白葉整体院

シロハ便り バックナンバー集について

皆様、いつもお世話になっております。 

 

 

白葉整体院のニュースレター《シロハ便り》を毎回読んで頂き本当にありがとうございます。

 

中には、楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるようでとても励みになっております。

 

 

2009年の2月より、毎月1回、発行させていただいておりますので2013年1月現在で、もう、まる4年になります。

 

バックナンバーもずいぶんと溜まってきましたので、紙での印刷・管理が大変になってきました.。 そこで、こちらに全てのバックナンバーを掲載していくことにしました。

 

 

こちらで管理することの良いところは、テーマごとにカテゴリー分けできることで腰痛のことについて書いたもの、ストレスについて書いたもの、首について書いているものなどそれぞれをまとめて読むことができます。

 

 

毎回思いついたことを書いていましたので、毎回テーマがバラバラでした。

 

シロハ便り第1号から、順に掲載していきますが、サイドバーのカテゴリーでそれぞれのテーマにまとまります。

 

ご活用していただけましたら、幸いです。

 

シロハ便り 第172号 2023年5月

 

カルシウムのウソホント

 

 4月に家の屋根の補修工事と外壁塗装を行いました。工事期間中にご来院くださいました皆さまには、大変ご不便をおかけいたしましたが、おかげさまで、
すっかりお色直しが滞りなく終了しました。

 

 ありがとうございました。

 

 今回の工事中、屋根とか壁とか足場とか、音がしたり臭いがあったり、外壁塗装中は窓が全部シートで塞がれていたり、環境がかなり変化していたので、うちのみーちゃんへのストレスが心配でした。

 

 けれども、全く動じることなく、平然と普段と変わらない食欲とトイレと甘えっぷりでした(^^;

 

 工事期間中に那須へドライブに連れて行ったのも良かったかな。環境が変化しても安心してくれているみーちゃんは癒しです(^_^)

 

カルシウムのウソホント

 

 骨粗しょう症とか、高齢になってからの骨折とか、心配している人、多くないでしょうか? 

 

 そうならないようにカルシウム不足を補いましょうという謳い文句に踊らされて、カルシウムのサプリをせっせと飲んだり、わざわざカルシウムの多く添加された食品を選んでいる人もいると思います。

 

 さらにカルシウム不足を補うために、牛乳が良いという神話を妄信し、せっせと牛乳や乳製品を多く摂っていたり、骨折予防だけでなく子供の成長に良いと信じ込んで、牛乳を多く飲ませていたりしていませんか?

 

 ・日本人はカルシウム不足だ
 ・カルシウムは出来るだけ多く摂ったほうが良い
 ・タンパク質とカルシウムを補うため牛乳は飲んだ方が良い
 ・子供の成長には牛乳は多く飲ませた方が良い。

 

 これ全部ウソです!

 

 詳細は、前回ご紹介した本「健康神話を科学的に検証する」を読んで頂きたいのですが、科学的な調査・検証・統計などから、上記のことは全部ウソという結果が出ています。

 

 むしろ、牛乳を多く飲み、サプリなどでカルシウムを多く摂取している人の方が、骨折リスクは高いという検証結果が科学的に出ています。

 

 そもそも、牛の乳をなぜ人が飲んで、健康に良いと信じ込んでいるのかをよく考えてみてください。 良い訳がないんです。

 

 牛乳に含まれている乳糖を分解する酵素は人にはありません。 だから牛乳を飲むとお腹がゴロゴロして、飲み過ぎると下痢をするんです。

 

 また、乳糖とは、ブドウ糖とガラクトースという成分から出来ており、このガラクトースは、酸化ストレスが高く、老化を促進させます。

 

 ガラクトースを含んでいる牛乳を多量に摂取していると、下痢やアレルギー、アトピー性皮膚炎などを引き起こすことは、以前から周知の事実でもありましたが、それに加えて乳がんの原因にもなるという検証結果も出ています。

 

 牛乳や乳製品を日本より多く摂取している国では、骨粗しょう症や高齢者の骨折、乳がんの発症率は軒並み高くなっていることが統計上明らかになっています。

 

 乳製品でも、ヨーグルトやチーズなどの発酵食品では、ガラクトースは分離されて害は少ないようですが、乳製品や牛乳が好きな人は、嗜好品として楽しむ程度にしましょう。

 

 あと、カルシウムの摂取量ですが、1日に摂取する推奨値が設けられていて、1日あたり700〜800mgとなっています。

 

 2019年の国民健康・栄養調査では、日本人の1日あたりのカルシウム摂取量は、全世代平均で、男性が520mg、女性が509mgとなっています。

 

 この結果から、日本人はカルシウム不足なので、牛乳やカルシウムの多く含んだ食品をもっと摂取しましょうと宣伝されてきました。

 

 これが全くのウソで、特に大人になってからは、汗と尿で出ていく分以上は摂取する必要はないですし、それ以上のカルシウムを摂取し続けると、血管内に血栓ができやすくなり、脳卒中や心臓病のリスクが高まります。

 

 実際に1日に必要なカルシウム摂取量は以下の通り。
・15〜35歳で300〜400mg
・36〜80歳で200〜300mg

 

 つまり、カルシウム不足どころか必要以上に摂らされていることが大問題です。

 

 カルシウムを多くとっても骨は強くなりません。 骨を強くするのにカルシウムが必要なのは間違いありませんが、骨粗しょう症の人の例を挙げると、骨にはカルシウムが確かに少ないのですが、身体の中にはむしろカルシウムが過剰に多くあります。

 

 つまり、身体の中には充分すぎるカルシウムがあるにもかかわらず、骨からは抜け続けていたわけで、これが問題なのです。

 

 その原因として挙げられているのが、ビタミンDの不足です。 ビタミンDはカルシウムを定着化させる働きをもっているので、カルシウムよりもむしろビタミンDを補うように摂取した人の方が骨折リスクは低くなっています。

 

 魚やきのこ類に多く含まれているビタミンDですが、日光浴でも生成されるので、骨を強くしたければ、食事とともに適切に日の光に当たることがとても大切です。

 

 また、ビタミンDは、乳がんや大腸がんなどの予防にも効果があることが分かっています。 ビタミンDは、どのくらい摂取すればよいのかの目安は、血中濃度で1mlあたり46mgです。

 

 この血中濃度を達成するには、1日に2000IUの量のビタミンDを摂取する必要があります。 これは、食事で摂ろうとすると、あん肝なら45g、しらす干しなら82g、さんまなら320g、干し椎茸なら400g食べれば摂取できる計算です。

 

 もしくは、全身の半分以上が露出する姿で、昼間に25分間の日光浴をすると到達する量になります。

 

 これに対して、日本人の2020年版食事摂取基準では、ビタミンDの18歳以上の男女の摂取基準は340IUとなっています。

 

 カルシウムは摂れ、ビタミンDには無頓着という日本の栄養基準のおそまつさは、世界の研究者たちの研究成果からは遥かに遅れているものです。

 

 巷にあふれている情報や、イメージ戦略、政治的な要素や業界団体の事情等で、あまり目に触れていないけれども重要な健康に関するアップデートされた研究結果がありますので、自分や家族の健康を守るために情報をしっかり選ぶようにしてみてください。

 

おすすめ

 

 食事で摂取しきれない重要な栄養素はサプリメントで補うのも良いと思います。 

 

 しかし、ボトルに表示された成分の含有量が正確でなかったり不純物が入っているなど、その信頼性はザルのようなものになっているのが現状です。

 

 特に、サプリメントは薬品ではないので、厚労省もアメリカのFDAも調査対象とはしてきませんでした。

 

 しかし、サプリ最先進国のアメリカでは、信頼性を調査する第三者機関が消費者のニーズに応えるように出来ています。

 

 前回ご紹介した本に、著者おすすめのサプリ販売サイトが載っていましたので、ここに載せておきます。

 

 検索してみてください。

 

会社名:iHerb
販売サイト:https://jp.iherb.com/

シロハ便り 第171号 2023年4月

 

運動は細胞への充電だ!

