白葉整体院

シロハ便り バックナンバー集について

皆様、いつもお世話になっております。 

 

 

白葉整体院のニュースレター《シロハ便り》を毎回読んで頂き本当にありがとうございます。

 

中には、楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるようでとても励みになっております。

 

 

2009年の2月より、毎月1回、発行させていただいておりますので2013年1月現在で、もう、まる4年になります。

 

バックナンバーもずいぶんと溜まってきましたので、紙での印刷・管理が大変になってきました.。 そこで、こちらに全てのバックナンバーを掲載していくことにしました。

 

 

こちらで管理することの良いところは、テーマごとにカテゴリー分けできることで腰痛のことについて書いたもの、ストレスについて書いたもの、首について書いているものなどそれぞれをまとめて読むことができます。

 

 

毎回思いついたことを書いていましたので、毎回テーマがバラバラでした。

 

シロハ便り第1号から、順に掲載していきますが、サイドバーのカテゴリーでそれぞれのテーマにまとまります。

 

ご活用していただけましたら、幸いです。

 

シロハ便り第122号 2019年3月

 

脳幹の活性化とは

 今年は春が来るのが早いですね。 花粉症の人も辛そうです。 毎年、気温が上がっているせいで、花粉の飛散も年々多くなっている感じです。

 

 うちの家族は、花粉症がほとんどないので、ありがたいです。 春は暖かくなるし、れもんとみーを連れてお出かけするのを楽しみにしている季節です。

 

 去年の秋に日帰りで、山梨県の勝沼へ行ってきました。 勝沼の農協においしいワインがあると聞いたので。 
 教えてくれたのは、毎月通っている築地の栄寿司の大将です。 以前は生産者しか飲めないワインで、自分達で飲むためだけに作っていたワインだったそうです。 

 

 それをお寿司と一緒に出してくれたのですが、ものすごくおいしい! お寿司にも合う赤ワインです。 ワインなのに一升瓶に詰めてあるのも、また地物っぽくて粋です。

 

 ちょっと今年は、奥州あたりを中心に、富士五湖や清里あたりまでお散歩してみたいと思います♪

 

脳幹の活性化とは

 

 脳の真ん中あたりに位置している脳幹は、生命維持活動を担っています。 背骨の中の神経の束(脊髄)は、脳幹に繋がっていて、自律神経をコントロールしています。

 

 脳幹は、身の危険や生命維持のために必要な情報を感知し、命を守るために自律神経を使って身体の各機能を制御していて、それらの機能は休むことなく自動で行われます。

 

 天気が変わったり、同じ晴れの日でも気圧は変化していて、その気圧の変化でも放っておくと命の危険になります。 
 天気の良い日は高気圧ですので、身体の表面にはまんべんなく大気による圧力が高くかかります。そのままにしておくと、その圧力に押しつぶされて身体も縮みます。 雨の日は低気圧ですので、逆に身体の表面にかかる圧力は弱くなり、そのままだと身体は膨れます。 

 

 そんなことをしていたら、体内環境が変化しすぎて、体温や血圧が乱高下し、内臓が正常に動きません。

 

 脳幹は、気圧や気温の変化に合わせて、自律神経を使って緊張を強めたり弛緩させたりしながら、体外環境の変化から体内環境を常に守り続けています。

 

 脳幹が命を守る働きをする上で、使う道具が自律神経です。 自律神経とはねじ回しのようなもので、締める専用の交感神経と緩める専用の副交感神経の2本を持っています。 

 

 脳幹がこの2本のねじ回しを使って身体の各部を締めたり緩めたりしながら、呼吸をさせたり心臓を動かしたり汗を出したり、さまざまな生命維持活動を行っています。

 

 そこで問題です、たまに自律神経がうまく動かないことがあります。 自律神経失調症というやつです。
 冷え性や不眠など実に多くの不定愁訴が自律神経失調症として扱われています。

 

 自律神経失調症と言われるとみんな自律神経が悪いと思ってしまうのですが、自律神経はただのねじ回しです。 これが回らなくなったり壊れてしまうことはありません。

 

 では、どこが問題かというと、脳幹側からの指示が自律神経へうまく伝わっていないことによる誤作動が問題です。 

 

 脳幹が身の危険を認識し自律神経に指示を出します、その時脳幹から電気信号でその指示を伝えます。 この電気信号が乱れることで、脳幹の指示通りに自律神経が動かず誤作動を起こすことが自律神経の問題となってしまいます。

 

 この脳幹から自律神経へ伝わる電気信号を乱している原因が、頸椎1番の歪みによる複雑な神経圧迫と考えているのが上部頸椎カイロプラクティックの考え方であり、その歪みを取り除き脳幹の指示が正確に伝わることで自律神経を使っての身体のコントロールが正常にできるようになることが、脳幹の活性化と言われています。

 

 頸椎1番の歪みはとても複雑です。 前後、上下、左右、ねじれの4方向に複雑に動いてしまう特性があり、脳幹直下の脊髄を圧迫しています。 これを施術により正しい位置に合わせていくことを行っています。

 

 脳幹が生命維持活動を行う上での指示は絶対に間違えることはありません。 同時に自律神経が壊れてしまうこともありません。 ただ、うまく伝わらないだけであり、その障害を取り除きさえすれば、後は脳幹がちゃんとコントロールしてくれます。

 

 逆に、脳幹がいくら指示を出してもうまく伝わらないと身体の調子も悪くなりますが、脳幹側にとっても強いストレスになります。 脳幹は身体をコントロールしているだけでなくメンタル面でのケアもしていると言われていて、脳幹が元気をなくすと精神面での影響も出てきます。

 

 やる気を司る脳とも言われている脳幹は、身体をうまくコントロールできなくなり調子が悪くなってくると、やる気をなくさせて出来るだけおとなしくさせていようとします。 

 

 そうすることで、それ以上、身体を傷めないように守りに入ります。 それでも意思の力で、無理やり動き続ければ、不眠や鬱など精神的に悪影響が出てきても不思議ではありません。

 

 また、これとは別経路で、脳幹がやる気をなくす場合もあります。 身体の負荷による痛みが重なり、古傷として蓄積され続けた場合です。 

 

 身体の歪み方によって負荷のかかりすぎる部位が同じような部分に偏ってしまうと、自己修復しても同じところにダメージができ続けてしまうので、何度修復しても繰り返し痛みが発生するようになります。 

 

 そうなると脳が治しきれないと判断し、脳内麻薬を使って、そのダメージ情報が脳へ伝わってこないように神経の電気信号を鈍らせていきます。 すると、その部位は修復されないままダメージが蓄積していき、そのまま残って古傷となります。

 

 身体のあちこちに修復しきれず残ってしまった古傷が沢山できてしまうと、脳が何かの行動を身体に起こそうとしたときに、脳幹がストップをかけてしまいます。

 

 例えば、この道を通って目的地へ行きたいと思った時、その道のあちこちに穴があいていて、工事中になってはいるもののそのほとんどの工事が中断され放置されていたら、危なくてその道を通ることを断念すると思います。 

 

 脳幹も、身体に蓄積したダメージが完全に修復されずに中断され放置されていることを察知した時に、危険をさけるため、身体をなるべく使わず動かさないように、やる気をなくさせておとなしくさせていくのです。

 

 身体の調子が悪く痛みがある状態なのに、動かさないと動かなくなるという入れ知恵を真に受けて、そのような強迫観念から、運動や筋トレや間違ったリハビリをやろうとする人が多いですが、調子が悪い時は修復が第一であり、痛みがなくなるまで安静が絶対です!

