白葉整体院

シロハ便り バックナンバー集について

皆様、いつもお世話になっております。 

 

 

白葉整体院のニュースレター《シロハ便り》を毎回読んで頂き本当にありがとうございます。

 

中には、楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるようでとても励みになっております。

 

 

2009年の2月より、毎月1回、発行させていただいておりますので2013年1月現在で、もう、まる4年になります。

 

バックナンバーもずいぶんと溜まってきましたので、紙での印刷・管理が大変になってきました.。 そこで、こちらに全てのバックナンバーを掲載していくことにしました。

 

 

こちらで管理することの良いところは、テーマごとにカテゴリー分けできることで腰痛のことについて書いたもの、ストレスについて書いたもの、首について書いているものなどそれぞれをまとめて読むことができます。

 

 

毎回思いついたことを書いていましたので、毎回テーマがバラバラでした。

 

シロハ便り第1号から、順に掲載していきますが、サイドバーのカテゴリーでそれぞれのテーマにまとまります。

 

ご活用していただけましたら、幸いです。

 

シロハ便り 第99号 2017年4月

体が痒くなる冬の乾燥肌

 

 4月になりました。今月からお電話を頂いた時にも「白葉整体院です!」と出ますので
よろしくお願いいたします。

 

 5月は例年のように福島県白河市へ、みーとれもんを連れて遊びに行きます。5月16 日(火)から18 日(木)までお休みさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

 

 みーもれもんも、遠出が何より好きみたいで、いつもと変わった場所に行けるのが楽しくてしかたがない様子です。
 みーも最近では車で高速道路を走っていてもおとなしくて、たまに目をつぶって寝ているようなリラックス状態です。大人になったなあ〜

 

体が痒くなる冬の乾燥肌

 冬の乾燥肌で体中が痒くて仕方ないという話をよく聞きます。高齢になって肌の皮脂や汗の分泌が減少してくると老人性乾皮症という症状になり、肌がひび割れをしたり白いふけのような感じで鱗みたいになっていきます。

 

 肌というのは、皮脂という油の成分で覆われることで乾燥や危険な細菌から守られています。肌には悪い細菌と良い細菌が多く付着していて、皮脂を栄養分にしているものも多いですから、あまりにも皮脂の分泌が多すぎるとニキビや毛穴の黒ずみの原因になることもありますが、だからといって良い菌まで全部きれいに洗い流してしまうのは厳禁です。

 

 洗顔も今やぬるま湯でやさしく洗い、水分もやわらかいタオルで顔を押さえるように、タオルに水をしみ込ませる感じで吸い取らせ、ゴシゴシこすったりしないというのは常識となっています。

 

 洗顔する時も皮脂の油を完全に落とすまで洗ってはいけないのです。 そしてそれは身体も同じです。

 

 ボディーソープを大量に付けてスポンジやタオルでゴシゴシ身体を磨くように洗うのは、せっかく身体の皮膚を守ってくれているバリアをそぎ落としてしまう行為に等しいです。
子供のうちは、体がバクテリアとの戦いを学び、強い体にする免疫システム構築のため、12歳までは週に2〜3回の入浴でよいという研究が、米国皮膚科学会から出ているくらいです。

 

 70歳以上の高齢者の90%は老人性乾皮症という統計もあるようで、子供や高齢者は毎日入浴するのは健康のために必ずしも良いとは言えないのです。

 

 特に、高齢者になると、熱すぎるお風呂に入り、身体もゴシゴシと力一杯洗っている人が多い傾向にあります。
 温泉に行ったり近くの入浴施設に行くと、私にはお湯が熱すぎて入れないことが多いです。

 

 私も乾燥肌でアトピー性皮膚炎でしたので、冬は背中を中心に体中痒くて仕方なかったです。アトピー性皮膚炎は18歳〜20歳くらいが特にひどくて体中に湿疹が出来ていてステロイドを塗りたくっていました。

 

 20歳くらいの頃、オーストラリアへ3カ月ほど行っていたのですが、そこから帰国して1週間後くらいに目が見えなくなりました。失明の危険があるというので即入院し、いろいろと検査したのですが原因は不明で、ステロイドホルモンの点滴を1カ月続けていました。

 

 その後回復し、3か月後には視力も完全に戻りましたがその副作用で、アトピー性皮膚炎がほとんど出なくなったという経緯があります。

 

 アトピー性皮膚炎が治ったのは思わぬうれしい誤算でしたが、乾燥肌はその後も続き、夜中に背中を掻いていたり、まだ少し湿疹が出来たりしていました。

 

 その後、私はシャンプーとボディーソープを使うのをやめました。髪の毛を洗うのも身体を洗うのも湯せんです。髪の毛は抜け毛が断然減りました。日中痒くもならずフケも減りました。

 

 身体はやわらかいタオルをお湯につけてやさしく肌をなでるように洗っています。それ以降、背中が痒いと思ったことは一度もありません。

 

 髪の毛は美容院でカットしてもらった時にだけ、シャンプーを使って洗ってもらうことになります。ボディーソープは温泉とか入浴施設に入るときに、湯船に入る前に一応使って身体を洗います。家でお風呂に入る時には一切使いません。

 

 シャンプーもボディーソープもスベスベ感を出すために界面活性剤を使っている製品が多く、化粧品にも多く使われていますが、あれはロウソクと同じ成分なので、髪や身体にロウを塗っているのと同じことになります。

 

 そこで、もし石鹸を使うならどれが良いのかですが、昔ながらの牛乳石鹸がいいです。皮膚科のお医者さんも肌の弱い人には勧めるくらいです。

 

 あの赤い箱に牛の絵が描いてあるパッケージで有名な、昔からあるあの牛乳石鹸ならば、あまりゴシゴシやらなければ使っても良いと思います。

 

 私は、湯せんで身体を洗う時に使っているお気に入りのタオルがあります。昔の家にはどこにでもあった蚊帳を作っていた会社が、その蚊帳で使っていたものをタオルやふきんにして販売しています。

 

 そのタオルがとても柔らかく肌にもやさしくて、しかも汚れはしっかり取ってくれる優れものなのです。

 

 それでも、肌を守っている皮脂までそぎ落としてはいけません。皮脂についている細菌は、肌を守り健康を守ってくれているいい奴も多いのですから。そして、肌に油膜を張ることで肌を乾燥からも守ってくれています。

 

 皮脂の分泌が弱くなってくる高齢になってきたら、入浴の方法も見直してみてください。

 

今月のおすすめ

 牛乳石鹸と蚊帳で作ったタオルをご紹介しておきます。白雪タオルはもっと小さいサイズで「白雪ふきん」という名前で贈り物に人気がある商品です。私はいつも楽天市場でネットで定期的に購入しています。

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カウブランド 赤箱 100g/ 牛乳石鹸
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白雪ふきん(垣谷繊維) 白雪うるおいたおる ロングサイズ
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あとがき

 3月から、白葉整体講座のご案内が出来るようになりました。もうすでに数人の方が始められています。自分や自分の家族の調整がいつでも出来るようになる講座です。

 

 興味のある人は、玄関ホールに「白葉整体講座のご案内」という封筒がありますので、お持ち帰りになりご検討ください。 いつからでも始められますし、学ぶ期限もありません。学びやすい講座になっていると思います。

 

 肩こり、腰痛、頭痛などの症状がある人は数百万人もいる時代です。一生の健康財産として、それらを解消できる技術を身につけてみませんか。

続きを読む≫ 2017/04/09 05:49:09 自然治癒力

シロハ便り 第98号 2017年3月

スマホ老眼、スマホ老化

 

 去年の今頃の時期に、筑波山の梅林に行ってれもんちゃんとお散歩していた時に右ヒザを
ひねって痛めました。

 

 10年くらい前に左ヒザは半月板損傷で手術をして摘出しています。その時に右ヒザの半月板も切れていますという診断をもらっていたのですが、ずっと放置していました。

 

 そこをひねったわけですが、今回は手術もやむなしかなという感じで痛みがありました。

 

 しかし、この1年、温熱療法と毛管運動と自分の頸椎の調整をしながらケアしてみて、今ではれもんとのお散歩で一緒に走り回っても全く痛みがなくなりました。
 たった1年でここまで回復するとは思わなかったです(*^^)v

 

スマホ老眼、スマホ老化

 スマートフォン(スマホ)を見ている人が増え続ける中、猫背・老眼・二重あごが若い年齢のうちから出てくることを、スマホ老化というらしいです。

 

 ずっと下を向き続けて、時間を忘れるほど長時間スマホを見続けることで、姿勢は悪くなり、目も悪くなり、二重あご、ほうれい線が出来て老け顔になるという恐ろしい現象です。
 今やスマホは生活必需品のようになっていますが、何事もほどほどが肝心なのですね。

 

