白葉整体院

シロハ便り バックナンバー集について

皆様、いつもお世話になっております。 

 

 

白葉整体院のニュースレター《シロハ便り》を毎回読んで頂き本当にありがとうございます。

 

中には、楽しみにしてくださっている方もいらっしゃるようでとても励みになっております。

 

 

2009年の2月より、毎月1回、発行させていただいておりますので2013年1月現在で、もう、まる4年になります。

 

バックナンバーもずいぶんと溜まってきましたので、紙での印刷・管理が大変になってきました.。 そこで、こちらに全てのバックナンバーを掲載していくことにしました。

 

 

こちらで管理することの良いところは、テーマごとにカテゴリー分けできることで腰痛のことについて書いたもの、ストレスについて書いたもの、首について書いているものなどそれぞれをまとめて読むことができます。

 

 

毎回思いついたことを書いていましたので、毎回テーマがバラバラでした。

 

シロハ便り第1号から、順に掲載していきますが、サイドバーのカテゴリーでそれぞれのテーマにまとまります。

 

ご活用していただけましたら、幸いです。

 

シロハ便り第113号 2018年6月

蔵王温泉の特徴

 

 先月の旅行は、山形県の蔵王に行ってきました。
もちろん、れもんとみーも一緒です。 猫とお泊りOKってところも増えてきましたね。

 

 今回、山形県に行ったのは、蔵王が目的ではなく寒河江に行ってみたかったからです。
 私の苗字である白岩の発祥の地らしいので、行ってみました。 祖先は大江氏で、その嫡流が寒河江氏らしく、寒河江氏の嫡流がその土地の白岩から白岩氏を名乗っていたのが始まりだったようです。

 

 ちなみに大江氏の子流は毛利氏で、人気の戦国大名毛利元就で有名な毛利家と、大江、寒河江、白岩とは同じ家紋です。
寒河江は奥州への交通や戦略的な要所であったばかりか砂金が取れたので非常に重要な土地だったようです。 故に、奥州の覇権を競った伊達氏と最上氏によって後に滅ばされてしまいました。

 

蔵王温泉の特徴

 

 今回の旅行で行った蔵王はスキー場で有名ですが、蔵王温泉は西暦110年開湯として1900年の歴史を持つと言われています。同県の白布温泉、福島県の高湯温泉と共に奥羽三高湯(たかゆ)の一つに数えられる名湯です。

 

 歴史的には、西暦110年頃、日本武尊(ヤマトタケルミノコト)が蝦夷征伐に来た際、武将の吉備多賀由(キビノタガユ)に毒矢が当たり苦しんでいた時に、温泉を発見し浴びさせたところ、すっかり全快したという古文書が残っていて、その武将の吉備多賀由が感謝の意を込めて“高湯”(多賀由)という名称を残したそうです。

 

 蔵王温泉の泉質は酸性泉です。旅館全体に硫黄の香りが充満していて、泊まったお宿は100%源泉かけ流しの温泉でした。
 酸性泉で日本一酸性の強い温泉は、埼玉県の玉川温泉と言われていますが、それに匹敵するほどの強酸性泉(pH1.25〜1.6)です(レジオネラ菌も生息できません)。強力な殺菌力と洗浄力、漂白力があり、美肌の湯としても有名らしいです。

 

 酸性泉のお風呂の入り方は、私も帰ってから調べて初めて知ったのですが、浴槽に入る前に体を洗って油膜を洗い流してしまうと肌に刺激が強すぎてしまうので、体を洗わずに湯舟に浸かり上がる前に清水で体を軽く洗い流すのが良いそうです。 
 そう言われても、そんな人を見たら注意してしまいそうですよね。僕なら、軽く洗うふりくらいでもいいから体を洗い流すようにしてから入りますけど・・・。

 

 今回泊まったお宿はペットOKで猫もOKで、『山形蔵王温泉 最上高湯 善七乃湯』という所です。うちの嫁さんは、古い!汚い!って言ってましたけど、私はとても落ち着く感じでした。
 確かに建物や部屋は古いのですが、温泉は良かったです。全国には約14,000軒の温泉旅館があり、その中でも100%かけ流し源泉はたったの1%(150軒)しかないらしく、このお宿は完全に100%源泉かけ流しで、その源泉もお風呂に行くまでに一度も空気に触れないように配慮されていました。温泉は地上に噴出した後、時間とともに劣化していくそうです。一度も空気に触れさせず、加水も加温もせずに、お湯を循環させることもなく100%源泉かけ流しにしている温泉はとても貴重なのです。

 

 この旅館は敷地内に源泉(辻屋源泉・大平源泉)を2つ所有しており、それぞれ洞窟の奥から自噴していて、源泉湯量は毎分300リットルあり、旅館の定員以上が使っても使いきれない湯量ということでした。
 辻屋源泉平均50℃、大平源泉は平均45℃の源泉をひとつにブレンドして湯量のみで適温40℃〜43℃に日々調整しているそうですが、私にはちょっと熱すぎて入っていられなかったのが残念です。

 

 酸性泉の特徴を一言で言うと『皮膚病の湯』または『殺菌の湯』です。殺菌力の強いので、慢性皮膚病には特効性があり、消化器病、慢性婦人病、筋・関節痛、糖尿病に効果があるとされていますが、高齢者で乾燥肌の人には向きません。

 

 一応適応症と禁忌症は以下の通りです。 温泉も上手に付き合ってみるといいと思います。

 

