月、毎年恒例の福島へ旅行に行ってきました。例年は第3週の火曜日から行っていたのですが、今年は予定が合わず、第4週になりました。

 

 いつもは紅葉には少し早いようでしたが、今年は1週遅れたこともあり、紅葉がばっちりでした。裏磐梯からゴールドラインという峠道をドライブして鶴ヶ城公園へ行ったのですが、名前のとおり黄金色の紅葉で色づいていました。

 

 鶴ヶ城公園へ行ったのは、そこに車をとめて、ソースカツ丼を食べに行くのが目的でした。 テレビでも紹介された名物店で『白孔雀食堂』、メニューはソースカツ丼のみ。 甘いソースでまずますおいしかったです♪

 

収支が合わない

 

 消費税が8%から10%へ上がるまであと1年ということで、軽減税率だとかポイント還元だとかで何かと騒がれていますが、日本の収支は税収入が40兆円くらいなのに予算が100兆円なので借金は膨れるばかりですよね。

 

 超高齢社会で社会保障費も膨れるばかり。 健康保険もいつまで支えきれるかわかりません。 収支が合わないならば、色々破綻したり弊害は必ず表面化してくるでしょう。

 

 必要だからといって、使い続けたり、やり続けても、それを補うものがなければ傷が深くなるばかりですし、このことはお金のことばかりでなく、自分の体にも当てはまります。

 

 ダイエットで言えば、摂取カロリーより消費カロリーが多くならなければ何をやっても痩せません。 当たり前ですよね。

 

 では、体に不調がある時はどうでしょう? 痛いところがある場合、そこにかかる負担よりも回復力が上回らなければ治りません。

 

 お金で考えれば当然の収支のバランスが、どうも自分の体のこととなるとあまり実感がないようで、自分の体が痛いと言っているのに、普段と同じことを無理してやっている人が多すぎます。

 

 痛いのなら、動かさない。 安静にさせる。 いたわる。 負荷をかけない。 ・・・ 当たり前です!

 

 それが出来ずになかなか治りません。 ・・・ 当然です! 

 

 自分の体というものは、体の問題個所を全力で治し続けています。 その上で、今は修復中だから、ここは負荷をかけないでね!と痛みを出して知らせてくれています。
 それを無理してがまんして動かし続けたり、痛み止めで痛みを麻痺させて使い続ければ、治そうとがんばっている体の回復力を上回り、よくて帳消し、悪いと悪化します。

 

 痛みに対しての体にかかる負荷(ダメージ)と回復力の収支が合わないかぎり、どんどん体の中に古傷という借金が増えていくことを肝に銘じてください。

 

 体は何も突然、何の理由もなく不調を訴えてくるわけではありません。 あなたの体は、日々、生きていくことで負う様々なダメージから、常に体を守り修復をし続けています。 それでも痛いとか不調を訴えてきた時は、あなた自身が無理をさせ続けた結果どうしても回復しきれない部分があるよと体が訴えてきた時です。 

 

 体が、このままだと壊れるぞ!いいかげんにしなよ!と言ってきているのに、それでも同じことを必要だからといってやり続ければ、当然収支のバランスが崩れ、体中借金まみれになり、しまいには動かなくなる。

 

 あなたの家の家計で考えて、収入より出費が多いような状況なら、まず何をしますか? 当然、まずは出費を抑えるでしょう。 じゃあ、なぜ、体は?

 

 収支のバランスが悪いならば、方法は2つしかありません。 出費を抑えるか収入を増やすか。 でも、家計においては収入を増やすことはすぐには難しいでしょう。 だから出費を抑えることを最優先でやるわけですよね。

 

 これが体の痛みならば、一般的には同じです。 体の回復力自体はなかなか増えませんから、なるべく安静にしてダメージを減らす。 痛み止めを処方されますが、本来痛み止めは、痛くて安静にもしていられない時に緊急処置として使うもので、基本は安静にするために一時的に飲むものです。 決して、痛みを麻痺させ無理が出来るようにするためのものではありません。 本来医療においても、鎮痛剤を処方する時には、これを厳しく注意させ、乱用は絶対に控えさせるべきです。

 

 しかし、私の施術を受けている方達は、収支の面で、体を回復させる力を本来の持っている最大限の回復力に引き上げることが出来ます。 つまり、収入も増やせるということです。 だから、施術後は無理も出来てしまう。 でも、ちょっと収入が増えたからといって、またどんどん浪費していれば、またさらに借金は増えます。

 

 一度増えた借金は、一発で簡単に返済は出来ません。 体も同じです!

 

 施術によって回復力を増やしても、体をいたわり、痛みの声に耳を傾けることをしなければ、今までさんざんあなた自身によって痛めつけられ、体の中に貯めこまれた古傷という借金は減っていきません。

 

 絶対に勘違いしないでくださいね! 私の行っている施術は、いっとき体を楽にさせ、あなたに無理が出来るようにするものではありません。

 

 体が本来持っている回復する力を引き出し、溜まりに溜まった古傷をたたき出し、体が回復可能な限界までしっかり回復させるための施術です。

 

 一度、よく考えてみてください。 いつ爆発するかわからない借金をかかえて、それを無視できなくなるまで無視し続け、無理を重ねますか?
それとも着実に借金を返済し、本来の健康を取り戻しますか?

 

旅上手の二人

 

 旅を満喫している、みーとれもんです(^^♪

 

収支が合わない

 

収支が合わない

 

収支が合わない

 

あとがき

 

 今回の旅行で泊まった所は裏磐梯にあるAKABEKO(あかべこ)というペンションでした。 部屋は普通の2DKの借家のような作りで、キッチンもありスキー客がみんなで泊まってざこねや自炊ができるような感じでした。

 

 お風呂は普通の浴室しかなく、温泉は近くのホテルの日帰り入浴の割引券をもらって車で行ってくる感じです。

 

 夜はほとんど灯りがなく、クマも出るので注意するように言われました。 スキーシーズンには賑わうのでしょうけど、オフシーズンだからかあまり人もいなくてのんびりと休養してこれました♪

 

 

シロハ便り第117号 2018年10月

 

インフルエンザについて

 

 先月、中学校の同窓会があり行ってきました。卒業してから35年の年月が流れ、そして初めての同窓会でした。

 

 当時は校則が厳しい時代で、男子は坊主頭で女子はおかっぱか三つ編みのおさげしか許されておらず、それ以来35年ぶりに再会となったわけです。
 クラスメイトはともかく、クラスの違う同窓生は、『あれ、だれ?』から始まり、全く思い出せない人やなんとなく面影が残っている人まで、いろいろで楽しかったです。

 

 当時の卒業アルバムを持ってきていた人がいて、みんなで見ていたのですが、昭和58年卒業当時のアルバムは白黒で、しかも集合写真だったんですね。 そんなに昔だったのかなあと思いました。

 

 上も下もいない、みんな同い年の昔の友達同士の飲み会が、とても楽しかったです♪

 

インフルエンザについて

 

 猛暑が終わり秋から冬に季節が移ってくるにしたがって体調を崩す人も増えてきます。 その中でも怖いのがインフルエンザの流行です。 イメージとして12月頃から流行りだすように思っていますが、今年は9月の時点でインフルエンザによる学級閉鎖が発生しており油断はできません。
 今回はインフルエンザについての予備知識としていろいろ調べてみました。 

 

 まず、インフルエンザの種類についてですが、大きく分けてA型とB型とC型に分かれます。 その主な特徴は以下のとおり。

 

●A型・・・高熱が出て関節が痛くなる、最も一般的なイメージのあるインフルエンザ
●B型・・・ふつうの風邪くらいの熱しかでないが下痢や腹痛がともなうお腹の風邪のような症状が多い
●C型・・・4歳児以上ではあまりかからない。ほとんどの大人は免疫をもっていて、かかっても鼻水くらい

 

 ということで、やはりやっかいなのはインフルエンザA型です。 重症化すると、肺炎などの呼吸器系の合併症や脳炎・脳症を引き起こすこともあり、高熱が出てのどが痛くなり関節も痛くなります。

 