 

 この春は、梅も花粉も桜も早かったですね。桜は、僕も小学校とか中学校での入学式の時期に咲いていたイメージでしたが、もはや桜は卒業式で咲く花になりつつありますね。

 

 それともう1つ、この春の特徴として、例年以上に風が強い日が多かったように思います。

 

 風が強いということは、高気圧と低気圧の気圧差が大きいということになります。

 

 その気圧差に身体がついていけず、頭痛や眩暈、首・肩・腰のギックリなども多かったです。

 

 予防するには、体調の良い時にどれだけ運動と身体のケアを行えるか、それが大事になってきます。

 

 痛みのない状態になってきたら、運動習慣をつけましょうね。

 

運動は細胞への充電だ!

 

 今回は、ちょっと難しい話をします。 でも、とても大切なことですので、なるべく簡単に説明していきたいと思います。

 

 ヒトの身体は、約60兆個の細胞で出来ています。 そして、1つの生命体としてみなさんは生きているわけです。

 

 つまり、細胞の1つ1つが元気でなければ、その集合体である「私自身」も元気でなくなるのは当然と言えば当然ですよね。

 

 その細胞を動かしているのは何だと思いますか?

 

 それは「タンパク質」です。

 

 タンパク質というと、身体を作る成分だと思っている人も多いと思いますが、それだけではなく、細胞の中でタンパク質が動くことで細胞はその働きをしています。

 

 ヒトの身体の約60%は水ですが、その次に多い生体成分はタンパク質で、約20%を占めています。

 

 そして、ヒトの身体には、約10万種類のタンパク質があり、1つの細胞の中には約10万個のタンパク質が働いています。

 

 1つの細胞が、その役割を果たすというのは、その中で動いている10万個にも及ぶタンパク質が動いているからなのです。

 

 そのタンパク質がどうやって動くのかというと、身体の中にあるミネラルイオンのプラスとマイナスの電荷の引きつけ合ったり反発したりする力で動いています。

 

 ちなみにですが、砂糖を多く摂り過ぎている人は、慢性的にどうにもならない疲労や身体の痛みを起こしやすくなります。

 

 これは、砂糖を分解するのに大量のミネラルを消費してしまうので、細胞内のタンパク質を動かすために必要なミネラルイオンも減ってしまい、細胞が活発に動かなくなるからです。

 

 ですので、頭痛や関節痛を起こしやすい人で、甘い物や砂糖を多く含んだ食品を多く摂っている人は、思い切って大幅に控えてみると体調が良くなってくると思います。

 

 細胞の話に戻しますと、プラスとマイナスのミネラルイオンは細胞膜を通って細胞内部と外を行き来しています。

 

 その時、細胞の外はプラスに帯電しやすく、細胞内部はマイナスに多く帯電する性質があり、そのプラスとマイナスの電位差により細胞内がマイナスに帯電された状態を膜電位といいます。 そして、その力で細胞内のタンパク質が活発に動いて細胞が働くというしくみになっています。

 

 この膜電位は、身体が動けば動くほど、ミネラルイオンが活発に細胞膜の内外を行き来するので、高まっていきます。

 

 つまり、運動して身体を動かし、筋力を使えば使うほど、細胞内がマイナスに強く帯電することになります。

 

これはまさしく、スマホを充電するのと同じことで、細胞に動くためのエネルギーを充電していることになります。

 

 例をあげると、運動している時には、同時に食事はしていないですよね。 この状態は、筋肉は動いているけれども胃腸の細胞は休んでいる状態です。

 

 ということは、運動している時に、胃腸の細胞内にマイナスイオンが充電されていることになります。

 

 そして、今度は食事をした時に、フルに充電された胃腸の細胞が、食べた物を消化吸収するという重労働を行う時に、細胞内のタンパク質が動くためのエネルギーが充分に存在しているということになり、胃腸の細胞が元気に活発に動くことが出来、消化も吸収もよくなり、お腹にもやさしく、便通も極めてよいということになります。

 

 さらに、ストレスを抑える幸せホルモンであるセロトニンは腸で生成されるので、腸内環境がよくなると便通もよくなるしストレスにも強くなっていきます。

 

 暖かくなってきて、季節もよい時期ですので、毎年激しさを増す異常気象にも負けない身体(細胞)作りのために、運動を習慣づけていくことを強くおすすめいたします。

 

おすすめ

 

 風邪をひいたら病院に行って抗生物質を処方され飲みますよね。 これ実は全く意味がありません。 なぜなら、風邪は細菌ではなくウイルスが原因だからです。

 

 抗生物質は細菌の増殖を押さえ殺す作用はありますが、ウイルスには何もしません。 抗生物質を簡単に飲んでいますが、身体にとって良い細菌も多く殺してしまいます。

 

 このように様々な健康神話を科学的に検証している、とてもおすすめの本です。


 

あとがき

 

 運動しましょうと人には言うのですが、自分では長年運動不足でした(^^;

 

 そこで反省し、今年の2月からスポーツジムに通うようになりました。 ただ、ここ20年くらい、ほとんど家に籠りきりで、身体も錆びついていたので、徐々に身体を慣らしていこうと思っていたのですが・・・・

 

 やってしまいました! 久しぶりに腰に激痛が(泣)・・・。 

 

 今回のは僕がいろいろケアをしても痛みがしつこくて、なかなか状態が改善していかなかったのですが、さすがにそこで閃きました! このやり方ならいけると思ってやってみたところ、一発で痛みが消失しました!

 

 この経験も今後、みなさまの施術に応用していきたいと思います(*^^)v

シロハ便り 第170号 2023年3月

 

幸せホルモンは腸で作られる

 

 身体を整えて、どこにも不調がなくなってきたら今度はどんどん身体を動かして、運動をしていくと本当に体調が良くなっていきます。

 

 それはわかってはいるんですけど、自分でもなかなか運動を習慣化することが出来ていませんでした。

 

 せいぜい、アマゾンプライムビデオを観ながら踏み台を昇り降りする
運動をするくらいでしたが、それでも何もやらないよりはマシでした。

 

 でも、それでも筋力は落ちていってしまったので、一念発起して、2月からスポーツジムに通いだしました。

 

 夜、仕事が終わって夕食を食べてからなので、遅い時間になりますが、運動するので夕食にお腹一杯まで食べる事もなくなり、すごく身体が軽いです。

 

 筋力は一生の財産になりますので、がんばります(^^♪

 

幸せホルモンは腸で作られる

 

 脳内伝達物質というものが、脳の中で膨大な情報を伝え合うのに使われているのですが、幸せな気分をもたらしてくれるのが、セロトニンという脳内神経伝達物質です。

 

 脳内でセロトニンが少なくなると、うつ病になると言われていて、うつ病の治療薬にも使われています。

 

 セロトニンはその他にも、痛みを抑制することに使われていて、何か大きな外傷を受けた時、痛みが痛覚神経から脊髄を伝わって脳に伝達されるのを抑制し、痛みを緩和してくれたりもします。

 

 痛み抑制系といって、セロトニンとノルアドレナリンが痛みをコントロールしてくれる役割をもっていますが、あんまりこれが頻繁に効きすぎると、脳が痛みを認識しなくなり、痛みの発生源の治癒を阻害してしまいます。

 

 長年の慢性的な身体の痛みを持っている場合、脳内のセロトニンが無駄使いされている可能性もあり、それも脳内のセロトニン減少の1つの要因になりえるのではと思います。

 

 脳内で、幸せな気分をもたらし、また痛い所の痛みを抑えてくれるセロトニンですが、実は脳ではセロトニンは、ほとんど生成されません

 セロトニンは腸で作られます。 そして便通をスムーズにしてくれる大切な役目があり、腸内環境を整えるのもセロトニンの大きな作用なのです。

 

 そして、腸で生成されたセロトニンは、その90%が腸で使われます。 脳に回るのは全体の2%くらいしかありません。

 

 つまり、脳内で幸せな気分をもたらしてくれるホルモン(セロトニン)は腸で作られ、それが脳や身体の色々なところで使われるということになります。

 