適応症(温泉が効く疾患や症状)
きりきず、やけど、慢性皮膚病、虚弱児童、慢性婦人病、月経障害、糖尿病、高血圧症、動脈硬化症、神経痛、筋肉痛、関節痛、五十肩、 運動麻痺、関節のこわばり、うちみ、くじき、慢性消化器病、痔疾、冷え性、病後回復期、疲労回復、健康増進

 

禁忌症(温泉の入浴を控えた方が良い疾患や症状)
皮膚・粘膜の過敏な人、特に光線過敏症の人 / 高齢者の急性疾患(特に熱のある場合)/
活動性結核、悪性腫瘍、重い心臓病、呼吸不全、腎不全、出血性疾患、高度の貧血、妊娠初期と末期

 

お釜

 

 私は知らずに行ったのですが、蔵王の観光名所にもなっている『お釜』に行ってきました。蔵王五色岳にある火山湖で、天候等諸条件によってエメラルドグリーン調や瑠璃色調に湖面の色が変わり、その色調は季節によって様々だそうです。水質は、pH=3.5の酸性で、生物は一切生息していないらしいです。

 

 私は何も知らずに、なんとなく行ったら全然きれいに湖面が見えたので、それほどありがたみのある景色だとは思いませんでしたが、湖面がきれいに見えることはむしろ稀で、高地にあるため雲がかかりやすく、これを見るために何度も訪れチャレンジをしている人もいるくらいタイミングが良くなければなかなか見られない景色だそうです。
蔵王温泉の特徴

 

あとがき

 

 寒河江氏の居城である楯山城があったとされる楯山公園に行ってきました。ここから見下ろす領地に白岩の土地と居城もあり、奥州の重要拠点を治めていたのだなあと思いました。
蔵王温泉の特徴

 

シロハ便り第112号 2018年5月

水の循環の大切さ

デスクワークが多くなって座っている時間が長くなっている人は多いと思います。座っている時間が長いと健康寿命が短くなるというのは事実らしいです。
 最低でも30分に一度は立ち上がり少し歩き回るなど、足を動かしたほうがいいそうです。

 

 どうしても座りっぱなしになってしまう場合は、ふくらはぎを動かすなどの動作を入れると少しはましです。 その意味では、貧乏ゆすりはとてもいい運動です。 デスクワークが多い人の肩こり防止にもとても効果的です。

 

 血液は心臓で、リンパ液は筋肉の運動で回します。 ふくらはぎが
動けば血液もリンパ液も下から上に上げるのに役立ち心臓への負担も
軽減するでしょう。 立つことはとても大事です。

 

水の循環の大切さ

最近健康茶とかトクホとか言われる飲み物が増えてきました。血圧を下げるお茶とか脂肪を燃焼させるお茶とかいろいろです。 
カテキンがいいとかポリフェノールかいいとか、多すぎてよくわからんですが、まあ、体にいいと思って飲んでいることで、フラシーボ効果でなんとなく元気になる人もいればよいのだとは思います。

 

 ただし、いろんなお茶とか健康飲料もいいんですが、一番根本的に大事なことも忘れてはいけないと思います。
それは、まず、水を飲むことです。

 

 基本は水です! いろんな栄養素を入れる前に、まず水です、真水です。水はその分子構造から、いろいろなものを掴む性質があり、いろいろなものを溶かすのに適しています。難しい言葉で言うと良い溶媒であると言います。

 

 その水が地層を通過して地下水に溜まれば、その過程で岩盤のミネラルを捕まえてきますので、天然ミネラルウォーターとなりそれが商品化されたりもします。富士の名水とかがそれです。

 

 本来の水は無色無味無臭ですが、ミネラル分などを含むことによっておいしい水と感じる味がついたようになるわけです。 名水を求めて山中を歩きまわりやっと見つけた湧き水を喉がカラカラの状態で飲めば、至極の甘露の味として感じるのは無理もありません。そのイメージで商品化された水を飲んでも、まあふつうなわけですが、無理にミネラルウォーターとか水素水なんかを飲む必要はないわけです。

 

 理想を言うなら限りなく純水に近い水を飲むことが、体には良いと思います。それは、水は余計なものを分子間で捕まえてしまうので、体に水を取り込む時に細胞膜を通りにくくしてしまう可能性があるからです。

 

 人間の体の水分量は、赤ちゃんで80%くらい、若い成人で60%くらいです。老人になると50%くらいになっていきます。
 若い成人で言うと、体の中で全体の水分量が60%とすると、体重60kgの人では36リットル。その内、細胞内で使われる水分量は体重の40%に当たる24リットルです。残りの12リットルは血液やリンパ液やその他になります。

 

 体の細胞が活動するための細胞内の物質代謝に、水が媒体として働くため、なるべく余計なものがくっついていない純水に近い水のほうが細胞膜を通り抜けやすく、また本来の物質代謝に必要なものを効率よく運べるということになります。

 

 一日に体から排出される水の量は、体重体重60kgの若い成人男性で2.5リットルくらいあります。要するに体重60kgの人の水分量が36リットルに対して、2.5リットルは排出されるので、その分は当然補給しなければならないということです。

 

 この排出される水の量は、おしっこで1.4リットル、糞で100ml、汗で500ml、呼吸で500mlがその内訳らしいです。
 夏でも冬でも、普通に生活していてこのくらいの割合で水分を失っていくので、こまめに補給する必要がありますし、運動したり暑い時に汗を多くかけばその分水分補給はしなくてはなりません。

 