 (以下、厚生労働省 平成19年12月 インフルエンザ基礎知識からの出典です。)
 A型インフルエンザウイルスはさらに144種類もの型(亜型)に分けられますが、そのうち、人の間でいま流行しているのは、A/H3N2(香港型)と、A/H1N1(ソ連型)の2種類です。これらのウイルスはさらにそれぞれの中で、毎年のように小さい変異をしています。

 

 B型インフルエンザウイルスは2種類(山形型、ビクトリア型)ですが、同様にその中でさらに細かい型に分かれます。

 

 これらのA/H3N2(香港型)、A/H1N1(ソ連型)、B型が同時期に流行することがあるため、同じシーズンの中でA型インフルエンザに2回かかったり、A型インフルエンザとB型インフルエンザにかかったりすることがあるのはこのためです。また、それぞれの細かい型に対する免疫反応(抵抗力)は少しずつ異なるので、人はインフルエンザウイルスの変異に追いつけず何回もインフルエンザにかかることがあります。

 

 また、今までにない新型インフルエンザが出現する可能性もあり、ヒトの間で長い間流行しなかった新しいタイプのインフルエンザウイルスによるインフルエンザへの警戒も高まっています。

 

 現在、ニワトリなどにとって毒性の強い鳥インフルエンザウイルスH5N1の流行が収まらない中、遺伝子が変異してヒトからヒトに感染するタイプになる可能性が最も危惧されています。
 新型ウイルスにはほとんどの人が抗体をもっていませんので、もし流行した場合、爆発的に世界中で大 流行すると考えられています。

 

 インフルエンザの治療に用いられる薬としては、抗 インフルエンザウイルス薬があります。これは、医師 がその必要性を判断して処方されます。 その他、インフルエンザウイルスには直接効果はありませんが、解熱剤やインフルエンザに合併する肺炎 や気管支炎に対する治療として抗生物質等が使用されることがあります。

 

 抗インフルエンザウイルス薬としては、タミフル (一般名:リン酸オセルタミビル)、リレンザ(一般 名:ザナミビル水和物)、シンメトレル(一般名:塩 酸アマンタジン)があります。

 

 抗インフルエンザウイルス薬を適切な時期(発症か ら48時間以内)に使用を開始すると、発熱期間は通 常1〜2日間短縮され、ウイルス排泄量も減少します。 なお、インフルエンザの症状が出てから2日(48 時間)以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待 できません。

 

 インフルエンザワクチンを接種することで、インフ ルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被 害を最小限に留めますが、100%近い効果を期待することはできません。

 

 また、残念ながら十分な効果が現れないこともあります。 ワクチンの接種を受けないでインフルエンザにかかった65歳以上の健常な高齢者について、もしその人が 接種していたら約45%の発病を阻止でき、約80%の 死亡を阻止する効果があったと報告されています。

 

 小児については、1歳以上で6歳未満の幼児では発病を阻止する効果は約20〜30%で、1歳未満の乳児では対 象症例数が少なく、効果は明らかでなかったという報告があります。

 

 さらにワクチンの効果は、年齢、本人の体調、免疫状況、そのシーズンのインフルエンザの流行株とワクチンに含まれているウイルス株の合致状況(流行する ウイルスのタイプの変化)などによっても変わります。

 

 しかし、特に65歳以上の方や基礎疾患がある方(心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能に障害があり身の周りの生活を極度に制限される方、又はヒト免疫不全ウイ ルスにより免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方)は、インフルエンザが重症化しやすいので、かかりつけの医師とよく相談のうえ、接種することを決めて下さい。

 

 わが国のインフルエンザワクチンは、世界保健機関 (WHO)が推奨したウイルス株を参考にして、前シーズンの流行状況などからその年の流行の中心となるウ イルスを予測して、毎年作られています。 ワクチン接種による免疫の防御に有効なレベルの持続期間はおよそ5ヵ月ですので、毎年流行シーズンの前(12月上旬頃まで)に接種することをお勧めします。 予防の基本は、流行前にワクチンを接種することです。

 

 

 ということですので、皆様適切な予防と対処をするための参考にしてください。 なお、インフルエンザはインフルエンザウイルスを病原とする気道感染症です。 
 つまり、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫(ひまつ)と共に放出されたウイルスを、口や鼻から吸い込むことによって感染します(これを「飛沫感染」といいます)

 

 ということは、うがいや手洗いは基本として、のどに菌が入りづらくすることと、のどに菌がいるうちに退治してしまうことが有効な予防法です。 その方法は、口でなくて鼻で呼吸をすることと、5分〜10分おきにお茶を飲んで菌を胃に流してしまい胃酸で殺してしまうことが有効になります。

 

 あと一番大事なのは、自己免疫力を高めておくことです。 バランスの良い食事と充分で良質の睡眠、お腹を冷やさないこと、ぬるめのお湯で半身浴をしてじっくりと体の中から温めることなどが大切です。

 

おすすめ

 

 れもんとみーのシャンプーで、濡れた身体を乾かすのに普通のドライヤーを使っていましたが、トリマーさんご用達のドライヤーを買ってみました。 風がほんのりと温かくて水気を飛ばすパワーがあります。 問題は音かな・・・。


シロハ便り第115号 2018年9月

 

サイボーグ”ハル”

 

 8月は酷暑に加えて台風が9個も発生し、異常気象が顕著になって現れました。気象庁の発表する気温も計測する場所で違うので、
普段生活している場所ではそれ以上の気温になっていると思います。

 

 のきなみ体温を超える気温が続いたということになり、熱中症というより生命維持が大変なほど、苛酷な環境だったと言えると思います。

 

 体が暑さに慣れてくると感覚が鈍くなって、体の異変に気付きにくくなることがありますので、早目早目の対策をするようにしてください。

 

 9月も残暑とはいえ、油断できませんので充分に気を付けてくださいね。

 

サイボーグ”ハル”

 

 もはやアニメの世界が現実に! リハビリなどで使われているサイボーグ型ロボット”ハル”がすごいです。ハルはアルファベットで表記されていますが、コピーライトがついているので面倒なので”ハル” と書いておきます。

 

 このハルは、脳卒中などで脳の神経が麻痺し、歩行が困難になったり、手足に障害が出た時のリハビリ用として医療の現場ですでに使われています。歩行が困難な人の場合は、障害の出ている方の足にハルを装着し、歩く動作を補助します。 その仕組みは、脳が動かそうとする信号をセンサーで読み取り、その動作をハルが行うことで歩行を補助するというものです。

 

 筋肉は脳からの電気信号が届かなければ動きません。 脳の神経系に問題が起きると脳の出す信号が筋肉に届かなくなるので、動かせないところができてしまいます。
 これをハルが補助し、脳の信号を読み取り、筋肉に信号が届かなくてもハルがその動きを体にさせることで、事実上筋肉が動いたことになります。すると、脳に、筋肉が指示通りに動いたという信号が返されます。

 

 これを繰り返すことで、脳と神経と筋肉の関連性が高まり、問題があり本来の10%くらいしか神経系の伝達ができていない人でも、その10%の神経系をさらに効率よく使うことや、別の神経系が活性化され代用してくれるようになり、次第に自立して動かせるようになるというリハビリ方法です。

 

 このシステムは、神経系に問題があり障害が出た時には、非常に有効なすばらしいリハビリ方法だと思います。実際にかなりの成果も出ているようです。
 また、足が動きにくく歩行が困難な場合は、いち早くこのリハビリを行うことで、かなりの機能回復が望めるということが実証されてきています。

 

 一方、足の筋肉を動かすリハビリは比較的効果がでやすいのですが、腕や手が麻痺した場合は足よりも回復が困難で、手の動きは足よりも繊細で細かいので、従来のリハビリでは効果が出にくいものでした。 
 この場合でも、腕と手(指)に装着するタイプのハルも開発されており、本格的な実用化に向けて臨床実験中のようです。

 

 障害の出ている手足の動作を補助することができるハルですが、健常者が使うと自分の持つ力よりも大きい力を出すこともできます。重い物を持つ重労働の仕事や介護の現場でも、いつもの作業をハルの補助によって軽くすることができ、腰痛予防などの対策として期待されています。