 スマホによる老け顔チェックをする方法があります。手鏡を持って自分の顔を見た時、手鏡を顔より上にあげて自分の顔を見たのが10年前の自分の顔、まっすぐに持って自分の顔を見たのが現在の顔、手鏡を顔よりも下にして、顔を下向きにした時に鏡に映る顔が10年後の自分の顔らしいです。

 

 スマホを長時間使った後は、思いっきり顔を上にあげて背伸びするといいそうですが、それで姿勢が良くなるわけではありません。

 

 下向きで長時間の同じ姿勢、目の使い過ぎ、これらはどちらも頸椎を歪ませる原因になります。 頸椎1番が顔の前側にスライドするようにズレを起こすので、頭の重さでさらに背骨が丸くなります。

 

 体の骨格は、楽な方に動く性質があるので、長時間の姿勢に一番耐えうる楽な姿勢へと変化していくのです。
 その姿勢が悪いと意識ではわかっていても、自分から治すことはなかなか難しいと思います。

 

 下向きの姿勢で顔の筋肉が押され、二重あごやほうれい線になりそうなのを、ストレッチで伸ばしてあげるのは良い方法かもしれませんが、かなり大変です。

 

 長時間ずっと下を向き続けている姿勢で最も恐ろしいのが、首のアーチが逆になってしまうことです。首のアーチが逆アーチになると、それに連動して背骨のS字カーブも逆になります。すると立った姿勢では背骨がストレート(真っすぐ)に近い形になるので、本来上体や頭の重さを支えてクッションになっている背骨のS字のアーチ構造がなくなってしまいます。

 

 首の逆アーチと背骨の逆S字は、首から腰にかけて痛みが出始めるとかなり痛みが長引く傾向にあり、神経系の痛みも出やすくなります。

 

 大人になってから少しずつ逆アーチになっていった人は、頸椎の調整で正しい形に戻りやすいですが、子供の頃から首に負担が強くかかり続け、首の逆アーチになってしまい、その時には何の症状も出なくて大人になってから首の痛みや頭痛や背中などに痛みが出たり、いきなり腕がしびれたりすると、なかなかやっかいな状態になっていて改善するのにかなりの時間を要することが多いです。

 

 特に最近の子供の携帯用ゲーム機などを長時間やっていたりすると、早ければ小学生の頃から症状が出始め、首の痛みや辛い肩こりや頭痛の症状が出る子もいます。

 

 携帯用ゲーム機やスマホを多用してきた子供世代が大人になってきたら、ギックリ首なども増えると思いますし、それはもう始まっています。

 

 ずっと下を向いていてスマホをやっていると老け顔になるよ、くらいでは済まない時代になるのではないでしょうか?

 

 パソコンやスマホやゲーム機を見続けることでの、目への影響も深刻です。仕事でずっとパソコンを使っていて、プライベートではスマホを使い続けることで、夕方から夜にかけてスマホの文字が見づらくなってくる、いわゆるスマホ老眼が若い世代にも急速に広がっているそうです。

 

 スマホでゲームも出来るし動画も見られますので、本を読まなくなるという人も増えているようです。スマホとかタブレットで本が読めますが、紙媒体での本は読まなくなっていき、出版社も大変なようです。確かに重たい本を持って歩くよりも便利ですが、本の方が目にはやさしいです。

 

 私は、ゆっくりとお風呂で半身浴をしながら好きな本を読むのが好きで、本当にリラックスできます。それに本だと、あとどのくらいのページが残っているのか実感でき、読み終わってしまうのが楽しみでもあり、残りページが少なくなっていくのが残念でもあり、そんな感覚も好きです。

 

 子供さんのいるご家庭では、ゲームよりもぜひ本を読む習慣をつけさせて頂きたいと思います。読解力はどんな勉強にも効果的であり、本を読む習慣は脳の発達に不可欠であるとも言われています。痴呆防止にも読書は効果が高いことも言われています。

 

 本を読む習慣は一生の財産であると昔から言われています。電車の中でも、多くの人は下を向いてスマホを使っていますが、そんな中で、おしゃれなブックカバーをつけた本を良い姿勢で読んでいる人がいると、とてもかっこよく見えます。

 

 文章を書くというのも大変な作業です。本にはその著者の思いと多大な仕事がぎっしりと詰め込まれています。その仕事量を表す活字を、その分量が感じられる本という形で手にとって、その内容に向かい合う姿勢というのも大切なのかもしれません。 それは、体の姿勢だけでなく心の姿勢もあるのではないかと思います。

 

 便利な文明の利器もいいですが、たまには脇にどけて目と体と心を休ませてあげましょうね。

 

あとがき

 去年の11月頃までは、右ヒザの痛みで10分くらい歩くと辛くなってきていたのですが、今年に入り急速に痛みが軽減しました。 痛めてから1年という時間が経過したことと、ずっとケアをしてきたことも有効に働いたのだと思いますが、プラスもう1つ思い当たることがあります。

 

 歩き方を変えました。 クッション性のよい靴ではかかとから地面につく感じになるのを、ソールの薄い5本指シューズでも痛くないように足の裏全体で着地するような歩き方にしました。

 

 すごく楽になり、今ではれもんと一緒にかなり走れます。 素足に近い状態で歩くと一番関節に負担のかからない歩き方になるのではないかと思います。 よかったらお試しを!

続きを読む≫ 2017/04/09 05:19:09 目の健康

シロハ便り第97号 2017年2月

木を見て森を見ず

 

 今年から院名を『白葉整体院』と変更することになりました。とても、オーソドックスな名前になります。

 

 整体やカイロプラクティックを取り巻く社会的な環境も、時代とともに変化してきています。
 何屋さんだかわからない名称ではなく、ちゃんと整体院と明記して、やっていくことにしました。

 

 4月くらいから、お電話でも『白葉整体院です!』とお応えするようになります。 しばらくはご不便をおかけいたしますが、今後ともよろしくお願い致します。

 

木を見て森を見ず

 東洋医学と西洋医学という言葉を一度は聞いたことがあるのではないかと思います。 では、その違いとは何でしょう。 けっこうあいまいな意味で使っていることが多いと思いますので、厚生労働省の資料から探してみました。 以下はその引用です。

 

 


東洋医学の有用性について。(既に科学的根拠が示されている分野は)「木を見て森を見ず」という言葉がある。西洋医学は要素還元論的手段で疾病の本体を究明し、その治療戦略を考えようとする。いわば「木を見る」医学の大系である。他方、東洋医学は人間存在を小宇宙と考え、その全体的な不具合を見抜き、正常化を図ろうと考える。言わば「森を見る」医学の大系である。西洋医学は今後、ますます専門分化の道を辿る。これはその研究方法論の持つ必然的な方向である。

 出典 統合医療に対する厚生労働省の取組について

 

 

 つまり、西洋医学では体の不具合に対して、パーツパーツ別々に診ていこうということで、専門の診療科目がいくつも分かれているということです。

 

 しかし、人間は機械のような部品の集まりではなく、心と身体を分離することもできません。心理的影響である心因性の病気や体の不調など、調子の悪いところが関連し合っていることもあるので、「木」を診る医学も必要だけど「森」を診る医学も必要だよね、という考え方が総合医療という形になり、日本の医学界でも研究していこうという気運が出てきています。 以下、同資料からの引用です。

 

T)統合医療とは

 

1-1) 定義
 統合医療とは、近代西洋医学と伝統医学(Traditional Medicine; TM)や相補・代替医療(Complementary &Alternative Medicine; CAM)(WHOでは、TM/CAM と称す)のそれぞれの長所を生かし、統合した、新しい医学・医療を目指すものである。

 

その特色としては、
1)患者中心の個別化医療である
2)身体のみならず、精神面、社会面などを考慮したいわゆる全人的医療である
3)治療のみならず、保健、予防および予後を含め、個人の自然治癒力を最大限に活かすものである
4)多様な治療法が提供できる

 

1-2) 範囲
 近代西洋医学はもとより、伝統医学および相補・代替医療を範囲とし、後者は、地域や風土および民族により異なるが、米国の国立衛生研究所(NIH)による、その範囲、および分類が参考となる。我が国では伝統医学(TM)として、漢方や鍼灸などがあり、CAM としては、温泉療法などが古来より利用されている。

 

 アジア諸国では、アーユルヴェーダ(インド伝統医学)や中医学(中国伝統医学)、韓医学(韓国伝統医学)などが利用されており、ヨーロッパではホメオパシーやアロマテラピーなどが利用されている。

 

 その他にも、国や地域、民族によって、各種の伝統医学やCAM あるいは、民間療法が統合医療の対象となることもある。

 出典 統合医療に対する厚生労働省の取組について

 

 

 中国では伝統医学を元にした中医学というものがあり、国策として総合医療を国際基準にしていこうという動きもあるようです。

 