 

 身体の調子が本当によくなったら、脳幹側から、もう動いてもいいよ!というサインが出されます。 それは、やる気が出ることです。 

 

 本当に動きたいという衝動としての運動欲が出ます。 そしたら何をやっても大丈夫です。 脳幹が活性化して元気になるという意味は、神経系と身体に蓄積した古傷が完全に回復した状態のことを言います。 

 

 調子が悪いのに、決して無理はなさらないでください。

 

おすすめ

 

 私は、本当はワインは苦手です。 でも、これはおいしい! ワインのえぐみがなく、本当にぶどう酒という感じです。 

 

 元々は生産者だけの特別なワインだったので、しかも築地の寿司屋の大将がこれはおいしいって言うくらいですから。 

 

 勝沼の農協の販売所か販売元でしか買えませんが、楽天で通販もしていました。


 

シロハ便り第121号 2019年2月

 

天下の大バカ殿と呼ばれた男

 インフルエンザが大流行しています。 1月は降水量が少なく、空気が異常に乾燥していたためです。
 インフルエンザが流行してしまうのは、風邪との区別がつかなかった人が、学校や会社へ行くことでウイルスをまき散らしてしまうことが考えられます。

 

 どこでもらってくるか分からないインフルエンザですが、もし、家族の誰かが、かかってしまった場合、家族全員が全滅しないように対策をする必要があります。

 

 そこで、インフルエンザの感染を阻止する方法ですが、インフルエンザにかかった人に、紅茶を飲ませてください。紅茶に含まれるテアフラビンという成分が、インフルエンザウイルスのトゲトゲにくっついて感染力をなくす効果が証明されたらしいです。
 レモンティーにすると効果が5倍になるようです。

 

天下の大バカ殿と呼ばれた男

 

 日本の歴史上、戦国時代から太平の徳川幕府の時代、数々の名君が生まれました。信長、秀吉、家康、信玄などなど、大河ドラマで何度も登場してくる偉人達です。

 

 そんな中、太平の世を築いた徳川幕府の将軍の中で、名君と称えられているのは、家康はもちろんですが、3代将軍の家光と8代将軍の吉宗だと思います。 家康が築き、家光が盤石にし、中だるみを吉宗が締めたことで、江戸幕府は300年続きました。

 

 では、天下の大バカ殿、犬公方と呼ばれたのは、ご存知の通り天下の悪法「生類憐みの令」を出した5代将軍綱吉公です。

 

 年末になると毎年話題になる忠臣蔵の時代の将軍でもあり、浅野家は断絶にしてあの憎たらしい吉良上野介はお咎めなし!? 喧嘩両成敗はどうした! とさんざん言われた将軍でもあります。

 

 しかし、歴史の認識は年々変化してきており、この綱吉公も再評価する見方が出てきています。 吉良上野介もドラマではおもしろくするために超悪者に描いていますが、歴史の史料を詳しくみていくと、浅野家の断絶を望んでもいなかったし、そんな大ごとにしてほしくないと望んでいて、そもそも浅野内匠頭もあのくらいで切れるなよ!っていう見方もあります。

 

 そんな忠臣蔵の背景も、時の将軍綱吉公への反感からもきているのかもしれません。その反感の元になっているのが、あの天下の悪法「生類憐みの令」です。

 

 さて、ここで、綱吉公が生類憐みの令を作った理由ですが、ドラマなどで描かれているように、世継ぎに恵まれない綱吉さんにお母さまがこう言ったのがきっかけと言われています。 「占い師にみてもらったら、あなたが前世で生き物を殺生していたのが原因なので、生き物を大切にしないと世継ぎは生まれませんよ。」 

 

 これを当時の庶民から言わせれば、「あのマザコンのバカ殿がいかがわしい占い師に言われてこんな法律作りやがって、犬が歩いてたら大名と同じように頭を下げろって、ふざけるな!」って感じでしたでしょうね。

 

 ただ、ここで当時の時代背景を考察してみると、この天下の悪法「生類憐みの令」が全く違った見え方をしてきます。 もしかすると、綱吉公は歴代きっての歴史上最高の大天才君主だったかもしれないのです。

 

 当時の時代背景は、戦はなくなったかもしれませんが武士が威張り散らす特権階級であることは変わらず、刀の試し斬りに人を斬っても処罰されない時代でした。 さすがに侍同士の斬り合いは色々問題があったでしょうから、気を付けてはいたでしょうが、庶民は何の罪もなくても平気で辻斬りにされていました。 

 

 ちなみに、諸外国では車は右側通行が多いのに日本は左側通行なのは、侍が刀を左の腰に差していたのが始まりです。 江戸のような大都市で右側通行をすると、侍がすれ違う時に左腰に差している刀の柄同士がぶつかりやすくなります。

 

 刀の柄と柄がコツンと当たっただけで、無礼者!となって斬り合いになる時代、それを防ぐために江戸では、左側通行になり、その名残で日本の道路は左側通行になっていきました。

 

 そんな侍が刀という凶器をもって平気で人を斬っていた時代です。 現代の通り魔なんてレベルではないほど危険な日常でした。 お父さんが朝、行ってきますといって家を出て、帰りに刀の試し斬りで辻斬りに合って帰ってこなかった、でも、誰も罰を受けることはない。 そんな時代です。

 

 この辻斬りが、綱吉以降激減しています。 つまり、綱吉公が将軍になる前に比べて、なった後、生類憐みの令を出してから後の時代では、辻斬りがほぼなくなっているのです。

 

 これには諸説あるのですが、綱吉公は他にも弱者救済の政策を行っており、もし仮に、何の理由もなく切り殺される庶民を救うために、あえて天下の悪法を計算のもと実行したのだとしたら、これはものすごいことです。

 

 例えば、辻斬りってひどいよね、なんとかしなきゃ、となった時に、将軍は武士の統領なんだから、将軍が侍に「辻斬りはするな!」と一言命令をすればいいと思うかもしれませんが、それで果たして辻斬りはなくなるでしょうか? 

 

 これは、確実に全ての武士達から猛反発を受けるでしょう。 刀は武士の魂であり誇りであり、庶民の命より重いものであり、武士に人を斬るなと言うことは、武士のプライドを踏みつけるようなものだと受け取られたでしょう。 そうなると、将軍とて立場はなくなり政権自体が根元から崩れる可能性もあります。

 

 武士の反発が強くなれば、さらに辻斬りが横行し、多くの犠牲者が出ても不思議ではない。 そこで考えに考えた綱吉公は、当時江戸の町で問題になっていた野良犬問題に目を付けます。 人口が当時世界的に見ても多かった江戸の町は、ゴミ問題からそれをあさる野良犬が大繁殖していました。

 

 人を斬ってはいけないというと、武士の猛反発をくらう。 ならば、犬を斬るなと言ってみたらどうか? 

 

 当時の江戸の町は、辻斬りで人の死体が転がり、野良犬の死体もゴミのようにあちらこちらに捨てられていた風景が日常です。 そこに、あの天下の悪法「生類憐みの令」を出して、生き物を大切にせよと命令をしました。

 

 生き物を大切にしましょう!というスローガンを掲げても、当然のように誰も耳を貸しませんし、社会は何も動きません。 
 しかし綱吉公は、人を斬っても処罰されない侍が犬を斬った時、実際にその侍を捕らえて死刑にしています。 それを見た江戸の町民も武士も、本気だ!と震え上がりました。 

 

 武士に人を斬るなとは言えない時代、犬を斬るなという生類憐みの令は、一応武家としては将軍の世継ぎを誕生させるための政策なので文句は言えないわけです。

 

 さて、こうなったら、プライドの高い侍はどう思うでしょう。 人は斬っても罰はなし、犬を斬ったら死罪って、人は犬以下なのか? そんなら犬を斬れないから人を斬っているように見られるじゃないか! そんなのかっこ悪いよね! じゃあ、人を斬るのもや〜めた!!

 

 この、人の心理と社会心理を読み切って、生類憐みの令をあえて出したとしたら、どうでしょう? 綱吉公は、大バカですか? 自分はバカと言われようが、犬公方と言われようが、老中や家臣に総スカンくわされようが、斬り捨てられる無実の庶民・弱者のために、どんな不名誉を受けようが、辻斬りのない安心して暮らせる町を作ったのだとしたら、もうもう、寒気がするほどの天才中の天才、大大大名君です!

