白葉整体院

シロハ便り バックナンバー集について

皆様、いつもお世話になっております。 

 

 

白葉整体院のニュースレター《シロハ便り》を毎回読んで頂き本当にありがとうございます。

 

中には、楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるようでとても励みになっております。

 

 

2009年の2月より、毎月1回、発行させていただいておりますので2013年1月現在で、もう、まる4年になります。

 

バックナンバーもずいぶんと溜まってきましたので、紙での印刷・管理が大変になってきました.。 そこで、こちらに全てのバックナンバーを掲載していくことにしました。

 

 

こちらで管理することの良いところは、テーマごとにカテゴリー分けできることで腰痛のことについて書いたもの、ストレスについて書いたもの、首について書いているものなどそれぞれをまとめて読むことができます。

 

 

毎回思いついたことを書いていましたので、毎回テーマがバラバラでした。

 

シロハ便り第1号から、順に掲載していきますが、サイドバーのカテゴリーでそれぞれのテーマにまとまります。

 

ご活用していただけましたら、幸いです。

 

シロハ便り 第180号 2024年1月

 

寒暖差ギックリ腰って何?

 

新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

 昨年の11月頃から作り始めていたウッドデッキに柱を立て、やっと屋根を張るところまで組みあがってきた時に、
これを書いています。

 

 年明けのお正月休みには、屋根も張り終えて、外観はほとんど完成していると思います。

 

 あとは、自作の洗面台をつけて、蛇口を2つ取り付けて完成となります。

 

 本格的な日曜大工は初めてでしたが、とても楽しい作業でした(^^)

 

 そして、楽しいことをして、体を使って動いていると、さらに体調が良くなることも、改めて気づかされました。

 

寒暖差ギックリ腰って何?

 

 世間では、激しい寒暖差によるギックリ腰が流行っているそうです。 今年は特に暖冬だと言われていますし、確かに暖かい日も多いですが、気温が急低下したり寒波が来たりと、日によっての寒暖差は大きいですね。

 

 本来、体は季節の変化と共に、春秋には徐々に暑さ寒さに体が慣れていき、夏の気温や冬の気温に対応していきます。

 

 ギックリ腰の多い時期は、従来ですと、この変化のある春秋に多く、暑さ寒さが安定してくる夏冬には比較的少なくなってくる傾向にありました。

 

 しかし、近年の温暖化の影響で、特に大陸からの季節風のうねりが大きくなっていて、暖気と寒気の入れ替わりが激しくなってきています。
 この変化の大きさに体がついていけなくなっていて、冬でもすごく暖かい日もあればすごく寒い日もあるという現状では、それに対応する体の自律神経系のシステムに大きな負担がかかり、体の細胞、とくに筋肉の硬さが毎日変わるようになっていきます。

 

 その状態で、治りきっていない古傷があったり、体のケアが不足していたりすると、その部位に突然痛みが走ることが多くなります。

 

 これが世間で起こっている寒暖差ギックリ腰ですが、うちに通って頂いている患者さま達には、この冬を観察してみても、比較的この現象は少なかった印象があります。

 

 それは、頸椎の調整を行うと、脳幹の一部であり頸椎1番の中にかかっている延髄の圧迫が改善されていくからだと思います。 

 

この延髄には、呼吸中枢と血管運動中枢と心臓運動中枢があり、延髄の圧迫は、それらの機能を著しく低下させていきます。

 

 つまり生命維持活動の中枢である延髄から脳幹、そして自律神経中枢に至るまでの要を、正常な状態に保っておくことが、環境の変化に対応するには最も効果的だということです。

 

 そして、この延髄を圧迫している頸椎1番のズレは、ほんのわずかでも影響が出ます。 このズレはどうして起こるのかというと、一番はストレスです。

 

 ストレスとは身の危険ですから、すばやく危険から逃げたり対処できるようにするために、交感神経を使って体に緊張をかけます。

 

 この緊張が脳幹付近ではとても強くかかるので、その緊張に頸椎1番の靭帯が引っ張られ、頸椎1番の歪みやズレを起こします。

 

 昔から、ストレスは万病の元と言われていますが、このようにストレスは体の生命維持活動を低下させていくのです。

 

 このストレス対策においても、今までさんざん多くのことが言われてきましたが、結局、人それぞれで事情も状況も違いますので、永遠に尽きることのない課題であることは間違いないでしょう。

 

 ただ基本的には、ストレスによる影響を防止する方法は、ストレスに対応するホルモンを使うことになります。

 

 具体的には、エンドルフィンとセロトニンです。 どちらも幸福ホルモンと呼ばれていて、脳内でストレスにより増大するドーパミンやアドレナリンを抑える働きがあります。

 

 また、ストレスを受けると腎臓の副腎皮質から排出されるコルチゾールというホルモンは、ステロイドホルモンの一種で、これが恒常的に体内に排出され続けると内臓機能に支障が出てきます。

 

 内臓系、特にストレスによって胃腸の調子が悪い場合は、このコルチゾールの影響がとても強く働いています。このコルチゾールについては、今度、より詳しく書きたいと思います。

 

 そして、このようなストレスホルモンに対抗するために、幸福ホルモンであるエンドルフィンとセロトニンをしっかり使っていく必要があります。

 

セロトニンは90%以上が腸で作られますので、腸内環境を整えることが、ストレス緩和にもとても大切だと言われている理由です。

 

エンドルフィンは、脳が快楽を感じる時に多く排出されますので、どんなに忙しくとも、自分の好きな事や趣味に没頭する時間を持つことは大切であり、健康に大きく貢献することになります。

 

新しい年の初めに、今年の目標を上げる人も多いと思いますが、自分のために何をやりたいのか、改めて考えてみて、まず自分を大切にすることを考える時間をもつことも大切ではないでしょうか。

 

皆さまの健康のため、それぞれの楽しみを存分に楽しめるような体の状態へとしっかりケアし続けられるように、今年も力を尽くさせて頂きたいと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

おすすめ

 

 ストレスの大きな要因である対人関係について、その常識を科学的に検証した名著です。 巷に溢れている自己啓発とか禅問答とは違った、とても腑に落ちる新な視点を提供してくれます。


 

あとがき

 

 昨年は、ストレスなどの心の問題からくる体への影響を改善していくための勉強を進めており、実際にカウンセリングのセッションなども行っておりました。

 

 学んでいたのは、佐藤達三先生のシナジーコンディショニングというもので、その養成講座の初級、中級、上級を全て修め、ダブルスター(☆2つ)のマスターシナジストの認定を受けています。

 

 もしご興味のある方がいらっしゃれば、お気軽にご相談くださいませ。 よろしくお願いいたします。

シロハ便り 第179号 2023年12月

 

気候変動の激しい秋冬対策

 

 こんなに暖かい、というより暑い日が多かった11月は記憶にないくらいですね。

 

 そして、急激に大気が変わり、急な雨や気温の急低下を繰り返していました。

 

 この天候の変化の大きさに、体調を崩す人も多かったようです。

 