 便秘になりやすい人は、腸内環境が乱れていて、その影響は腸だけにとどまらず、脳内ホルモンのバランスにまで影響を及ぼします。

 

 便秘が続くことは、セロトニンの生成が上手く行われていない証拠になりますので、放っておくとうつ病とかアルツハイマーの原因にもなりえます。

 

 セロトニンは、ドーパミンやアドレナリンなどの興奮ホルモン(ストレスホルモン)を抑えてくれる役目もありますので、脳内のセロトニンが少なくなると、ストレスホルモンによって記憶に深く関係している脳の海馬という組織を萎縮させ、それがアルツハイマーに関連していると言われています。

 

 幸せは腸から作られると言ってもいいくらい、腸の状態は大切です。 また、腸は独自の自律神経網をもっていて、第2の脳とも言われています。

 

 食事に気を付けることはもちろんのこと、適切で適度な運動も腸を活性化させますので、腸内環境を整えるために生活習慣を見直してみるのも健康維持にとってはとても大切です。

 

 腸内でセロトニンを作り出すためには、必須アミノ酸のトリプトファンとビタミンB6が必要です。 それらが豊富な食材の一覧は以下です。

 

バナナ・アボカド・トマト・ナッツ類
牛乳・ヨーグルト・プロセスチーズ・脱脂粉乳・卵
マグロ・カツオ・ツナ缶・かつお節
赤み肉・レバー・鶏肉
豆腐・納豆・味噌・醤油・そば

 

 セロトニンを増やすためには茹でるよりも焼くほうが、より効果的だそうです。 また、日光浴や適度な運動でもセロトニンは増えやすくなります。

 

 腸で作られたセロトニンは脳にも送られるのですが、脳でも少し作っています。 それは脳の松果体という睡眠に関連している部位で作っているのですが、睡眠をよくするホルモンであるメラトニンというホルモンを生成する時の前段階がセロトニンです。

 

 「よく眠れるのは幸せ」と、よく聞きますが、幸せホルモンであるセロトニンは、良質の睡眠にも関係しています。

 

 バランスの良い食事と適度な運動に適度な日光浴をして、よく眠れれば健康間違いなしということですね。

 

 この理想にどのくらい準じているか、一度よく生活を見直してみて、なるべく近づけていくように努力してみてください。

 

 身体の健康と心の健康は、切っても切れない表裏一体のものです。 健康な人は、身体も心も充実しています。

 

 日々、共にそこを目指していきたいですね(^^;

 

あとがき

 

 5月から定休日が火曜日に加えて、第3日曜日もお休みとなります。

 

 去年の2月から、メンタルケアの方法を学んできました。 それが4月に卒業となり、5月より本格的にカウンセリングのセッションを行うことになりました。

 

しばらくは、第3日曜日をカウンセリングのために空けておきたいと思いますので、ご不便をおかけいたしますが、よろしくお願いいたします。

 

 メンタルケアのカウンセリングにご興味のある方がいらっしゃいましたらご相談ください。 料金等の詳細をお伝えさせて頂きます。

 

 カウンセリングセッションの内容は、ストレス、仕事、お金、恋愛、ダイエット、対人関係など多岐にわたります。

 

 身体の不調とメンタル的な影響は、とても大きな繋がりがあります。 今までは、心の面は個人的に不得意な分野だったので、あまり触れてはきませんでした。

 

 ただ、勉強してみて、出来る事がこれほどたくさんあるのかと驚きました。

 

 そしてさらに驚くことに、この1年間学んできて、同期の方々と交互セッションを重ねてきて、自分はけっこう得意分野だったみたいです(^^;

 

 整体は整体として、メンタルの分野は別に分けてやっていこうと思いますので、興味のある方だけご相談ください。
 よろしくお願いいたします。

シロハ便り 第169号 2023年2月

 

電磁波の影響

 

 年末年始を、いすみ市の民泊で過ごしたのですが、お家を一軒、貸し切りで2泊3日泊まりました。

 

 そのお家は、同じ敷地内にオーナーさんも住んでいて、とてもよくして頂きました。そして、そのお庭では、焚火やバーベキューができます。

 

 バーベキューは、寒すぎるのでやりませんでしたが、焚火はさせてもらいました。

 

 焚火なんて何十年ぶりだろうと思いましたが、すごく癒されました。炎のゆらぎ、パチパチという音、暖房器具とは違う火の温かさ、見ているだけで無心になれます。

 

 一人キャンプで焚火をしに行くのが流行っていますが、気持ちがわかりますね(^^;

 

電磁波の影響

 

 日々、様々な電化製品に触れ、スマホやパソコンも手放せない日常にあって、電磁波の影響を気にされている方もいらっしゃると思います。

 

 そこで、そもそも電磁波って何?とか、電磁波の影響って実のところどうなの?というテーマについて書いてみたいと思います。

 

 究極的に言えば、光も電磁波になります。目に見えない周波数のあるエネルギーは全て電磁波と定義されます。

 

その周波数と波長によって、放射線とか電波とか光とか、いろいろその性質が分かれるわけです。

 

 周波数とは、1秒間に振動する波の数のことを言います。波長とは、振動している波の1回の頂点から頂点までの長さを差します。

 

 この周波数が多く、波長が短いほど、エネルギー量が大きくなり、その影響も大きくなります。そして、周波数が多いということは、その分波長も短くなるので、物質を通り抜けたり物質に変化をもたらしたり出来ます。

 

 例えば、レントゲンで使うエックス線の周波数は、30000000000000000回です。数えるの大変ですね、億兆ときて、その上の京という桁になります。3京回も1秒間に振動しているのです、なんか怖いですね。

 

 周波数が多いということは波長が短くなるということです。エックス線の波長は0.00001mm、10万分の1ミリメートルです。だから身体を透けて見えるんですね。

 

 このエックス線も頻繁に大量に浴び続けると細胞にとって悪影響が出ますので、医療においてきびしく管理され適切に使用することが義務付けられているのは当然のことです。

 

 これに比べて携帯電話の電波は、周波数が330回くらいで、波長が10cmもあります。このくらいの周波数と波長ならば、人体にはほとんど影響がないと言われています。

 

 あと、見るからに気持ち悪いのが、送電線ですよね。鉄塔が立っていて、何本もの送電線が走っていると、その下を歩くだけでも気分が悪くなる感じを受けます。

 

 しかし、送電線を流れる電流から起こる周波数は、たったの50回で、波長はなんと5000kmもあります。超低周波と言われていて、エネルギー量は極端に低いものです。

 

 以上のことから、人体に影響のあるエックス線や、もっと強いエネルギー量で医療において癌を焼き切るようなガンマ線(ガンマナイフとして医療に使われるもの)などは、しっかり管理されていて、身の回りにある電化製品や電波や送電線などからの電磁波では、人体の細胞に悪影響が起こることはないというのが、科学的な見解として公表されています。

 

 ただ、全くなにも影響がないとまでは、科学的にも言い切っておらず、研究や検証は引き続き行っていくものとしています。

 

 さて、では、ずっと毎日パソコン仕事などをしていて感じる、身体の芯からくるような疲労感や重さは何でしょうか? 気のせい? 別の原因?

 

 ここでもう1つ、電磁波に含まれているものがあります。 それは電流が流れるところには必ず起こる『磁界』という磁力の場です。

 

 皆さんがイメージする電磁波とは、電波などの周波数よりも、こっちの磁界の方なのではないでしょうか。

 

 電子レンジとかIHコンロなどを使っている時などに近くにいると、なんかぐわ〜んとしたものを感じるあれです。

 

 電流が流れれば、必ず磁力が発生し磁界を作り出しますので、多かれ少なかれ磁力を浴びている可能性はあります。

 

 ただこれも、どれだけの影響が人体にあるのかは、はっきりとは分かっていませんし、ほぼ無いに等しいというのが科学的な見解です。

 

 しかし、感覚的には影響を全く受けていないということは信じがたく、電磁波(磁界)を浴びない場所に行くと身体が軽くなったりする経験もあるのではないでしょうか?