 

 もちろん、本当にただのバカで、ただの結果オーライだった可能性も否定できませんが、綱吉公は、他にもただのバカにはできない偉業もやっています。

 

 綱吉公は、肩こりでした。背中もバリバリで、針治療を受けていました。その針治療をしていた人が江戸家中でも有名な鍼灸師で、盲目の人でした。 

 

 その腕前に感服した綱吉公は、ほうびを取らせると言って望を聞きました。 そしたら、その鍼灸師は、江戸には私のような盲人が多数いて、その暮らしぶりはひどいものです。食うか食わずの最低の中の最低限の暮らしをしています。 どうか、盲目でも仕事ができるように、盲人のための鍼灸師養成学校を作ってください、とお願いしました。 
 綱吉公は、その望を聞き、学校を作り盲人が鍼灸師として働けるようにしました。

 

 当時は針治療も高額で庶民は受けられませんでしたが、盲目の人が多数、鍼灸師として治療院を開くことになり、安価で針治療が受けられるようになり、結果、盲人の生活が成り立つようになったばかりでなく、江戸の庶民の健康にも多大な貢献をしました。

 

 また、綱吉公の時代には、元禄大地震、宝永大地震、富士山の大噴火という、大災害がわずか4年の間に続けて起こりました。 

 

 たった4年間で、関東大震災と南海トラフ地震と富士山の大噴火が起こったのと同じことです。 特に富士山の大噴火の時には小田原藩(静岡県)のほぼ半分が壊滅的被害を受けました。 

 

 この復興事業で、普通なら、金は出さん復興もそっちでやれ、こっちでやるなら領地は召し上げると言いそうなものです。

 

 それを、綱吉公はその被災地を一時的に幕府の預かりとして、幕府のお金で復興し、復旧した後でちゃんと小田原藩に返しています。 これだけでも、天下の名君と言ってもいいくらいです。

 

 そして、庶民が辻斬りの心配がなくなり安心して生活できるようになったことで、心のゆとりや生活の楽しみを持てるようになり、そこから江戸時代の日本のルネサンスとも言うべき元禄文化が花開いたのだとしたら、この業績も偉大です。

 

 綱吉公は、自分はどう思われようと、何を言われようと、常に庶民や弱い者の事を考え、救おうとしていたのだとしたら、カッコイイぜ!綱吉さん!! 
 そんな可能性がある以上、僕はそっちを信じたいと思いました。 

シロハ便り第120号 2019年1月

白葉整体院10年の総括

 

 このニュースレター“シロハ便り”も今月号で、120号となりました。
 発行から10年、毎月続けてこられましたのも、読んでくださっている皆さまのおかげです。 本当にありがとうございます。

 

 また、同時に、白葉整体院も10年間、続けさせて頂きました。その間、多くの方々にお越しいただき、誠にありがとうございます。

 

 この10年の間に、私の施術方法も少しずつ形を変え、多くを学ばせて頂き、そして少しでも早く効果が上がるように改良を加えてまいりました。
 これからも、また新たなる10年の間には、多くの気づきがあり、発見があるかもしれません。 今後も皆さまのお役に少しでもなれるよう、努めてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

白葉整体院10年の総括

 

 白葉整体院を開いてから10年が経ちました。 初めのころは、施術を学んだところのセラピーの名前をつけていましたが、施術の手法も考え方もどんどん違ってきましたので、今の名称にしました。

 

 開院当初にやっていたことを思い出すと、いろいろと感慨深いものがあります。
 その頃は、施術は頸椎1番と2番のみを行っていました。 検査方法も今とは違っていて、なんとか冷や汗をかきながらやっていたことを思い出します。

 

 頸椎1番と2番が上部頸椎と言われており、その調整をするのが上部頸椎カイロプラクティックというものですが、私の施術もメインはそれです。
 しかし、上部頸椎のみの施術では、どうしても対応できない症状があり、特に肩の痛みに対しては限界がありました。 

 

そこで、頸椎7番まで、すべての頸椎に刺激を与えてみたところ、頸椎5番・6番辺りのズレが肩の神経に痛みを飛ばしていることがわかりました。

 

 それ以降は、頸椎1番・2番の調整に加えて、3番から7番まで刺激を加えていく施術に移行し、現在では背骨全体に刺激を与えるようにしています。

 

 私の施術方法では、元はカイロプラクティックから来ているのですが、本来のカイロプラクティックのような骨格の歪みを取り除くような強い刺激を与える手技は行っていません。

 

 また、骨格の歪みに対して、1発で多方向の歪みを同時に調整していく手技が使われているのですが、それを基本としながらも、私の施術では、手数を多くし、1回の刺激を軽くしながらも多方向から刺激を与えることで、骨格が自分の動きたい位置に自ら動くことを促しています。

 

 つまり、施術者の主観によって出された検査結果を完全に鵜呑みにすることではなく、それを基準としながらも、あくまでも患者さんの体の反応に最終的な動きと変化を委ねる方法です。 そのために、骨格に刺激を与える部位の順番を重要視するようになりました。

 

 この10年で一番の収穫は、この施術をする骨格の部位の順番です。 その順番で手順通りに刺激を与えていけば、誰がやっても同じような施術結果を得ることができます。 この発見から、それを教える講座を作りました。 私が生徒さんの実験台になり、施術の練習をしてもらっていますが、自分でやってもらいながら、本当によく効くのが実感としてわかります。

 

 おそらく、他の上部頸椎カイロプラクティックでは、施術は頸椎1番から行うのがほとんどだと思います。
 しかし、私は、頭蓋骨と頸椎1番との関係を最初に施術してから検査に入り、そして頸椎1番からの調整に入ります。 この手順を踏んでから、施術効果は飛躍的に向上したと思っています。

 

 そして、去年から、頸椎だけでなく背骨全体に軽く刺激を与えるようにしました。 理由はいくつかあるのですが、それを試してみてわかったことは、頸椎から順番に背骨全体を刺激していくと、首から腰までの骨格の緊張が大きく緩んでくれることでした。

 

 背骨付近の緊張が大きく緩むことで、最後に頸椎の微調整をする時に、さらに頸椎の緊張が緩んでいて、そこで頸椎の微調整を行いやすくなり、施術後の安定性が向上しました。

 

 さらに、最近背骨を触っていく中で気づいたことが、背骨の生理湾曲であるS字が逆になっている人が想像以上に多いということです。

 

 この背骨のS字が正常な人は、施術をしてからの回復も早く、安定しやすいのですが、S字が逆になる、もしくはそのような傾向にある人は、状態が改善してきても定期的な施術でメンテナンスが必要で、完全には正常な背骨の形状にはならず、逆S字の背骨は時間とともに首から腰までの至る所にダメージを起こしやすい傾向にあります。

 

 背骨の逆S字と頸椎のズレている方向には関連性があるのですが、今まで、これほど逆S字が多いとは思っていませんでしたので、この関連性に対しては今後の研究課題としていきたいと思います。 そこから、新たに頸椎と背骨の形状との関連性から、さらに効果的な施術の検査方法や組み合わせが見つかるかもしれません。

 

 この10年間、試行錯誤してきましたが、今後も、いろいろと改良を加えながらも、少しでも皆様の健康のお役に立てるよう努めさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

 

あとがき

 

 毎年ですが、今年のお正月ものんびりと寝正月でした。 初詣も並ぶのが嫌なので、空いた頃合いで行ってきます。 

 

といっても、神社でお願い事ってしたことがありません。 「いつもありがとうございます」とか、「神様も大変ですね、お疲れ様です」と言ってくるだけです。 

 

とくにお正月は神様も大変だろうなあ〜と思うので、かぜひかないようにって言ってきます。

 

シロハ便り第119号 2018年12月

 

ゴースト血管

 

 今年の11月は平均気温が異常に高く、かなり暖かい秋だったようです。そのため例年より紅葉が遅く、平野部では葉の色づきがあまりよくなかったようですね。
 その分、12月は平年並みの気温になるようなので、急に寒くなると思います、皆さん体調管理には気を付けてください。

 

 冬になるとウチでは蓄熱式の暖房器具を入れます。アルディーという機器で、中に蓄熱するためのブロックが積まれていて、それを夜間電力で暖めてその放射熱で暖房するというものです。

 

 そのアルディーの上に乗って暖まるのが、れもんもみーも大好きで、寒くなってくるとまだ稼働させていない時にその上に乗って、ねえ、まだ暖かくならないの? と催促するように見つめます(^^♪

 

ゴースト血管

 

 最近ゴースト血管という言葉を聞くようになりました。 ゴースト血管とは、毛細血管が徐々に消えていく現象を指している言葉のようです。

 

 毛細血管が消える!? 怖いですねー。 中高年になると多くなってくるようなので注意が必要ですが、早いと30代から毛細血管が消えていく人もいるそうです。

 

 毛細血管が体中にいきわたっていないと細胞に血液が届きません。 細胞は血液から栄養と酸素を取り込んで活動しているので、それがこないととんでもないことが起こることは想像に難しくないです。

 

 対策として、血行をよくしましょう!? ・・・ 当たり前だろ!!って思いますが、これが非常に軽視されている、もしくは恐ろしく勘違いされているのが現状です。

 

 まず、血行をよくするために定期的にマッサージをすることが推奨されているようですが、力をかけて筋肉をほぐす行為は全くの逆効果です。

 

 決して、体の内側方向、つまり内臓方向へ力を加えてはいけません。 命を守っている脳幹は様々な環境変化から内臓環境を守るために自律神経を使って緊張や弛緩を繰り返し、体外の気圧や気温の変化による影響を最小限にするように、血圧や体温をある一定のレンジに収めるよう働いています。

 