 充分な水分補給ができなくなり水分が不足すると脱水状態になり脱水症状になります。下痢や発熱、内分泌疾患や出血などが原因で起こりやすいですが、自分で水分を取れない幼児や高齢者なども脱水になりやすいです。

 

 特に高齢者は、それでなくても体内の水分量は若い人に比べて少なくなっているのに、喉の渇きを感じにくくなっていて、水分補給を怠りがちです。また、暑さも感じにくくなってくるので熱中症になりやすいです。

 

 普通に呼吸しているだけでも500mlの水を失っています。何もしていなくても、生きている限り水は体から排出されていきますので、しっかりと水分補給を心がけてください。

 

 一度に多く飲むのではなく、こまめにちょこちょこ水を飲むのが最も効果的です。一度に大量の水を飲んでもおしっこで出てしまいます。こまめに水分補給をしてあげると、細胞膜を通って吸収され代謝されます。

 

 尚、これは主に心の病(心因性)が原因とされていますが、異常なほど水を飲むという病気もあります。過剰に水分を摂取すると低ナトリウム血症から頭痛や痙攣、意識障害などを引き起こすものです。これを水中毒といいます。体重60kgの人では摂取する水の致死量が10リットルから30リットルらしいです。

 

 これは病気だとしても、なんでもバランスが大事です。飲めばいいってもんでもないし、飲まなくてもダメです。運動も適度に必要でしょうし、そこで汗をかくことも大切なことで、汗をかけばその分余計に水分補給をするのは当然のことです。その時、汗と一緒にミネラルも失うということで、それを水に溶かしこんだ飲料などが多く売られていますが、私は水は水で、ミネラルなどの栄養素は別で摂取することを強く推奨します。

 

 炎天下で作業する人などは、昔から水分補給は水と梅干です。農作業をする人は水とお漬物です。このような組み合わせが一番理にかなっていると思います。

 

 お茶はお茶で、水分補給というよりもリラックスタイムのお供って感じで、水分補給はしっかりとした安全でなるべく混じりけのない水が基本中の基本だと思っています。

 

おすすめ

ということで、我が家では飲み水は買っています。ウォーターサーバーのお水ですが、天然水は使いません。以前天然水のウォーターサーバーを使ってみて、そのお水を水質検査に何度か出して調べたことがあり、雑菌の数が飲料水の基準値以下になったことがありませんでした。

 

 そこでRO膜(逆浸透膜)を使って濾過された水に変えて調べたところ、一度も雑菌が検出されませんでした。
それ以来、我が家ではRO膜濾過をした水しか使っていません。かなり高純度の軟水で余計なものが入っていない水です。


 

あとがき

 アパートなどの集合住宅の多くは、水をいったん貯水槽に貯めてからポンプで各部屋へと送ります。その貯水槽は10立方メートル以下のものは清掃義務がついていません。なので、年に1回の清掃義務が努力目標となっており、経費がかかるためほとんどが清掃をしないで何年も使い続けている状態です。

 

 以前勤めていた会社で、貯水槽の清掃をやったことがあり、めったに清掃していない貯水槽に入ったことがありますが、この水を飲むなんてとても考えられない状態でした。

 

 日本だから安全な水がいつでも飲めていると過信しないほうがいいですよ。

シロハ便り第111号 2018年4月

ドーパミンVS脳幹

 

 体内時計って聞いたことあると思いますが、それには親時計と子時計があるらしく、親は脳です。それとは別に、子時計はそれぞれの内臓についているらしく、それらの体内時計をある決まった周期でリセットして合わせなおしをする必要があるということです。

 

 それが規則正しい生活の大切さというわけで、とくに朝、決まった時間に起きることと、決まった時間に朝食を摂ることが、とても大切だということがわかっています。

 

 脳が寝る時間だよと、親時計が言っているにもかかわらず、遊びや仕事で無理をさせると、内臓の子時計が狂い、細胞を傷めるそうです。気を付けましょうね。

 

ドーパミンVS脳幹

 

 ドーパミンとは中枢神経系に存在する神経伝達物質で、快楽物質として知られているのではないかと思います。ドーパミンは、とくに前頭葉に分布するものが報酬系などに関与し、意欲、動機、学習などに重要な役割を担っていると言われています。

 

 つまり、報酬系とは、ヒト・動物の脳において、欲求が満たされたとき、あるいは満たされることが分かったときに活性化し、その個体に快の感覚を与える神経系のこと(ウィキペディアより)らしいです。

 

 例えば、仕事で、これを成し遂げたら出世間違いなしとか、大きなプロジェクトを成功に導けるとか、大きな報酬を得られるとか、とてもやりがいを感じている場合やそれを成功させた時の快感を味わった時、そしてまたその快感や達成感を知っていて何度でも味わうために努力し成し遂げた時など、ドーパミンがどんどん分泌されて、疲れたとか眠いとかを感じなくなるくらい、やる気満々でがんばれてしまうということです。
 これは、一般的には立派なことだと思います。それだけの能力があり、努力をし、やりがいのある仕事をしているというのは、とても立派で幸せなことに違いありません。

 

 けれども、この状態が長期間にわたって続くと、かなり危険であることも確かです。ドーパミンやアドレナリンやエンドルフィンなどは強力な脳内麻薬のようなものです。ドーパミンは報酬系ですが、アドレナリンは身の危険やストレスのかかった時に身体に喝を入れ活性化し戦う状態にするような働きがあり、エンドルフィンは楽しいこと全般、快楽をひたすら求める物質で強い鎮痛作用もあります。

 