 

 災害現場などでは、ハルのシステムを搭載した全身装着型のスーツが開発されており、チタンと強化プラスチックでできた全身フレームと放射線を通さないジャケットに内部の温度を下げる冷却装置などを装備しています。 約1分で着脱でき、全天候対応で活動が可能という、もはや見た目もロボコップか仮面ライダーのようで、かっこいいです。

 

 筋肉を動かす脳の電気信号と神経の関係が研究され、様々な分野で活用されることはすばらしいと思います。さらに進化し、もっと多くの分野で助けになる技術が生まれることを期待したいですね。

 

 そのついででもよいので、脳の信号が弱くなる原因として、脊髄の神経圧迫が医学的にも見直される日が来るといいなあと思います。

 

 筋力の低下は、筋肉の衰えを謳う前に脳からの電力低下を見ることが、全ての医療関係者やスポーツの分野で認知されたなら、どれほど無駄な怪我やリハビリや薬や時間が減少することか。 どれほど健康寿命が延びることか。

 

 いつの日か、脳が制御している全身の生命活動にかかわる電気系統が、全て明らかになり、それをAIで完全にコントロールできるようになったら、本当のサイボーグや完全な人型ロボット(アトムみたいな)が誕生するでしょうね。

 

 それと同時に、人の健康に関して、脳の電気を意図的に制御して、新たな治療方法が開発されるかもしれないと密かに期待しています。

 

おすすめ

 

 血管の詰まりを改善し、高血圧の予防になり、強い抗酸化作用で活性酸素を抑える効果があるとして注目を集めているカカオポリフェノールが最近ブームになり、カカオ70%配合のチョコレートがバカ売れしています。

 

 まあ、いいことは認めますが同時に砂糖の摂りすぎには注意が必要なので、摂取量には気を付けましょう。1日に摂取してよい量のおおよその目安は25gくらいで、板チョコの3分の1くらいです。

 

 チョコを食べてもいいのですが、カカオといえば日本のチョコの消費量は年間28万トンくらいで世界第6位に位置し、日本に輸入されるカカオの約7割はガーナ産のものです。

 

 そのガーナを含め、西アフリカのカカオ生産における児童労働が問題になっており、小規模の家族経営では小さな子供も労働力として扱われ、学校に1度も行っていない子も大勢います。 また、人身売買によって子供が取引されており、奴隷労働者として各地から集められている実態も未だに改善していません。

 

 塩分を多くとる国でもガーナでは高血圧の人が少ないと、テレビでカカオポリフェノールが高血圧に効果があるように取り上げていましたが、カカオ生産地の子供たちは一度もチョコなど口にできないくらい貧困です。

 

 このような現状に、消費国や欧米諸国の政府機関や国際協力NGOなどが様々な取り組みを行っていますが、日本ではまだまだ認識が薄くほぼ無関心でチョコを食べています。

 

 健康に良いというだけでなく、ガーナの子供たちのことも少しだけでも考えて、チョコを食べてみてください。商品を購入するとその一部がガーナ支援のための寄付金になるものがあります。

 

 詳しくは、国際協力NGO『ACE(エース)』のホームページをご覧ください。 チョコも販売しています。 その中で、カカオ70%のチョコをご紹介します。

 

サイボーグ”ハル”

 

スマイルカカオダークチョコレート
(フェアトレード)1kg

 

 3,240円

 

<認定NPO法人ACEの活動支援地域で採れた
100%チャイルドレイバーフリー(児童労働なし)
カカオを使用したチョコレート>
ご購入はこちらから

 

 

 

シロハ便り第114号 2018年8月

 

僧帽筋にかかる負担

 

連日の酷暑、特に今年の暑さは異常です。気象庁の長期予報では、短いスパンで、冷夏と猛暑が繰り返され、平均気温はどんどん上がっていく気配らしいです。

 

 温暖化が原因ですが、今年の酷暑の一番の原因は強烈な太平洋高気圧です。 気圧が高いので、上から蓋をされているような状態になり、夜に
なっても気温が下がっていきません。

 

 体への影響は熱中症だけではありません。 高気圧によって体にかかる気圧が強くなるので、体の内側からも押し返しており、内外から締め付けられる筋肉は緊張が強くなります。

 

 気温が高いと筋肉は緩むと思いがちですが、逆に筋肉の緊張は強くなり特に古傷が痛む現象が起きます。 私も去年手術した右ヒザに1日だけ痛みが出ました。 皆様も無理をせずお気を付けください。

 

僧帽筋にかかる負担

 

 下を向いて何かをしている時間ってかなりあると思います。 勉強したり本を読んだり、事務仕事やパソコン仕事、農作業や草むしり、料理や洗い物、スマホを見ている時など、かなりの時間下を向いています。
 その時に肩から肩甲骨、背中にかけての僧帽筋にどのくらいの負担がかかっているかご存知でしょうか?

 

 頭の重量は5〜7kgと言われています。 仮に6kgだとして、首を15°下に向けると僧帽筋にかかる重さは12kgにもなります。 首が30°傾くと僧帽筋には18kg、45°傾くと22kg、60°傾くと27kgもの重さが僧帽筋にかかります。

 

 その状態で長時間いれば、肩・肩甲骨・背中がきつくなるのは、火を見るよりも明らかです。 そこからまた派生して、腰回りの筋肉も硬くなります。

 

 特にデスクワークをしている人は、最低でも30分に1度は立ち上がり、ふくらはぎを動かすために歩きまわったり、踏み台を昇り降りしたり、肩を回して肩甲骨を動かす体操をしたり、背中を伸ばすように何かにぶら下がったり、何かした方がいいです。
 スマホやゲームを長時間やっている子供さんは本当に注意した方がいいと思います。 健康被害は目が悪くなるだけに留まらず、どこまで影響が及ぶか想像もできないほどです。

 

 椅子に座ってうたた寝をしている人や電車の中で寝ている人を見かけますが、頭を垂れて寝ている姿勢はかなりまずいので、注意してください。首がほぼ直角に曲がって頭が垂れていますので、首・肩・背中にかかる重量は30kg以上でしょう。
 毎年会津に行って買ってくるお米の袋1つが30kg、家で使っているウォーターサーバーの水のボトルが5ガロンで約20kgです。そんなもんが背中にぶら下がっていると思ったらゾッとします。 

 

 よく、姿勢が悪くなるのはバッグを片側だけにかけて持っているからでしょうか?と聞かれることがありますが、逆に聞きたい、あなたのバッグは30kgもありますか?と。

 

 なぜ、首がズレてくるのでしょうか?ともよく聞かれますが、いやいや、自分の生活を見てみれば、ズレない理由の方がないでしょう。そのくらいの負担を日常生活の中で負っているのです。 

 

 しかも、上記の僧帽筋かかる重量は、健全な骨格の人が基準になっています。そもそも頭を支えている頸椎がズレていれば、いくら姿勢をよくしようと努力しても、何もしていなくても体にかかる負担は非常に大きなものになります。
 その上で、首を傾け頭が垂れる状態になれば、さらに複雑に変な所に負担がかかりダメージを負います。

 

 さらに、このダメージをもっと深刻にしているのが運動不足です。 背中の筋肉のハリや痛みは以外と分かりずらく、自覚症状がないので気が付きにくいです。 そして、そこを意識的に動かして筋肉のコリをほぐそうとはなかなかしないものです。

 

 そこで、当院では新たな試みとして、背中も施術することを始めました。 施術といっても背骨に沿って刺激を与えていくだけですが、首からしっかり調整しているので、筋肉の緊張が大幅に緩和されます。 その上で、さらに首の微調整を行うと首から背中にかけての背骨ライン全体に影響が及び、相乗効果が出やすいと判断しています。

 

 皆さん、背中を押されて、意外に痛点があることを自覚していなかったことに驚かれます。 そして何より気持ちいいようです♪

 

 始めたばかりでこれから検証していくことになりますが、おそらく、背中の緊張を充分緩めることによって、頸椎での施術効果は格段に高くなり、よりよい状態がさらに続きやすくなるのではないかと思っています。
 私の施術のやり方は、無理やり骨格を矯正したり調整したりするものではありませんので、何も頸椎だけにこだわる必要はないと最近思い始めました。