 命を守っている脳幹は常に内臓環境を守る働きをしているので、その内臓方向へ強い力や刺激が加わったら、その刺激を内蔵への攻撃と認識します。
 内臓方向への強い力や刺激から内臓を守るため、脳幹はその力が加わっている筋肉に交感神経を使って緊張を加え、固く締めていき防御しようとします。

 

 これを繰り返すことで、マッサージをして筋肉をほぐしているつもりでも、実際はそこがさらに緊張を強くすることになり、どんどん硬い筋肉になっていきます。
 筋肉が固く締まってしまうと、毛細血管を締め付けてしまうので、血流が悪くなります。 流れが悪ければ機能が悪くなり、しだいに劣化するのは何でも同じです。 つまりゴースト血管となる。

 

 また、毛細血管が締まってしまい、細胞に血液が届きにくくなれば、脳は心臓にもっと強く血液を押し出せと命令を出します。 心臓で強く圧をかけ、細胞へ血液を送ろうとしても、その末端の毛細血管が締まっているのでなかなか細胞へ血液が届かない。 するとどんどん血管内の圧力が高くなる。 これが高血圧。

 

 そこに健康診断で血圧が高いので薬を飲みましょうと言われ、降圧剤を服用するようになれば、末端の毛細血管が締まっていて細胞に血液が届かないから心臓が強く血液を押し出しているのに、降圧剤で元の太い血管を弛緩させそこで圧を弱めてしまえば、さらに血液が細胞に届かなくなります。 

 

 細胞はボロボロ、ゴースト血管なんてなるの当たり前です。 栄養が来ない細胞がどう元気になれと? 結果、あちこち痛いです、コリが辛いですとか、当たり前ですし、余計な病気になったり変なものが出来てしまったり(癌とか)、何も不思議なことではありません。

 

 サウナに入って水風呂にドボンと入るとか、熱い熱湯風呂に入るとか、これは抵抗力を刺激して体に喝を入れる意味では使いようですが、決して日常的にやってはいけません。 絶対に体に強い刺激を日常的に与えることは避けるべきです。

 

 体の健康を保ちたければ、まず体に強い刺激を与えることをやめ、細胞への血液供給を万全にすることが絶対必要条件です。

 

 細胞の集まりで生きているのならば、細胞が元気でなくてどうして元気に生きられるのでしょうか? その細胞は毛細血管から血液を摂っています。 細胞へ血液をちゃんと送るということが、健康の1丁目1番地です!

 

 私の行っている施術は、骨格バランスが自然に調整されるため筋肉の緊張が緩みます。 そして頸椎から背骨の神経圧迫を取り除いていくことによって、自律神経をコントロールしている脳幹がその指令を伝えるための電気信号を邪魔するものがなくなっていくことになり、神経の緊張が緩むことでさらに筋肉の硬さが緩みます。

 

 その結果、毛細血管の締め付けが緩むので、末端の毛細血管に血液が流れやすくなります。 その上で、半身浴をして、毛管運動をして、カイロで温めてくださいと言っているのは、全てが細胞へちゃんと血液が流れるようになることを計算してのことです。 

 

 これだけやれば万全だということをすべてお伝えしています。

 

 以上をちゃんとやった上で、体の調子がよくなったならば、そこで初めて、適度な運動をやりましょうね、という話になります。

 

 決して、順番を間違えないようにしてください。 まず、細胞へ血液をちゃんと送ることが、第一優先順位です。 そのために筋肉の緊張と硬さを緩め、毛細血管を元気にさせることが、極めて重要であり、私の施術と指示は全てそこに集約していくよう計算されているのです。

 

おすすめ

 

 ゴースト血管の予防と改善にウコギという漢方でよく使われるという山菜がよいとテレビの番組で紹介されていましたが、ルイボスティーにも効果があると言っていました。

 

 施術後に皆様にお出ししているお茶がルイボスティーです。 開院当初から使っているのですが、ゴースト血管の予防になるとは初めて知りました。

 

 ルイボスティーは南アフリカ原産のお茶で、ノンカフェインで体を温める効果があると言われています。 毛細血管を元気にしてくれる効果は知りませんでしたが、当初からやっていたことが全部『細胞へ血液をちゃんと送る』ことにつながっていたようで、これも何かの縁を感じました。


 

シロハ便り第118号 2018年11月

 

収支が合わない

 

 先月、毎年恒例の福島へ旅行に行ってきました。例年は第3週の火曜日から行っていたのですが、今年は予定が合わず、第4週になりました。

 

 いつもは紅葉には少し早いようでしたが、今年は1週遅れたこともあり、紅葉がばっちりでした。裏磐梯からゴールドラインという峠道をドライブして鶴ヶ城公園へ行ったのですが、名前のとおり黄金色の紅葉で色づいていました。

 

 鶴ヶ城公園へ行ったのは、そこに車をとめて、ソースカツ丼を食べに行くのが目的でした。 テレビでも紹介された名物店で『白孔雀食堂』、メニューはソースカツ丼のみ。 甘いソースでまずますおいしかったです♪

 

収支が合わない

 

 消費税が8%から10%へ上がるまであと1年ということで、軽減税率だとかポイント還元だとかで何かと騒がれていますが、日本の収支は税収入が40兆円くらいなのに予算が100兆円なので借金は膨れるばかりですよね。

 

 超高齢社会で社会保障費も膨れるばかり。 健康保険もいつまで支えきれるかわかりません。 収支が合わないならば、色々破綻したり弊害は必ず表面化してくるでしょう。

 

 必要だからといって、使い続けたり、やり続けても、それを補うものがなければ傷が深くなるばかりですし、このことはお金のことばかりでなく、自分の体にも当てはまります。

 

 ダイエットで言えば、摂取カロリーより消費カロリーが多くならなければ何をやっても痩せません。 当たり前ですよね。

 

 では、体に不調がある時はどうでしょう? 痛いところがある場合、そこにかかる負担よりも回復力が上回らなければ治りません。

 

 お金で考えれば当然の収支のバランスが、どうも自分の体のこととなるとあまり実感がないようで、自分の体が痛いと言っているのに、普段と同じことを無理してやっている人が多すぎます。

 

 痛いのなら、動かさない。 安静にさせる。 いたわる。 負荷をかけない。 ・・・ 当たり前です!

 

 それが出来ずになかなか治りません。 ・・・ 当然です! 

 

 自分の体というものは、体の問題個所を全力で治し続けています。 その上で、今は修復中だから、ここは負荷をかけないでね!と痛みを出して知らせてくれています。
 それを無理してがまんして動かし続けたり、痛み止めで痛みを麻痺させて使い続ければ、治そうとがんばっている体の回復力を上回り、よくて帳消し、悪いと悪化します。

 

 痛みに対しての体にかかる負荷(ダメージ)と回復力の収支が合わないかぎり、どんどん体の中に古傷という借金が増えていくことを肝に銘じてください。

 

 体は何も突然、何の理由もなく不調を訴えてくるわけではありません。 あなたの体は、日々、生きていくことで負う様々なダメージから、常に体を守り修復をし続けています。 それでも痛いとか不調を訴えてきた時は、あなた自身が無理をさせ続けた結果どうしても回復しきれない部分があるよと体が訴えてきた時です。 

 

 体が、このままだと壊れるぞ!いいかげんにしなよ!と言ってきているのに、それでも同じことを必要だからといってやり続ければ、当然収支のバランスが崩れ、体中借金まみれになり、しまいには動かなくなる。

 

 あなたの家の家計で考えて、収入より出費が多いような状況なら、まず何をしますか? 当然、まずは出費を抑えるでしょう。 じゃあ、なぜ、体は?

 

 収支のバランスが悪いならば、方法は2つしかありません。 出費を抑えるか収入を増やすか。 でも、家計においては収入を増やすことはすぐには難しいでしょう。 だから出費を抑えることを最優先でやるわけですよね。

 

 これが体の痛みならば、一般的には同じです。 体の回復力自体はなかなか増えませんから、なるべく安静にしてダメージを減らす。 痛み止めを処方されますが、本来痛み止めは、痛くて安静にもしていられない時に緊急処置として使うもので、基本は安静にするために一時的に飲むものです。 決して、痛みを麻痺させ無理が出来るようにするためのものではありません。 本来医療においても、鎮痛剤を処方する時には、これを厳しく注意させ、乱用は絶対に控えさせるべきです。

 

 しかし、私の施術を受けている方達は、収支の面で、体を回復させる力を本来の持っている最大限の回復力に引き上げることが出来ます。 つまり、収入も増やせるということです。 だから、施術後は無理も出来てしまう。 でも、ちょっと収入が増えたからといって、またどんどん浪費していれば、またさらに借金は増えます。

 

 一度増えた借金は、一発で簡単に返済は出来ません。 体も同じです!