 これらの神経伝達物質には、それぞれ役割があり、適切に使われるように脳幹によってコントロールされていて、そのバランスが過剰に崩れるような現象は自然の中での動物世界では稀にしか起こりません。

 

 しかし、脳幹のコントロールの枠を超え、脳幹が起こす生理現象をも制御してしまうほど、つまり眠いのに眠気を感じないくらい頑張れるとか、お腹が空いたのも忘れるほど熱中するなどの状態をドーパミンが作り出してしまうのは、人間くらいのものです。もっと言えば、歴史上、人類の中でもホモサピエンスという我々の始祖にしか見られない現象だと言っていいと思います。

 

 人類の原型が進化によって誕生したのが今から250万年前ですが、我々の始祖となるホモサピエンスが認知革命を起こし社会性を確立し集団で何かを成し遂げるようになったのは、たったの7万年前のことです。

 

 それから農業革命が起こったのが今から1万2000年前です。つまり現代人の歴史とは、まだ、ものすごく短いものであるにもかかわらず、ものすごい勢いで社会や環境や生態系などを激変させているわけです。

 

 人類種としてホモエレクトスという種は氷河期を生き延び、約200万年も生き延びましたが、我々ホモサピエンスとしてはまだ数万年しか生存しておらず、現代人としての我々人類は、どうでしょう、このままいけば後1000年生き延びるかどうかも怪しいものです。

 

 何が言いたいかというと、ここまで集団として、つまり国家や組織や民族として数億人や数千万人規模で何かができるようになり、人類の起こした認知革命から、このドーパミンの制御が生理的な脳幹の働きを超えてしまったことで、大きな恩恵や繁栄と共に悲しい宿命も負ってしまったのではないかということです。

 

 狩猟採集の時代は、農耕社会に比べると、ずっと気が遠くなるほど期間が長いです。その時代なら、獲物を捕った、やったー、食べるものが手に入った!、で終わる話であり、ドーパミンはそれだけで済んだ話です。

 

 これが、一人では起こし得ない、ものすごい仕事が出来るようになってしまった認知革命以降の人類では、特に産業革命以降の人類においては、偉業を成し遂げたり社会的な地位を得たり、ものすごい権力を得たりなどのとてつもない達成感によって、ドーパミンのコントロールが失われるほどの仕事が可能になってしまったのです。

 

 その結果、過剰なドーパミンが神経系を支配し、疲れていることを感じさせなくなり、その隠れ疲労が累積疲労として脳幹へ蓄積されるようになりました。これが過労死の最大の要因です。もちろん、偉業を成し遂げるような人は少数かもしれませんが、現代社会において、仕事の中で無理やりにでも仕事をしなければならない状況はいくらでもあり、そこに意味や意義を付け加えることにより、やりがいを半強制的に起こさせ、猛烈に働き続けている人がどれほどいることか。

 

 その中で、ドーパミンの分泌機能に異常をきたせば、統合失調症やうつ病になり、仕事のストレスが多くなればなるほど分泌されるアドレナリンが強制的に心臓に負荷をかけ続けるので心臓に疾患を起こし、酷使した身体が痛みを出せばストレスと相まってそこから抜け出すためにエンドルフィンに頼るようになり、パチンコやギャンブル、酒やタバコへ依存するようになります。

 

 だいたい、病気の8割は心因性の疾患だと言われています。しかし、だからといってストレスをどうにかするということは、どだい無理な話で、人類が社会性を獲得した時からの宿命のようなものです。

 

 一体、人類が繁栄させてきた社会って何なんでしょうね。ドーパミンの狂った結果の偉大な偉業によって戦争が起きたり、多くの生態系を壊し生物を絶滅させ、地球環境を破壊し、ストレスに苛まれ、身体を壊し、この人類が先史の人類の先輩のように200万年も生き延びられるとは、到底思えない現実の中で、あなたは何をそんなにがんばっているのでしょうか? 身体を壊してまで。

 

おすすめ

 

 色々と考えさせられる本ですし、種としての自分たちのことを見るのに別の視点を与えてくれると思います。現代の色々な問題が、バカらしく思えてきます。


 

 

 

 

シロハ便り第110号 2018年3月

アゴが弱くなった現代人の弊害

 

 毎年思うんですが、確定申告のe-tax、誰がこんなへんてこりんに難しくシステム作ったのか?

 

 パソコン20年も使ってる僕ですら、一回もすんなり一発で終わった試しがない。パソコン変われば余計に必要なプログラムがいり、住基ガードからマイナンバーカードに変われば、カードリーダーを買い替える。
 まあ、頭にくる確定申告もなんとか終わり、ちょっとずつ春めいてきてちょっとホッとしている今日この頃です。

 

 で、ずっとゆるみっぱなしなのが、うちのれもんとみーちゃん。特に、みーは冬を満喫してる感じ。元気に走り回って、おいしいご飯食べて
一番安心で温かいところで寝て。幸せだね〜♪

 

アゴが弱くなった現代人の弊害

 

 現代人の、特に若い世代ほど、アゴが弱くなっています。 まず、硬いものを食べない。 でも、これは、今に始まったことではなく、江戸時代に食事事情が変化し豊になった分、おいしくてやわらかいものを食べ始めたからだとも言われています。

 

 けれども、日本人の歯の大きさは、縄文時代や弥生時代からそれほど大きく変化していないらしく、その上でアゴが退化してきたので、歯並びの悪さにつながっているようです。

 