 特に多かった症状が、眩暈、だるさ、足が重い、膝が痛い、首が動かないなどです。

 

 あと、9月からインフルエンザが猛威をふるっていますが、免疫力が下がっている人も多いような気がします。

 

 ものすごく暑かった夏と残暑の長さ、そして急激な天候の変化で、体には今まで経験したことのないことが起こっているようです。

 

気候変動の激しい秋冬対策

 

 温暖化の影響は、もはや疑いもなく、気候変動は今後さらに激しくなっていくでしょう。 もうそれはしかたがないので、それになるべく適応していくしかありません。

 

 けれども体は、今までの四季とは明らかに違う気候変動に、なかなかついていけていないのが現状ではないでしょうか。

 

 今季の秋冬で皆さまの体の変化や症状から感じるのは、ここまで急激に硬くなるのかと思うほど、頸椎1番の周囲が硬くなっていることです。

 

 頸椎1番は頭蓋骨を支えている首の一番上にあり、脳幹の一部である延髄は頸椎1番の中にかかっていて、生命維持活動にとても大きな影響を与えています。

 

 この延髄は、環境や周囲の変化を敏感に感じ取っていて、その変化に対して命を守るために必要な対策を、自律神経を使って行っています。

 

 例えば、体温調節や血流、心臓の動き、呼吸などを調整し、環境の変化や気候の変化による体への影響に対応しています。

 

 つまり、環境や気候の変化が大きいほど、この部分に負荷が強くかかり、自律神経の交感神経が強く刺激され、頸椎1番の辺りの筋肉の緊張が強くなって硬くなっているのだと思います。

 

 そして、頸椎1番を取り囲む筋肉が硬くなると、それに引っ張られてさらに頸椎1番がズレを起こしますので、それが神経に触り痛みを全身の至る所に飛ばすことになります。

 

 それまで体調がまずまず安定していた人でも、急に古傷が痛み出したり、首の寝違えや眩暈、ギックリ腰を起こすなど、色々な症状となって出ているようです。

 

 天候の変化で体調を崩しやすい人は、春と秋は特に注意が必要です。 特に今年の秋は、気温差が大きく、自律神経がついていけない人が多い印象があります。

 

 自律神経の動きが悪いと、天候や気温の変化に体がついていけず、筋肉の硬さが毎日違ってしまい、特に古傷のあった部位がどんどん硬くなってしまい、痛みを出しやすくなります。

 

 では、かといって、自律神経を意図して整えることは出来ませんので、急に対策をしようとしても、やれることは限られています。

 

 それゆえに、普段からの生活習慣がとても大事だという話は、もう耳にタコができるくらい聞いた話だと思いますが、対策としてはどうしてもそこに行きつきます。

 

 例えば、早寝早起き、運動習慣、体を冷やさない、バランスのよい食事、などなどです。

 

 あとは、天気予報などで、ある程度天気が崩れるタイミングと気温の変化がわかりますので、天候の急激な変わり目には、耳を触ってみてください。

 

 耳が冷たくなっている時は、頸椎1番周囲の血流が悪くなっています。 そのような時には、積極的に耳を引っ張ったり、ぐるぐる回したりして、耳をほぐして温めてください。

 

 耳には毛細血管がたくさんあるので、そこが温まれば周辺の筋肉の血行も良くなります。 三半規管にも近い所なので、気圧や気温の変化で眩暈がしやすい人は、特に意識してやってみてください。

 

 普段、体の調子が安定している人は、大切なのはやはり運動習慣です。 特に好きなスポーツがあり、それを楽しんでいる人は、天候の変化で体調が崩れることがほとんどない印象です。

 

 楽しみがあり、ストレスが少ない人ほど、季節の変わり目や天候の変化で体調を崩すことは少ないみたいですね。

 

 異常に暖かい日も、それならそれで、汗を流すことを楽しめるような何かを見つけてみてください。 気温の寒暖差に合わせて活動にメリハリをつけてみることも、とても効果的だと思います。

 

 気候が変わったら変わったで、それなりの楽しみ方を見つけてみてくださいね。

 

おすすめ

 

 うちの庭に作っているウッドデッキの基礎の所に、雑草が生えないように固まる砂を撒いてみました。 雑草防止シートを敷くのが一般的ですが、耐久年数が過ぎても取り換えられないので、固まる砂を使いました。

 

 砂を撒いて水をかけると固まるのですが、あんまり凸凹していると固まりが悪いので、使う時はしっかり平にならす必要があるみたいです。

 

 うちのは、けっこう適当にやったので、固まりが微妙な感じになってしまいました(^^;

 


 

あとがき

 

 ウッドデッキの基礎を作るために、11月は土方仕事を休みの度にやっていました。 そこで思い知ったのが、足の筋肉の衰えです。

 

 とにかくお尻からももにかけての筋肉痛がきつかったです。 意外にも腰は、力仕事をやった直後はきつかったですが、筋肉痛にもならず、とにかく足にきてました。

 

 作業が落ち着いたら、来年は筋トレとジム通いをがんばろうと思います。

シロハ便り 第178号 2023年11月

 

秋の花粉症について

 

 先月から計画して、家の庭に屋根つきのウッドデッキをDIYすることにしました。

 

 しばらく、診療室の前が現場になります。

 

 作業はお休みの日にコツコツとやっているのですが、いつまでに完成とかではなく、ゆっくりと思うままに自分で作っていく仕事を楽しんでいます。

 

 僕は本来、物つくりが大好きで、子供の頃はおもちゃや時計などを分解しては組み立てることを夢中でやっていました。

 

 まあ、ラジオとか時計とか、元には戻らなかったですが(^^;

 

 それでも行き当たりばったりで、考えながら形を想像し、創造していくのが楽しくてしょうがないのは変わっていません。

 

 さて、どんなウッドデッキが出来るでしょうか(^_^)

 

秋の花粉症について

 

 秋の花粉症は以前からありましたが、今年は特にひどいみたいなので、少し調べてみることにしました。

 

 春の花粉症は言わずと知れた、スギとヒノキがすぐに浮かびますが、秋では主にイネ科の植物やブタクサなどのイメージがあります。

 

 ただ、実際にはどんな植物の花粉で、何に反応しているのか、秋はイマイチわかりにくいような気がします。

 

 そして、花粉症の症状を起こす原因となっている植物は、実に60種類以上もあり、実は1年中、いつ花粉症の症状が出ても不思議ではないと言われています。

 

 その中でも、花粉症のアレルギー反応をもっている人の15%くらいは、秋の花粉症にかかりやすく、特にスギ花粉に反応する人は、秋の花粉症にもなりやすい傾向にあるようです。

 

 また秋の花粉症の特徴として、春のスギ花粉などは遠くから広範囲に飛んでくる花粉によるものですが、秋の花粉症は近くに生えている雑草から飛んできます。

 

 そして、秋の花粉症の原因となるブタクサやヨモギの花粉などは、スギ花粉よりも粒子が小さいので、気管支まで入ってしまい、くしゃみや鼻水のほかに「せき」の原因にもなり、ひどいと「ぜんそく」の原因にもなるそうです。