 日本では、鍼灸やマッサージなどは、昔は師から弟子へ技術が引き継がれてきた伝統民間療法でした。その後医療としての法的資格を付与し制度化したものが現在の鍼灸マッサージ師の国家資格です。

 

 では、整体やカイロプラクティックはどうかというと、日本では医学的根拠が明らかになっていないということで、その他療法という形になっています。

 

 国連のWHO(世界保健機関)では、カイロプラクティックは鍼灸や指圧などと同じく、代替医療として認められていて、法制化されている国も多く、アメリカ、イギリス、カナダなど約40カ国で国家資格となっています。

 

 民間保険が主流の諸外国と国民皆保険のある日本では、カイロプラクティックに保険を使わせるのかどうかという面で、なかなか法制化がすすまない環境ですが、首ポキといわれる首を急回旋させてボキボキ鳴らすような危険な施術を見よう見まねでやっている人も多く、再教育すべし、法規制すべしという声は今後ますます高まっていく傾向にあります。

 

 そのような背景の中で、今後『木を見て森を見ず』ではなくて、自分の身体の不調は最大限自分自身の自然治癒力で根本的に治していきたいという願いに、これからの医療はどのくらい応えていけるのか、楽しみでもあり不安でもあるところです。

 

 疾患、疾病などの治療は医療でしかできません。しかし、こと健康というテーマではとてつもなく多くの情報が飛び交っています。いい物もそうでもない物も色々あります。

 

 そして、健康というテーマに対して、相談できる所があまりに?ないのが現状ではないでしょうか? 病院では治療はしてくれますが、慢性症状の改善へ向けてのアドバイスやカウンセリングにはあまり時間を取ってくれません。 これは制度的にしかたのないところもあります。

 

 本来ならば、例えば血圧が高くて病院へ行った時に、血圧を下げる薬の処方が治療ですが、同時に血圧が高くなった理由の解明と説明に加えて、どうすれば血圧が高くならずに済んで健康でいられるのかの指導をしてもらいたいですよね。

 

 そこが、病院では難しいところであり、今後総合医療としてどう向き合うのかという大きな課題であると言われています。

 

 そこで、整体院とかカイロプラクティック院などの民間療法では、色々なお話をして説明をしていかなければなりませんので、治療は出来ないかわりに、こうしたら健康に良いよというお話をすることが多いです。

 

 本来ならば医療として行う話を、健康という広いテーマで整体師などがお話をしているような状況です。 健康にとって良いことなら、医療でなくてもたくさんあります。 『らくらく毛管運動』は医療ではありませんが効果抜群です。

 

 総合医療の定義のところに書いてあったような、新しい医学・医療が実現するといいですね。 その時には、民間療法であっても良い物は良いとして取り入れられる時代がきたらいいなと思うのですが・・・。

 

 そこまでいくにはまだまだ途方もない時間が必要でしょうから、私なりに良い物は研究し取り入れることで、広く健康に良いことを情報発信していこうと思い書き続けたシロハ便りは今回で9年目に入ります。 これからもご愛読頂けましたら幸いです。

シロハ便り第96号 2017年1月

特別な力なんてない!

 

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

私が上部頸椎カイロプラクティックを学んでから、もう9年の月日が流れ、私の施術方法も、オリジナルなものに変化していきました。

 

今後は、それを長年通院してくださっている皆様へ、日頃の健康維持のため使って頂けるように、講座として教えていきたいと思います。

 

詳細は近日公開しますので、お楽しみに!

 

特別な力なんてない!

 最近特に思うのですが、世の中に“ゴッドハンド”って多すぎやしないですか? 誰が呼ぶのか“ゴッドハンド”自称ゴッドハンドも多いし、噂に尾ひれと背びれがついてゴッドハンドって言われている整体師とか、あちこちで聞きます。

 

 驚いたことに(ありがたいことに?)私のことも“ゴッドハンド”としてご紹介くださっている方もいらっしゃるようですが、私は決して“ゴッドハンド”のようなものではありません。

 

 ただ、今まで様々な治療を試みてきて改善されなかった症状が、私の施術によって劇的に改善してしまうような経験をされた方は、一様に“不思議だ!”と思うようで、“ゴッドハンド”と呼びたくなる気持ちも理解はできます。

 

 しかし、私のやっていることは、決して、何か特別な“力(パワー)”で何かをしているわけでもなく、気功とか不思議な能力のようなものでもありません。
 じゃあ、何か特別な訓練をしたのかと言われれば、残念ながら、教えてくださった先生には申し訳ありませんが、特別な訓練を受けたわけでもありません。

 

 ただ、『知っているだけ』です。やり方を。

 

 これは、誰にでも出来ます。そのやり方さえ知ってしまえば、どんな人でも体の基本的な構造や本能としての働きは同じですから。

 

 故に、私は“ゴッドハンド”ではありません。

 

 “ゴッドハンド”の伝説の中には、世の中の人が、自分の体を良くしてくれた先生に対して、その先生が何か特別な能力をもって『自分の体を治してくれた』と思っていたり、整体師の方も、自分の特別な能力で『患者さんを治している』と思っている人が多いようです。

 

 これがものすごく巨大な勘違いで、私は、そのような整体師は一切信用しません。私の行っている施術は、患者さんに対して一切の治療はしていません。元々整体とかカイロプラクティックでは治療は違法行為ですので。

 

 私が行っているのは、患者さんの骨格が動いていく方向を、自分の体のズレに対して、修正の修正の修正・・・・を繰り返している方向から、楽に最高のパフォーマンスが発揮できる、本来の正しい形へ向かう方向へ、向きを変えているにすぎません。

 

 私が、あなたの体を変化させ、よい形に治療しているのではなく、あなたの体が、勝手に正しい形に戻っていくためのきっかけを与えているだけなのです。

 

 つまり、あなたの体の骨格が、現在どれほど恐ろしい変な形をしていようが、それを治すわけではないので、難しい技術や知識も必要ないし、まあ、はっきり言ってそんなことは無駄な努力です。

 

 私が知っていることは、どこを調べてどこをどの方向へ刺激してやれば、あなたの体の骨格が正しい位置に戻っていくのかということだけです。

 

 これ、正直に暴露しますけど、ものすごく簡単なことなのです。

 

 そこで、もし私が手とり足とり教えなくても学んでいける教材を作っておけば、仮に私が皆さんを施術出来なくなる日が来たとしても、この施術のやり方を広めておけば、誰かが継承してくれるだろうと思いました。

 

 誰にでも出来る方法なので、覚えてしまえば家族や友人に対していつでも施術してあげられますし、自分自身に対して施術することも出来ます。

 

 もちろん、そんなの面倒だし、一発で治してよ(そういう経験済みの方)という人も多いでしょう。
 しかし、施術を受けると楽にはなるけれども、なかなか安定して改善していかない人もいます。そんな時に、自分で自分の体を調整できたら一生使える技術になります。

 

 本当に知識だけ、方法を知ることだけなので、テキストとインターネットでの教材動画を観れば充分に出来るようになると思い、そのテキストを現在作成中です。施術には多少のトレーニングも必要ですが、それも自宅で自分で出来るものです。

 

 わざわざお弟子さんのように私の所に通わなくても、遠方にいても出来るようにカリキュラムを作っています。

 

 この施術を身につけて、自分が出来るようになって、自分自身と家族の健康管理に役立てたいという人へ、長年私の施術を受けてくれている方ほどお安く提供できるように考えています。

 

 興味のある方は、楽しみに待っていてください。今年の前半には詳細を決定しお知らせ出来ると思います。

 

 世の中には怪しげで多種雑多な治療法があり、また、医療における対処療法の限界も多くの人が感じているのが現状です。

 

 けちけちしないで、本当に有効な健康法であり根本的な改善を目指せる方法を、みんなで広められたらいいなと思います。

 

あとがき

 物事には、守・破・離という段階があるようで、“守”とは基本を守って行うこと、“破”は基本を守りながらその殻を破って発展させること、“離”は師から離れて道を極めていくことと解釈できます。

 

 私の『守・破・離』から生まれた施術法を、またあなたの“守”から始めて、さらに発展させていってくれるならば、こんなにうれしいことはありません。興味のある方は、ぜひ挑戦してみてください。

シロハ便り第95号 2016年12月

寝像のいい人は朝が辛い

 

11 月だというのに明日雪の予報が出ている日に書いています。昨日は気温が20度を超えていました。

 

寒暖差が大きいのがこの時期の特徴ではありますが限度を超えている感じがします。

 

明日の雪の予報を出している寒気をもたらしているのは、スーパー高気圧です。非常に強いシベリア付近に出来た強力な高気圧が、世界的に季節はずれの寒気をもたらしています。

 

スーパー低気圧で大雨や大雪や台風以上の強風による被害が多発していますが、低気圧がでかくなるということは反面、高気圧も超強力になるということで、気圧の高低差による体調への影響も、今後ますます深刻になっていくでしょう。