 

 うちが年末年始に行った千葉県いすみ市にある「いすみ鉄道」では、『何もないがある』という素晴らしいキャッチコピーを打ち出して人気が出ました。

 

 何もない田舎だけど、何もないがあるよって素敵ですよね。科学文明の作った電気も何もないところで心身共に癒されるイメージが沸きます。

 

 あと、焚火もすごくいい癒しになるのですが、火は放電する性質があります。静電気が溜まって玄関のドアノブでバチってなるような冬の乾燥した時期、ライターに火をつけてしばらく持っていると静電気が抜けてバッチってこなくなります。

 

 でも、家の玄関先でライターに火をつけてボーっと立っていて、通報されると困るのでおすすめはしません。静電気対策はいろいろグッズがあるので、それを使いましょう。

 

 これと同じように、焚火では炎が放電してくれるので、身体の細胞に溜まった電磁波が抜けていくような気がします。

 

 どうしても身体の芯に残る疲れが抜けていかないと感じた時は、何もない所に行って、身体に溜まった電磁波か何かを抜いてくることも、すごくいいかなと思います。

 

おすすめ

 

 去年もご紹介しましたが、梯谷幸司さんの著書「本当の自分に出会えば、病気は消えていく」はどうしても読んでおいて頂きたい名著です。

 

 全ての体調不良、病気、慢性的な症状、痛みは、その人の思い込みや物事への捉え方から起きています。病は気からといいますが、そのシステムが詳しく解説されている本です。


シロハ便り 第168号 2023年1月

 

ストレスと体調不良の関係

 

 新年、明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 

 去年に引き続き、今年もいすみ市へ、民泊の貸別荘で
みーちゃんを連れて年末年始を過ごしてきました。

 

 オーナーさんも同じ敷地内に住んでいて、お庭で焚火も出来ます。

 

バーベキューも出来たのですが、寒いのでそれは遠慮して、ただ焚火を
焚いて、炎の温かさを感じてきました。

 

 薪に火をつけるなんて、何十年ぶりかです。小学生から中学生にかけてボーイスカウトに入っていたので、それ以来でしょうか。

 

 焚火の炎をボーっと眺めて、パチパチという薪が燃える音を聞いて、
何だか無心になりました。 こういう時間も必要なんですね(^^;

 

ストレスと体調不良の関係

 

 慢性的なストレスが健康に良くないということは、様々なところで言われていますので、皆さんご存知かと思います。

 

 ただ、なんとなく分かってはいても、そのメカニズムは、ほとんど聞く機会はないのではないでしょうか?

 

 今年は、少し、身体のことを詳しく書いていきたいと思っています。 そして今回は、ストレスは脳によって、どのように身体に影響を与えているのかを、少し詳しく書いてみます。

 

 元々ストレスとは、何から生まれたかというと、身の危険から発生しています。それは、太古の昔、この地球上に生命が誕生してから、ずっとストレス情報は命と共にあり続けました。

 

 そのストレス情報がないと、身の危険を知ることが出来なかったので、命を繋いで進化してきた過程においては、とても大事なものでした。

 

 そして進化の過程で脳が発達してきて、動物になった頃、動物は臭いで身の危険を感知して自分の生存確率を上げてきました。

 

 その経緯があり、嗅覚部の一部として大脳の大脳辺縁系が発達し、ストレスである不安や恐怖などの感情を認識するようになりました。

 

 故に、大脳の中でも大脳辺縁系という部分は、脳の発達過程において、一番古くからある部分です。そして、この大脳辺縁系は動物では発達しているのですが、人間は退化した部分でもあります。

 

 人は、臭いで身の危険を感知したりはしないですよね。 でも、ビジネスとかでは、何か良い事悪い事があるのを直感で感じとれる人のことを、あいつは鼻が利くとかいいます。

 

 しかし、人は臭いではなく、発達した脳により、過去に生み出された感覚感情から、思考によってストレスを生み出しています。

 

 そして、そのストレスを感じている身の危険は、人間は知性と知識によって解決する能力を獲得してきました。

 

 だからこそ、対人関係や社会的な問題などでストレスが多い人ほど、本を読むことをおすすめします。

 

 そこには、どのように自分の生きている環境をコントロールし、自分にとって最善な環境に変えていくのかについて、人類が獲得してきた膨大な知識が詰め込まれています。

 

 それらについてのお薦めの本は、このニュースレターでも、14年間に渡ってご紹介してきました。 それらを参考に、自分にとって必要な知識や読みやすい本を探していってください。

 

 さて、ストレスについては、改善の大きな一歩が本を読むことだとして、現在かかえているストレスが、どのように身体に影響しているのかについて見てみましょう。

 

 人も退化したとはいえ、大脳辺縁系で不安や恐怖を感じることは同じです。 そして、そこでストレス情報を受け取ると、大脳のすぐ下に間脳という部分があって、その間脳の視床というところに情報がいきます。

 

 そして、視床からそのすぐ下の脳下垂体へ刺激がいき、脳下垂体からホルモンが放出され、そのホルモンが血液にのって腎臓の副腎という部分に届きます。

 

 すると、その副腎から、副腎皮質ホルモンが放出され、血液にのって内臓へ運ばれます。 

 

 この副腎皮質ホルモンって聞いたことないですか? 通称ステロイドです。

 

 ステロイドは、アトピーを抑える薬とかで聞いたことがあると思いますが、強い抗炎症作用があります。

 

 抗炎症剤は何をするのかというと、炎症を抑えるために血流を悪くする作用があります。

 

 では、なぜ、ストレスが強くかかると、その結果として内臓に強い抗炎症作用のあるステロイドがばらまかれるのか?

 

 この理由が、 “逃げるため”なんです。 もしくは“闘うため”です。

 

 どういうことかと言うと、身の危険から守るために、逃げるか闘う必要があった場合、内臓よりも手足(動物なら四肢)に、より多くの血液を集めて、逃げるにも闘うにもすばやく動けるように準備するのです。

 

 だから、そんな状況の時に、のんびりと食べた物を胃で消化していましょうとはならないんです。

 

 命の危険が迫っている場面では、平時の内臓の機能を一時的に極力弱めて、逃げるか闘うために、内臓へ向けられていた血流をステロイドで抑えて、内臓へいっていた血液を手足(四肢)に集めて強化しようとするのです。

 

 これが動物だった頃からの本能であり、その機能を引き継いでいます。

 

 人にとって、この機能も、本当に一時的なピンチの時には役に立ちそうではありますが、しかし問題は、人のストレスは社会的な環境から絶え間なく感じ続けているので、ずっとピンチのままの状態が継続してしまいます。

 

 そんな状態が、何年も何十年も続いたら、内臓がおかしくなるのは、火を見るよりも明らかです。

 

 例えば、腸の内側の細胞は、とても重労働をしていますよね。 食べた物を消化吸収するのに、とても忙しい器官です。

 

 その腸の内側の細胞は、72時間でターンオーバーし、完全に細胞が入れ替わります。 そのくらい細胞の入れ替わりが早いところなので、細胞が新しく作られ、古い細胞は酵素で分解されています。

 

 それにはしっかりと必要充分な細胞への栄養が、血液から供給されなければなりません。 でもストレスが強いと、ステロイドがばらまかれて必要な血液が届かなくなるのです。

 

 こんなふうに、全ての内臓機能がおかしくなるので、慢性ストレスは万病の元と言われています。

 

 人間社会で生きている以上、ストレスと無縁になることは難しいかもしれませんが、本を読み知識を蓄えることで、そのストレスをコントロールすることは出来るようになると思います。

 

 一生の健康を資産と考えるならば、本や知識はその土台を築く礎となるでしょう。

 

おすすめ

 

 ということで、特に思考によって細胞に与える影響が科学的に証明されていることが詳しく書かれている本をご紹介します。

 

 10年前くらいに、ここで紹介した本なのですが、僕も年末年始に読み返してみました。 ぜひ、読んでみてください。

 

ストレスと体調不良の関係

シロハ便り 第167号 2022年12月

 

正しい姿勢と歩き方

 

 冬の乾燥対策、とくに手の乾燥による手荒れへの対策は、特に気を付けています。

 

 今までは、夜寝る前に、ハンドクリームを塗って手袋をして寝るようにしていました。

 

 それでも、手荒れになってからだと遅いので、基本的に水仕事はしないようにしていました。

 

 でも、今年から、手に塗るのをハンドクリームやワセリンではなく、化粧品のオールインワンジェルにしてみました。

 

 肌に水分を補給し、なおかつ保湿してくれて、べたつかないものを試しています。

 

 手の肌も、顔と同じように、保湿だけでなく、しっかり水分を補給する必要があるみたいで、これかなりいい感じです。

 

 手にはハンドクリームよりオールインワンジェル、お試しあれ!