 

 今後、腰の方まで刺激をしていくかは検討課題にさせて頂きます。 その方がよければ取り入れますが、こちらの体力との兼ね合いも含めて検討していきます。 けっこう施術範囲が広がるとエネルギーの消耗が激しいです。 1日の施術可能人数に影響が出るかもしれませんので、ご予約はお早目に頂けましたら幸いです。

 

おすすめ

 

 熱中症対策に経口補水液という言葉をよく聞くようになりましたが、要は飲む点滴のようなもので、水と塩分とブドウ糖を混ぜたものです。 これを簡単に作るなら、500mlの水に1.5gの食塩と20gの砂糖を溶かすと出来るのですが、砂糖はブドウ糖と果糖が硬く結合した二糖類というもので消化吸収が悪く分解するのに大量のミネラルを消費するのであまりお勧めできません。

 

 その代わりにハチミツを使うと理想的な経口補水液が出来上がります。500mlの水に1.5gの食塩と大さじ2杯のハチミツを溶かします。

 

 ハチミツは、ミツバチの体内で唾液酵素などにより、ぶどう糖と果糖との単糖状態に転化されたものです。単糖状態であれば消化吸収がよく胃に負担もかけず、何より血糖値を一定に保つ働きもあります。
 ぜひ、試してみてください。


 

あとがき

 

 ゲリラ豪雨が激しさを増す傾向にあるらしいです。万が一、車が水没して動かなくなってしまった時に、脱出方法を1つ覚えておくといいと思います。車の窓ガラスを割って脱出する方法で、座席のヘッドレストを引き抜いて金具の部分をドアとガラスの間に差し、こじると簡単に割れるそうです。
 こんな豆知識を使う日が来ないに越したことはないですけどね。

シロハ便り 第114号 2018年7月

胃腸と免疫力

 

 今年も猛暑の予報が出ています。毎日のように熱中症に気を付けるよう、テレビでも呼びかけていますね。

 

 水分補給は言うまでもなく大切です。加えて塩分やミネラルの補給も大切です。

 

 水分補給が必要ということで注意してほしいことが、甘い炭酸飲料やスポーツドリンクなどは、熱中症対策にはならないという事です。

 

 砂糖や甘味料の入った冷たい飲み物も、たまには飲みたくなりますが、糖分は体の中で分解する時に大量のミネラルを消費してしまうので、熱中症対策にはなりません。

 

 ちゃんと混じりけのない水で水分を補給し、梅干や漬物などで塩分とミネラルを補給する、昔ながらのお茶の風景が一番の熱中症対策です。

 

 家にいても、喉がかわいてなくても、水分補給は忘れずに!

 

胃腸と免疫力

 

 暑い夏場は冷たいものを欲しがります。冷たい飲み物やアイスやかき氷など、おいしいですよね。 ただし、食べすぎ、飲みすぎには注意しましょう。
 冷たいものばかり摂っているとおなかをこわします。それはそうなんですが、それ以上にやっかいなのが、免疫力が下がることです。

 

 胃腸の調子と免疫力とは、とても密接な関係があります。お腹を冷やすと、腸内の温度が1度下がるだけで腸内細菌が数千倍に膨れ上がります。 
 その菌に対抗するために免疫機能に負荷がかかり過ぎてしまうと風邪やインフルエンザなどのウイルスが体に侵入してきた時に、それに対抗するための余力がなくなってしまいます。

 

 夏場にお腹を冷やしてしまうと、夏が過ぎて秋冬になった時に、空気が乾燥してきてウイルスが活発に活動を始めた時、肝心の免疫力が落ちていることになります。
 そこに加えてストレスが強くかかると、さらに免疫力が衰えます。

 

 子供たちが夏休みが終わり新学期になってから体調を崩すのは、夏場に免疫力が落ち、学校が始まるストレスが重なるためです。

 

 人の免疫機能には、リンパ球と顆粒球という2つの成分があり、体に侵入してくる敵と戦っています。 それぞれに役割があって、顆粒球は非常に細かいウイルスなどに対抗する免疫系で、リンパ球はもう少し大物が入ってきた時に対抗する免疫系です。

 

 顆粒球とリンパ球は、その成分バランスが決まっていて、顆粒球とリンパ球が60対40の割合の時に両方とも正常に働きます。

 

 この60対40の成分バランスの割合は自律神経に連動していて、交感神経と副交感神経のバランスと同じになります。 

 

 つまり、ストレスがかかり緊張させる交感神経が強くなるとそれに連動して免疫系の顆粒球の成分が多くなりすぎてしまいます。

 

 顆粒球は細菌攻撃系ですから、むやみにその成分が多くなってしまうと、体の中の攻撃しなくてもよい菌まで攻撃してしまい、肝心のウイルスが侵入してきた時に戦う力が足りなくなってしまうのです。

 

 また、そのことが腸内細菌のバランスも崩すため、ストレスが強いと胃腸が弱いという原因にも繋がります。

 

 日常、ストレスが強い人は免疫力が弱く、風邪もひきやすいし胃腸も弱い傾向にあり、そこから様々な体調不良に発展しやすくなります。

 

 逆もまたしかりで、腸内環境を整えておくと、顆粒球の成分バランスが落ち着くので、それに引っ張られてストレスによる交感神経の緊張を和らげることにも繋がります。

 

 だからこそ、夏場に冷たいものを飲みすぎたり食べすぎたりすると、胃腸に悪いだけでなく、ウイルスへの抵抗力もストレスへの抵抗力も落ちることになりますので、充分に気を付ける必要があります。

 

 近年、血液を1滴とるたけで、そこから癌を見つけ出す研究が盛んにおこなわれていますが、癌細胞は普通に出来ていて、それを免疫力が本来の力を発揮していればすぐにやっつけているものです。

 

 それを調べて、癌細胞があるからといっても、自分の免疫力でほとんどが問題にならないのに、それを根拠に治療にかかるのは問題があるのではという意見もあります。

 

 しかし、本来の免疫力が低下していれば、そういったリスクも大きくなることは言うまでもありません。 

 

 病気のほとんどは、自分が作り出しているものです。 健康でいるためには、体の本来の機能が充分に発揮される環境を、自らの手で作り続けなければなりません。

 

 バランスの良い食事であったり、ストレスコントロールであったり、適度な運動であったり、そのようなことは極端にやればいいというものではありませんが、何のためにやっているのかはよく理解しておいたほうがいいと思います。

 

 健康は、何かを特別に注意していても何かが欠けていれば結果はマイナスです。 掛け算のようなもので、1つでも大きなマイナスがあれば結果はマイナスとなります。

 

 体を作る食事と栄養、ストレスを溜めない精神衛生面、無理なくできる適度な運動、それらがバランスよく合わさって初めていつまでも健康でいられます。

 

 熱中症対策も暑さ対策も、その後の季節のインフルエンザ対策も、バランスよく体を整えてこそ有効になります。 自分の心身を大切にしてあげてくださいね。

 

おすすめ

胃腸と免疫力

 

 暑くなると食べたくなるのが、うなぎですね。 土用の丑の日もありますし、1年で一番うなぎの食べたくなる時期ではないでしょうか?