 硬いものを噛む力は年配の人の方が圧倒的に強い傾向にあり、歯がかけてでも硬いものを食べたがるので、歯医者さんにとっては悩みの種のようですが、硬いものを好んで食べる習慣は子供の頃からの食生活に大きく影響されていると言えます。

 

 噛む力が強く、噛む回数が多い高齢者ほど、間違いなく健康です。 噛むことによって唾液の分泌も増え、唾液の中のアミラーゼという消化酵素の働きで、消化器官も丈夫です。 胃腸は免疫系に大きく影響しますので、よく噛みよく食べる人ほど健康寿命は長いと考えられます。

 

 それにくらべて今の子供や若い世代では、やわらかいものしか食べていない人が多く、世代ごとに段々アゴも細くなっています。 それが、シュッとした顔立ちになるので、それを好む時代の傾向には合っているのでしょうが、健康面で言えば、今後がかなり心配です。

 

 最近よく聞く無呼吸症候群ですが、これもアゴの筋力低下が大きな原因の1つと言われています。 アゴの筋力が弱くなり、舌を支えていられなくなると、寝ている状態で舌が気管に下がってきてしまい、のどを詰まらせるようになります。 

 

 アゴと上部頸椎の関係も影響が強くあります。 上部頸椎がズレている典型的な現象がアゴのズレであり、口が曲がっていたり、口を大きく開けた時にカクッと鳴ったり、左右のどちらかのアゴが大きく動いたりします。上部頸椎を調整しても、その安定度はアゴの強さと安定度に影響を受けますので、アゴが弱い人は骨格の安定性も悪いです。

 

 噛む力を鍛えるような食事を取り続けるのは現代の環境では難しいですが、噛む回数は意識すれば改善できますので、消化を助けるためにも、一口一口食べ物を口に入れたら、固形物かなくなるくらいまで、30回から50回くらいを目安によく噛んで良く味わって食べる習慣はもちたいものです。 特に子供には、よく噛む習慣をつけさせてあげると一生の健康財産にもなってくると思います。

 

 家庭環境の変化や忙しい労働環境から、食事の時間も短くなっている傾向にあるらしいです。 急いて食べる習慣は、噛む回数を激減させ、無意識に噛まずに飲んでしまう癖がつきますので、なるべく食事くらいは余裕をもって、時間をゆっくり取ることも必要だと思います。

 

 さらに、若い世代は、言葉においても、あまり口の筋肉を使わない傾向になってきているようです。 特に、「い」という発音をしなくなってきています。 「おいしい」ではなく「ウマ!」と言ったり、「すごい!」ではなく「ヤバ!」だったり、「い」という発音が抜けてきています。 「い」という音は口の筋力をかなり使うらしく、口の筋力低下が言葉にも表れているのではないかとも言われています。
 最近では学校によっては、この問題を食育として取り組んでいるところも出てきているようで、例えば魚の干物を素揚げして骨ごと食べるなどのメニューも定期的に入れているそうです。

 

 そして、私もみなさんに必ずお配りしているプリントの中に、毛管運動の裏に書いてある「あいうべ体操」があります。 こんなことをと思うようなことですが、まじめに医学界でも注目され続けています。 1日10回を3セット行うように推奨されています。 その効用は、口周りの筋肉が鍛えられ、口を開けずに鼻呼吸ができるようになるため、免疫機能の改善につながり、ウイルスの侵入も防ぎ、無呼吸症候群の予防や改善につながり、睡眠の改善により自律神経の調整もうまくいき、脳の働きを改善させ、噛む力が強くなり噛む回数も増え唾液も増えることで消化を助け、胃腸を助け、それが免疫機能を改善させ、アゴがしっかりするので上部頸椎の安定を支えられ、骨格が安定し、さらにそれが神経系のスムーズな働きを助け、脳による自律神経の調整能力を向上させ、それがまた免疫機能や代謝を促進させ、などなど・・・ 健康サイクルが全てうまく回り始めます。

 

 薬なんかいらないから、「あいうべ体操」をやれ!と言っているのは、ものすごくめずらしいお医者さまですが、これがつぶされることなく長年メディアでも取り上げられている意義はとても大きいはずです。
 「あいうべ体操」と、よく噛む習慣を、ぜひがんばってやってみてください。

 

おすすめ

 

 弥生時代の人の平均寿命は今よりも高かったという説があります。 三国志の魏志倭人伝に、80才から100才くらいまで元気で生きていると記されているそうです。 その当時の食生活が和食のルーツであり、またその当時の食材も健康食材として注目されています。

 

 そこで、野菜の少なくなる冬によく食べられていた木の実、その中でもどんぐりがとても抗酸化作用が強く、当時はすりつぶしてクッキーのようにして食べていたそうです。 これが、どんぐりクッキーとして販売されています。 楽天やアマゾンではクッキーはなかったので販売店はネットで検索してみてください。 アマゾンではどんぐり粉として売っていました。
アゴが弱くなった現代人の弊害

 

あとがき

 

 抗酸化作用が強く栄養価の高い食材として、赤米も人気が出ています。 赤いお米の色はタンニンの色で、ちょっと渋みがあり噛み応えのあるお米ですが、玄米よりも食物繊維やビタミン類が豊富で、タンニンの抗酸化作用も注目されています。 赤米だけだと食べにくいかもしれませんので、白米と混ぜて炊くときれいな桜色になり栄養価も高くなっているのでおすすめの食べ方です。 興味のある方はお試しください。

シロハ便り第109号 2018年2月

ちゃんとボーっとしよう!