 

正しい姿勢と歩き方

 

 みなさん、正しい姿勢って気になると思うのですが、自分では自分の姿勢が正しいかどうかは、よくわからないものです。

 

 人の体の骨格は、急に変化するものではなく、しかも歪んでいる自覚が全くない状態で変化していきますので、自分の姿勢とか立ち姿が良いのか悪いのかは自分では判断できません。

 

 また、姿勢が悪いから身体が歪むのでもありません。 わざわざ、せっせと自分の骨格を歪めようとして、がんばって悪い姿勢をしている人はいません。

 

 その姿勢になっているのは、その姿勢が現状で一番、自分にとってバランスが取れている形であり、楽なので、その姿勢をしているだけです。

 

 その見た目が悪いからといって、その姿勢を自分でよいと思われる方や、良いとされている姿勢の方にがんばってしようとしても辛いだけに終わります。

 

 姿勢の悪さや骨格の歪みは、自分では治せませんが、頸椎を調整して頭の位置が常に背骨の真上に乗るようにしておけば、自然に勝手に良い姿勢、きれいな姿勢へと自ら動いていきます。

 

 その上で、さらに健康のため、若々しさを保つために出来ることをやっていくと、とても良い結果になっていくと思います。

 

 そこで、出来ることで一番おすすめしたいことが、きれいに立って、きれいに歩くことです。

 

 まず立ち方ですが、ビシッと“気をつけ”をして直立不動に立ってもらうと、だいたいみなさん、反り腰になって立っています。

 

 背筋を伸ばそうとしているのは分かるのですが、その分、腰が前に出てお腹が前に出っ張ってしまい、腰椎の曲線が深くなりすぎています。

 

 腰痛をもっている人は、だいたいほとんどが反り腰で立っていて、それでずっと立っていれば腰が痛くなるのは当たり前です。

 

 しかも、反り腰で立って、そのまま歩いていれば、さらに腰には負担がかかり、それだけでなく、膝やふくらはぎや股関節、足のももやお尻にまで痛みが出てくるようになります。

 

 まずは立ち方、立ち姿を整えることが大切です。 その方法としてお伝えしているのが、最初は思いっきり内股にして立ってみることです。

 

 足の老化は、足の内側の筋肉から始まると言われていて、だんだんと足の内側の筋肉が使われなくなり、気をつけをした時に足のつま先が大きく開き、逆ハの字になっていきます。 

 

 すると足も腰もいくらでも前に突き出せるようになるので、反り腰になりやすくなります。

 

 しかし、足のつま先を閉じて、踵を開いて内股にして立ってみると、内股にしたことで足が前に倒れることが出来なくなり、腰を前に突き出すことが難しくなります。

 

 ここで初めて、床や地面と足が垂直になります。 その垂直になった足に腰が乗っています。 

 

 その腰の位置に上半身がスッと乗ることで、腰から上半身をささえている仙骨という骨が起きて骨盤の位置が正常位置に収まるようになります。

 

 この立ち方にすると、自分のイメージとしては、すごく腰から前に曲がって、前かがみに立っているような感じがすると思いますが、実際に人に横から見てもらうと、すごく真っ直ぐにきれいに立っていることがわかると思います。
 内股にするこの立ち方は、足を前に倒さない感覚を得るのに、一番わかりやすいと思います。 

 

 この姿勢で、きれいに立つことが出来たら、今度はきれいに歩く練習をしてみましょう。

 

 ただ、内股にすればするほど、今度はきれいに歩くという課題に無理が生じてきます。 

 

 日本舞踊の動きなどは、足の運びが内股なので、その動きを取り入れたエクササイズもあるようですが、きれいに歩くことで、日々の歩くという行為を無駄なく最適なエクササイズにしてしまおうという方法もあります。

 

 それが、デューク更家さんの“デュークズウォーク”です。 以前からメディアにも多く出ていた方なのでご存知の方も多いと思います。

 

 僕はつい最近、興味が出て、デューク更家さんの本を読んで勉強してみたんですが、すごく理にかなったことを、とてもシンプルな方法で実践できるようにまとめているなと思いました。

 

 特に、靴の底が変な風に減っていくことが気になっている人は、歩く時の足の使い方に問題がありますので、自分で簡単にトレーニングできますから、ぜひ実践してみて頂きたいなと思います。

 

 歩く前の立ち方にしても、仙骨を立てて骨盤を起こすことは同じなのですが、次の歩く動作に繋げる正しい立ち方を、とても詳しく解説されています。

 

 そして、足の裏の重心の取り方や歩く動作での重心の移動の仕方など、すごく参考になりますし、足や膝を傷めない歩き方が出来るようになっています。

 

 やみくもに1万歩も歩くより、健康にとってもっと大事なことが正しく歩くという動作にはたくさんあって、その正しい歩きの1歩は、それだけで普通に歩く300歩くらいに相当する運動量になるそうです。

 

 また、正しい歩き方には、骨格を支えているインナーマッスルの効果的なストレッチとトレーニングが同時に行える要素があるそうです。

 

 頸椎の調整で、頭の重心位置を正し、それを支える骨格を支えているインナーマッスルを鍛え、きれいな姿勢できれいに歩くことで、さらに健康を促進させていきましょう。

 

おすすめ

 

 ということで、今回のおすすめは、デューク更家さんのウォーキングの本です。 

 

 たくさん出ているので、どれからでもいいと思うのですが、僕が読んだのは、すごく基本的な理論と、基本的なエクササイズとトレーニング方法でした。

 

 簡単に出来て、本当に歩くのがきれいになったような気がします。 運動不足解消やダイエットにも効くそうですよ。

シロハ便り 第166号 2022年11月

 

知っておくべき『光免疫療法』

 

 急に寒くなりました((+_+))
 この急激な気温の変化に体調を崩されている人も多いと思います。

 

 それでも、今、これを書いている時点で、台風が発生し、進路によっては影響があるとか言っています。

 

 今年はラニーニャ現象になるらしく、海水温が温かい場所がエルニーニョとは違ってくるので、気象も安定しづらいと思います。

 

 エルニーニョの時は、冬は安定して寒くなり、寒い割には関東では雪が少ない印象がありますが、ラニーニャの時は、寒暖差が激しく、雪も降る時は大雪になったりする感じがします。

 

 近年の気象の変化の激しさは、もうどうしようもないので、普段からそれに負けない自分の体調作りをしっかりやっていきましょうね。

 

知っておくべき『光免疫療法』

 

 最新のがん治療法として注目を集めている『光免疫療法』というのがあります。 

 

 従来のがん治療には、手術療法・化学療法・放射線療法・免疫療法などがありましたが、この第5のがん治療法として出てきた、光免疫療法はそれまでの治療法でのデメリットがほとんどなく、しかもとんでもない機能を治療後も発揮していきます。

 

 ぜひとも知っておいて頂きたい、光免疫療法を出来るだけ簡単に説明してみたいと思います。 

 

 まず、がん細胞にだけ吸着する薬剤を投与します。 この薬剤は、がん細胞の表面に多く出ている抗原にくっつくタンパク質に光に反応する物質をつけたものです。

 