 

 特に今年の夏は暑かったし、暑い期間が長かったので、秋の花粉症の原因になる植物が活発になっているのではないかと言われています。

 

 ということで、秋の花粉症の原因となっている植物は身近に、しかも多種多様になっていますので、なるべく近づかないように注意することが必要です。

 

 では、秋の花粉症の原因となっている植物について、代表的なもの、特に注意が必要なものをいくつかピックアップしてみましょう。

 

 まずはブタクサがあります。 ブタクサはキク科の植物で、背丈は1〜2メールになり、黄色い小花が複数集まった房が細長く連なっています。 

 

 開花は7〜9月頃で、秋に花粉を飛ばす秋花粉症の代表的な存在です。

 

 さらにオオブタクサという種類もあり、これがさらに強烈に花粉症を引き起こします。 

 

 ブタクサとよく似ていて間違いやすいのが、セイタカアワダチソウです。 しかしこれは、虫を介して受粉する植物なので花粉は飛ばしません。

 

 ブタクサとセイタカアワダチソウの見分け方は、葉っぱに大きな違いがあり、笹の葉のような形で1枚が細長く、ツンツンしている葉っぱがついているのがセイタカアワダチソウで、ヨモギのように1枚の葉っぱにギザギザがありヒラヒラした感じの葉っぱがついているのがブタクサです。

 

 違いのわかりやすい写真が見つからなかったので、イラストを裏に載せておきます。

 

こちらがブタクサです。
秋の花粉症について

 

葉っぱを拡大してみるとこんな感じです。
秋の花粉症について

 

 

こっちがセイタカアワダチソウです。
秋の花粉症について

 

葉っぱを拡大してみるとこんな感じです。
秋の花粉症について

 

 

ヨモギも秋の花粉症の原因になりますが、ヨモギの花って見たことありますか? これです。
秋の花粉症について

シロハ便り 第177号 2023年10月

 

睡眠不足は病気だそうです!

 

 お彼岸を過ぎて、やっと猛烈な暑さから少しずつ解放されるようになってきました。

 

 特に朝晩が涼しくなったことで、よく眠れるという人も少なくないでしょう。

 

 ただ、よく眠れるとはいえ、日中に体がだるかったり、頭が重かったり、いくら寝てもいくらでも眠いという人も多いのではないでしょうか?

 

 この原因は、慢性的な睡眠不足にある可能性が高く、睡眠不足は、もはや病気であるといってもいいくらい深刻な問題になっています。

 

 9月3日は、睡眠に関する関係団体が「秋の睡眠の日」としていて、睡眠に関する問題を考える日になっています。

 

睡眠不足は病気だそうです!

 

 「睡眠の日」は、年に2回あります。 3月18日が「春の睡眠の日」で、9月3日が「秋の睡眠の日」になっており、睡眠健康推進機構というところが、日本睡眠学会との協力によって制定したものです。

 

 日本人の睡眠時間って、どのくらいかご存知ですか? 経済協力開発機構(OECD)の調査によると、日本人の睡眠時間は、先進国の中で最も少ない7時間22分という結果が出ていて、睡眠時間を調査した世界33か国での平均は8時間28分です。

 

 それでも、「7時間22分」って、けっこう長いなと思われるかもしれませんが、大人から子供まで合わせた平均ですから、大人だけの睡眠時間をとってみるとかなり短くなります。

 

 さらに日本では、1日の睡眠時間が6時間未満の人の割合が、男性で約37%、女性で約40%にもなり、日本人女性の睡眠時間は世界一短いとも言われています。

 

 家族のために睡眠時間を減らして家事や仕事をしているのが、美徳という文化的な考え方も日本には根強くあるとは思われますが、睡眠不足による経済損失は、日本では年間3兆円とも言われています。

 

 つまり、長時間がんばっても、睡眠不足になるとものすごく効率が悪くなるってことです。 さらに健康への影響も計り知れません。

 

 さらに悪いことには、その状態に慣れてしまうと、いつも眠いのにがんばるという異常な状態が普通になってしまいます。

 

 慢性的に睡眠が不足すると、肥満や生活習慣病、心疾患、精神疾患などの重大疾患のリスクが高まることが分かっています。

 

 つまり、睡眠不足で病気になることが分かっているのだから、もはや睡眠不足自体が病気であるとして、対策を立てる必要があるということです。

 

 その対策を立てるにあたって、睡眠に対する誤解をいくつか解いておきましょう。

 

@、睡眠時間が短くても、質の良い深い睡眠が取れていれば大丈夫である。
  ⇒これは大きな間違いだそうです。 実際に睡眠の量が少なければ脳や体に深刻な問題が生じます。

 

A、休みの日に寝だめをすれば大丈夫である。
  ⇒睡眠は溜められません。 平日の睡眠不足を多少補えるくらいで、お休みだから寝ていたいのは、普段からの睡眠が不足している証であり、普段の生活が不健康である証拠になります。

 

 自分にとって最適な睡眠時間は、意外とわかりにくかったりします。 しかしそれは、普段の生活において、仕事や家事をしている時の自分のパフォーマンスをよく観察してみてください。

 

 常に絶好調で、なんにでも意欲的ならば、充分な睡眠時間を確保していると言えるでしょう。 

 

 ただし、平日は元気でも休日になると眠くてしょうがないとか、休みだからなにもしたくないという感覚があるならば、普段の睡眠が不足している証拠ですので、毎日の睡眠時間を長くしていって自分の状態をよく観察するようにしましょう。

 

 睡眠不足を自覚していながら、それでも日中は元気であることが、自分は調子がよいとか、健康であることの証でだと思い込んでいると、とても危険です。

 

 自分は5〜6時間眠れば大丈夫と思い込んでいる人の中にも、ロングスリーパー(長時間眠る人)の体質の人が想像以上に多いとも言われています。 実は僕もその中の一人でした(*_*)

 

 自分への反省も込めて書いています。 元々僕自身は8〜10時間の睡眠が必要なタイプでした。 それが、最近は5〜6時間の睡眠しかとっていなかったので、休みの日には何もやる気が出ませんでした。

 

 睡眠不足の解消方法として、夜更かししないとか、生活リズムを見直す必要があります。 それでも、夜になかなか寝付けないとか眠れないとか、夜中に数回起きてしまうなどの睡眠に問題がある人もいると思います。

 

 僕の施術でも睡眠自体の問題は、改善していく人も多いですが、なかなか改善していかない場合は、睡眠の問題を扱っている専門機関に相談してみることも必要です。

 

 自分の睡眠の質を知りたい人は、下記にご紹介している株式会社 S’UIMIN のサイトを参照してみてください。

 

おすすめ

 

 装着性の良い脳波測定ウエアラブルデバイスとAIを駆使した自動解析による睡眠測定サービスを行っています。

 

 最先端の技術によって睡眠の質を測定することにより、改善するためのポイントが明確になるようです。

 

 詳しくは、こちらのQRコードを読み取ってサイトをご覧ください。

 

睡眠不足は病気だそうです!