 

 近年のうなぎの稚魚の不漁で価格も高騰していますが、どうしても食べたいので毎年食べに行くのが『野田岩』という老舗のうなぎ屋さんです。

 

 ここは、1年で一番うなぎが売れる土用の丑の日は定休日にしています。 1年中うなぎ専門でやっているのだから、土用の丑の日くらいは他のお店に迷惑かけないようにお休みにするという心意気らしいです。

 

 うちは、結婚記念日に合わせて8月の初め頃に行っています。2人だと本館での予約ができないので、予約なしで行きますが、夕方の開店間近に待っていると予約なしでも入れてくれます。

 

 

 

あとがき

 

 なかなか忙しくて運動できないという人も、やるとなるとなかなか面倒で続かないという人も多いと思います。

 

 ただ、運動といっても、プールに行ったりジムに行って本格的なトレーニングをするとか、ジョギングやお散歩の時間をあらためて取るというものでなくてもいいのです。 

 

 例えば、座っている時間を、ただ立っているだけで適度な運動になります。

 

 僕は、パソコンを使っている時間、座るのをやめて、台を置いて立ってやるようにしただけで、2か月で7kg体重が落ちました(^^♪

シロハ便り第113号 2018年6月

蔵王温泉の特徴

 

 先月の旅行は、山形県の蔵王に行ってきました。
もちろん、れもんとみーも一緒です。 猫とお泊りOKってところも増えてきましたね。

 

 今回、山形県に行ったのは、蔵王が目的ではなく寒河江に行ってみたかったからです。
 私の苗字である白岩の発祥の地らしいので、行ってみました。 祖先は大江氏で、その嫡流が寒河江氏らしく、寒河江氏の嫡流がその土地の白岩から白岩氏を名乗っていたのが始まりだったようです。

 

 ちなみに大江氏の子流は毛利氏で、人気の戦国大名毛利元就で有名な毛利家と、大江、寒河江、白岩とは同じ家紋です。
寒河江は奥州への交通や戦略的な要所であったばかりか砂金が取れたので非常に重要な土地だったようです。 故に、奥州の覇権を競った伊達氏と最上氏によって後に滅ばされてしまいました。

 

蔵王温泉の特徴

 

 今回の旅行で行った蔵王はスキー場で有名ですが、蔵王温泉は西暦110年開湯として1900年の歴史を持つと言われています。同県の白布温泉、福島県の高湯温泉と共に奥羽三高湯(たかゆ)の一つに数えられる名湯です。

 

 歴史的には、西暦110年頃、日本武尊(ヤマトタケルミノコト)が蝦夷征伐に来た際、武将の吉備多賀由(キビノタガユ)に毒矢が当たり苦しんでいた時に、温泉を発見し浴びさせたところ、すっかり全快したという古文書が残っていて、その武将の吉備多賀由が感謝の意を込めて“高湯”(多賀由)という名称を残したそうです。

 

 蔵王温泉の泉質は酸性泉です。旅館全体に硫黄の香りが充満していて、泊まったお宿は100%源泉かけ流しの温泉でした。
 酸性泉で日本一酸性の強い温泉は、埼玉県の玉川温泉と言われていますが、それに匹敵するほどの強酸性泉(pH1.25〜1.6)です(レジオネラ菌も生息できません)。強力な殺菌力と洗浄力、漂白力があり、美肌の湯としても有名らしいです。

 

 酸性泉のお風呂の入り方は、私も帰ってから調べて初めて知ったのですが、浴槽に入る前に体を洗って油膜を洗い流してしまうと肌に刺激が強すぎてしまうので、体を洗わずに湯舟に浸かり上がる前に清水で体を軽く洗い流すのが良いそうです。 
 そう言われても、そんな人を見たら注意してしまいそうですよね。僕なら、軽く洗うふりくらいでもいいから体を洗い流すようにしてから入りますけど・・・。

 

 今回泊まったお宿はペットOKで猫もOKで、『山形蔵王温泉 最上高湯 善七乃湯』という所です。うちの嫁さんは、古い!汚い!って言ってましたけど、私はとても落ち着く感じでした。
 確かに建物や部屋は古いのですが、温泉は良かったです。全国には約14,000軒の温泉旅館があり、その中でも100%かけ流し源泉はたったの1%(150軒)しかないらしく、このお宿は完全に100%源泉かけ流しで、その源泉もお風呂に行くまでに一度も空気に触れないように配慮されていました。温泉は地上に噴出した後、時間とともに劣化していくそうです。一度も空気に触れさせず、加水も加温もせずに、お湯を循環させることもなく100%源泉かけ流しにしている温泉はとても貴重なのです。

 

 この旅館は敷地内に源泉(辻屋源泉・大平源泉)を2つ所有しており、それぞれ洞窟の奥から自噴していて、源泉湯量は毎分300リットルあり、旅館の定員以上が使っても使いきれない湯量ということでした。
 辻屋源泉平均50℃、大平源泉は平均45℃の源泉をひとつにブレンドして湯量のみで適温40℃〜43℃に日々調整しているそうですが、私にはちょっと熱すぎて入っていられなかったのが残念です。

 

 酸性泉の特徴を一言で言うと『皮膚病の湯』または『殺菌の湯』です。殺菌力の強いので、慢性皮膚病には特効性があり、消化器病、慢性婦人病、筋・関節痛、糖尿病に効果があるとされていますが、高齢者で乾燥肌の人には向きません。

 

 一応適応症と禁忌症は以下の通りです。 温泉も上手に付き合ってみるといいと思います。

 

適応症(温泉が効く疾患や症状)
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、月経障害、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、 運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進

 

禁忌症(温泉の入浴を控えた方が良い疾患や症状)
皮膚・粘膜の過敏な人、特に光線過敏症の人 / 高齢者の急性疾患(特に熱のある場合)/
活動性結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、妊娠初期と末期

 

お釜

 

 私は知らずに行ったのですが、蔵王の観光名所にもなっている『お釜』に行ってきました。蔵王五色岳にある火山湖で、天候等諸条件によってエメラルドグリーン調や瑠璃色調に湖面の色が変わり、その色調は季節によって様々だそうです。水質は、pH=3.5の酸性で、生物は一切生息していないらしいです。

 

 私は何も知らずに、なんとなく行ったら全然きれいに湖面が見えたので、それほどありがたみのある景色だとは思いませんでしたが、湖面がきれいに見えることはむしろ稀で、高地にあるため雲がかかりやすく、これを見るために何度も訪れチャレンジをしている人もいるくらいタイミングが良くなければなかなか見られない景色だそうです。
蔵王温泉の特徴

 

あとがき

 

 寒河江氏の居城である楯山城があったとされる楯山公園に行ってきました。ここから見下ろす領地に白岩の土地と居城もあり、奥州の重要拠点を治めていたのだなあと思いました。
蔵王温泉の特徴

 

シロハ便り第112号 2018年5月

水の循環の大切さ

デスクワークが多くなって座っている時間が長くなっている人は多いと思います。座っている時間が長いと健康寿命が短くなるというのは事実らしいです。
 最低でも30分に一度は立ち上がり少し歩き回るなど、足を動かしたほうがいいそうです。

 

 どうしても座りっぱなしになってしまう場合は、ふくらはぎを動かすなどの動作を入れると少しはましです。 その意味では、貧乏ゆすりはとてもいい運動です。 デスクワークが多い人の肩こり防止にもとても効果的です。

 

 血液は心臓で、リンパ液は筋肉の運動で回します。 ふくらはぎが
動けば血液もリンパ液も下から上に上げるのに役立ち心臓への負担も
軽減するでしょう。 立つことはとても大事です。

 

水の循環の大切さ

最近健康茶とかトクホとか言われる飲み物が増えてきました。血圧を下げるお茶とか脂肪を燃焼させるお茶とかいろいろです。 
カテキンがいいとかポリフェノールかいいとか、多すぎてよくわからんですが、まあ、体にいいと思って飲んでいることで、フラシーボ効果でなんとなく元気になる人もいればよいのだとは思います。

 

 ただし、いろんなお茶とか健康飲料もいいんですが、一番根本的に大事なことも忘れてはいけないと思います。
それは、まず、水を飲むことです。

 

 基本は水です! いろんな栄養素を入れる前に、まず水です、真水です。水はその分子構造から、いろいろなものを掴む性質があり、いろいろなものを溶かすのに適しています。難しい言葉で言うと良い溶媒であると言います。

 

 その水が地層を通過して地下水に溜まれば、その過程で岩盤のミネラルを捕まえてきますので、天然ミネラルウォーターとなりそれが商品化されたりもします。富士の名水とかがそれです。

 

 本来の水は無色無味無臭ですが、ミネラル分などを含むことによっておいしい水と感じる味がついたようになるわけです。 名水を求めて山中を歩きまわりやっと見つけた湧き水を喉がカラカラの状態で飲めば、至極の甘露の味として感じるのは無理もありません。そのイメージで商品化された水を飲んでも、まあふつうなわけですが、無理にミネラルウォーターとか水素水なんかを飲む必要はないわけです。