 この薬を点滴で投与すると、1日くらいでがん細胞にたくさんくっつくそうです。 それからそこに、正常なヒト組織にはほぼ害を与えない近赤外光を照射すると、がん細胞が破裂して死滅します。

 

 抗がん剤のようにがん細胞も壊すけど健康な細胞も壊してしまうようなリスクがなく、がん細胞だけを狙い撃ちできるので、身体への負担は大幅に減少します。

 

 そして、それからがまたすごい! そもそも人体の中では健康な人でも毎日がん細胞が数百から数千個は出来ていると言われています。 それを自分の免疫が攻撃して破壊しています。

 

 加齢などから自分の免疫力が落ちることで、日々作られているがん細胞が取り除ききれなくなり、体内にがんが発生するということです。

 

 しかし、この光免疫療法では、破壊したがん細胞の破裂した破片に、そのがん特有のがん抗原が含まれていて、それが周囲にばらまかれることにより、そのがんの近くにいる免疫細胞がそのがん抗原を取り込みます。

 

 すると、これがワクチンのような働きをして、免疫細胞がそのがん細胞に対する免疫をもつようになり、壊したがん細胞と同じ細胞に対して免疫力が活性化されます。

 

 その結果、たとえそのがんが転移していたとしても、転移したがんを免疫細胞が見つけ出し、その転移したがん細胞を攻撃することが出来るようになります。

 

 また、ワクチンと同じように、そのがん細胞に対しての免疫力を獲得するので、同じがんが再発しないように予防効果も期待されるそうです。

 

 この治療法のもう1つの利点は、治療開始から終了までの時間がすごく短いことです。 入院して術前検査をし、薬剤を点滴してがん細胞に充分くっつくまで1〜2日、その後、光を当てて治療し、経過を見て退院まで、およそ1週間で済むそうです。 

 

 もちろん歩いて来て歩いて帰れるということで、手術をするより遥かに楽ですよね。

 

 現在のところ、この光免疫療法は、頭頸部がん(舌がん、口腔がん、咽頭がん、喉頭がん、鼻副鼻腔がんなど)に限り行われているそうですが、将来的には様々ながんに適応されていくと期待されます。

 

 この光免疫療法は、アメリカ国立衛生研究所で研究をすすめておられる小林久隆先生が開発され、楽天メディカル社が後押しして発展した、光免疫療法「頭頸部アルミノックス治療」という方法で、国から認可された保険適応のある治療法です。

 

 日本では、関西医科大学附属病院で、2022年4月から、「光免疫医学研究所」が設置され、耳鼻科主体の光免疫療法センターで患者さんの治療にあたっているそうです。

 

 この小林先生がテレビ番組でインタビューを受けていたのですが、その時、メディア初公開の情報をお話されていて、光免疫療法で、がんと同じように老化細胞も破壊できるとおっしゃっていました。

 

 体内には老化の原因となる老化細胞が全体の10%ほどあるらしくて、それを破壊できれば老化を防止することができ、寿命がさらに延びていく可能性があるそうです。

 

 日本人の死因の第1位はがんです。 

 

 それが簡単に治療できるようになり、転移や再発の心配がないレベルで完治し、しかも老化細胞まで取り除けるなら、本当に寿命が120歳という時代が来るかもしれません。

 

 ただ、いくら寿命が延びてもそれを楽しめなければありがたさが半減しますので、いかに健康寿命を延ばすかも大切です。

 

 年齢が進むほどにメンテナンスは必要となってきますので、しっかりとケアをして、安心して長生きできるようにしましょうね。

 

おすすめ

 

 2024年に新しい1万円札が発行されます。 その顔として登場するのが、去年の大河ドラマにもなった渋沢栄一です。

 

 そのお孫さんにあたる鮫島純子さんが書いた本が、とっても素敵です。 

 

 御年100歳にして、幸せな一人暮らしを満喫されているそうで、健康に長生きする秘訣とか、その楽しみ方とかを100歳にちなんで100の短文にまとめられています。

 

 何かと生活の中で気が滅入ることがあったり、うまくいかないことがあっても、それらを全て乗り越えて幸せに長生きしてきた人の言葉には真実がいっぱい詰まっています。

 

 「年をとるほどに明るく元気になる生き方」と、本の帯に書いてありますが、ぜひ読んでみてください。

シロハ便り 第165号 2022年10月

 

秋のスズメバチ対策

 

 台風シーズン、イヤですね。 毎年、確実に大型化しているようで、薄気味悪いです。

 

 気圧の変化に敏感な人は、まだ遠くに台風がいても、かなり体調に影響が出たりしています。

 

 その影響を受けやすい人は、体調に変化が起こってから対処しても遅いです。

 

 ニュースで台風が発生、もしくは台風になりそうな温帯低気圧が発生したと聞いたら、即対処したほうがいい。

 

 具体的には、一番いいのは、思い切って生活ペースを変えることかなと思います。

 

 例えば、徹底的にさぼるとか。 仕事も無理をしない、早目に休む、家事は最小限で、自分が一番リラックスできる環境で、心身ともに疲れを癒す行動を積極的にとりましょう。

 

秋のスズメバチ対策

 

 秋になると被害が多くなってくるスズメバチですが、その生態と注意すべきことは知っておいたほうがよいと思います。

 

 特に秋の行楽シーズンで、散策に出かける機会も増えてくると思いますし、街中にも大きな巣を作ってしまうこともあるので、どこで被害に遭うかわかりません。

 

 日本では、年間10〜20名の方が、蜂の被害で亡くなられています。 そのほとんどがアナフィラキシーショックなので、複数回刺されている人ですが、とにかく刺されないようにする必要があります。

 

 まず、なぜ、夏の終わりから秋にかけて、蜂の被害が多くなるのかですが、9月〜11月頃に来年女王となる女王蜂が誕生する時期だからです。

 

 スズメバチのライフサイクルは、秋に女王蜂が生まれ、越冬して4月〜5月に巣を作り始め、しばらくは産卵、育児、防衛と1匹でこなします。

 

 その子供達が成長し、働きバチが増えると女王蜂は産卵に専念し、次の女王蜂とそれを守り育てる働きバチを生みます。 そのピークが秋になります。

 

 働きバチはすべてメスです。 針をもっていて攻撃してくるのも雌バチで、寿命は2〜3か月くらい。 雄バチは繁殖のために限られた時期だけに生まれ、1か月ほどで寿命が終わります。

 

 女王蜂の寿命は1〜2年くらいで個体差があるようですが、大体1年で1つの巣の活動や寿命が終わり、次の女王蜂が新たに巣作りから始めるというサイクルになっています。

 

 なので、秋は、スズメバチの一生のうち、最も重要で活発な時期になり、女王蜂と次の女王蜂と繁殖するための雄バチを、働きバチである雌バチが必死で守っている状態です。

 

 だから、直接的な巣への攻撃だけてなく、巣に近づくものすべて敵とみなし、決死の覚悟で守るべく攻撃してきます。

 

 スズメバチだけでなく、蜂の巣を見つけたら、決して近づかないことはもちろんですが、知らずに巣に近づいてしまった場合、知っておいたほうかいいことと、その対処法があります。

 

 まず、スズメバチの巣に知らずに近づいてしまった場合、それでいきなり刺されることはめったにありません。 まず、偵察している蜂が警告をしてきます。

 

 2〜3匹の蜂が、まとわりつくように飛び回り、「これ以上近づいたら攻撃するぞ!」という警告をしてきます。 これが、ものすごい羽音を出したり、スズメバチは顎を噛み合わせて「カチカチ」という音を出します。

 

 その時に、間違っても悲鳴を上げて逃げたり、手で追い払うようなまねはしないように。 蜂や巣を刺激したら極めて危険です。

 

 怖くても冷静に、走らずゆっくりと、今来た道を後ずさりするように距離をとって引き返しましょう。 蜂をよけて、そのまま進むと巣に近づいてしまう可能性が高いです、だから蜂が警告しているのですから。 とにかく秋にスズメバチに遭遇したら、来た道をゆっくり引き返して身の安全確保のみを考えてください。