 

 施術によって回復力を増やしても、体をいたわり、痛みの声に耳を傾けることをしなければ、今までさんざんあなた自身によって痛めつけられ、体の中に貯めこまれた古傷という借金は減っていきません。

 

 絶対に勘違いしないでくださいね! 私の行っている施術は、いっとき体を楽にさせ、あなたに無理が出来るようにするものではありません。

 

 体が本来持っている回復する力を引き出し、溜まりに溜まった古傷をたたき出し、体が回復可能な限界までしっかり回復させるための施術です。

 

 一度、よく考えてみてください。 いつ爆発するかわからない借金をかかえて、それを無視できなくなるまで無視し続け、無理を重ねますか?
それとも着実に借金を返済し、本来の健康を取り戻しますか?

 

旅上手の二人

 

 旅を満喫している、みーとれもんです(^^♪

 

収支が合わない

 

収支が合わない

 

収支が合わない

 

あとがき

 

 今回の旅行で泊まった所は裏磐梯にあるAKABEKO(あかべこ)というペンションでした。 部屋は普通の2DKの借家のような作りで、キッチンもありスキー客がみんなで泊まってざこねや自炊ができるような感じでした。

 

 お風呂は普通の浴室しかなく、温泉は近くのホテルの日帰り入浴の割引券をもらって車で行ってくる感じです。

 

 夜はほとんど灯りがなく、クマも出るので注意するように言われました。 スキーシーズンには賑わうのでしょうけど、オフシーズンだからかあまり人もいなくてのんびりと休養してこれました♪

 

 

シロハ便り第117号 2018年10月

 

インフルエンザについて

 

 先月、中学校の同窓会があり行ってきました。卒業してから35年の年月が流れ、そして初めての同窓会でした。

 

 当時は校則が厳しい時代で、男子は坊主頭で女子はおかっぱか三つ編みのおさげしか許されておらず、それ以来35年ぶりに再会となったわけです。
 クラスメイトはともかく、クラスの違う同窓生は、『あれ、だれ?』から始まり、全く思い出せない人やなんとなく面影が残っている人まで、いろいろで楽しかったです。

 

 当時の卒業アルバムを持ってきていた人がいて、みんなで見ていたのですが、昭和58年卒業当時のアルバムは白黒で、しかも集合写真だったんですね。 そんなに昔だったのかなあと思いました。

 

 上も下もいない、みんな同い年の昔の友達同士の飲み会が、とても楽しかったです♪

 

インフルエンザについて

 

 猛暑が終わり秋から冬に季節が移ってくるにしたがって体調を崩す人も増えてきます。 その中でも怖いのがインフルエンザの流行です。 イメージとして12月頃から流行りだすように思っていますが、今年は9月の時点でインフルエンザによる学級閉鎖が発生しており油断はできません。
 今回はインフルエンザについての予備知識としていろいろ調べてみました。 

 

 まず、インフルエンザの種類についてですが、大きく分けてA型とB型とC型に分かれます。 その主な特徴は以下のとおり。

 

●A型・・・高熱が出て関節が痛くなる、最も一般的なイメージのあるインフルエンザ
●B型・・・ふつうの風邪くらいの熱しかでないが下痢や腹痛がともなうお腹の風邪のような症状が多い
●C型・・・4歳児以上ではあまりかからない。ほとんどの大人は免疫をもっていて、かかっても鼻水くらい

 

 ということで、やはりやっかいなのはインフルエンザA型です。 重症化すると、肺炎などの呼吸器系の合併症や脳炎・脳症を引き起こすこともあり、高熱が出てのどが痛くなり関節も痛くなります。

 

 (以下、厚生労働省 平成19年12月 インフルエンザ基礎知識からの出典です。)
 A型インフルエンザウイルスはさらに144種類もの型(亜型)に分けられますが、そのうち、人の間でいま流行しているのは、A/H3N2(香港型)と、A/H1N1(ソ連型)の2種類です。これらのウイルスはさらにそれぞれの中で、毎年のように小さい変異をしています。

 

 B型インフルエンザウイルスは2種類(山形型、ビクトリア型)ですが、同様にその中でさらに細かい型に分かれます。

 

 これらのA/H3N2(香港型)、A/H1N1(ソ連型)、B型が同時期に流行することがあるため、同じシーズンの中でA型インフルエンザに2回かかったり、A型インフルエンザとB型インフルエンザにかかったりすることがあるのはこのためです。また、それぞれの細かい型に対する免疫反応(抵抗力)は少しずつ異なるので、人はインフルエンザウイルスの変異に追いつけず何回もインフルエンザにかかることがあります。

 

 また、今までにない新型インフルエンザが出現する可能性もあり、ヒトの間で長い間流行しなかった新しいタイプのインフルエンザウイルスによるインフルエンザへの警戒も高まっています。

 

 現在、ニワトリなどにとって毒性の強い鳥インフルエンザウイルスH5N1の流行が収まらない中、遺伝子が変異してヒトからヒトに感染するタイプになる可能性が最も危惧されています。
 新型ウイルスにはほとんどの人が抗体をもっていませんので、もし流行した場合、爆発的に世界中で大 流行すると考えられています。

 

 インフルエンザの治療に用いられる薬としては、抗 インフルエンザウイルス薬があります。これは、医師 がその必要性を判断して処方されます。 その他、インフルエンザウイルスには直接効果はありませんが、解熱剤やインフルエンザに合併する肺炎 や気管支炎に対する治療として抗生物質等が使用されることがあります。

 

 抗インフルエンザウイルス薬としては、タミフル (一般名:リン酸オセルタミビル)、リレンザ(一般 名:ザナミビル水和物)、シンメトレル(一般名:塩 酸アマンタジン)があります。

 

 抗インフルエンザウイルス薬を適切な時期(発症か ら48時間以内)に使用を開始すると、発熱期間は通 常1〜2日間短縮され、ウイルス排泄量も減少します。 なお、インフルエンザの症状が出てから2日(48 時間)以降に服用を開始した場合、十分な効果は期待 できません。

 

 インフルエンザワクチンを接種することで、インフ ルエンザによる重篤な合併症や死亡を予防し、健康被 害を最小限に留めますが、100%近い効果を期待することはできません。

 

 また、残念ながら十分な効果が現れないこともあります。 ワクチンの接種を受けないでインフルエンザにかかった65歳以上の健常な高齢者について、もしその人が 接種していたら約45%の発病を阻止でき、約80%の 死亡を阻止する効果があったと報告されています。

 

 小児については、1歳以上で6歳未満の幼児では発病を阻止する効果は約20〜30%で、1歳未満の乳児では対 象症例数が少なく、効果は明らかでなかったという報告があります。

 

 さらにワクチンの効果は、年齢、本人の体調、免疫状況、そのシーズンのインフルエンザの流行株とワクチンに含まれているウイルス株の合致状況(流行する ウイルスのタイプの変化)などによっても変わります。

 

 しかし、特に65歳以上の方や基礎疾患がある方(心臓、腎臓若しくは呼吸器の機能に障害があり身の周りの生活を極度に制限される方、又はヒト免疫不全ウイ ルスにより免疫の機能に障害があり日常生活がほとんど不可能な方)は、インフルエンザが重症化しやすいので、かかりつけの医師とよく相談のうえ、接種することを決めて下さい。

 

 わが国のインフルエンザワクチンは、世界保健機関 (WHO)が推奨したウイルス株を参考にして、前シーズンの流行状況などからその年の流行の中心となるウ イルスを予測して、毎年作られています。 ワクチン接種による免疫の防御に有効なレベルの持続期間はおよそ5ヵ月ですので、毎年流行シーズンの前(12月上旬頃まで)に接種することをお勧めします。 予防の基本は、流行前にワクチンを接種することです。

 

 

 ということですので、皆様適切な予防と対処をするための参考にしてください。 なお、インフルエンザはインフルエンザウイルスを病原とする気道感染症です。 
 つまり、インフルエンザにかかった人の咳、くしゃみ、つばなどの飛沫(ひまつ)と共に放出されたウイルスを、口や鼻から吸い込むことによって感染します(これを「飛沫感染」といいます)

 

 ということは、うがいや手洗いは基本として、のどに菌が入りづらくすることと、のどに菌がいるうちに退治してしまうことが有効な予防法です。 その方法は、口でなくて鼻で呼吸をすることと、5分〜10分おきにお茶を飲んで菌を胃に流してしまい胃酸で殺してしまうことが有効になります。