 

https://www.suimin.co.jp/

 

あとがき

 

 僕自身も慢性的な睡眠不足と運動不足があります。 その解消と体調管理の時間を作りたいので、営業時間を一部変更させて頂きたいと思います。

 

 お電話でのご予約・お問い合わせを20時までお受けしていましたが、10月より、18時までとさせて頂きます。

 

 お電話での受付は「9時から18時まで」となります。

 

 施術のご予約の最終時間は今までと変わらず、19時からの枠でお取り頂けますので、お電話での対応のみ18時までとさせて頂きたいと思います。

 

 よろしくお願いいたします。

 

シロハ便り 第176号 2023年9月

 

猛暑、熱帯夜の中での良い睡眠

 

 連日の猛暑と熱帯夜で、睡眠に問題が出ている人が多くなっています。

 

 お盆を過ぎても暑い、お彼岸を過ぎても暑い、このような夏は今後ますますエスカレートしていくでしょう。

 

 この気候変動は、ちょっとやそっとでは止まりませんので、自分が変化し適応していくしかないです。

 

 とくに夏バテしやすい人、冬より夏の方が嫌いな人、冬も夏もどっちも辛い人など、工夫が必要でしょう。

 

 僕は、夏は全く苦にならないので、どんなに暑くても眠れないということはありません。

 

 でも、上手にエアコンは使っています(*^^)v

 

猛暑、熱帯夜の中での良い睡眠

 

 今年の夏は異常です。 35度以上の気温が普通になり、雨も少なく(ここら辺では)、お盆を過ぎても、夜もあまり気温が下がりません。 でも、毎年、異常だと言っている気がします。

 

 加えて、台風の異様な迷走による影響の長期化などで、体に受ける何らかの影響とダメージは、多少なりともみなさん受けていると思います。

 

 そのような中で、なんとか体力を維持し、暑さに負けないようにするためにも、質の良い睡眠は極めて大事と言えるのではないでしょうか。

 

 そこで、猛暑、酷暑、熱帯夜でも、質の高い睡眠を得るために出来ることや注意点などをまとめてみました。

 

 絶対に外せない3つ
@、副交感神経を優位にさせておく
A、エアコンの適切な利用
B、脳を冷やす

 

 これらを1つずつみていきましょう。

 

 @の「副交感神経を優位にさせておく」は、暑くてもしっかり湯船に入って、半身浴をしましょうということです。 

 

 よく眠るためには、交感神経と副交感神経のバランスにおいて、副交感神経の方が交感神経よりも優位になっておく必要があります。

 

 日中の焼かれるような強い日差しとエアコンでの冷えを繰り返しているので、交感神経が余計に強くなっています。 また、強すぎる高気圧に圧迫されることで、さらに交感神経が強く働いていますので、お風呂で副交感神経の方が優位になりやすいように調整しましょう。

 

 35度を超えるような日なら、その日のお風呂は37度くらいのお湯に心臓をつけないくらいの半身浴を最低でも20分はしてください。

 

 エアコンによる冷えも解消されるので、寝ている時にエアコンを使っていても、体へのダメージは少なくなります。

 

 Aの「エアコンの適切な利用」は、もう夜でも付けっ放しにしておかなければいけない状況です。 あまりエアコンの冷房が好きでない人も、設定温度が高めでもいいので、ちゃんとエアコンをつけて寝ましょう。

 

 直接エアコンの風が当たるのが嫌な人は、2間つづきの部屋があるなら、寝ている部屋はエアコンをつけずに隣の部屋のエアコンをつけて、ドアや襖を開けておくとよいです。

 

 そのような部屋の構造になっていない場合は、天井からカーテンを吊るしたり、つい立てなどを置いて、寝ているベッドなどのスペースを区切るとよいと思います。

 

 あとは、寝る前にキンキンに部屋を冷やしておいて、寝る時に設定温度を高めにしてから寝るのもよいですが、それでも弱くてもエアコンは付けっ放しにしといたほうが安心です。 夜に熱中症になるケースも今後さらに増えてきますので、夜中の気温管理にはますますの注意が必要です。

 

 Bの「脳を冷やす」は、水枕などで冷やしても効果的(冷やしすぎには注意)です。 脳が休まればよいので、体より脳が冷えていた方が良い睡眠が得やすいです。

 

 エアコンをつけていれば、水枕までしなくてもよいですが、エアコンの風で口の中や喉が乾燥してしまい調子が悪くなる人もいます。

 

 そんな時は、口にテープを貼って寝ましょう。 口テープは鼻呼吸を促します。 これは脳を冷やすことにもなるので、エアコンの風対策を兼ねて非常におすすめです。

 

 鼻呼吸だと、鼻から入った外気が、口から通っていくよりも脳の近くを通ります。 鼻呼吸の方が、吸い込んだ外気で脳の熱が冷まされます。

 

 このように、いろいろと工夫してみてください。 しっかり食べることと、しっかり寝ることは、猛暑、酷暑を乗り切るためにますます大事になってきます。

 

 異常気象に負けない自分作りをがんばっていきましょうね。

 

おすすめ

 

 熱帯夜で寝苦しいとか眠りが浅いという場合、睡眠の質を良くするために最も簡単な方法が、口を開かないようにテープで止め、鼻呼吸をすることです。

 

 鼻の気道は口よりも脳に近い所を通っています。 

 

 いくら熱帯夜とはいえ、さすがに夜の外気は体温より低いですので、吸い込んだ空気が脳の近くを通り、脳を冷やしてくれるので、睡眠の質が上がります。


 

あとがき

 

 猛暑の真っ只中、8月下旬にリビングのエアコンが壊れました(≧∇≦) 室外機のセンサー異常だそうです。 直るのに1週間かかりました。

 

 突然の故障は、もう機械の当たり外れですからしかたないのですが、このエアコンは外れでした。 

 

 みなさんも真夏と真冬の前には、試し運転などで、フルパワーで動かしてみて異常が出ないか確認しといた方がいいですよ。

 

シロハ便り 第175号 2023年8月

 

酷暑下で体の表面はどうなっている?

 

 危険レベルの酷暑が続いていますね。

 

 とにかく、体が今までに経験したことのない暑さにさらされていますので、その影響は測りしれません。

 

 熱中症対策は、もう耳にタコができるほど聞いていると思いますので、しっかりと注意を払って行っていきましょう。

 

 耳にタコかもしれませんが、水分補給と塩分補給ということはみなさんご存知ですよね。

 

 でも、ここにもう1つ、盲点があることをご存知でしょうか?

 

 それは、カリウムの不足も補うということです。 細胞は、塩からのナトリウムイオンと、もう一つカリウムイオンによって動いているといっても過言ではなく、両方必要なのです。

 

酷暑下で体の表面はどうなっている?