 

 理想を言うなら限りなく純水に近い水を飲むことが、体には良いと思います。それは、水は余計なものを分子間で捕まえてしまうので、体に水を取り込む時に細胞膜を通りにくくしてしまう可能性があるからです。

 

 人間の体の水分量は、赤ちゃんで80%くらい、若い成人で60%くらいです。老人になると50%くらいになっていきます。
 若い成人で言うと、体の中で全体の水分量が60%とすると、体重60kgの人では36リットル。その内、細胞内で使われる水分量は体重の40%に当たる24リットルです。残りの12リットルは血液やリンパ液やその他になります。

 

 体の細胞が活動するための細胞内の物質代謝に、水が媒体として働くため、なるべく余計なものがくっついていない純水に近い水のほうが細胞膜を通り抜けやすく、また本来の物質代謝に必要なものを効率よく運べるということになります。

 

 一日に体から排出される水の量は、体重体重60kgの若い成人男性で2.5リットルくらいあります。要するに体重60kgの人の水分量が36リットルに対して、2.5リットルは排出されるので、その分は当然補給しなければならないということです。

 

 この排出される水の量は、おしっこで1.4リットル、糞で100ml、汗で500ml、呼吸で500mlがその内訳らしいです。
 夏でも冬でも、普通に生活していてこのくらいの割合で水分を失っていくので、こまめに補給する必要がありますし、運動したり暑い時に汗を多くかけばその分水分補給はしなくてはなりません。

 

 充分な水分補給ができなくなり水分が不足すると脱水状態になり脱水症状になります。下痢や発熱、内分泌疾患や出血などが原因で起こりやすいですが、自分で水分を取れない幼児や高齢者なども脱水になりやすいです。

 

 特に高齢者は、それでなくても体内の水分量は若い人に比べて少なくなっているのに、喉の渇きを感じにくくなっていて、水分補給を怠りがちです。また、暑さも感じにくくなってくるので熱中症になりやすいです。

 

 普通に呼吸しているだけでも500mlの水を失っています。何もしていなくても、生きている限り水は体から排出されていきますので、しっかりと水分補給を心がけてください。

 

 一度に多く飲むのではなく、こまめにちょこちょこ水を飲むのが最も効果的です。一度に大量の水を飲んでもおしっこで出てしまいます。こまめに水分補給をしてあげると、細胞膜を通って吸収され代謝されます。

 

 尚、これは主に心の病(心因性)が原因とされていますが、異常なほど水を飲むという病気もあります。過剰に水分を摂取すると低ナトリウム血症から頭痛や痙攣、意識障害などを引き起こすものです。これを水中毒といいます。体重60kgの人では摂取する水の致死量が10リットルから30リットルらしいです。

 

 これは病気だとしても、なんでもバランスが大事です。飲めばいいってもんでもないし、飲まなくてもダメです。運動も適度に必要でしょうし、そこで汗をかくことも大切なことで、汗をかけばその分余計に水分補給をするのは当然のことです。その時、汗と一緒にミネラルも失うということで、それを水に溶かしこんだ飲料などが多く売られていますが、私は水は水で、ミネラルなどの栄養素は別で摂取することを強く推奨します。

 

 炎天下で作業する人などは、昔から水分補給は水と梅干です。農作業をする人は水とお漬物です。このような組み合わせが一番理にかなっていると思います。

 

 お茶はお茶で、水分補給というよりもリラックスタイムのお供って感じで、水分補給はしっかりとした安全でなるべく混じりけのない水が基本中の基本だと思っています。

 

おすすめ

ということで、我が家では飲み水は買っています。ウォーターサーバーのお水ですが、天然水は使いません。以前天然水のウォーターサーバーを使ってみて、そのお水を水質検査に何度か出して調べたことがあり、雑菌の数が飲料水の基準値以下になったことがありませんでした。

 

 そこでRO膜(逆浸透膜)を使って濾過された水に変えて調べたところ、一度も雑菌が検出されませんでした。
それ以来、我が家ではRO膜濾過をした水しか使っていません。かなり高純度の軟水で余計なものが入っていない水です。


 

あとがき

 アパートなどの集合住宅の多くは、水をいったん貯水槽に貯めてからポンプで各部屋へと送ります。その貯水槽は10立方メートル以下のものは清掃義務がついていません。なので、年に1回の清掃義務が努力目標となっており、経費がかかるためほとんどが清掃をしないで何年も使い続けている状態です。

 

 以前勤めていた会社で、貯水槽の清掃をやったことがあり、めったに清掃していない貯水槽に入ったことがありますが、この水を飲むなんてとても考えられない状態でした。

 

 日本だから安全な水がいつでも飲めていると過信しないほうがいいですよ。

シロハ便り第111号 2018年4月

ドーパミンVS脳幹

 

 体内時計って聞いたことあると思いますが、それには親時計と子時計があるらしく、親は脳です。それとは別に、子時計はそれぞれの内臓についているらしく、それらの体内時計をある決まった周期でリセットして合わせなおしをする必要があるということです。

 

 それが規則正しい生活の大切さというわけで、とくに朝、決まった時間に起きることと、決まった時間に朝食を摂ることが、とても大切だということがわかっています。

 

 脳が寝る時間だよと、親時計が言っているにもかかわらず、遊びや仕事で無理をさせると、内臓の子時計が狂い、細胞を傷めるそうです。気を付けましょうね。

 

ドーパミンVS脳幹

 

 ドーパミンとは中枢神経系に存在する神経伝達物質で、快楽物質として知られているのではないかと思います。ドーパミンは、とくに前頭葉に分布するものが報酬系などに関与し、意欲、動機、学習などに重要な役割を担っていると言われています。

 

 つまり、報酬系とは、ヒト・動物の脳において、欲求が満たされたとき、あるいは満たされることが分かったときに活性化し、その個体に快の感覚を与える神経系のこと(ウィキペディアより)らしいです。

 

 例えば、仕事で、これを成し遂げたら出世間違いなしとか、大きなプロジェクトを成功に導けるとか、大きな報酬を得られるとか、とてもやりがいを感じている場合やそれを成功させた時の快感を味わった時、そしてまたその快感や達成感を知っていて何度でも味わうために努力し成し遂げた時など、ドーパミンがどんどん分泌されて、疲れたとか眠いとかを感じなくなるくらい、やる気満々でがんばれてしまうということです。
 これは、一般的には立派なことだと思います。それだけの能力があり、努力をし、やりがいのある仕事をしているというのは、とても立派で幸せなことに違いありません。

 

 けれども、この状態が長期間にわたって続くと、かなり危険であることも確かです。ドーパミンやアドレナリンやエンドルフィンなどは強力な脳内麻薬のようなものです。ドーパミンは報酬系ですが、アドレナリンは身の危険やストレスのかかった時に身体に喝を入れ活性化し戦う状態にするような働きがあり、エンドルフィンは楽しいこと全般、快楽をひたすら求める物質で強い鎮痛作用もあります。

 

 これらの神経伝達物質には、それぞれ役割があり、適切に使われるように脳幹によってコントロールされていて、そのバランスが過剰に崩れるような現象は自然の中での動物世界では稀にしか起こりません。

 

 しかし、脳幹のコントロールの枠を超え、脳幹が起こす生理現象をも制御してしまうほど、つまり眠いのに眠気を感じないくらい頑張れるとか、お腹が空いたのも忘れるほど熱中するなどの状態をドーパミンが作り出してしまうのは、人間くらいのものです。もっと言えば、歴史上、人類の中でもホモサピエンスという我々の始祖にしか見られない現象だと言っていいと思います。

 

 人類の原型が進化によって誕生したのが今から250万年前ですが、我々の始祖となるホモサピエンスが認知革命を起こし社会性を確立し集団で何かを成し遂げるようになったのは、たったの7万年前のことです。

 