 

 あと一番大事なのは、自己免疫力を高めておくことです。 バランスの良い食事と充分で良質の睡眠、お腹を冷やさないこと、ぬるめのお湯で半身浴をしてじっくりと体の中から温めることなどが大切です。

 

おすすめ

 

 れもんとみーのシャンプーで、濡れた身体を乾かすのに普通のドライヤーを使っていましたが、トリマーさんご用達のドライヤーを買ってみました。 風がほんのりと温かくて水気を飛ばすパワーがあります。 問題は音かな・・・。


シロハ便り第115号 2018年9月

 

サイボーグ”ハル”

 

 8月は酷暑に加えて台風が9個も発生し、異常気象が顕著になって現れました。気象庁の発表する気温も計測する場所で違うので、
普段生活している場所ではそれ以上の気温になっていると思います。

 

 のきなみ体温を超える気温が続いたということになり、熱中症というより生命維持が大変なほど、苛酷な環境だったと言えると思います。

 

 体が暑さに慣れてくると感覚が鈍くなって、体の異変に気付きにくくなることがありますので、早目早目の対策をするようにしてください。

 

 9月も残暑とはいえ、油断できませんので充分に気を付けてくださいね。

 

サイボーグ”ハル”

 

 もはやアニメの世界が現実に! リハビリなどで使われているサイボーグ型ロボット”ハル”がすごいです。ハルはアルファベットで表記されていますが、コピーライトがついているので面倒なので”ハル” と書いておきます。

 

 このハルは、脳卒中などで脳の神経が麻痺し、歩行が困難になったり、手足に障害が出た時のリハビリ用として医療の現場ですでに使われています。歩行が困難な人の場合は、障害の出ている方の足にハルを装着し、歩く動作を補助します。 その仕組みは、脳が動かそうとする信号をセンサーで読み取り、その動作をハルが行うことで歩行を補助するというものです。

 

 筋肉は脳からの電気信号が届かなければ動きません。 脳の神経系に問題が起きると脳の出す信号が筋肉に届かなくなるので、動かせないところができてしまいます。
 これをハルが補助し、脳の信号を読み取り、筋肉に信号が届かなくてもハルがその動きを体にさせることで、事実上筋肉が動いたことになります。すると、脳に、筋肉が指示通りに動いたという信号が返されます。

 

 これを繰り返すことで、脳と神経と筋肉の関連性が高まり、問題があり本来の10%くらいしか神経系の伝達ができていない人でも、その10%の神経系をさらに効率よく使うことや、別の神経系が活性化され代用してくれるようになり、次第に自立して動かせるようになるというリハビリ方法です。

 

 このシステムは、神経系に問題があり障害が出た時には、非常に有効なすばらしいリハビリ方法だと思います。実際にかなりの成果も出ているようです。
 また、足が動きにくく歩行が困難な場合は、いち早くこのリハビリを行うことで、かなりの機能回復が望めるということが実証されてきています。

 

 一方、足の筋肉を動かすリハビリは比較的効果がでやすいのですが、腕や手が麻痺した場合は足よりも回復が困難で、手の動きは足よりも繊細で細かいので、従来のリハビリでは効果が出にくいものでした。 
 この場合でも、腕と手(指)に装着するタイプのハルも開発されており、本格的な実用化に向けて臨床実験中のようです。

 

 障害の出ている手足の動作を補助することができるハルですが、健常者が使うと自分の持つ力よりも大きい力を出すこともできます。重い物を持つ重労働の仕事や介護の現場でも、いつもの作業をハルの補助によって軽くすることができ、腰痛予防などの対策として期待されています。

 

 災害現場などでは、ハルのシステムを搭載した全身装着型のスーツが開発されており、チタンと強化プラスチックでできた全身フレームと放射線を通さないジャケットに内部の温度を下げる冷却装置などを装備しています。 約1分で着脱でき、全天候対応で活動が可能という、もはや見た目もロボコップか仮面ライダーのようで、かっこいいです。

 

 筋肉を動かす脳の電気信号と神経の関係が研究され、様々な分野で活用されることはすばらしいと思います。さらに進化し、もっと多くの分野で助けになる技術が生まれることを期待したいですね。

 

 そのついででもよいので、脳の信号が弱くなる原因として、脊髄の神経圧迫が医学的にも見直される日が来るといいなあと思います。

 

 筋力の低下は、筋肉の衰えを謳う前に脳からの電力低下を見ることが、全ての医療関係者やスポーツの分野で認知されたなら、どれほど無駄な怪我やリハビリや薬や時間が減少することか。 どれほど健康寿命が延びることか。

 

 いつの日か、脳が制御している全身の生命活動にかかわる電気系統が、全て明らかになり、それをAIで完全にコントロールできるようになったら、本当のサイボーグや完全な人型ロボット(アトムみたいな)が誕生するでしょうね。

 

 それと同時に、人の健康に関して、脳の電気を意図的に制御して、新たな治療方法が開発されるかもしれないと密かに期待しています。

 

おすすめ

 

 血管の詰まりを改善し、高血圧の予防になり、強い抗酸化作用で活性酸素を抑える効果があるとして注目を集めているカカオポリフェノールが最近ブームになり、カカオ70%配合のチョコレートがバカ売れしています。

 

 まあ、いいことは認めますが同時に砂糖の摂りすぎには注意が必要なので、摂取量には気を付けましょう。1日に摂取してよい量のおおよその目安は25gくらいで、板チョコの3分の1くらいです。

 

 チョコを食べてもいいのですが、カカオといえば日本のチョコの消費量は年間28万トンくらいで世界第6位に位置し、日本に輸入されるカカオの約7割はガーナ産のものです。

 

 そのガーナを含め、西アフリカのカカオ生産における児童労働が問題になっており、小規模の家族経営では小さな子供も労働力として扱われ、学校に1度も行っていない子も大勢います。 また、人身売買によって子供が取引されており、奴隷労働者として各地から集められている実態も未だに改善していません。

 

 塩分を多くとる国でもガーナでは高血圧の人が少ないと、テレビでカカオポリフェノールが高血圧に効果があるように取り上げていましたが、カカオ生産地の子供たちは一度もチョコなど口にできないくらい貧困です。

 

 このような現状に、消費国や欧米諸国の政府機関や国際協力NGOなどが様々な取り組みを行っていますが、日本ではまだまだ認識が薄くほぼ無関心でチョコを食べています。

 

 健康に良いというだけでなく、ガーナの子供たちのことも少しだけでも考えて、チョコを食べてみてください。商品を購入するとその一部がガーナ支援のための寄付金になるものがあります。

 

 詳しくは、国際協力NGO『ACE(エース)』のホームページをご覧ください。 チョコも販売しています。 その中で、カカオ70%のチョコをご紹介します。

 

サイボーグ”ハル”

 

スマイルカカオダークチョコレート
(フェアトレード)1kg

 

 3,240円

 

<認定NPO法人ACEの活動支援地域で採れた
100%チャイルドレイバーフリー(児童労働なし)
カカオを使用したチョコレート>
ご購入はこちらから

 

 

 

シロハ便り第114号 2018年8月

 

僧帽筋にかかる負担

 

連日の酷暑、特に今年の暑さは異常です。気象庁の長期予報では、短いスパンで、冷夏と猛暑が繰り返され、平均気温はどんどん上がっていく気配らしいです。

 

 温暖化が原因ですが、今年の酷暑の一番の原因は強烈な太平洋高気圧です。 気圧が高いので、上から蓋をされているような状態になり、夜に
なっても気温が下がっていきません。

 

 体への影響は熱中症だけではありません。 高気圧によって体にかかる気圧が強くなるので、体の内側からも押し返しており、内外から締め付けられる筋肉は緊張が強くなります。

 

 気温が高いと筋肉は緩むと思いがちですが、逆に筋肉の緊張は強くなり特に古傷が痛む現象が起きます。 私も去年手術した右ヒザに1日だけ痛みが出ました。 皆様も無理をせずお気を付けください。

 

僧帽筋にかかる負担

 

 下を向いて何かをしている時間ってかなりあると思います。 勉強したり本を読んだり、事務仕事やパソコン仕事、農作業や草むしり、料理や洗い物、スマホを見ている時など、かなりの時間下を向いています。
 その時に肩から肩甲骨、背中にかけての僧帽筋にどのくらいの負担がかかっているかご存知でしょうか?