 

 1月22日(月)に降った雪、大変でしたね。久しぶりに大雪ということで、雪かきで身体が
痛くなった人も多いのではないでしょうか?

 

 うちでは、車庫の屋根に積もった雪かきをしていて、アクリル板の屋根の真ん中あたりに穴をあけてしまいました。あとは、駐車場の雪かきと家の前の路地で日当たりの悪い所の雪かきを手伝ったくらいで、わりと溶けるのが早かったのでよかったです。

 

 けっこうがんばったんですが、身体は思ったより痛くならず、雪かきがひと段落ついたら、かまくらを作って遊ぶ余裕もありました。
 そのかまくらにおやつで誘ってなんとか入ってもらって撮った、れもんの写真がなかなかいい感じです(^^♪

 

ちゃんとボーっとしよう!

 

 日本人初のノーベル文学賞を受賞した川端康成が代表作「伊豆の踊子」などを執筆したのが、伊豆、天城湯ケ島温泉の旅館湯本館という温泉宿で、そこに長逗留した1年あまりの間に伊豆の踊子を含む34作もの小説を書きあげました。

 

 そこで、川端康成が何をしていたかというと、たまに温泉に入りながら、ずっと机に向かって小説を書いていたわけではなく、日中はほとんど宿にはいなくて、外の自然の中でボーっとしていました。

 

 枯れ葉に寝転んで竹林を見上げ、笹の葉からこぼれる日差しを眺めていたり、アユ釣りをしながら川のせせらぎを聞いてボーっとしていたり、露天風呂に入ってボーっとしていたそうです。 そして、夜になると執筆をはじめ、朝方には机に突っ伏して寝ているような毎日だったそうです。

 

 川端康成が伊豆の踊子を発表して文壇を驚かせたのが、その表現方法の新しさで、自然の情景を擬人法などをもちいて美しくも生々しく描写したことでした。 その表現方法を確立しようと模索していた川端康成にある時ひらめきが起こります。 そのひらめきを呼び起こしたのが、自然豊かな温泉地でのボーっとしていた時の脳の使い方だったということが最新の脳科学で明らかにされています。

 

 集中して作業している時や勉強などで情報をインプットしている時などに使っている脳の領域と、ボーっとしている時に使っている脳の領域が違うことがわかってきたのです。

 

 脳は、知識や情報などをインプットした時には、その時に使っていた脳の領域にある程度雑多にその情報を詰め込んでいて、それがボーっとしている時に、別の脳の領域へ今度はある程度整理されて収納されるらしいです。

 

 その後、何かの情報を取り出そうとすると、情報が整理され収納されている脳の領域から、ひらめきが起こるのだそうです。
 そして、ここからがさらに重要なのですが、ボーっとしている時に使っている脳の領域が、認知症患者は健常者よりも遥かに少なくなっているのだそうです。

 

 ボーっとしているからボケると思っている人が圧倒的に多いと思いますが、実は、ボケないためにはボーっとする時間も絶対に必要ということです。

 

 ただし、ここで言う、ボーっとするという意味を正しく認識しておく必要があります。 ボーっとするにしても、それは、お酒を飲みながらボーっとテレビを見ているとか、仕事中にボーっとしながら何か考え事をしているような状態ではありません。

 

 ボーっとしながら考え事や悩み事などを常に思考していれば、脳の使う領域は、仕事をしている時とさほど変化はありません。
 正しい、ボーっとの仕方は、温泉地で川端康成が自然の中に身を委ねていたように、一旦思考を停止して、回りの自然からくる感覚を感じるということです。

 

 まだんなく続く川のせせらぎの音や、木々の葉が揺れる様子や擦れる音、風の音、日差しの暖かさや空気の冷たさ、新鮮さ、草花の香り、土の香りや感触など、それらを自然に身を委ねながら、思考を停止させボーっとしながらも五感で感じている時の脳の状態とそれを感じている脳の領域が非常に重要なのです。

 

 これが、正しい、ちゃんとしたボーっとする時間です。 この時に使っている脳の領域が、脳の健康にも精神的な衛生にも、とても重要だということが解明されてきています。

 

 川端康成も手記の中で、「私の作品の大半は温泉地で書き上げたものだが、その環境がインスピレーションを与え、さらに気分の一定をもたらした。」と書いています。

 

 作家といえば、机に向かって、書けない苦しみの中で頭をかきむしりながらアイデアをひねり出し、いつも不機嫌で気難しいイメージが私にはありますが、川端康成は1年あまりの間に34作もの作品を書きおろしています。 その湧き出る創作意欲とアイデアもさることながら、気分が一定していたというのはさらにすごいと思います。

 

 ボケないために、常に忙しくしていなければならないと思っている人、ゆっくりと空を見上げたのはいつだったか思い出せない人、せっかく温泉に行っても仕事のことや悩み事や考え事だらけで、せっかくの景色や自然の感触を感じる暇もない人、そんなに脳を酷使して、同じ領域に負荷をかけ続けると、ボケますよ!