 

 この連日の酷暑の原因は、2重に重なった高気圧のせいです。 太平洋高気圧にチベット高気圧が被さって、熱が蓋をされている状態です。

 

 その原因は、やはり温暖化による海水温の上昇でしょうから、毎年のように異常な暑さがひどくなっていくことは容易に想像できます。

 

 もう、すぐにはどうにもならないので、暑いのはしょうがないとして、そこからくる体への影響を知ることで、なんとか対処していくしかないです。

 

 この酷暑によって起こりやすい体の症状として、筋肉が攣る、頭が重い、だるい、食欲が出ない、など様々あります。

 

 この中でも、暑いのに体の筋肉が硬くなり、体の重さや足のだるさなどの不快感が出たり、筋肉が攣ったりする現象は、気圧の高さに関連があります。

 

 高気圧はご存知のとおり、大気の重さが重くなります。 体の全方向から強い圧力を受けるのが高気圧の特徴です。

 

 高気圧は下降気流になっているので、大気の密度が高くなり圧力が高まります。 イメージとしては、注射器の先に蓋をして、ピストンを押しているような状態です。 すると注射器の中の空気は圧縮されて圧力が高くなりますよね。 それと同じ状況です。

 

 すると、体も外から押される圧力が強くなると縮みます。 なのでそうならないように、自律神経で調整をし、体の表面を内側から押し返す圧を高くして押し戻しています。

 

 そうなると、高気圧が強ければ強いほど、体の表面は内側と外側から、より強い圧力で押され続けることになります。

 

 これらの条件が重なって、血圧も高くなり、体の表面の筋肉にも過負荷がかかるようになります。 つまりオーバーワークを強制されているような状態です。

 

 加えて、汗により体の中の塩分とカリウムが出て行ってしまうと、細胞を動かしているタンパク質が動かなくなっていきます。

 

 この細胞を動かすタンパク質のしくみは難しいので詳しい説明は省きますが、簡単に言うと、1つの細胞の中には約10万個ものタンパク質が入っていて、そのタンパク質とはアミノ酸が数珠つなぎになっているのですが、ナトリウムイオンとカリウムイオンのプラスの電荷がタンパク質のアミノ酸にくっついたり離れたりして、プラスとマイナスイオンの反発や引き合う力で、タンパク質の形状を変化させています。

 

 その変化が、1秒間に数百回起こっていて、その変化でタンパク質が動き、それが歯車のように噛み合って、モーターを回すような原動力になり細胞を動かしています。

 

 つまり、細胞を動かすのには、ナトリウムイオンとカリウムイオンが絶対に必要で、しかもバランスのよい濃度で体に存在していなければならないということです。

 

 ナトリウムイオンは、塩分補給で補うことが熱中症対策で必要と、みなさんご存知だと思いますが、カリウムの補給も同じくらい大切だとは、あまり知られていないのではないでしょうか?

 

 この酷暑で、強い高気圧によって、体の特に表面に近い肌細胞や筋肉は、オーバーワークを強いられていて、その上で、その細胞を動かすために必要なミネラルイオン(特にナトリウムイオンとカリウムイオン)が汗で抜けて行けば、その肌も筋肉も硬くなっていくのは当然と言えるでしょう。

 

 また、暑いので涼しいクーラーの効いた所でじっと動かない時間が増えれば、筋肉の運動で動いていくはずのリンパ液が動かずに滞るようになります。

 

 その上、外の暑さと部屋の中の温度差も大きく、それも自律神経の調整に負担をかける原因となり、体調を狂わす要因にもなります。

 

 酷暑の暑さ、高気圧による細胞のオーバーワーク、ミネラルイオン不足による細胞の不活性、リンパ液の流れの悪さ、温度差による自律神経の負荷、などが折り重なって様々な体調不良に繋がり、危険な熱中症にも繋がっています。

 

 これらを考慮の上、みなさんそれぞれの体調に合わせた対策が必要ですので、とにかくこの時期は注意深く体を労わることを念頭においてお過ごしください。

 

 しっかり睡眠をとること、疲労や重さやだるさを感じたら無理をしない、水分だけでなくミネラルをバランスよく摂取する、ぬるいお湯でしっかり半身浴をしてクーラー冷えを取っておく、暑さに注意しながらも体を適度に動かす(もしくはらくらく毛管運動を行う)、野菜やタンパク質、脂質、炭水化物のバランスのよい食事をしっかり摂る、など基本的な生活習慣こそが、今後もひどくなっていくであろう酷暑から身を守る上で最善です。

 

おすすめ

 

 カリウムを最も多く含む食材は、「ずいき」です。 ずいきとは、八つ頭とかいろんな里芋の葉柄(ようへい)のことで、葉っぱを支えている柄の部分です。 ずいきを乾燥させたものを芋がらといいます。 芋がらの方が馴染みのある名前ですね。

 

 芋がらを煮物などにして食べていた昔の食事には、健康にとって極めて合理的な素晴らしい栄養素が含まれていたのです。

 

 ちなみにわかめとか昆布もカリウムが豊富です。

 


シロハ便り 第174号 2023年7月

 

梅雨時期の体調不調はリンパにあり

 

 先月に発生した台風の影響で、梅雨前線が刺激され大雨が降った時、おかげさまでうちの横に流れている用水路は溢れなかったのですが、一部崩れました。

 

 それで、市役所から見に来ていたり、今も補修の工事をやっているみたいです。

 

 今や、身近でもどこでも水害が起きる可能性がありますので、やはり普段から出来ることには備えておくに越したことはないと思います。

 

 だいたい、街は1時間に30oの雨までを想定して、作られています。 

 

 なので、1時間に30o以上の雨と聞いた時には、なるべく外出は避けた方が無難だと覚えておきましょう。

 

梅雨時期の体調不調はリンパにあり

 

 梅雨に入り、体調を崩している人が増えています。 症状として多いのは、頭痛、眩暈、体が重い、だるい、関節痛などです。
 ギックリ腰も多いですね。 体の筋肉が硬くなっている人が多いのと、特にふくらはぎがパンパンで浮腫みと硬直で状態が悪いと、それがトリガーとなってふくらはぎの痛みではなくギックリ腰として発症します。
 それと熱中症は、もはや言うまでもないことですが、湿気が多く汗が蒸発しにくい梅雨は厳重な注意が必要です。
 気候変動によって、年々厳しい環境になってきていますので、体調管理はさらに難しくなり、さまざまな症状がこれからも出てくる可能性が高くなると言っていいでしょう。
 ただ、しかし、このような天候や気象状況でも、全く体調を崩すことなく、元気いっぱいで活動できる人がいることも確かです。
 特に、これは当たり前だと言われるかもしれませんが、僕は全くおかしな症状が出ません。 それどころか、新しく会得したカウンセリング技術により、一般の方へ有料でのカウンセリングセッションを先月から始めていまして、その都度の準備や報告書のまとめ作業などで、毎日深夜12時くらいまで仕事をしています。
 それでも、全く元気で、どこも痛くもなく疲労も感じていません。 1年中、気候に左右されることはなく、暑さ寒さにも年々強くなっています。
 では、この違いはどこにあるのでしょう。 僕がみなさまに以前からお伝えしている事を、僕はまじめにずっとやってきました。
 ただそれだけのことです。