 

 頭の重量は5〜7kgと言われています。 仮に6kgだとして、首を15°下に向けると僧帽筋にかかる重さは12kgにもなります。 首が30°傾くと僧帽筋には18kg、45°傾くと22kg、60°傾くと27kgもの重さが僧帽筋にかかります。

 

 その状態で長時間いれば、肩・肩甲骨・背中がきつくなるのは、火を見るよりも明らかです。 そこからまた派生して、腰回りの筋肉も硬くなります。

 

 特にデスクワークをしている人は、最低でも30分に1度は立ち上がり、ふくらはぎを動かすために歩きまわったり、踏み台を昇り降りしたり、肩を回して肩甲骨を動かす体操をしたり、背中を伸ばすように何かにぶら下がったり、何かした方がいいです。
 スマホやゲームを長時間やっている子供さんは本当に注意した方がいいと思います。 健康被害は目が悪くなるだけに留まらず、どこまで影響が及ぶか想像もできないほどです。

 

 椅子に座ってうたた寝をしている人や電車の中で寝ている人を見かけますが、頭を垂れて寝ている姿勢はかなりまずいので、注意してください。首がほぼ直角に曲がって頭が垂れていますので、首・肩・背中にかかる重量は30kg以上でしょう。
 毎年会津に行って買ってくるお米の袋1つが30kg、家で使っているウォーターサーバーの水のボトルが5ガロンで約20kgです。そんなもんが背中にぶら下がっていると思ったらゾッとします。 

 

 よく、姿勢が悪くなるのはバッグを片側だけにかけて持っているからでしょうか?と聞かれることがありますが、逆に聞きたい、あなたのバッグは30kgもありますか?と。

 

 なぜ、首がズレてくるのでしょうか?ともよく聞かれますが、いやいや、自分の生活を見てみれば、ズレない理由の方がないでしょう。そのくらいの負担を日常生活の中で負っているのです。 

 

 しかも、上記の僧帽筋かかる重量は、健全な骨格の人が基準になっています。そもそも頭を支えている頸椎がズレていれば、いくら姿勢をよくしようと努力しても、何もしていなくても体にかかる負担は非常に大きなものになります。
 その上で、首を傾け頭が垂れる状態になれば、さらに複雑に変な所に負担がかかりダメージを負います。

 

 さらに、このダメージをもっと深刻にしているのが運動不足です。 背中の筋肉のハリや痛みは以外と分かりずらく、自覚症状がないので気が付きにくいです。 そして、そこを意識的に動かして筋肉のコリをほぐそうとはなかなかしないものです。

 

 そこで、当院では新たな試みとして、背中も施術することを始めました。 施術といっても背骨に沿って刺激を与えていくだけですが、首からしっかり調整しているので、筋肉の緊張が大幅に緩和されます。 その上で、さらに首の微調整を行うと首から背中にかけての背骨ライン全体に影響が及び、相乗効果が出やすいと判断しています。

 

 皆さん、背中を押されて、意外に痛点があることを自覚していなかったことに驚かれます。 そして何より気持ちいいようです♪

 

 始めたばかりでこれから検証していくことになりますが、おそらく、背中の緊張を充分緩めることによって、頸椎での施術効果は格段に高くなり、よりよい状態がさらに続きやすくなるのではないかと思っています。
 私の施術のやり方は、無理やり骨格を矯正したり調整したりするものではありませんので、何も頸椎だけにこだわる必要はないと最近思い始めました。

 

 今後、腰の方まで刺激をしていくかは検討課題にさせて頂きます。 その方がよければ取り入れますが、こちらの体力との兼ね合いも含めて検討していきます。 けっこう施術範囲が広がるとエネルギーの消耗が激しいです。 1日の施術可能人数に影響が出るかもしれませんので、ご予約はお早目に頂けましたら幸いです。

 

おすすめ

 

 熱中症対策に経口補水液という言葉をよく聞くようになりましたが、要は飲む点滴のようなもので、水と塩分とブドウ糖を混ぜたものです。 これを簡単に作るなら、500mlの水に1.5gの食塩と20gの砂糖を溶かすと出来るのですが、砂糖はブドウ糖と果糖が硬く結合した二糖類というもので消化吸収が悪く分解するのに大量のミネラルを消費するのであまりお勧めできません。

 

 その代わりにハチミツを使うと理想的な経口補水液が出来上がります。500mlの水に1.5gの食塩と大さじ2杯のハチミツを溶かします。

 

 ハチミツは、ミツバチの体内で唾液酵素などにより、ぶどう糖と果糖との単糖状態に転化されたものです。単糖状態であれば消化吸収がよく胃に負担もかけず、何より血糖値を一定に保つ働きもあります。
 ぜひ、試してみてください。


 

あとがき

 

 ゲリラ豪雨が激しさを増す傾向にあるらしいです。万が一、車が水没して動かなくなってしまった時に、脱出方法を1つ覚えておくといいと思います。車の窓ガラスを割って脱出する方法で、座席のヘッドレストを引き抜いて金具の部分をドアとガラスの間に差し、こじると簡単に割れるそうです。
 こんな豆知識を使う日が来ないに越したことはないですけどね。

シロハ便り 第114号 2018年7月

胃腸と免疫力

 

 今年も猛暑の予報が出ています。毎日のように熱中症に気を付けるよう、テレビでも呼びかけていますね。

 

 水分補給は言うまでもなく大切です。加えて塩分やミネラルの補給も大切です。

 

 水分補給が必要ということで注意してほしいことが、甘い炭酸飲料やスポーツドリンクなどは、熱中症対策にはならないという事です。

 

 砂糖や甘味料の入った冷たい飲み物も、たまには飲みたくなりますが、糖分は体の中で分解する時に大量のミネラルを消費してしまうので、熱中症対策にはなりません。

 

 ちゃんと混じりけのない水で水分を補給し、梅干や漬物などで塩分とミネラルを補給する、昔ながらのお茶の風景が一番の熱中症対策です。

 

 家にいても、喉がかわいてなくても、水分補給は忘れずに!

 

胃腸と免疫力

 

 暑い夏場は冷たいものを欲しがります。冷たい飲み物やアイスやかき氷など、おいしいですよね。 ただし、食べすぎ、飲みすぎには注意しましょう。
 冷たいものばかり摂っているとおなかをこわします。それはそうなんですが、それ以上にやっかいなのが、免疫力が下がることです。

 

 胃腸の調子と免疫力とは、とても密接な関係があります。お腹を冷やすと、腸内の温度が1度下がるだけで腸内細菌が数千倍に膨れ上がります。 
 その菌に対抗するために免疫機能に負荷がかかり過ぎてしまうと風邪やインフルエンザなどのウイルスが体に侵入してきた時に、それに対抗するための余力がなくなってしまいます。

 

 夏場にお腹を冷やしてしまうと、夏が過ぎて秋冬になった時に、空気が乾燥してきてウイルスが活発に活動を始めた時、肝心の免疫力が落ちていることになります。
 そこに加えてストレスが強くかかると、さらに免疫力が衰えます。

 

 子供たちが夏休みが終わり新学期になってから体調を崩すのは、夏場に免疫力が落ち、学校が始まるストレスが重なるためです。

 

 人の免疫機能には、リンパ球と顆粒球という2つの成分があり、体に侵入してくる敵と戦っています。 それぞれに役割があって、顆粒球は非常に細かいウイルスなどに対抗する免疫系で、リンパ球はもう少し大物が入ってきた時に対抗する免疫系です。

 

 顆粒球とリンパ球は、その成分バランスが決まっていて、顆粒球とリンパ球が60対40の割合の時に両方とも正常に働きます。

 

 この60対40の成分バランスの割合は自律神経に連動していて、交感神経と副交感神経のバランスと同じになります。 

 

 つまり、ストレスがかかり緊張させる交感神経が強くなるとそれに連動して免疫系の顆粒球の成分が多くなりすぎてしまいます。

 

 顆粒球は細菌攻撃系ですから、むやみにその成分が多くなってしまうと、体の中の攻撃しなくてもよい菌まで攻撃してしまい、肝心のウイルスが侵入してきた時に戦う力が足りなくなってしまうのです。

 

 また、そのことが腸内細菌のバランスも崩すため、ストレスが強いと胃腸が弱いという原因にも繋がります。

 

 日常、ストレスが強い人は免疫力が弱く、風邪もひきやすいし胃腸も弱い傾向にあり、そこから様々な体調不良に発展しやすくなります。

 

 逆もまたしかりで、腸内環境を整えておくと、顆粒球の成分バランスが落ち着くので、それに引っ張られてストレスによる交感神経の緊張を和らげることにも繋がります。

 