 

寝像のいい人は朝が辛い

 

 寝像のいい人っていると思います。寝た時と起きた時の形が全く同じで、布団もほとんど乱れていない人です。
 なんとなくお行儀が良い感じがして、悪いイメージはないと思うのですが、このような寝像のいい人は、朝になって体がこわばっていることが多いです。

 

 人は本来、1晩で20回前後の寝返りをするようになっています。この寝返りを全くしない人は自分の内臓の重さによって筋肉が圧迫され続け、血管も圧迫を受けるため血流が悪くなり筋肉への酸素供給量も減りますので、筋肉が炎症を起こし、朝になって腰が痛くなったりベットから起きた時に足がこわばっていたりします。
 寝返りは必要な動作なのです。しかし、これも限度というものがあって、寝た時と起きた時に頭と足の位置が逆になっていたり、睡眠中にあまりにも頻繁に動いているようでは問題があります。

 

 この、寝返りを全くしない、あるいはほとんどしない人と、あまりにも頻繁に動く人のそれぞれの問題点を書いてみたいと思います。

 

 まず、正常な寝返りをするのは、睡眠中に同じ姿勢が続くことにより体に負担がかかることを避けようとする本能的な動きです。体は、睡眠中に横になった状態で、体のどこに負担がかかっているのかを本能的に認識します。そして、体への負担の少ない形に無意識に動く能力があり、起きて活動している時に体にかかった負担や骨格の歪みを修正して戻すことが出来ます。
寝返りがあまりにも頻繁で、睡眠中の動きが激しい人は、本来、体の歪みが強く、睡眠中にその歪みを治そうとして体は動き続けるのです。

 

 けれども、このような人は、まだ、体の痛みとか腰痛などは出ていない人です。体の歪みから腰痛がひどくなると、寝返りどころか横向きで体を丸めた状態でしか眠ることが出来なくなります。私は高校生の頃から腰痛に苦しんでいましたが、中学生の頃からずっと体の右側を下にした横向で、体を幼児のように丸めた形でしか眠ることが出来ませんでした。これは、私がはじめてオプセラピーを受ける時までずっと続きました。

 

 長年同じ形でしか眠れずにいると、当然のこととして同じところに負荷がかかり続けます。結果として、私は右の肩から右腰、右足の付け根にかけて、30代後半に強い痛みが現れ苦しみました。幸いに、腰から足の付け根への痛みは、オプセラピーを受けた初回でほとんど解消されましたが、右肩の痛みは五十肩として、その後数年にわたり痛みが出続けました。この右肩の五十肩は、最終的には自分で自分を施術して治しました。その時に見つけた、首から肩にかけて痛みを起こしているポイントは、今、皆さんへの施術に応用しています。

 

 あまりにも寝像が悪く、眠りに入る時の体の形がなかなか決まらず、よく眠れないという人は、オプセラピーの施術で簡単に改善します。横向きでしか眠れない人は、寝像の悪すぎる人よりは、骨格の歪みが深刻ですので、改善するには時間がかかる場合がありますが、それでも仰向けでも眠りにつけるようになっていきます。

 

 さて、問題は、体の歪みからくる寝像の悪さはなく、仰向けでも眠れる人で、ほとんど寝がえりをうたない寝像の良すぎる人です。
 寝像がよくても朝になって体のどこにも痛みがなく、熟睡して疲労も取れていれば何も問題はありません。しかし、朝になって体のどこかに痛みがあったり、腰が痛くて目が覚めたり、起きた時に足の動きが悪いなどがあるようならば問題です。

 

 このような人は、体の特に後ろ側の筋肉が堅いという特徴があります。体の後ろ側の筋肉が堅いと、寝ている状態の時に、体を左右に転がすことができません。これが、寝返りが出来ない原因です。

 

 睡眠中に体は寝がえりをしようと本能的に楽な態勢へ動こうとしているのですが、背中から腰、そして足のももの後ろ側の筋肉が堅いと動くことが出来ません。
 筋肉が堅いということは、もともとその筋肉への血流が悪く、その上に寝がえりが出来ないことで1晩中体の重みがかかり続けることで、さらに血管が圧迫され筋肉は堅くなっていきます。そこに炎症が起これば体が痛くなるのはごく自然なことです。

 

 体の後ろ側の筋肉が堅くなる一番の原因は、頸椎1番が前方へズレる性質があるため、頭の重さに引っ張られ体が前倒しになることで、それを倒れないように支えるため体の後ろ側の筋肉で強く支えているからです。

 

 これもオプセラピーの施術で頸椎を調整すれば、頭が背骨の真上に乗るようになり改善していくのですが、それに加えて皆さんに『らくらく毛管運動』をしてもらっていることで、体の後ろ側の筋肉がさらに柔軟になるようにしているのです。
 『らくらく毛管運動』をまじめに実践してくれている人は、長時間寝ていても腰が痛くならなくなります。すべては繋がっているんです。

 

 体の後ろ側の筋肉が柔軟ならば、適切に寝がえりをうつことも出来るようになり、朝の体のこわばりに悩むことはなくなっていくでしょう。

 

 それにプラスして、寝具にも気をつけてください。寝返りを邪魔するような環境を作らないことです。毛布やタオルケットを掛け布団の下に敷いていると、それが体に巻きついてしまい、自由に寝がえりが出来なくなります。毛布やタオルケットは掛け布団の上にかけるようにしましょう。

 

 さらに付け加えるならば、枕も寝返りがしやすいものをおすすめします。それは、首を支えるようなくぼみのついた枕ではなく、平らな枕です。ずっと仰向けで寝ていればいいわけではないので、首のアーチにフィットするような形状の枕は意味がありません。枕についてもっと詳しく知りたい人は、『シロハ便りバックナンバー集』を参照してください。枕について詳しく書いた号があります。こちらです⇒枕の大切な役割

 

 寝具の敷布団やマットレスについては、堅い方がよいのか柔らかい方がよいのかと聞かれることがありますが、寝返りの観点から言うと堅めの方がいいと思います。しかし、その人なりの体の状態に合わなければ意味がないので、横向きの姿勢でなければ眠れない人は低反発系の柔らかい、体の形にフィットするような寝具が合うともいえます。

 

 あくまでも、万人に合う寝具はありませんので、自分の体の状態に合わせながら寝具を代えていくことも必要ですし、マットレスも時間とともにへたっていきますので、適度に買い替える必要もあります。

 

 それでも、身体の骨格や筋肉の状態を先に整えておくというのが大前提となりますので、オプセラピーの施術を受けている人はプラスして『らくらく毛管運動』を実践することにより、ある程度幅広い寝具の種類に適応できると思います。

 

[腰痛・四十肩] ブログ村キーワード

 

今月のおすすめ

 

 11月としては観測史上初の都心での積雪となり、滑って転倒する人も多かったのではと思います。そこで、滑らない靴をご紹介します。以前ニュースで見たのを覚えていたのですが、油や水で濡れた床の作業環境でも滑らない安全靴があると言うのです。調べてみたらこれでした。

 


 

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シロハ便り第94号 2016年11月

 

急激な気圧変化による体調不良の原因

 

野田市の秋の恒例行事として、市内の企業・団体による自社製品のPRと販売を中心に様々な催しをしている『野田市産業祭』というイベントが10 月にありました。

 

その案内冊子が野田市の各家庭に配送されてくるのですが、それを見て驚きました。

 

産業祭の冊子に載っているキャラクターが、うちのみーちゃんとれもんちゃんに酷似しています。ほぼセットでマルパクリです。
ここまでそっくりだと、とても偶然とは思えないですね!

 

うちのみーとれもんは、野田では有名なのかな?