 それから農業革命が起こったのが今から1万2000年前です。つまり現代人の歴史とは、まだ、ものすごく短いものであるにもかかわらず、ものすごい勢いで社会や環境や生態系などを激変させているわけです。

 

 人類種としてホモエレクトスという種は氷河期を生き延び、約200万年も生き延びましたが、我々ホモサピエンスとしてはまだ数万年しか生存しておらず、現代人としての我々人類は、どうでしょう、このままいけば後1000年生き延びるかどうかも怪しいものです。

 

 何が言いたいかというと、ここまで集団として、つまり国家や組織や民族として数億人や数千万人規模で何かができるようになり、人類の起こした認知革命から、このドーパミンの制御が生理的な脳幹の働きを超えてしまったことで、大きな恩恵や繁栄と共に悲しい宿命も負ってしまったのではないかということです。

 

 狩猟採集の時代は、農耕社会に比べると、ずっと気が遠くなるほど期間が長いです。その時代なら、獲物を捕った、やったー、食べるものが手に入った!、で終わる話であり、ドーパミンはそれだけで済んだ話です。

 

 これが、一人では起こし得ない、ものすごい仕事が出来るようになってしまった認知革命以降の人類では、特に産業革命以降の人類においては、偉業を成し遂げたり社会的な地位を得たり、ものすごい権力を得たりなどのとてつもない達成感によって、ドーパミンのコントロールが失われるほどの仕事が可能になってしまったのです。

 

 その結果、過剰なドーパミンが神経系を支配し、疲れていることを感じさせなくなり、その隠れ疲労が累積疲労として脳幹へ蓄積されるようになりました。これが過労死の最大の要因です。もちろん、偉業を成し遂げるような人は少数かもしれませんが、現代社会において、仕事の中で無理やりにでも仕事をしなければならない状況はいくらでもあり、そこに意味や意義を付け加えることにより、やりがいを半強制的に起こさせ、猛烈に働き続けている人がどれほどいることか。

 

 その中で、ドーパミンの分泌機能に異常をきたせば、統合失調症やうつ病になり、仕事のストレスが多くなればなるほど分泌されるアドレナリンが強制的に心臓に負荷をかけ続けるので心臓に疾患を起こし、酷使した身体が痛みを出せばストレスと相まってそこから抜け出すためにエンドルフィンに頼るようになり、パチンコやギャンブル、酒やタバコへ依存するようになります。

 

 だいたい、病気の8割は心因性の疾患だと言われています。しかし、だからといってストレスをどうにかするということは、どだい無理な話で、人類が社会性を獲得した時からの宿命のようなものです。

 

 一体、人類が繁栄させてきた社会って何なんでしょうね。ドーパミンの狂った結果の偉大な偉業によって戦争が起きたり、多くの生態系を壊し生物を絶滅させ、地球環境を破壊し、ストレスに苛まれ、身体を壊し、この人類が先史の人類の先輩のように200万年も生き延びられるとは、到底思えない現実の中で、あなたは何をそんなにがんばっているのでしょうか? 身体を壊してまで。

 

おすすめ

 

 色々と考えさせられる本ですし、種としての自分たちのことを見るのに別の視点を与えてくれると思います。現代の色々な問題が、バカらしく思えてきます。


 

 

 

 

シロハ便り第110号 2018年3月

アゴが弱くなった現代人の弊害

 

 毎年思うんですが、確定申告のe-tax、誰がこんなへんてこりんに難しくシステム作ったのか?

 

 パソコン20年も使ってる僕ですら、一回もすんなり一発で終わった試しがない。パソコン変われば余計に必要なプログラムがいり、住基ガードからマイナンバーカードに変われば、カードリーダーを買い替える。
 まあ、頭にくる確定申告もなんとか終わり、ちょっとずつ春めいてきてちょっとホッとしている今日この頃です。

 

 で、ずっとゆるみっぱなしなのが、うちのれもんとみーちゃん。特に、みーは冬を満喫してる感じ。元気に走り回って、おいしいご飯食べて
一番安心で温かいところで寝て。幸せだね〜♪

 

アゴが弱くなった現代人の弊害

 

 現代人の、特に若い世代ほど、アゴが弱くなっています。 まず、硬いものを食べない。 でも、これは、今に始まったことではなく、江戸時代に食事事情が変化し豊になった分、おいしくてやわらかいものを食べ始めたからだとも言われています。

 

 けれども、日本人の歯の大きさは、縄文時代や弥生時代からそれほど大きく変化していないらしく、その上でアゴが退化してきたので、歯並びの悪さにつながっているようです。

 

 硬いものを噛む力は年配の人の方が圧倒的に強い傾向にあり、歯がかけてでも硬いものを食べたがるので、歯医者さんにとっては悩みの種のようですが、硬いものを好んで食べる習慣は子供の頃からの食生活に大きく影響されていると言えます。

 

 噛む力が強く、噛む回数が多い高齢者ほど、間違いなく健康です。 噛むことによって唾液の分泌も増え、唾液の中のアミラーゼという消化酵素の働きで、消化器官も丈夫です。 胃腸は免疫系に大きく影響しますので、よく噛みよく食べる人ほど健康寿命は長いと考えられます。

 

 それにくらべて今の子供や若い世代では、やわらかいものしか食べていない人が多く、世代ごとに段々アゴも細くなっています。 それが、シュッとした顔立ちになるので、それを好む時代の傾向には合っているのでしょうが、健康面で言えば、今後がかなり心配です。

 

 最近よく聞く無呼吸症候群ですが、これもアゴの筋力低下が大きな原因の1つと言われています。 アゴの筋力が弱くなり、舌を支えていられなくなると、寝ている状態で舌が気管に下がってきてしまい、のどを詰まらせるようになります。 

 

 アゴと上部頸椎の関係も影響が強くあります。 上部頸椎がズレている典型的な現象がアゴのズレであり、口が曲がっていたり、口を大きく開けた時にカクッと鳴ったり、左右のどちらかのアゴが大きく動いたりします。上部頸椎を調整しても、その安定度はアゴの強さと安定度に影響を受けますので、アゴが弱い人は骨格の安定性も悪いです。

 

 噛む力を鍛えるような食事を取り続けるのは現代の環境では難しいですが、噛む回数は意識すれば改善できますので、消化を助けるためにも、一口一口食べ物を口に入れたら、固形物かなくなるくらいまで、30回から50回くらいを目安によく噛んで良く味わって食べる習慣はもちたいものです。 特に子供には、よく噛む習慣をつけさせてあげると一生の健康財産にもなってくると思います。

 

 家庭環境の変化や忙しい労働環境から、食事の時間も短くなっている傾向にあるらしいです。 急いて食べる習慣は、噛む回数を激減させ、無意識に噛まずに飲んでしまう癖がつきますので、なるべく食事くらいは余裕をもって、時間をゆっくり取ることも必要だと思います。

 

 さらに、若い世代は、言葉においても、あまり口の筋肉を使わない傾向になってきているようです。 特に、「い」という発音をしなくなってきています。 「おいしい」ではなく「ウマ!」と言ったり、「すごい!」ではなく「ヤバ!」だったり、「い」という発音が抜けてきています。 「い」という音は口の筋力をかなり使うらしく、口の筋力低下が言葉にも表れているのではないかとも言われています。
 最近では学校によっては、この問題を食育として取り組んでいるところも出てきているようで、例えば魚の干物を素揚げして骨ごと食べるなどのメニューも定期的に入れているそうです。

 

 そして、私もみなさんに必ずお配りしているプリントの中に、毛管運動の裏に書いてある「あいうべ体操」があります。 こんなことをと思うようなことですが、まじめに医学界でも注目され続けています。 1日10回を3セット行うように推奨されています。 その効用は、口周りの筋肉が鍛えられ、口を開けずに鼻呼吸ができるようになるため、免疫機能の改善につながり、ウイルスの侵入も防ぎ、無呼吸症候群の予防や改善につながり、睡眠の改善により自律神経の調整もうまくいき、脳の働きを改善させ、噛む力が強くなり噛む回数も増え唾液も増えることで消化を助け、胃腸を助け、それが免疫機能を改善させ、アゴがしっかりするので上部頸椎の安定を支えられ、骨格が安定し、さらにそれが神経系のスムーズな働きを助け、脳による自律神経の調整能力を向上させ、それがまた免疫機能や代謝を促進させ、などなど・・・ 健康サイクルが全てうまく回り始めます。