 

 もし蜂に遭遇した場合、蜂は黒い色を攻撃する性質があります。 一説では、天敵のくまに見えるので、黒の動く物体には過敏に反応するとか。

 

 なので、ハイキングや散策に出かける時は、服もリュックも靴も身に着ける物は黒を避け、白か淡い色のものを使いましょう。 髪の毛も白っぽい帽子をかぶって隠した方がいいです。

 

 蜂は臭いにも敏感で、香水や化粧品や整髪料など、自然界にはない人工的な刺激のある臭いのするものは避けた方が無難です。

 

 ジュースやコーラ、甘いお菓子など、甘い臭いにも寄ってきますので、しっかり密封するか持って行かないなど注意をしておくほうがよいです。

 

 蜂は大きな音や激しい動きにも敏感です。 もし遭遇しても、大きな声を出して逃げ回ることは絶対にしてはいけません。

 

 もしスズメバチに刺されてしまったら、安全な場所に避難して、安静にしながら刺されたところを冷やしましょう。

 

 もし、刺されたところの痛みや腫れだけでなく、じんましんが出たり、血圧の低下や呼吸困難などの症状がある場合、アナフィラキシーショックの可能性がありますので、直ちに医療機関へ搬送する必要があります。

 

 山へハイキングに行く場合などや近くの公園で散歩する場合でも、避難場所と医療機関への連絡手段はしっかりと確認しておき、アナフィラキシーショックの可能性がある場合は迷わず119番で救急車の手配をしましょう。

 

 蜂は、むやみに人を襲っているわけではなく、自分の巣や女王蜂を守るために行動しています。 それをちゃんと理解したうえで適切に行動をとっていれば、遭遇したとしてもめったに刺されることはありませんので、正しい認識のもと、秋の行楽を楽しんでください。

 

おすすめ

 

 狩猟民族と農耕民族では、コミュニケーション能力に大きな違いがあるそうです。 

 

 日本人は特に農耕民族的な思考が強く、行動範囲も狭かったことから以心伝心の文化であり、あまりコミュニケーション能力を高めて言葉で伝えあうということをしてこなかった歴史があります。

 

 欧米では議論(ディスカッション)の授業があり、スピーチ能力、コミュニケーション能力の重要性が古くから認識されてきましたが、日本では未だにそんな授業とか聞いたこともありません。

 

 今後、仕事においてもプライベートにおいても、コミュニケーション能力やスピーチ力が、益々重要になってくると言われていて、人間関係の問題やストレスはこの能力が高いとほぼなくなるとさえ言われています。

 

 日本では、コミュニケーションについて、習ったことも訓練を受けたこともない人が圧倒的多数なので、それを訓練するプロが書いたこの本はおすすめです。

 

 

あとがき

 

 スズメバチの警告音を視聴できます。顎でカチカチと音を出していますが、かなり怖いです。 

 

 こんな音が聞こえたら、慌てず、ゆっくりと、すみやかに避難してください。

 

こちら
↓ ↓

 

http://www.agr.kyushu-u.ac.jp/lab/ine/ueno/wasp2.html

シロハ便り 第164号 2022年9月

 

“健康のため”は少し危険

 

 残暑が厳しく、寝苦しい夜も多いと思います。

 

 最近、夜がよく眠れないとか、寝つきが悪いとか、朝起きても疲れがとれないという相談を多く受けます。

 

 睡眠の改善には、基本は、ぬるいお湯で30分くらいの半身浴を毎日行うことです。

 

 これを1年間毎日続けていたら、睡眠は確実に改善していきます。

 

 ただ、今すぐに改善したい場合には、1つ良い方法があります。

 

 朝、起きた時に『あ〜、よく眠た〜〜!』と、毎朝言うことです。例えどんなに眠れなかったとしても、必ず、よく眠た!と言う、これがポイントです。

 

 脳の潜在意識が良い方に勘違いしてくれて、良い眠りを現実化してくれます。

 

“健康のため”は少し危険

 

 健康のためにお散歩をしていますとか、ストレッチをしていますとか、筋トレをしていますとか、色々な努力をしている人も多いと思います。

 

 巷には健康グッズが溢れ、健康に関する情報も氾濫している昨今ですが、何の目的でやっているのかをはっきりさせておかなくては、逆に健康を害してしまうことがあります。

 

 例えば、お散歩。

 

 健康のために一生懸命に毎日欠かさずお散歩に行くと決めて、せっせと歩いている、その精神力は感嘆に値しますが、この行動のモチベーションというか目的が『健康になるため』だったとしたらちょっと危険です。

 

 これは脳の潜在意識の問題なのですが、脳の潜在意識は判断能力をもっていないため、無意識にインプットされたコマンドをそのまま実行し、現実化させようとします。

 

 つまり、「健康になるため」とコマンドしたら、脳の潜在意識では、健康になるためってことは、「今は健康じゃない」ってことが前提だから、健康になっちゃったらもう「健康になるため」っていうコマンドは実行できなくなっちゃうよね。

 

 だから、わかりました! ずっと健康じゃない状態にして、ずっと「健康になるため」というコマンドを頑張って実行し続けますね!

 

 このように、脳の潜在意識では解釈されてしまいます。

 

 『健康になるため』は、『今は健康じゃない』と脳に暗示をかけているんです。

 

 だから、健康になるためではなく、『健康を維持して、○○をするため』と置き換えましょう。

 

 この○○には、自分が一番好きな事とかやりたいことを入れてください。 つまり目的とか目標とか楽しみとかです。

 

 楽しみや目標のために健康を維持すると設定すれば、たとえ、今、何らかの身体の不調や健康上の問題があったとしても、「健康を維持する」ということは、「今、健康です」が前提になるので、脳の潜在意識はせっせとその状態を現実化しようとします。

 

 そして、「健康を維持する」ための目標が、自分が本当に好きな事とか、一番やりたいことに繋がっていれば、脳は快楽を求めますので、どんどん超能力を発揮していきます。

 

 お散歩とかも、目的が「健康を維持する」で、楽しみが、お友達と一緒に毎朝歩きながらのおしゃべりとかだと、抜群に効果的です。

 

 さらに、そのお友達とは、登山とかトレッキングとかが趣味だったりしたら、この人達のお散歩習慣は最強と言えるでしょう。

 

 運動やスポーツは、楽しんでやるものです。 何かの強迫観念からやるものではないし、それだと逆に身体にとってはストレスであり、せっせと身体を壊すことをして、いじめているようなものになります。

 

 健康のためという目的ではなく、健康を維持して○○をやりたいため、と目標を置き換えるには、自分が何をやりたいのか、何が好きなのか、どんな自分になりたいのかを、まず決める必要があります。

 

 健康になったらとか、これが治ったら、○○がしたいでは、どんどんその理想からは離れていきます。 

 

 まずは、自分にとっての理想の状態や好きな事を思う存分に出来ている状態を決めましょう。

 

 そして、その理想や好きな事を、今やれる範囲で始めてしまいましょう。 

 

 やりたいこと、好きな事を我慢する必要はありません。

 

 「治ったら」では遅いんです。 やりたいこと、好きな事を少しでも夢中になってやりながら、「さらに健康になってもっとやりたい」と、潜在意識のコマンドを書き換えてみてください。

 

 コマンドはアドリブで、それぞれに合ったものに換えていいです。
 『若い身体を維持するためにストレッチをする』、これはたとえ何歳からでもいいです。 

 

 もう歳だからとか、そんなこと言わずに、このコマンドをしてストレッチとかヨガとか運動すると、どんどん若返ります。

 

 だって、「今、若い」が前提になるのですから。

 

 どんなに身体が歪んでいても、『このきれいな身体をさらに美しくするためにストレッチをする』とかに書き換えてください。

 

 脳の潜在意識の勘違いは、良くも悪くも強力です。でも、潜在意識は判断能力がないので、一番自分にとって都合のよいものに、どんどん変えていくことができます。

 