 

急激な気圧変化による体調不良の原因

 

 天気が悪くなると関節の痛みや頭痛が起きたり、体調が悪くなったりすることは、一般的に経験されている事として広く認知されています。最近では、天気予報で花粉注意報のように関節痛注意報のようなものを作って放送していたり、気象病などという名前も聞くようになりました。

 

 では、なぜ、天気が悪くなると体調が狂い出すのでしょう? 諸説入り乱れ、これといった説明はあまりされていませんので、ここを詳しく書いてみたいと思います。

 

 前回、低気圧より高気圧の方が危険だということを書きました。 体にかかる大気による圧力が強くなり、同時に体内からも同じ圧力で押し返しているため、血圧が上がり、体にも負担がかかるということです。
 その高気圧で負荷のかかった体に、天気が悪くなった時、何が起きているのか? 正確には、天気が崩れるちょっと前に、大きな変化が起こります。高気圧から低気圧への気圧の変化です。気圧が下がりはじめてからしばらくして?雲がやってきますので、厳密に言うと、天気が悪くなるとではなく、天気が悪くなるちょっと前に体調が崩れだします。

 

 高気圧から低気圧へ急激に気圧が変化すると、脳幹がその変化を敏感に察知し、自律神経を使って体内の圧力を調整していきます。 この時、自律神経が脳幹の指示通りに動かなければ当然体調はおかしくなります。

 

 そして、この時に、体温や血圧の変化も大事なバロメーターなのですが、もっと重大な影響があります。それが血液中の酸素濃度の変化です。

 

 私達は呼吸をして生きています。呼吸で必要なのは酸素です。酸素は大気中には一般的に21%含まれていると言われています。その酸素を呼吸によって肺に取り込み、その酸素が血液の赤血球にあるヘモグロビンと結合し、全身の細胞へと運ばれていきます。

 

 細胞へは毛細血管の先から血液が運ばれ、その血液中にある酸素を使って活動するため、充分な酸素量が供給されなければ筋肉がつるなどの症状が出たり、頭痛や目まいが起きたりします。

 

 さて、ここで、ものすごく勘違いされていることがあります。血液中の酸素濃度とは、いったいなにを言っていることなのかです。

 

 健常者の血中酸素濃度は96%〜99%と言われていて、90%を下回ることはありません。90%以下になると急性呼吸不全となります。普通に呼吸できている人ならば、この正常な濃度から大きくズレることはないので、じゃあ、酸欠にはならないだろうと思いがちです。

 

 しかし、この血中酸素濃度とは、正確には動脈血酸素飽和度といって、これは、動脈血中のヘモグロビンの何%が酸素と結合しているかの数値です。ヘモグロビンは酸素を運ぶ役目を担いますが、実は、この状態では細胞は酸素を使えません。

 

 実際に細胞が使う酸素は、血液中の水分に溶けている酸素です。ヘモグロビンは酸素と結合して、血液によって全身へ酸素を運び、そしてそこで酸素分子を放して、その酸素分子が血液中の水分に溶け込み、その酸素を細胞が血液とともに取り込むのです。
 どのくらいの酸素が血液の水分に溶けているのかを示す数値は、動脈血酸素分圧といいます。

 

 つまり、水に溶ける酸素量が低下すれば、どんなにヘモグロビンが酸素を運んでこようが、細胞に入っていく酸素量は減る、つまり酸欠になるということです。

 

 そこで、低気圧ですが、大気からの圧力が低下すれば、水の分子に気体の分子がつかまっていられなくなりますから、どんどん気体の分子が抜けていきます。低気圧では、水に溶けている酸素量(溶在酸素濃度)が低下するのです。

 

 体内でも同じことが起こります。標高の高い山に上った時に空気が薄くなり息苦しくなると言いますが、大気中の酸素濃度は約21%で変わりありません。変化しているのは大気圧で、吸入する空気の酸素分圧が低くなり、血液中に取り込んだ酸素分圧も低くなって、細胞で酸素を取り込みにくくなります。

 

 標準大気圧(1 気圧)は1013ヘクトパスカル。台風の時には中心気圧が980ヘクトパスカルなんて言いますよね。980ヘクトパスカルだとかなり大きな台風と言う感じです。
 その1 気圧1013ヘクトパスカルは水銀計の単位で表すと760mmHgで、その時に呼吸により吸入する酸素分圧は149mmHg(計算式は省きます・・難しいので)になり、この吸入気が肺胞に達し、動脈血で取り込まれた時の酸素分圧は、若年健康者で100mmHg、老年健康者で80mmHgです。

 

 低気圧の下では、大気圧が低いので、吸入する大気の酸素分圧は下がり、動脈血酸素分圧も当然低下しますので、細胞が取り込める酸素量は低下します。

 

 しかし、これが生命の神秘であり神の与えた生命維持システムなのですが、動脈血酸素分圧が低下すると、その不足した分の酸素をヘモグロビンが離すことにより、動脈血酸素分圧を維持しようとします。それゆえに、低気圧の下でも、時間の経過とともに、酸欠状態も解消していきます。

 

 以上のことから、一番危険なのが、高気圧から低気圧への変わり目であることがわかると思います。高気圧から低気圧への変わり目が、一番体の中での変化が大きく、それに対応するために、脳幹と自律神経は実に膨大な量の仕事をしていて、そこに酸欠状態が加わるので、細胞が酸欠により活動が落ち、筋肉が固まり、関節の動きを悪くし、頭痛や目まいを引き起こすなどの体調不良が生じます。

 

 頭痛や関節痛には酸欠が特に強く影響しており、欧米諸国の判定基準でいくと、約7 割の日本人は貧血と言われているくらい鉄分(ヘモグロビン)の少ない日本人は、世界的にみて最も肩こりと頭痛の多い民族です。

 

 だから、しっかりと赤身の肉、レバーなど鉄分の多いものを食べましょう。そして、半身浴と毛管運動をして、末端の血管の流れをよくしておき、多少酸欠になっても血液供給量をしっかりと確保できるようにしておきましょう。

 

 その上で、頸椎調整をしっかりとやり、神経への圧迫がなくなり、脳幹からの自律神経への電気信号が邪魔されなくなれば、自律神経はちゃんと動きます。

 

 これらの全てが上手く回ってこそ、気候に左右されることのない体になっていくと思います。それでも、天候により体の調子が変化するのは自然の摂理ですので、あまり逆らうことなく、気持ちは『晴耕?読』の心で無理をしすぎないようにがんばってみてください。

 

[気象病] ブログ村キーワード

 

これはどう見ても・・

 

これはどう見ても、うちのみーちゃんとれもんちゃんでしょ・・・

 

急激な気圧変化による体調不良の原因

 

急激な気圧変化による体調不良の原因

 

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続きを読む≫ 2016/11/05 14:15:05 自律神経

シロハ便り第93号 2016年10月

 

“遊び”があれば大丈夫

 

台風と秋雨前線の影響で、日照時間が少なく,家の太陽光発電も、先月は低調でした・・・
いや、そんなことより、農作物への影響は大きいみたいですね。

 

それだけではなく、気圧と気温の乱高下により、体への影響も大きいです。調子を崩した人も多いのではないでしょうか。

 

長雨で、ずっと雨が降っている時よりも、晴天の後に天気が崩れる時に、気圧が下がっていく瞬間が、自律神経には一番負荷がかかります。
天気予報で、そろそろ天気が崩れそうだなという時に、なるべく疲労を残さず、休息をしっかりと取り、半身浴や岩盤浴などで体をよく温め、体と神経の緊張を緩めておきましょう。

 

“遊び”があれば大丈夫

 

 自動車のハンドルやアクセルやブレーキには、“遊び”があります。その“遊び”があるおかげで、急ハンドルや急ブレーキにならずにすんでいます。

 

 この“遊び”の部分が、自律神経にも必要です。“遊び”があれば、急激な変化が起こった時にも、過剰反応を起こさなくなるからです。

 

“遊び”がない状態とは、きつきつの状態です。余裕がなく、全てのレスポンスが伝わってしまいます。それは、“遊び”がある状態よりも、コントロールしづらい状況です。

 

 自律神経に“遊び”がなくなってくると、気圧の変化によって、大きく体調を崩す結果となります。そのプロセスを少し詳しく書いてみましょう。

 

 人間の体は、というより生き物全般は、全て大気の影響を受けています。大気には、酸素や二酸化炭素、窒素などが含まれていて、それには重さがあります。地球上での大気の重さは、1平方センチメートルあたり1kgあります。つまり、親指の爪くらいの広さに1kgの重さが常にかかっているということです。

 

 厳密に言うと、大気は重さではなく圧力になりますから、全身の到る所に、上からも下からも横からも、1平方センチメートルあたり1kg相当の圧力で押されている状態です。

 

 当然ですが、そのまま何もしなければ生き物はつぶれてしまいます。それでも平気なのは、体内から同じ圧力で押し返しているからです。

 

 そして、大気は温度によって膨張や収縮が起きますので、高気圧や低気圧が出来て、その状況下では、体にかかる圧力が変化していきます。
 体の外側から受ける圧力の変化に伴い、それに合わせて体内から押し返す圧力を調整しなければならず、その調整を行っているのが脳幹と自律神経です。

 

 大気圧の変化を脳幹で認識し、正確に同じ圧力で押し返すため、自律神経という道具を使って、体内の緊張と弛緩を調整して、体内圧力を調整します。

 

 この時に、脳幹の指示が自律神経に正確に伝わらず、自律神経の動きが鈍いと様々な体の不調に繋がっていきます。

 

 特に危険なのが、高気圧です! え!?低気圧じゃないの?と思った人もいるかもしれませんが、高気圧は別名サイレントキラー(静かなる暗殺者)と言われています。

 

 標準大気圧よりも気圧が高いということは、1平方センチメートルあたり1kg以上の圧力が外部から体にかかるわけです、そして対抗するように体内からも同じ圧力で押し返しています。すると、当然のことながら、体の表面付近では、内と外からグイグイ押されていることになります。
 結果、体の表面は内外両側から締め付けられるので、毛細血管が縮まり、細胞へ血液が入りにくくなりますので、血圧が高くなります。