 

 「半身浴」と「らくらく毛管運動」と、最近では「適度な運動」

 

 この効果は、地味ですが最強です。 なぜなら、体の健康が何に基づいて形成されているのかを考えた上で、絶対に外せないポイントに最高の効果をもたらすからです。
 これも、以前から、僕は口を酸っぱくして言っていますが、体は細胞の集合体です。 昔は60兆個の細胞と言われていましたが、近年の研究では37兆個と言われていて、どっちにしてもそれだけの数の細胞が集まって1つの生命体を支えてくれています。
 その細胞を元気にすることが、その集合体である体を元気に保つことに直結するのは当然ですよね。 そのために必要なことが、細胞にちゃんと血液を届けるということです。
 そのためには、毛細血管の流れが正常であることが必須です。 半身浴とらくらく毛管運動は、ここをケアするのに最善の方法なのです。
 そして、毛細血管は、細胞に血液を送り、栄養と酸素を送っているのですが、細胞がそれらを使ってエネルギーを作りだし、その結果の老廃物はリンパ管を通り排出されていきます。
 このリンパ管も、体の末梢部分では毛細リンパ管といって、非常に細い管になっています。 リンパ管は細胞の近くから起点となり、老廃物を吸い上げていって、最後は右鎖骨ちかくにある右リンパ本幹から静脈に注ぎこまれます。
 リンパ管には、心臓のようなポンプはついていないので、主に体を動かすことによる筋肉の収縮によって、血液よりもゆっくりとしたスピードで流れています。
 そして、リンパ管を動かす最大のポンプとなっている筋肉はふくらはぎです。 ふくらはぎが動くことによって、下から上へリンパ液を回す役割を担っています。
 ですので、運動不足でもリンパ液の流れは悪くなり、細胞からの老廃物が充分に排出されなければ、体全体が重く、だるくなっていくのは当然と言えます。
 特にこの時期、気圧変化が大きいので、その変化に自律神経が即座に対応できていなければ、ふくらはぎが浮腫むことも多くなります。
 これが、リンパ液の流れをさらに悪くさせ、体に老廃物と毒素が溜まる原因になっていきます。
 このような事態を起こさせないためにも、半身浴で副交感神経を優位にさせ、筋肉の緊張が緩みやすい状態にし、らくらく毛管運動で毛細血管の流れをよくし、細胞に酸素と栄養を充分に供給させ、細胞レベルで柔らかい状態にしておくことが重要なのです。
 今一度、これらの重要性をよく考えて、日々実行してみてください。

 

重要⇒「半身浴」と「らくらく毛管運動」と、「適度な運動」

 

おすすめ

 

 強い日差しから車内を守るサンシェードで、いいものがありましたので購入してみました。 設置も格納も楽で簡単なので重宝しています。

 


 

シロハ便り 第173号 2023年6月

 

家電リサイクル法での処分方法

 

 今年に入ってから、エコキュートが壊れて給湯器に換えました。
 先月は屋根の修理と外壁塗装を行いました。

 

 そして先日、テレビが壊れました(*_*)

 

 時期的に重なるので、しょうがないのですが、こうもまとめて壊れたり補修をすることになると、まあ大変ですね。

 

 テレビはネットで安く買いました。 前のより大きい画面でしたが、必要最小限の機能を持たせたものを買い、テレビの機能は使わず、以前から使っていたブルーレイレコーダーに繋げたので、テレビは大きなモニターの役割だけという感じです。

 

 結果、快適に使えているのですが、困ったのが前のテレビの処分です。
 そこで、大型家電の処分方法について調べてみました。

 

家電リサイクル法での処分方法

 

 うちのテレビが壊れたので、ネットで安くても充分なものを調べて選びました。 そもそもオーバースペックで、メーカーの言われるままに使わない機能満載の高額なのを買う必要もないと思ったので。

 

 今まで使っていたテレビは、ブルーレイレコーダーを繋いでいて、CASカードもレコーダーの方に入れていました。

 

 ブルーレイレコーダーは一度買い替えたのですが、テレビはもう20年くらい使っていて、一度も故障もしなかったので、とてもよく頑張ってくれました。

 

 今回買い替えてみてわかったのが、テレビを買い替えて、以前からのブルーレイレコーダーに繋ぐと、それまで録画したものが全部初期化されてしまい、消えてしまうということでした。

 

 まだ観ていないドラマとかの録画もあったので、テレビをメインにしてレコーダーを繋ぐのではなく、レコーダーに今まで通りケーブルから入力させ、テレビに出力させるように繋ぎました。

 

 これで今まで通り、レコーダーの録画も観られるし、録画もできます。 テレビだけ、今までより大きな画面になって、どちらも快適に動いています。

 

 結果的に、必要最小限の機能をもったテレビを買って正解でした。 機能はレコーダーで、テレビはそれのモニターという感じです。

 

 それにしても去年から、家電等が立て続けに壊れます。 どれも長持ちしてくれたので、ありがたかったのですが、やっぱり続くと大変ですね。

 

 去年は、冷蔵庫と洗濯機を買い替えていて、冷蔵庫、洗濯機、テレビはどれも家電リサイクル法の適応を受けます。

 

 買い替える時に、冷蔵庫は近くの家電量販店で、洗濯機はネットで買ったのですが、そのどちらもお店で引き取り処分をお願いできたので、家電リサイクル法のもと処分費を支払い、持って行ってもらいました。

 

 そして今回のテレビは、格安だったのですが引き取りはしてくれなかったので、自分で処分しなくてはならなくなりました。

 

 自分でこれらの大型家電を処分する場合、いろいろな方法があって、知らないと損をしかねませんので、整理してまとめてみたいと思います。

 

 まず、ちゃんとしたメーカー品のテレビに買い替えるならば、テレビの下取りをしてくれるジャパネットとかが、処分という面では一番簡単でお得です。 
 処分でなく下取りなので、家電リサイクル法も関係なしで、リサイクル券なども購入する必要はありません。

 

 次は、家電量販店で、買い替えの時に処分もお願いする方法です。 買う時の金額に、家電リサイクル料金が、テレビとは別で見積に入っていますので、よく確認してみましょう。 

 

 こちらは、だからといって損かどうかは、本体の値引きにもよるので、ここは欲しいメーカーや機種で比べてみないと分からないところです。

 

 次に、テレビの買い替えをした販売店でないお店で処分をお願いする場合、リサイクル回収料金と収集運搬料金がかかります。 そして、持ち込みではなく回収に来てもらうには、訪問回収費が別途かかります。

 

 リサイクル料金は、テレビの種類や大きさで変わります。 テレビの種類はブラウン管テレビか液晶かプラズマかで違います。 有機ELテレビは回収してもらえないこともありますので、事前に確認しましょう。

 

 収集運搬料金は、一律1,210円(税込)です。 訪問回収費は、販売店や業者によって違います。 参考にヤマダ電機では3,000円弱くらいです。

 