 さらに詳しくは、7月にもご紹介した、梯谷幸司さんの著書『本当の自分に出会えば、病気は消えていく』を、ぜひ読んでみてください。

 

あとがき

 

 初めは、妻の誕生日に、おいしいお寿司でも食べに行こうと思って、築地に行って出会ったのがきっかけで、それから10年、毎月欠かさず通っていたお寿司さんがありました。

 

 ここが、築地市場が豊洲に移転したすぐあと、コロナが始まる直前の夏に閉店してしまい、それから3年くらい、寿司ジプシーとなり、他のお寿司屋さんに行く気になれず、ずっと我慢してきました。

 

 けれとも、ついに、今度は新橋でリオープンしました(#^^#)

 

 いや〜〜、待った、待った、長かった〜〜。

 

 8月17日に開店したので、さっそく直近のお休みの日に行ってきました。 お店はこじんまりとしていますが、前の築地にあった時よりは広く、落ち着いた雰囲気です。

 

 築地でやってた頃から、けっこうすごい人がお忍びでやってくる、隠れた名店です。 

 

 しかも、味は超一流、値段は超お安い。新橋に移っても、価格は全く変わっていませんでした。

 

 超おすすめのお店ですので、機会があったら行ってみてください。僕から聞いてきましたと言うと、隠しネタが出てくる・・かも(^^;

 

『栄寿司』
 東京都新橋5−10―8 カルチャーセンタービル1F

 

“健康のため”は少し危険

 

“健康のため”は少し危険

シロハ便り 第163号 2022年8月

 

プラスの痛みとマイナスの痛み

 

 暑いですね〜! 日差しが熱いし痛い感じがするくらい、とても危険を感じる暑さです。

 

 世界的に見ても異常高温になっている原因として偏西風が大きく蛇行していることが挙げられています。

 

 ヨーロッパに比べると、まだ日本はマシな方なのかもしれませんが、台風の大型化や線状降水帯による被害は、とても心配です。

 

 偏西風の蛇行も、台風の大型化も、気温と共に気圧の変動を大きくさせています。

 

 大気は地球上ですべて繋がっていますので、各地での異常な気圧差によって、生き物全ての体調に影響を及ぼしている可能性もあります。

 

 そんな環境変化の中でも、体調をしっかり保てる対応能力は、これから益々、必要不可欠であり、これを皆さまに高めてもらうのが、僕の仕事です。

 

プラスの痛みとマイナスの痛み

 

 身体が痛みを出す時、その痛みには意味があります。 そして、どんどんとプラスされて、増えていき、蓄積されていく痛みと、どんどんとマイナスされて、減っていき、叩き出されていく痛みがあります。

 

 つまり、同じ痛みだとしても、その意味が違うということです。 ここが理解されていないから、痛みを全ていけないものとして、抑え込もうという考えで医療や療法が行われ、事態をもっと悪くしています。

 

 基本的に身体とは、細胞の集まり集合体なのですが、1つ1つの細胞には、地球上に生命として誕生した初めての単細胞生物の時から、刻み込まれている1つの命令に従っています。

 

 それは、『生存せよ!』です。

 

 つまり、身体を構成している細胞は、生存するために、常にベストな状態へ変化し続けていくことで、命を保って繋げていくことをしています。

 

 なので、身体が勝手に命を脅かすような病気や、身体の不調や、突然襲ってくる痛みを作り出すことはなく、そのような症状を出すのは、全て生存し続けるために必要だったから創り出しているだけです。

 

 例えば、あまりに不摂生を続けていて、身体や命に有害なことをやっていた結果、血液が汚れてどうにもならなくなった時、癌細胞を創り出し、そこに汚れを集中させることで、ある程度の血液を浄化し、そのままでは血液の汚れから多臓器不全で死に至っていたものを、あえて癌を創ることで寿命を延ばしているという話を聞いたことがあるのですが、僕はけっこう的を得ている話だなと思っています。

 

 癌は命にかかわる困った病気ですが、それがなければ、もっと早く命を落としていた可能性あり、身体の細胞は少しでも生存するために、あえてその選択肢を取ることがあるということです。

 

 身体は決して、悪くなろうと思って病気や不調や痛みを創り出しているわけではなく、生存させ続けるためにギリギリの選択をした結果、病気や不調や痛みになってしまっているのです。

 

 身体の骨格や姿勢にしても、現状でベストではないけれども今の状態で今のような無理な要求をされ続けるならば、ここに負担は集中してしまうけど、今できるベストの選択であればしかたがないから、こっちやあっちに動いて、何とかバランスを取りながら、生存するために今できるベストな状態へ変化しています。

 

 だから、身体は何とかするために変化をし続け、それが今の身体の歪みになって見えています。 しかし、この歪みや姿勢の悪さは、現状で生存するためのベストなパフォーマンスを行える、現状においてギリギリの妥協点での状態であり、その状態で身体の痛みや不調を何とかしようとしても徒労に終わります。

 

 この状態は、身体の歪みの起点であり歪みが始まった時点からの修正の修正の修正の・・・・・・・・・・と、永遠に続く、ベストでないけど修正して何とかしている妥協点の連続です。

 

 このような修正の修正の修正の・・・・・の、妥協点の連続により、その時の骨格の形で出来たひずみに発症した痛みが、骨格の修正の変化により形を変えた時にまた新な痛みの箇所が付け加わり、どんどんプラスさせていき、蓄積されていきます。 

 

これが、どんどんプラスされていき、増えていき、蓄積され続ける痛みです。

 

 一方、僕の施術によって頸椎の調整を行うと、身体の歪みの起点となっている頭部の重心位置が正常位置に戻り、その状態をケアし続けることで、その頭部の重さを支える身体の骨格が、正常位置に変化し続けます。

 

 つまり、歪み始めから修正の修正の修正の・・・・・・・と動いていた骨格が、今度は正しい骨格位置へ戻り続けて、いつか安定し始めるということです。
 その時に、過去に通ってきた骨格の形で発症していた、完全に修復されていない痛みの箇所が呼び覚まされて、もう一度痛みとして出てきます。

 

 そして、その痛みと共に、その痛みの箇所のダメージ情報が脳に、今度は正確に送られることによって、完全修復されます。 

 

この時に出てくる痛みが、マイナスの痛みであり、叩き出すほどに減っていく痛みです。

 

 ですので、施術を受けた後に出てくる症状や痛みは、過去に生み出して処理しきれなかった痛みであり、それが古傷として残っているから、現状消えにくい痛みになっているので、今度はそれを叩き出して完全に修復されていきますので、その分、過去に蓄積された痛みの総量はグングン減っていきます。

 

 それは、言い換えれば、借金返済のようなもので、過去に生み出し蓄積した痛みを出せば出すほど、借金が減っていくのと同じことになります。

 

 痛みが減っていき、消えるまで、どのくらいかかるのかは、どのくらい借金を溜め込んでいるのかの違いでしかありません。

 

 借金は返せば返すほど減っていきます。 返してさえいれば、いつか返済は終わります。 身体の痛みも同じです。

 

 その痛みが、どんどんプラスされている痛みなのか、どんどん減っていくマイナスの痛みなのかの違いであり、施術後の痛みは、どんどんマイナスされていく痛みです。 

 

出れば出るほど修復力は強くなり、いつか修復が終わります。

 

おすすめ

 

 ずっと立っていると腰が痛くなる人は、反り腰の人が多いです。 
でも自分で姿勢を気にしても改善はできません。 そのアドバイスとして、内股にして立つことをおすすめしていますが、こんな下駄を履くという手もあります。

 

 足が前方に傾き反り腰になっていれば、この下駄では立っていられません。 これを履いて普通に立っていられる重心バランスが、よい立ち姿勢の目安になります。

 


 

あとがき

 

 7月で、みーちゃんが10歳になりました。 保護猫なので正確な生年月日はわかりませんが、保護した時の状況から推測して、10年前の7月生まれのようです。

 

 あれから10年、今ではすっかり甘えん坊になり、我が家の天使ちゃんでいてくれています(^^♪