 

 高血圧で倒れる人のほとんどは、この状態で自分の血圧が高くなっていることに全く自覚がなく、突然倒れます。ゆえに、サイレントキラーと呼ばれています。

 

 そして、天気が良くて気持ちいいね!と油断しているけれども危険な圧力が内外からかかり、体の末端血流が悪い状態で、一気に低気圧に変わると、体内では大混乱が起きます。その時に頼みの自律神経が上手く動いてくれなければ、もう大惨事です。

 

 脳幹は、大混乱の戦闘状態の中で、怒鳴り散らしている司令官のように指示を飛ばし檄をとばしますが、腹心である自律神経に命令が届きません。
 これは、伝令が電気信号で行われているため、頸椎で脊髄を圧迫していると、その電気パルスが乱れて上手く伝わらないためです。

 

 この大変な時に、頼みの自律神経が上手く動かないと、司令官である脳幹は強いストレスを受けます。その結果、体の外の大気圧が落ちているのに、体内の圧力は下がるどころか、ストレスによる緊張が強くなり、逆に高くなります。

 

 低気圧になれば、下がるはずの血圧が、高気圧から急に低気圧に変わる時点では、一番危険な水準の高血圧になる可能性が高く、元々高血圧で体調不良の人にこれが起きれば、倒れるのも無理はありません。

 

 通常状態で日中の交感神経と副交感神経のバランスは、交感神経が60の副交感神経が40です。この状態の時には、たとえストレスを受けたとしても“遊び”があるので、交感神経が危険水準まで高まることはありません。
 しかし、通常状態の交感神経が常に緊張状態が強ければ、“遊び”がなくなり、気圧の急変に対応しづらくなります。

 

 元々が高血圧の人は、このような時に危険になるのは当然ですが、健康な人でも大きな影響を受けます。特にストレスが強く忙しい人は要注意です。

 

 晴耕雨読という言葉がありますが、まさにその通りで、晴れている時に畑を耕し、雨の時には本を読んで過ごすという、理想的な生活を言い当てた言葉です。

 

 これは、ただ晴れているから畑に出て、雨ならしょがないから本でも読んで過ごしましょうという意味ではなく、高気圧の時は、交感神経が強くなり血圧も上がるので、活動するには体が一番活発になる時であり、低気圧の時は、副交感神経が優位になるので血圧も下がり身体活動が沈静化するので体を休めるのに適していますという意味があります。

 

 天候の変化、気圧の変化によって、体が変化することを、大昔から知っていて、それに順応した暮らし方をしてきているわけです。

 

 それをわきまえながら、自分の体の調子と天候の変化を重ね合わせて、人の体は常に元気一杯でフルに活動できるようには出来ていないわけですから、体が今日はきついなと言ってきたらそれに合わせたペースで活動をセーブしたり休息を余計に取るなどの変化が必要です。

 

 体の疲れは、感じないより適切に感じる方が正常です。体が疲れたとか調子悪いと言ってきたならば、ちゃんと労わってあげてください。

 

 特に近年の台風の大型化は、体に大きな負担をかけます。毎日全力で忙しければいいというものではなく、普段から、緊張を緩める時にはしっかり緩めておき、交感神経が常に緊張し、“遊び”のない状態にならないように気をつけましょう。

 

[気圧変化] ブログ村キーワード

 

今月のおすすめ

 

 台風や強い低気圧などで天候が崩れ始める直前の体調不良には、酸欠が原因になっています。これに関しては、次号で詳しく書きますが、それに対応するために、海外では酸素バーが流行っていたり、温泉施設に酸素カプセルがあったりします。

 

 アスリートの中には、体調管理と疲労回復のために酸素カプセルを自宅に持っている人もいます。

 

 効果があるのかどうかはわかりませんが、気圧の急低下の時に頭痛が頻発する人は、酸素を吸引してみると楽になるかもしれません。実験してみて良かったらお知らせください。

 


 

あとがき

 

 今回書ききれなかったので、次号で、気圧の急低下の時に起きる関節の痛みや頭痛の主な原因について、詳しく書いてみたいと思います。その時、血液の中で何が起こっているのか、けっこう重要な話です。

 

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続きを読む≫ 2016/10/31 15:26:31 自律神経

シロハ便り第92号 2016年9月

 

恒常性の維持(ホメオスタシス)

 

  もう残暑になるのでしょうが、近年では9月が一番暑いように思います。

 

  特に今年は、台風の発生する位置も進路も異常ですね。夏の疲れも出てくる時期ですので、疲れている時は無理をしないことを心がけましょう。

 

 一番悪いのは、自分の疲れに気がつかないことなので、体が疲れを教えてくれているうちは大丈夫です。その時は、ゆっくりと充分な睡眠をとり、しっかり食べて休みましょう。

 

 ということで、来月の10月18 日〜20 日までお休みさせて頂きます。
  食べてのんびりして、また食べて・・・(-。-)y-

 

恒常性の維持(ホメオスタシス)

 

 恒常性の維持(ホメオスタシス)って聞いたことありますか? これは、環境の変化に対して、自分の体内環境をある程度一定に保つことで内臓を守り命を維持する働きのことです。

 

 気圧の変化、気温の変化で、そのまま何もしなければ、血圧や体温が乱高下し、内臓が正常に機能できなくなり命にかかわります。

 

 このような命にかかわる環境変化を脳幹が認識し、自律神経を使って、自分の体内環境をある程度の範囲に収めるように働いて命を守っています。

 

 恒常性の維持(ホメオスタシス)には、脳幹が自律神経を使って、細胞や組織を緊張させたり弛緩させたりして調整をしています。そして、自律神経と連動して免疫系や内分泌系(ホルモン)も恒常性の維持のために動きます。

 

 もし、自律神経が上手く動かなければ、免疫系も内分泌系も上手く動かなくなり、体には様々な変調・不調となって現れます。

 

 この自律神経の動きが悪くなるというのは、決して自律神経そのものが悪くなり壊れているわけではありません。自律神経は決して壊れませんし、それを動かしている脳幹からの指示も間違えることはありません。問題は、脳幹の指示が電気パルスによって自律神経に送られる時に、その電気パルスが乱れ、脳幹の指示が上手く自律神経に伝わらないことにあります。

 

 この脳幹から送られる電気パルスを乱している原因が、頸椎1 番・2 番のズレによる脊髄の神経圧迫にあり、上部頸椎の調整をすることで、この自律神経の働きが整っていく効果があります。そして、自律神経が上手く動けば、それに連動している、免疫系や内分泌系も上手く動くようになります。

 

 健康とは、これらの機能がすべて上手く連動して動くことで、保たれているわけです。

 

 さて、ここからこの恒常性の維持(ホメオスタシス)をもう少し深くみてみましょう。恒常性の維持(ホメオスタシス)は、やじろべえのようなものに例えられます。棒の上に左右のバランスをとって乗っている、天秤のようなやつです。

 

 このやじろべえが、安定しているポイントを0(ゼロ)ポイントとすると、右に傾けさせれば左へ戻ろうとする力が働きます。そして、0ポイントに戻り安定します。

 

 体内に置き換えると、自分が安定して健康でいられる状態が、やじろべえが安定している0ポイントです。そして、そこから何らかの環境変化により、ズレが生じれば、反対方向へ戻し0ポイントへ戻そうとします。これが、恒常性の維持(ホメオスタシス)というわけです。

 

 恒常性の維持(ホメオスタシス)は、主に環境変化に対する、血圧や体温の調整や、血糖値を安定させたり、血液の成分調整をしたりする意味なのですが、常に安定した健康な状態に戻そうとする機能は全身に張り巡らされています。

 

 体のバランスを保ったり、骨格のバランスを整えたり、筋肉が出す力加減を調整して安定した姿勢や運動を行ったり、怪我や病気を健康な元の良い状態に戻したりもそうです。

 

 さて、ここで問題です。もし、あなたの体において、そもそもの安定して健康でいられる状態のポイントがズレていたら、どうなるでしょうか?