 次に、例として野田市のホームページに掲載されているリサイクル協力業者というのがあって、うちも初めはそこで頼もうかと思って電話してみました。

 

 そしたら、リサイクル回収料は郵便局で家電リサイクル券を購入しておかなければならず、料金は2,970円と、収集運搬料金1,210円でしたが、訪問回収費が7,000円くらいでした。 全部で1万円ちょっとかかるので、ちょっと考えますといって電話を切りました。

 

 そこでいろいろ調べたわけです。 そしたらリサイクルショップで持ち込み無料とあったので、そこに持って行ってみました。

 

 場所は埼玉県朝霞市でしたので、車で1時間くらい。 ドライブをかねて行ってみたら、受けつけで画面割れてないですか?と聞かれただけで、割れてませんと言ったら、じゃあこちらに置いておいてください、と言われ、それで終わりでした。

 

 画面の割れているテレビや液晶漏れとか画面の映らないもの(バックライトが点かないなど)のテレビは、3,000円で引き取りますとホームページには書いてあったので、いろいろ調べるのかなと思っていたら、聞かれたのは画面の割れだけ、あとは名前も聞かれずに終わりでした。 全くの無料で、置いてきて終わり。

 

 と言う感じで、最後はあっけなく問題解決でスッキリしました(^^;

 

 なんだかんだと、いろいろ調べてみて勉強になったので、今回シェアさせて頂きました。

 

 

シロハ便り 第172号 2023年5月

 

カルシウムのウソホント

 

 4月に家の屋根の補修工事と外壁塗装を行いました。工事期間中にご来院くださいました皆さまには、大変ご不便をおかけいたしましたが、おかげさまで、
すっかりお色直しが滞りなく終了しました。

 

 ありがとうございました。

 

 今回の工事中、屋根とか壁とか足場とか、音がしたり臭いがあったり、外壁塗装中は窓が全部シートで塞がれていたり、環境がかなり変化していたので、うちのみーちゃんへのストレスが心配でした。

 

 けれども、全く動じることなく、平然と普段と変わらない食欲とトイレと甘えっぷりでした(^^;

 

 工事期間中に那須へドライブに連れて行ったのも良かったかな。環境が変化しても安心してくれているみーちゃんは癒しです(^_^)

 

カルシウムのウソホント

 

 骨粗しょう症とか、高齢になってからの骨折とか、心配している人、多くないでしょうか? 

 

 そうならないようにカルシウム不足を補いましょうという謳い文句に踊らされて、カルシウムのサプリをせっせと飲んだり、わざわざカルシウムの多く添加された食品を選んでいる人もいると思います。

 

 さらにカルシウム不足を補うために、牛乳が良いという神話を妄信し、せっせと牛乳や乳製品を多く摂っていたり、骨折予防だけでなく子供の成長に良いと信じ込んで、牛乳を多く飲ませていたりしていませんか?

 

 ・日本人はカルシウム不足だ
 ・カルシウムは出来るだけ多く摂ったほうが良い
 ・タンパク質とカルシウムを補うため牛乳は飲んだ方が良い
 ・子供の成長には牛乳は多く飲ませた方が良い。

 

 これ全部ウソです!

 

 詳細は、前回ご紹介した本「健康神話を科学的に検証する」を読んで頂きたいのですが、科学的な調査・検証・統計などから、上記のことは全部ウソという結果が出ています。

 

 むしろ、牛乳を多く飲み、サプリなどでカルシウムを多く摂取している人の方が、骨折リスクは高いという検証結果が科学的に出ています。

 

 そもそも、牛の乳をなぜ人が飲んで、健康に良いと信じ込んでいるのかをよく考えてみてください。 良い訳がないんです。

 

 牛乳に含まれている乳糖を分解する酵素は人にはありません。 だから牛乳を飲むとお腹がゴロゴロして、飲み過ぎると下痢をするんです。

 

 また、乳糖とは、ブドウ糖とガラクトースという成分から出来ており、このガラクトースは、酸化ストレスが高く、老化を促進させます。

 

 ガラクトースを含んでいる牛乳を多量に摂取していると、下痢やアレルギー、アトピー性皮膚炎などを引き起こすことは、以前から周知の事実でもありましたが、それに加えて乳がんの原因にもなるという検証結果も出ています。

 

 牛乳や乳製品を日本より多く摂取している国では、骨粗しょう症や高齢者の骨折、乳がんの発症率は軒並み高くなっていることが統計上明らかになっています。

 

 乳製品でも、ヨーグルトやチーズなどの発酵食品では、ガラクトースは分離されて害は少ないようですが、乳製品や牛乳が好きな人は、嗜好品として楽しむ程度にしましょう。

 

 あと、カルシウムの摂取量ですが、1日に摂取する推奨値が設けられていて、1日あたり700〜800mgとなっています。

 

 2019年の国民健康・栄養調査では、日本人の1日あたりのカルシウム摂取量は、全世代平均で、男性が520mg、女性が509mgとなっています。

 

 この結果から、日本人はカルシウム不足なので、牛乳やカルシウムの多く含んだ食品をもっと摂取しましょうと宣伝されてきました。

 

 これが全くのウソで、特に大人になってからは、汗と尿で出ていく分以上は摂取する必要はないですし、それ以上のカルシウムを摂取し続けると、血管内に血栓ができやすくなり、脳卒中や心臓病のリスクが高まります。

 

 実際に1日に必要なカルシウム摂取量は以下の通り。
・15〜35歳で300〜400mg
・36〜80歳で200〜300mg

 

 つまり、カルシウム不足どころか必要以上に摂らされていることが大問題です。

 

 カルシウムを多くとっても骨は強くなりません。 骨を強くするのにカルシウムが必要なのは間違いありませんが、骨粗しょう症の人の例を挙げると、骨にはカルシウムが確かに少ないのですが、身体の中にはむしろカルシウムが過剰に多くあります。

 

 つまり、身体の中には充分すぎるカルシウムがあるにもかかわらず、骨からは抜け続けていたわけで、これが問題なのです。

 

 その原因として挙げられているのが、ビタミンDの不足です。 ビタミンDはカルシウムを定着化させる働きをもっているので、カルシウムよりもむしろビタミンDを補うように摂取した人の方が骨折リスクは低くなっています。

 

 魚やきのこ類に多く含まれているビタミンDですが、日光浴でも生成されるので、骨を強くしたければ、食事とともに適切に日の光に当たることがとても大切です。

 

 また、ビタミンDは、乳がんや大腸がんなどの予防にも効果があることが分かっています。 ビタミンDは、どのくらい摂取すればよいのかの目安は、血中濃度で1mlあたり46mgです。

 

 この血中濃度を達成するには、1日に2000IUの量のビタミンDを摂取する必要があります。 これは、食事で摂ろうとすると、あん肝なら45g、しらす干しなら82g、さんまなら320g、干し椎茸なら400g食べれば摂取できる計算です。

 