 

 最近健康のためとジョギングやウォーキングをする人が増えていますが、その時にイヤホンをしてスマホで音楽を聴きながらやっている人を多く見ます。 おいおい! そうじゃなくて、もっと風を感じようよ、木々の葉の色の変化や音や香りを感じようよ。 もっと地面を蹴る足の裏の感覚を感じるのに脳を使おうよ。

 

 そして、人の精神安定のためには、昔から、海や山へ定期的に行っておくことが良いと言われていました。自然を感じて生きてきた生き物です、人間も。 だから、ちゃんとボーっとしに行きましょう。

 

おすすめ

 

 川端康成について色々書きましたが、かくゆう私も、まだ1つも川端康成の小説を読んだことがなかったので、今度代表作の伊豆の踊子を読んでみたいと思います。

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あとがき

 

 雪かきをやった後、腰が痛くなる人が多いと思います。 雪かきの直後から、よく腰を温めるようにしましょう。 それと、腰に痛みが出たら、その痛みが腰の右側だったら右のふくらはぎを、左側だったら左のふくらはぎを、カイロを貼ってよく温めてください。 足腰と言いますが、足と腰で連動して痛みを出しています。 腰のケアと同時にふくらはぎもしっかりとケアして温め、その上で毛管運動をすれば身体の回復は早いです。
 まだ寒い日が続きますが、身体を労わってくださいませ。

 

シロハ便り第108号 2018年1月

身体の悪くなり方と良くなり方

 

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

白葉整体院は、今年10年目を迎えます。 これまでやってこられたのは、ひとえに皆様のおかげです。
本当にありがとうございます。
始めた頃は、まだ手探りの状態でしたが、皆様のご理解とご協力のおかげで、少しずつではありますが、皆様のお役に立てることも増えていきました。

 

今後も変わりなく、少しでも皆様の健康のために、お役に立てることをやっていきたいと思っています。
これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

 

身体の悪くなり方と良くなり方

 

 上部頸椎カイロプラクティックの施術をやり始めて、今年で10年目になりますが、その間に色々なことがありました。 おかげ様で多くの人が来院してくださり、施術をさせて頂きました。 そして、その方々の状態を観察しながら、私の施術も変化しつづけてきました。
今の私の施術は、上部頸椎カイロプラクティックとは違ったものになっています。

 

 今まで経験してきた中で、かなり症状の重い人も数多くいらっしゃいました。 病院に行っても埒が明かず、長年治療を受けていても悪くなる一方だったり、動けない状態で来院された方も何人もいました。

 

 そのような方でも、驚くほどの回復を見せたり、また、数年かかりでもしっかりとした回復を得て元気に飛び回っている人も多いです。

 

 そこで得た経験から、今まで来院された方々を見ていくと、そこには身体が悪くなっていった、悪くなり方と、回復していった、良くなり方のパターンがあることに気が付きます。

 

 どうして、そこまで身体がおかしくなっていってしまったのか? それが、どうして、ここまで回復していったのか? そこには共通のパターンがあります。 今回はそれを整理してお伝えしたいと思います。

 

◎身体が悪くなる人、症状のきつくなる人の特徴

 

 まず一番は我慢強い人です。 少々の痛みにはへこたれず、我慢してがんばりが効いてしまう人。 かなりの痛みがあっても痛み止めの薬などで痛みを抑えながら頑張ってきた人は、非常に症状が重くなり、身体が動かなくなるまでいってしまう人が多いです。

 

 痛みとは、身体の異常を知らせるセンサーのようなものなので、痛みの情報が脳に届いて初めて脳は身体の異常を修復させようとします。 その痛みを薬などで抑えてしまったり、我慢しつづけていくと、異常があってもその情報が脳に届かなくなり、治りきっていない古傷として残ります。 薬と脳内麻薬の作用で、痛みの伝達が鈍くなることにより、患部の痛みは減少はしていきますが、そこに残った古傷は延々と悪さをしつづけ、いつか別の神経ラインに、今度は消せない痛みとして出現します。

 

 脳は痛みの出所が特定できないのに、痛みが出続けているので非常に辛い状態になり、これ以上は危険と判断した時に痛みが出ているエリアへの電力供給を抑え、そのエリアを強制的に停止させ、わけがわからないけれどもとにかく安静にさせようとします。 これが、我慢しつづけていくと身体に力が入らなくなり動かなくなっていくことの正体です。

 

 ここまでくると、薬ではどうにもならず、手術をしても見当違いになり、リハビリをするなどもってのほかで、医療ではどうにもならなくなります。 医療では処置は出来ますが、身体を修復させることは出来ません。身体を修復させられるのは、自分の脳による治癒力でしかないからです。 その脳へ、身体の情報が届かなければ、どう修復していいのかわからなくなるのは当然です。

 

 では、そのような状態人がぜどにして回復い ったのでしょうか?

 

◎身体が回復していくパターン、身体の良くなり方

 

 まず言うまでもなく頸椎の歪みを調整します。 すると何が起こるかと言うと、頭の位置が背骨の中心線に乗るようになってきます。 頭の重さを支えるためにバランスを取るように骨格が動きますので、正常位置に乗った頭に合わせるように骨格が正常位置へ動き始めます。

 

 次に神経です。 首の神経を圧迫していると、首の神経から全身の神経へ痛みが走りますので、首の神経を圧迫しないように頸椎を調整することで、かなりの全身への痛みが軽減していきます。
 そして、身体と脳との情報のやり取りをしている神経の圧迫が緩まることで、身体の古傷になって残っている患部の情報が次第に脳へ伝わるようになっていきます。

 

 過去の骨格の変化や無理をし続けて出来たダメージは古傷となって、充分に回復されずに残っています。 そこから、鈍くなった神経ラインでは痛みは出ませんが、違う神経ラインへと痛みや症状が流れていきます。 しかし、古傷がきちんと脳で認識され再度修復されていくと、その古傷から流れて別の患部で出現している痛みが消えていきます。

 