 

 例えば、私は写真を撮ってもらう時、記念写真とか証明写真とかですが、必ず頭を右に傾けるように直されていました。つまり、自分ではまっすぐだと思っているのに、常に首が左に倒れ、頭の位置が左に倒れていたということです。

 

 いつも、写真を撮る時は、すごく右に斜めになった感覚でじっとしていなければなりませんでした。この実際の首の傾きと感覚とのズレは、自分では認識できないものです。なぜなら、体は首が傾いているのは良しとはしないまでも、修正しきれない状態が長く続くと、ある程度のところで妥協しようとします。しかし、傾いたままでは活動できないので、感覚の方の水平をずらして現実と合わせてしまうのです。

 

 すると、本来、まっすぐな首のまっすぐな姿勢が0ポイントのはずなのに、今度は、首が傾いたままの状態で現実的な0ポイントが出来てしまいます。そして、本人はその意識はありません。

 

 この状態で、スポーツとかのアスリートが競技をすれば、若くて体が本来の0ポイントだった時に出来ていた感覚と、どうしてもズレてきますので、筋力や技術の問題以前に、間違った0ポイントの体と意識とのズレが原因で、ミスやパフォーマンスの低下が起こります。それを懸命に修正しよう苦しみますが、結果はついてきません。

 

 健康・健全で、安定した、やじろべえの0ポイントが、自分では意識出来ない中で少しずつズレていく原因は、上部頸椎のズレによる頭の位置のズレです。本来の正しい0ポイントから左に1ポイントズレた位置で仕方なくバランスを取らざるを得なくなったら、その左に1ポイントズレた位置が、今現在の現実的に安定する、新たな0ポイントとなって、今度はそこに常に戻そうと脳も体も機能していきます。

 

 自分の意識で気がつかないうちに、ズレたポイントで骨格が安定すると、当然歪みが出来ますので、そこに、慢性的な肩こりや腰痛が起こります。

 

 脳と体が、この慢性的な肩こりや腰痛を治そうと頑張るのですが、0ポイントがズレた位置なので、完全には治しきれず、同じところに負荷がかかり続けます

 

 これが、体の骨格構造が歪むことにより、負荷の集中するポイントが出来てしまうということです。体に歪みがなく、正常な状態が0ポイントの時は、その正しい状態に戻そうとして治していきますが、体の歪みにより負荷の集中するポイントが出来ると、その部分は治しても治しても、すぐに負荷がかかり続け痛み続けるので、脳は治しきれないと判断し、その部分はある程度の負荷とダメージがある状態を通常の状態として、そこに現実的な0ポイントを新たに設定してしまい、治してもそこまでとしてしまいます。

 

 これが、古傷となって残る現象であり、そこに普段以上の負荷がかかると、いつまでも痛みを再発し続けます。そのような古傷になって残るポイントが増えていき、体中に治しきれない状態が蓄積することによって、恒常性の維持(ホメオスタシス)によって正常な状態に戻そうとする、その元々の正常な状態の質がどんどん低下してきます。

 

 こうなったら、原因不明とされる痛みや体の不調や不定愁訴が、いつどこで起きても不思議ではありません。加えて、脳によるコントロールが効かない状態が続き、不快な症状がいつどこで起きるかわからず、その対処もできない状態ならば、脳に強いストレスがかかり、精神的にもまいっていきます。

 

 そこで、病院に行くと、実に奇奇怪怪な病名を診断され、とにかく痛みや症状を抑えるだけの処置がされるのですが、それでは益々、あなたの今の正常な状態は、とっても低レベルな状態で、これ以上は脳と体は良い状態の0ポイントには戻せませんよと、言っているようなものです。

 

 上部頸椎の調整は、本来の安定して健康な状態である、本来の0ポイントに戻すことが出来るため、全身の各部にやむなく形成された、妥協点である0ポイントを1つ1つ正常化していくことが出来ます。

 

 ここが、痛みや症状の出ている部分に対して鎮痛薬で緩和させ麻痺させようとする対処療法との決定的な違いです

 痛みや症状を診るのではなく、その痛みや症状を出している状態を変えていくことが、本来のカイロプラクティックの考え方であり、それが出来ることが本物の証です。

 

 脳と体が、安定して健康な状態へ戻そうとする機能は、その戻るべき0ポイントの質によって全く違ってきます。ズレた0ポイントが変化しなければ、それ以上は改善しません。この戻るべき0ポイントの質がどんどん変化し、本当の本来の位置にきたとき、想像を超えるレベルで体は良くなり安定します。

 

 

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シロハ便り第91号 2016年8月

 

膝の半月板損傷とその後

 

夏本番の8月。これからの酷暑の時期をどう過ごすかで、秋冬の体調が決まってきます。
夏の暑い時期にお腹を冷やすと、秋から冬にかけてインフルエンザにかかりやすくなります。

 

体の抵抗力に強く影響を与えているのが腸だからです。お腹を冷やすと腸の中の細菌が数千倍になって全身へ飛び散ると言われています。
余計な細菌が全身に運ばれてしまえば、それを退治するために免疫機能が酷使され、免疫が疲れたころにインフルエンザウイルスが襲ってきます。

 

冷たいものばかりを食べたり飲んだり、お腹を出して寝ていたりなどはいけません。気をつけましょう!

 

膝の半月板損傷とその後

 

私は、今から15年ほど前に左膝半月板の摘出手術をしています。その当時は現場作業の仕事をしていて、仕事中に作業を終えて荷物を片づけていた時に、左の膝のお皿が横にズレたような感触があり、その日のうちに強い痛みを伴って、左ひざがパンパンに腫れてしまいました。

 

とりあえず近くの接骨院に行きアイシングをして治療を受けたのですが、腫れがひいても痛みは治まらず、膝専門のMRI を撮ってくれる整形外科を探して診察を受けに行きました。
はっきりと、半月板がギザギザにねじ切れていました。そこで筑波の整形外科を紹介してもらって手術を受けました。

 

手術を受けた左ひざは、今では全く痛くなることはありませんが、その手術を受けて入院中に、右膝も少し痛みがあったので、ついでに右膝のMRI も撮ってみたところ、それも切れていると言われました。
左が落ち着いたら右も手術しようね、と医師に言われていましたが、右膝はそのまま痛みもなかったので放置しています。

 

それから15年、右膝に不安がでたことは全くなかったのですが、今年の4月にれもんと筑波山の梅林にお散歩に行って、急斜面を登り下りしていたら、右膝をひねって伸ばしたような感触がありました。
それから右膝に痛みが出て、しばらくはびっこをひいて歩いていました。左膝の半月板損傷を手術した個所と同じ位置の所に痛みが強かったので、完全に右も半月板の損傷が悪化したものだと思っています。
ただし、腫れている感じではありませんでした。

 

元々、半月板が切れている状態なので、このまま痛みが引かなければ手術することも検討しなければなりませんが、さて、本当にこの半月板損傷は回復しないものなのか? いい機会なので色々と自分の体で実験してみたいと思います。

 

まず、痛みと共にどこかしらに炎症も起こしていると思います。しかし、アイシングや湿布で冷やすことはせず、徹底的に温めて、もっとしっかり炎症させる方法をとりました。

 

歩いてみて痛みを強く感じるところを徹底的にカイロを貼って温めました。自分の痛い膝を観察してみて、よく調べてみると、おもしろいことに、膝の周辺の筋に沿って痛みがあり、その位置も毎日のように変化しす。膝の内側の痛みが強くなったり、外側が強くなったり、膝より上のもも側が痛くなったり、下のふくらはぎ側が痛くなったり、変化がある度に、そこをどんどん温めました。

 

痛い箇所をカイロで温めると同時に、皆さんにもお勧めしている『らくらく毛管運動』もしっかりと行っています。

 

痛みの状況ですが、普段の生活の中では、痛めた日から1か月くらいは、じっとしていれば痛みは全くなかったのですが、椅子にすわった状態で右足を浮かせるように持ち上げるような動作で膝に痛みが走りました。階段の上り降りも少し痛かったです。

 

2か月目くらいからは、階段の上り降りは楽になり、歩くのは、始めの2〜3分ならほとんど痛みはなく、それ以上歩くと痛みが走る感じでした。

 

3か月目の終わり頃、ちょうどこれを書いている今ですが、普段の動作で痛みがでることは全くなくなり、階段の上り降りは全く平気になりました。れもんとのお散歩でも30分歩いたり走ったりしても、痛みが走ることはなくなりました。

 

昨日、膝を痛めた筑波山の梅林へ、痛めてから初めてお散歩に行きました。そして、全く平気でした。たった3か月で、よくここまで回復したなと思います。

 

痛めた右膝に関しては、現在も毎日カイロで温めていますし、お散歩や長距離を歩く時などは膝のサポーターをして動きを支えてはいます。

 

4月に痛めた当初は、痛みを気にせず動けるようになるまで、1年〜2年はかかると思っていました。それで痛みが取れなければ、手術と考えていました。

 

しかし、3か月で痛みが取れたのには自分でも驚いています。まだ、1〜2年はしっかりとケアをし、充分に警戒して動くつもりですが、体が、気にしなくていいよ!というサインを出してもいます。

 

痛みが取れるのは、鎮痛とは違います。怪我が回復してとれた痛みに対しては、体が、『動いてもいいよ!』とか、『動きたい!』というサインを送ってきます。自然と何も気にすることなく体が動いてしまう感じです。

 