 

 薬なんかいらないから、「あいうべ体操」をやれ!と言っているのは、ものすごくめずらしいお医者さまですが、これがつぶされることなく長年メディアでも取り上げられている意義はとても大きいはずです。
 「あいうべ体操」と、よく噛む習慣を、ぜひがんばってやってみてください。

 

おすすめ

 

 弥生時代の人の平均寿命は今よりも高かったという説があります。 三国志の魏志倭人伝に、80才から100才くらいまで元気で生きていると記されているそうです。 その当時の食生活が和食のルーツであり、またその当時の食材も健康食材として注目されています。

 

 そこで、野菜の少なくなる冬によく食べられていた木の実、その中でもどんぐりがとても抗酸化作用が強く、当時はすりつぶしてクッキーのようにして食べていたそうです。 これが、どんぐりクッキーとして販売されています。 楽天やアマゾンではクッキーはなかったので販売店はネットで検索してみてください。 アマゾンではどんぐり粉として売っていました。
アゴが弱くなった現代人の弊害

 

あとがき

 

 抗酸化作用が強く栄養価の高い食材として、赤米も人気が出ています。 赤いお米の色はタンニンの色で、ちょっと渋みがあり噛み応えのあるお米ですが、玄米よりも食物繊維やビタミン類が豊富で、タンニンの抗酸化作用も注目されています。 赤米だけだと食べにくいかもしれませんので、白米と混ぜて炊くときれいな桜色になり栄養価も高くなっているのでおすすめの食べ方です。 興味のある方はお試しください。

シロハ便り第109号 2018年2月

ちゃんとボーっとしよう!

 

 1月22日(月)に降った雪、大変でしたね。久しぶりに大雪ということで、雪かきで身体が
痛くなった人も多いのではないでしょうか?

 

 うちでは、車庫の屋根に積もった雪かきをしていて、アクリル板の屋根の真ん中あたりに穴をあけてしまいました。あとは、駐車場の雪かきと家の前の路地で日当たりの悪い所の雪かきを手伝ったくらいで、わりと溶けるのが早かったのでよかったです。

 

 けっこうがんばったんですが、身体は思ったより痛くならず、雪かきがひと段落ついたら、かまくらを作って遊ぶ余裕もありました。
 そのかまくらにおやつで誘ってなんとか入ってもらって撮った、れもんの写真がなかなかいい感じです(^^♪

 

ちゃんとボーっとしよう!

 

 日本人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成が代表作「伊豆の踊子」などを執筆したのが、伊豆、天城湯ケ島温泉の旅館湯本館という温泉宿で、そこに長逗留した1年あまりの間に伊豆の踊子を含む34作もの小説を書きあげました。

 

 そこで、川端康成が何をしていたかというと、たまに温泉に入りながら、ずっと机に向かって小説を書いていたわけではなく、日中はほとんど宿にはいなくて、外の自然の中でボーっとしていました。

 

 枯れ葉に寝転んで竹林を見上げ、笹の葉からこぼれる日差しを眺めていたり、アユ釣りをしながら川のせせらぎを聞いてボーっとしていたり、露天風呂に入ってボーっとしていたそうです。 そして、夜になると執筆をはじめ、朝方には机に突っ伏して寝ているような毎日だったそうです。

 

 川端康成が伊豆の踊子を発表して文壇を驚かせたのが、その表現方法の新しさで、自然の情景を擬人法などをもちいて美しくも生々しく描写したことでした。 その表現方法を確立しようと模索していた川端康成にある時ひらめきが起こります。 そのひらめきを呼び起こしたのが、自然豊かな温泉地でのボーっとしていた時の脳の使い方だったということが最新の脳科学で明らかにされています。

 

 集中して作業している時や勉強などで情報をインプットしている時などに使っている脳の領域と、ボーっとしている時に使っている脳の領域が違うことがわかってきたのです。

 

 脳は、知識や情報などをインプットした時には、その時に使っていた脳の領域にある程度雑多にその情報を詰め込んでいて、それがボーっとしている時に、別の脳の領域へ今度はある程度整理されて収納されるらしいです。

 

 その後、何かの情報を取り出そうとすると、情報が整理され収納されている脳の領域から、ひらめきが起こるのだそうです。
 そして、ここからがさらに重要なのですが、ボーっとしている時に使っている脳の領域が、認知症患者は健常者よりも遥かに少なくなっているのだそうです。

 

 ボーっとしているからボケると思っている人が圧倒的に多いと思いますが、実は、ボケないためにはボーっとする時間も絶対に必要ということです。

 

 ただし、ここで言う、ボーっとするという意味を正しく認識しておく必要があります。 ボーっとするにしても、それは、お酒を飲みながらボーっとテレビを見ているとか、仕事中にボーっとしながら何か考え事をしているような状態ではありません。

 

 ボーっとしながら考え事や悩み事などを常に思考していれば、脳の使う領域は、仕事をしている時とさほど変化はありません。
 正しい、ボーっとの仕方は、温泉地で川端康成が自然の中に身を委ねていたように、一旦思考を停止して、回りの自然からくる感覚を感じるということです。

 

 まだんなく続く川のせせらぎの音や、木々の葉が揺れる様子や擦れる音、風の音、日差しの暖かさや空気の冷たさ、新鮮さ、草花の香り、土の香りや感触など、それらを自然に身を委ねながら、思考を停止させボーっとしながらも五感で感じている時の脳の状態とそれを感じている脳の領域が非常に重要なのです。

 

 これが、正しい、ちゃんとしたボーっとする時間です。 この時に使っている脳の領域が、脳の健康にも精神的な衛生にも、とても重要だということが解明されてきています。

 

 川端康成も手記の中で、「私の作品の大半は温泉地で書き上げたものだが、その環境がインスピレーションを与え、さらに気分の一定をもたらした。」と書いています。

 

 作家といえば、机に向かって、書けない苦しみの中で頭をかきむしりながらアイデアをひねり出し、いつも不機嫌で気難しいイメージが私にはありますが、川端康成は1年あまりの間に34作もの作品を書きおろしています。 その湧き出る創作意欲とアイデアもさることながら、気分が一定していたというのはさらにすごいと思います。

 

 ボケないために、常に忙しくしていなければならないと思っている人、ゆっくりと空を見上げたのはいつだったか思い出せない人、せっかく温泉に行っても仕事のことや悩み事や考え事だらけで、せっかくの景色や自然の感触を感じる暇もない人、そんなに脳を酷使して、同じ領域に負荷をかけ続けると、ボケますよ!

 

 最近健康のためとジョギングやウォーキングをする人が増えていますが、その時にイヤホンをしてスマホで音楽を聴きながらやっている人を多く見ます。 おいおい! そうじゃなくて、もっと風を感じようよ、木々の葉の色の変化や音や香りを感じようよ。 もっと地面を蹴る足の裏の感覚を感じるのに脳を使おうよ。

 

 そして、人の精神安定のためには、昔から、海や山へ定期的に行っておくことが良いと言われていました。自然を感じて生きてきた生き物です、人間も。 だから、ちゃんとボーっとしに行きましょう。

 

おすすめ

 

 川端康成について色々書きましたが、かくゆう私も、まだ1つも川端康成の小説を読んだことがなかったので、今度代表作の伊豆の踊子を読んでみたいと思います。

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あとがき

 

 雪かきをやった後、腰が痛くなる人が多いと思います。 雪かきの直後から、よく腰を温めるようにしましょう。 それと、腰に痛みが出たら、その痛みが腰の右側だったら右のふくらはぎを、左側だったら左のふくらはぎを、カイロを貼ってよく温めてください。 足腰と言いますが、足と腰で連動して痛みを出しています。 腰のケアと同時にふくらはぎもしっかりとケアして温め、その上で毛管運動をすれば身体の回復は早いです。
 まだ寒い日が続きますが、身体を労わってくださいませ。