 もしくは、全身の半分以上が露出する姿で、昼間に25分間の日光浴をすると到達する量になります。

 

 これに対して、日本人の2020年版食事摂取基準では、ビタミンDの18歳以上の男女の摂取基準は340IUとなっています。

 

 カルシウムは摂れ、ビタミンDには無頓着という日本の栄養基準のおそまつさは、世界の研究者たちの研究成果からは遥かに遅れているものです。

 

 巷にあふれている情報や、イメージ戦略、政治的な要素や業界団体の事情等で、あまり目に触れていないけれども重要な健康に関するアップデートされた研究結果がありますので、自分や家族の健康を守るために情報をしっかり選ぶようにしてみてください。

 

おすすめ

 

 食事で摂取しきれない重要な栄養素はサプリメントで補うのも良いと思います。 

 

 しかし、ボトルに表示された成分の含有量が正確でなかったり不純物が入っているなど、その信頼性はザルのようなものになっているのが現状です。

 

 特に、サプリメントは薬品ではないので、厚労省もアメリカのFDAも調査対象とはしてきませんでした。

 

 しかし、サプリ最先進国のアメリカでは、信頼性を調査する第三者機関が消費者のニーズに応えるように出来ています。

 

 前回ご紹介した本に、著者おすすめのサプリ販売サイトが載っていましたので、ここに載せておきます。

 

 検索してみてください。

 

会社名:iHerb
販売サイト:https://jp.iherb.com/

シロハ便り 第171号 2023年4月

 

運動は細胞への充電だ!

 

 この春は、梅も花粉も桜も早かったですね。桜は、僕も小学校とか中学校での入学式の時期に咲いていたイメージでしたが、もはや桜は卒業式で咲く花になりつつありますね。

 

 それともう1つ、この春の特徴として、例年以上に風が強い日が多かったように思います。

 

 風が強いということは、高気圧と低気圧の気圧差が大きいということになります。

 

 その気圧差に身体がついていけず、頭痛や眩暈、首・肩・腰のギックリなども多かったです。

 

 予防するには、体調の良い時にどれだけ運動と身体のケアを行えるか、それが大事になってきます。

 

 痛みのない状態になってきたら、運動習慣をつけましょうね。

 

運動は細胞への充電だ!

 

 今回は、ちょっと難しい話をします。 でも、とても大切なことですので、なるべく簡単に説明していきたいと思います。

 

 ヒトの身体は、約60兆個の細胞で出来ています。 そして、1つの生命体としてみなさんは生きているわけです。

 

 つまり、細胞の1つ1つが元気でなければ、その集合体である「私自身」も元気でなくなるのは当然と言えば当然ですよね。

 

 その細胞を動かしているのは何だと思いますか?

 

 それは「タンパク質」です。

 

 タンパク質というと、身体を作る成分だと思っている人も多いと思いますが、それだけではなく、細胞の中でタンパク質が動くことで細胞はその働きをしています。

 

 ヒトの身体の約60%は水ですが、その次に多い生体成分はタンパク質で、約20%を占めています。

 

 そして、ヒトの身体には、約10万種類のタンパク質があり、1つの細胞の中には約10万個のタンパク質が働いています。

 

 1つの細胞が、その役割を果たすというのは、その中で動いている10万個にも及ぶタンパク質が動いているからなのです。

 

 そのタンパク質がどうやって動くのかというと、身体の中にあるミネラルイオンのプラスとマイナスの電荷の引きつけ合ったり反発したりする力で動いています。

 

 ちなみにですが、砂糖を多く摂り過ぎている人は、慢性的にどうにもならない疲労や身体の痛みを起こしやすくなります。

 

 これは、砂糖を分解するのに大量のミネラルを消費してしまうので、細胞内のタンパク質を動かすために必要なミネラルイオンも減ってしまい、細胞が活発に動かなくなるからです。

 

 ですので、頭痛や関節痛を起こしやすい人で、甘い物や砂糖を多く含んだ食品を多く摂っている人は、思い切って大幅に控えてみると体調が良くなってくると思います。

 

 細胞の話に戻しますと、プラスとマイナスのミネラルイオンは細胞膜を通って細胞内部と外を行き来しています。

 

 その時、細胞の外はプラスに帯電しやすく、細胞内部はマイナスに多く帯電する性質があり、そのプラスとマイナスの電位差により細胞内がマイナスに帯電された状態を膜電位といいます。 そして、その力で細胞内のタンパク質が活発に動いて細胞が働くというしくみになっています。

 

 この膜電位は、身体が動けば動くほど、ミネラルイオンが活発に細胞膜の内外を行き来するので、高まっていきます。

 

 つまり、運動して身体を動かし、筋力を使えば使うほど、細胞内がマイナスに強く帯電することになります。

 

これはまさしく、スマホを充電するのと同じことで、細胞に動くためのエネルギーを充電していることになります。

 

 例をあげると、運動している時には、同時に食事はしていないですよね。 この状態は、筋肉は動いているけれども胃腸の細胞は休んでいる状態です。

 

 ということは、運動している時に、胃腸の細胞内にマイナスイオンが充電されていることになります。

 

 そして、今度は食事をした時に、フルに充電された胃腸の細胞が、食べた物を消化吸収するという重労働を行う時に、細胞内のタンパク質が動くためのエネルギーが充分に存在しているということになり、胃腸の細胞が元気に活発に動くことが出来、消化も吸収もよくなり、お腹にもやさしく、便通も極めてよいということになります。

 

 さらに、ストレスを抑える幸せホルモンであるセロトニンは腸で生成されるので、腸内環境がよくなると便通もよくなるしストレスにも強くなっていきます。

 

 暖かくなってきて、季節もよい時期ですので、毎年激しさを増す異常気象にも負けない身体(細胞)作りのために、運動を習慣づけていくことを強くおすすめいたします。

 

おすすめ

 

 風邪をひいたら病院に行って抗生物質を処方され飲みますよね。 これ実は全く意味がありません。 なぜなら、風邪は細菌ではなくウイルスが原因だからです。

 

 抗生物質は細菌の増殖を押さえ殺す作用はありますが、ウイルスには何もしません。 抗生物質を簡単に飲んでいますが、身体にとって良い細菌も多く殺してしまいます。

 

 このように様々な健康神話を科学的に検証している、とてもおすすめの本です。


 

あとがき

 

 運動しましょうと人には言うのですが、自分では長年運動不足でした(^^;

 

 そこで反省し、今年の2月からスポーツジムに通うようになりました。 ただ、ここ20年くらい、ほとんど家に籠りきりで、身体も錆びついていたので、徐々に身体を慣らしていこうと思っていたのですが・・・・

 

 やってしまいました! 久しぶりに腰に激痛が(泣)・・・。 

 

 今回のは僕がいろいろケアをしても痛みがしつこくて、なかなか状態が改善していかなかったのですが、さすがにそこで閃きました! このやり方ならいけると思ってやってみたところ、一発で痛みが消失しました!

 

 この経験も今後、みなさまの施術に応用していきたいと思います(*^^)v