おそらく私の右膝の半月板は切れているのがくっついたわけではないのでしょうが、それに派生する炎症や痛みは回復することも充分可能なようです。

 

膝の痛い人も多いようですが、慢性的な痛みでも、痛い日もあれば痛くない日もあるというくらいの痛みならば、今回の私の膝のように、ほとんど気にならなくなる程度に回復させることは可能だと思います。

 

痛い時に、よく自分の膝を指圧して調べてみてください。膝だけでなく、その周辺の筋肉や筋を押してみて、痛みを伴うコリを発見したら、そこを徹底的に温めてみてください。

 

そして『らくらく毛管運動』は必須です!!!!!!がんばって行いましょう。

 

[ヒザの痛み] ブログ村キーワード

 

今月のおすすめ

 

膝が痛い時に、どんなサポーターをしたからといって、痛みが和らぐことはないと身をもって知りました。けっこう値段の高いサポーターなんですが、痛みはどうにもならないみたいですね。

 

やっとくと安心くらいのもので、痛みが取れてきたら再発防止のお守りくらいでサポーターをしておく感じに考えておきましょう。

 


 

あとがき

 

毎年のように、猛暑になると熱中症で救急車で運ばれるというニュースが流れます。特に高齢者の人は、暑さによるのどの渇きや体調の変化に対して感覚が鈍くなっていて、倒れるまで気がつかないのが特徴のようです。

 

オプセラピーを受けている人は、神経感覚の働きが改善してきますので、痛みや体の変化に対して、正常に認識できるようになっていきます。これは、様々な病気や気候変化や怪我などに対して、自分自身を守るために有効な防衛システムです。

 

しかし、近年の酷暑は度を超えていますので、適切にクーラーを使うなどの予防措置も必要です。まだまだ、クーラーを使うことを嫌がる人も多いようですが、確かに1日中クーラーにあたっていると体調が悪くなるという気持ちもわかります。
ただ、そのような時にも、37度〜38度のぬるいお湯で、20分〜30分の半身浴をやれば、クーラーによる体の冷えや体調不良にはならなくなります。

 

ぬるいお湯でも体温より少し温度が高いので、体の芯が温まり、しかも入浴中は気化熱で涼しく感じるくらいです。そして、自律神経の緊張が緩みます。

 

半身浴の最大の効果は、自律神経の緊張を緩めることです。これをしておけば、クーラーによる体調不良は防げますので、しっかりと行いましょう。そして、がまんせず、エアコンを上手に使って、体調管理を行い、熱中症対策をしてください。

 

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続きを読む≫ 2016/08/03 16:56:03 自然治癒力

シロハ便り 第90号 2016年7月

 

インスリン抵抗性と肥満と糖尿病

 

 今年の夏は、記憶にないくらいの想像を絶する記録的な猛暑になると思います。

 

 毎年、異常気象の天候が話題になりますが、この夏はとくに危険だと言っていいでしょう。

 

 体には本来、環境の変化に対応するための機能が備わっていますが、体の疲れや変調に敏感に対応できる人と、出来ない人がいます。
 脳と体との情報交換が上手くいっている人は気候変動にもある程度強いです。

 

 オプセラを受けている人と受けていない人では、この差がはっきりと出ます。
 オプセラを受けているみなさんは大丈夫だと思いますが、自分の体の疲れや状態に、しっかりと注意を払って耳を傾けておきましょう。

 

インスリン抵抗性と肥満と糖尿病

 

 前回のシロハ便りで、太る体質とそのメカニズムを書きましたが、太るということと肥満では意味が少し違ってきます。 今回はそのあたりを解説してみたいと思います。
 摂取カロリーと摂取する糖質が多く、消費する筋肉量が落ち、運動量が落ちれば、どんどん脂肪になっていくというのが前回までのお話でした。脂肪が増えて太っていくわけですが、その太り方は大きくわけて2つに分類されます。 男性型肥満と女性型肥満です。

 

 男性型肥満とは、お腹回りに脂肪がつき、ポッコリお腹が出てくる形の太り方です。 女性型肥満とは、主におしりから下半身にかけて洋ナシ型に脂肪をついてくる太り方です。

 

 この2つに分類される太り方では、付いてくる脂肪の性質が違ってきます。 特に怖いのが男性型の肥満で、お腹に付いてくる脂肪です。なぜお腹回りの脂肪が怖いかと言うと、ここに増殖してくる脂肪は、インスリン抵抗性を引き起こす物質を出すと言われているからです。

 

 インスリン抵抗性とは、インスリンが効きにくくなる状態になることで、血液中に余分に入ってきた糖質を、その大口取引先である筋肉の貯蔵庫にしまい込むのを邪魔してしまいます。

 

 インスリンはどのような働きをしているのかと言えば、インスリンは血糖値を下げる役割をする薬のようなものではありません。インスリンは、筋肉と脂肪細胞が血糖を引き込む時に、糖が筋肉や脂肪の細胞の膜を通り抜けられるように、細胞膜を開くための鍵となる、グルコース・トランスポーターというタンパク質を出現させる役目をもっている物質です。

 

 つまり脾臓のβ細胞は血糖値が上昇してくると、余剰血糖を筋肉や脂肪にある貯蔵庫へしまっておくために、その貯蔵庫の鍵を開けるための物質(グルコース・トランスポーター)を細胞の奥から細胞膜の表面へ呼び出す目的で、インスリンを出して、刺激してあげているだけなのです。

 

 その最大の貯蔵庫が筋肉で、これはすぐに使うために貯蔵される糖質の保管庫になり、その容量が一杯になるとやむなく脂肪細胞へ引き取られていきます。

 

 インスリン抵抗性が強くなると、最大の糖質の貯蔵庫である筋肉へインスリンが効かなくなり、その貯蔵庫にはあまり入らなくなります。 インスリン抵抗性は同じように脂肪細胞にも効くのですが、脂肪細胞は容量の制限がありませんので、少しずつでも脂肪細胞へ糖質が蓄積されていき、どんどん太っていきます。

 

 さて、ここまででもかなり怖いですが、ここから2極にわかれ、さらなる恐怖がそのどちらにも待っています。

 

 海外のニュースで、400kgとか500kgの肥満体重で命の危険があり、病院へ搬送するのに家のドアをくぐれないから家の壁を壊してクレーンで運び出した、というのを見たことないでしょうか?

 

 あまり日本では、そこまでの肥満の人は見ないですよね。 インスリン抵抗性によって筋肉で消費されにくくなった糖質がすべて脂肪細胞になっていくならば、際限なく太ることができます。
 しかし、欧米人とアジア人ではインスリンを出す細胞の強度が違うのです。

 

 つまり、欧米人ではインスリンを分泌する力が強い体質の人が多く、インスリン抵抗性が起きても、それでも糖質を脂肪細胞へ押しこめるくらい、強力にインスリンを分泌できる人が多いようなのです。

 

 しかし、日本人は、インスリンを分泌する力が弱い体質の人が多く、インスリン抵抗性によってインスリンが効きづらくなると、初めは順調に脂肪細胞に吸収されていくのですが、そのうち余分な血糖を処理することが出来なくなり、血糖値が上昇していきます。

 

 つまり、インスリンの分泌力が強い体質ならば、動けなくなるくらいに際限なく太ることができ、インスリンの分泌力が弱い体質ならば、糖尿病になっていくということです。
 日本人は太っている人でも欧米人に比べれば全然スマートな方ですが、その分糖尿病リスクは非常に高く、糖尿病の患者数は先進国の中でも特に多いです。

 

 メダボリックシンドローム(メタボ)の肥満の判定基準がウエストのサイズで、男性が85cm以上、女性が90cm以上になっているのは、その部位の脂肪がインスリン抵抗性を引き起こす性質の脂肪であり、そこから糖尿病へ進んでいく危険水準へ入っていくことを意味しています。

 

 ウエストがメタボの基準値以上で、血糖値が高めだと言われている人がいたら、とにかく、まず、運動をしてください。万歩計の携帯は必須です。

 

 インスリン抵抗性を改善するには、1日1万歩以上が必要です。最低1日1万歩です。それ以上歩くことで、初めてこのインスリン抵抗性は改善方向へ進むということがわかっています。

 

 歩けるうちに歩いておくことが、その後の疾患リスクをおおいに下げることになりますので、がんばりましょう。

 

[インスリン抵抗性] ブログ村キーワード

 

 

今月のおすすめ

 

 自分が1日の中で、どのくらい動いているのかを知っておくことは大切なことです。 万歩計をもって計ってみましょう。

 

 1日に1万歩は、ちゃんと心がけをしていないと、なかなか達成できない数字です。 私は、れもんちゃんのお散歩で30分くらい歩いて3000歩くらいです。

 

 朝、掃除やいろいろな準備をしていて大体2000歩くらい。健康のためには、やはり1時間くらいは歩いている時間が必要なようです。

 

 

 

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