 だからこそ、夏場に冷たいものを飲みすぎたり食べすぎたりすると、胃腸に悪いだけでなく、ウイルスへの抵抗力もストレスへの抵抗力も落ちることになりますので、充分に気を付ける必要があります。

 

 近年、血液を1滴とるたけで、そこから癌を見つけ出す研究が盛んにおこなわれていますが、癌細胞は普通に出来ていて、それを免疫力が本来の力を発揮していればすぐにやっつけているものです。

 

 それを調べて、癌細胞があるからといっても、自分の免疫力でほとんどが問題にならないのに、それを根拠に治療にかかるのは問題があるのではという意見もあります。

 

 しかし、本来の免疫力が低下していれば、そういったリスクも大きくなることは言うまでもありません。 

 

 病気のほとんどは、自分が作り出しているものです。 健康でいるためには、体の本来の機能が充分に発揮される環境を、自らの手で作り続けなければなりません。

 

 バランスの良い食事であったり、ストレスコントロールであったり、適度な運動であったり、そのようなことは極端にやればいいというものではありませんが、何のためにやっているのかはよく理解しておいたほうがいいと思います。

 

 健康は、何かを特別に注意していても何かが欠けていれば結果はマイナスです。 掛け算のようなもので、1つでも大きなマイナスがあれば結果はマイナスとなります。

 

 体を作る食事と栄養、ストレスを溜めない精神衛生面、無理なくできる適度な運動、それらがバランスよく合わさって初めていつまでも健康でいられます。

 

 熱中症対策も暑さ対策も、その後の季節のインフルエンザ対策も、バランスよく体を整えてこそ有効になります。 自分の心身を大切にしてあげてくださいね。

 

おすすめ

胃腸と免疫力

 

 暑くなると食べたくなるのが、うなぎですね。 土用の丑の日もありますし、1年で一番うなぎの食べたくなる時期ではないでしょうか?

 

 近年のうなぎの稚魚の不漁で価格も高騰していますが、どうしても食べたいので毎年食べに行くのが『野田岩』という老舗のうなぎ屋さんです。

 

 ここは、1年で一番うなぎが売れる土用の丑の日は定休日にしています。 1年中うなぎ専門でやっているのだから、土用の丑の日くらいは他のお店に迷惑かけないようにお休みにするという心意気らしいです。

 

 うちは、結婚記念日に合わせて8月の初め頃に行っています。2人だと本館での予約ができないので、予約なしで行きますが、夕方の開店間近に待っていると予約なしでも入れてくれます。

 

 

 

あとがき

 

 なかなか忙しくて運動できないという人も、やるとなるとなかなか面倒で続かないという人も多いと思います。

 

 ただ、運動といっても、プールに行ったりジムに行って本格的なトレーニングをするとか、ジョギングやお散歩の時間をあらためて取るというものでなくてもいいのです。 

 

 例えば、座っている時間を、ただ立っているだけで適度な運動になります。

 

 僕は、パソコンを使っている時間、座るのをやめて、台を置いて立ってやるようにしただけで、2か月で7kg体重が落ちました(^^♪

シロハ便り第113号 2018年6月

蔵王温泉の特徴

 

 先月の旅行は、山形県の蔵王に行ってきました。
もちろん、れもんとみーも一緒です。 猫とお泊りOKってところも増えてきましたね。

 

 今回、山形県に行ったのは、蔵王が目的ではなく寒河江に行ってみたかったからです。
 私の苗字である白岩の発祥の地らしいので、行ってみました。 祖先は大江氏で、その嫡流が寒河江氏らしく、寒河江氏の嫡流がその土地の白岩から白岩氏を名乗っていたのが始まりだったようです。

 

 ちなみに大江氏の子流は毛利氏で、人気の戦国大名毛利元就で有名な毛利家と、大江、寒河江、白岩とは同じ家紋です。
寒河江は奥州への交通や戦略的な要所であったばかりか砂金が取れたので非常に重要な土地だったようです。 故に、奥州の覇権を競った伊達氏と最上氏によって後に滅ばされてしまいました。

 

蔵王温泉の特徴

 

 今回の旅行で行った蔵王はスキー場で有名ですが、蔵王温泉は西暦110年開湯として1900年の歴史を持つと言われています。同県の白布温泉、福島県の高湯温泉と共に奥羽三高湯(たかゆ)の一つに数えられる名湯です。

 

 歴史的には、西暦110年頃、日本武尊(ヤマトタケルミノコト)が蝦夷征伐に来た際、武将の吉備多賀由(キビノタガユ)に毒矢が当たり苦しんでいた時に、温泉を発見し浴びさせたところ、すっかり全快したという古文書が残っていて、その武将の吉備多賀由が感謝の意を込めて“高湯”(多賀由)という名称を残したそうです。

 

 蔵王温泉の泉質は酸性泉です。旅館全体に硫黄の香りが充満していて、泊まったお宿は100%源泉かけ流しの温泉でした。
 酸性泉で日本一酸性の強い温泉は、埼玉県の玉川温泉と言われていますが、それに匹敵するほどの強酸性泉(pH1.25〜1.6)です(レジオネラ菌も生息できません)。強力な殺菌力と洗浄力、漂白力があり、美肌の湯としても有名らしいです。

 

 酸性泉のお風呂の入り方は、私も帰ってから調べて初めて知ったのですが、浴槽に入る前に体を洗って油膜を洗い流してしまうと肌に刺激が強すぎてしまうので、体を洗わずに湯舟に浸かり上がる前に清水で体を軽く洗い流すのが良いそうです。 
 そう言われても、そんな人を見たら注意してしまいそうですよね。僕なら、軽く洗うふりくらいでもいいから体を洗い流すようにしてから入りますけど・・・。

 

 今回泊まったお宿はペットOKで猫もOKで、『山形蔵王温泉 最上高湯 善七乃湯』という所です。うちの嫁さんは、古い!汚い!って言ってましたけど、私はとても落ち着く感じでした。
 確かに建物や部屋は古いのですが、温泉は良かったです。全国には約14,000軒の温泉旅館があり、その中でも100%かけ流し源泉はたったの1%(150軒)しかないらしく、このお宿は完全に100%源泉かけ流しで、その源泉もお風呂に行くまでに一度も空気に触れないように配慮されていました。温泉は地上に噴出した後、時間とともに劣化していくそうです。一度も空気に触れさせず、加水も加温もせずに、お湯を循環させることもなく100%源泉かけ流しにしている温泉はとても貴重なのです。

 

 この旅館は敷地内に源泉(辻屋源泉・大平源泉)を2つ所有しており、それぞれ洞窟の奥から自噴していて、源泉湯量は毎分300リットルあり、旅館の定員以上が使っても使いきれない湯量ということでした。
 辻屋源泉平均50℃、大平源泉は平均45℃の源泉をひとつにブレンドして湯量のみで適温40℃〜43℃に日々調整しているそうですが、私にはちょっと熱すぎて入っていられなかったのが残念です。

 

 酸性泉の特徴を一言で言うと『皮膚病の湯』または『殺菌の湯』です。殺菌力の強いので、慢性皮膚病には特効性があり、消化器病、慢性婦人病、筋・関節痛、糖尿病に効果があるとされていますが、高齢者で乾燥肌の人には向きません。

 

 一応適応症と禁忌症は以下の通りです。 温泉も上手に付き合ってみるといいと思います。

 

適応症(温泉が効く疾患や症状)
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、月経障害、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、 運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進

 

禁忌症(温泉の入浴を控えた方が良い疾患や症状)
皮膚・粘膜の過敏な人、特に光線過敏症の人 / 高齢者の急性疾患(特に熱のある場合)/
活動性結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、妊娠初期と末期

 

お釜

 

 私は知らずに行ったのですが、蔵王の観光名所にもなっている『お釜』に行ってきました。蔵王五色岳にある火山湖で、天候等諸条件によってエメラルドグリーン調や瑠璃色調に湖面の色が変わり、その色調は季節によって様々だそうです。水質は、pH=3.5の酸性で、生物は一切生息していないらしいです。

 

 私は何も知らずに、なんとなく行ったら全然きれいに湖面が見えたので、それほどありがたみのある景色だとは思いませんでしたが、湖面がきれいに見えることはむしろ稀で、高地にあるため雲がかかりやすく、これを見るために何度も訪れチャレンジをしている人もいるくらいタイミングが良くなければなかなか見られない景色だそうです。
蔵王温泉の特徴

 

あとがき

 

 寒河江氏の居城である楯山城があったとされる楯山公園に行ってきました。ここから見下ろす領地に白岩の土地と居城もあり、奥州の重要拠点を治めていたのだなあと思いました。
蔵王温泉の特徴