 このような流れで、骨格が正常化していき、それに伴って古傷も処理されていけば、最終的には非常に強い形で身体は修復され、回復していくのです。

 

 しかし、それには時間のかかる人も当然います。 その時間経過に対して、自分の回復力を信じ、あせらずしっかりと身体を労わりながら回復を待つことの出来る人は、ものすごく回復していく人です。

 

 私は治療をしているわけではないので、どのような症状に対して何をすれば治ると言うことは出来ません。全ては皆さんが自分の回復力で治していっているだけです。 その力を引き出し、回復可能な方向へ向けてあげることしか出来ませんが、身体が正しく回復していく方向へ進めば、驚くような回復力を見せることがあります。

 

 昨年も、これはどうにかなるものなのか? と思うような症状の人もいました。 しかし、その回復力に驚かされたことも多かったです。 ただ、そのような人は、10年前の私の施術ではどうにも出来なかったと思います。年々少しずつですが、私の技術も向上していると自負しています。

 

 また、これからも、精進し、皆様の回復に少しでも多く貢献できるように努めてまいります。 
今後とも、よろしくお願いいたします。

シロハ便り 第107号 2017年12月

 

無農薬野菜は良い?好き嫌いは悪い?

 

 先月、院内を少し模様替えしました。 かなりスッキリとしたと自分では思っています。出窓に置いてあったプリンターや書類入れをどかして、季節ごとの小物を置いたり、クロスを敷いたりしています。

 

 先月はハロウィン風でした。 今月はクリスマス風にしています。キャビネットの上にも少し季節の小物を置いています。 前に比べて季節感が出て、自分ではとても気に入っています。
 もし、お気づきでしたら見てやってください。

 

無農薬野菜は良い?好き嫌いは悪い?

 

 皆さん、オーガニックって言葉に弱くないですか?農薬を使わないで育てた野菜や原料で作った製品とかオーガニック何とかって書いてあったらつい手にしてしまう人は多いのではないでしょうか。

 

 特に健康志向の人は、無農薬野菜を選んで買う人も多く、子供にも安全安心を考えるならば、少々高くても無農薬野菜を食べさせてあげたいとがんばっているお母さんも多いと思います。

 

 無農薬野菜は安全でしかもおいしい!と信じているのでしょう。・・・・と、私が書くと、長くこのレターを読んでくれている人は、もう察しがついていると思うのですが、残念なことをお知らせします。

 

 野菜毒って言葉を知っていますか?植物は、ただ実って、虫や動物のえさになるために、食料としての恵みとなるために生きていると思いますか?動物への天からの恵みとして与えられたものだと思いますか?

 

 答えはNOです!植物も子孫を残し、生存し続けるために必死で生きています。何も、虫や動物や人間に食べられたくて生きているわけではないし、神様から、人や動物や虫たちを生かすために犠牲になれと言われて存在しているわけでもありません。

 

 植物だって、絶対に、食べられたくないんです!!

 

 故に、植物も外敵に対抗するための手段を講じています。それが野菜毒、植物毒です。辛い、苦い味がする刺激の強いものは特に毒性が強いです。わさびを人為的に傷つける(すりおろす)と抗菌作用が発揮されます。キズストレスというもので、虫にかじられたりした時に毒性を出し、かじられた部分の細胞は死んでもその他の部分をそれで守ろうとする作用です。

 

 お寿司に酢飯を使い、ネタにわさびを塗るのは、日持ちのしない魚を少しでも長持ちさせて販売できるようにした庶民の知恵です。わさびの抗菌作用は、何もわさびさんが菌に対してだけ毒で人間には無害なようにしてくれているわけではないので、食べ過ぎると当然人間にも毒になります。子供には、さび抜きにするのも、毒性は成長期に特に大きく影響しますので、食べられないのは味覚だけでなく毒から守る本能でもあります。

 

 ピーマンやセロリが嫌いな子供が多いのも、味覚だけの問題ではなく、その毒性から守ろうとして、それらの野菜の苦みやにおいを避けており、大人になって成長が止まってからは、その毒性からの影響が薄れるので味覚も変化し、その苦みや香りを旨味として楽しめるようになるのです。

 

 だからこそ、子供の好き嫌いを全部悪いとして、なんとか野菜を食べさせようという強迫観念的な思いで悩んでいるお母さんがいたら、このあたりの科学的な背景をもっとよく調べてみることをお勧めします。

 

 本来、大人と子供の食べ物は違って当たり前なのです。子供の成長に合わせて栄養バランスを考え、その上で食べられるものと食べられないものがあることも理解した上で、食育をしていくことが大切なのだと思います。

 

 大人がおいしいと思うものや、野菜はなんでもかんでも良いと思い込んで、なんでも食べさせようというのは無知の極みです。

 

 野菜本来の持っている自己防衛物質は種類も多く、発がん性が確認されている物質もたくさん見つかっています。この植物がもっている天然農薬の毒性は、一般的な残留農薬の10,000倍もあるという報告もあります。

 

 つまり、無農薬野菜は安全と思い込んでいるかもしれませんが、きちんと定められた量で管理された農薬を使うことで、害虫から守られた野菜の方が、自己防衛へのストレスが少ないので天然の毒性は弱く、残留農薬の10,000倍も強い天然の農薬で自らを守っている無農薬野菜よりも安全だと言えます。一方、海外からの輸入された野菜などは、加工されてとんでもなく多くの製品に使われていますが、農薬の規制が甘かったりした場合、どこでどんなものが入ってくるかわかりません。

 

 それに比べたら、日本で生産された日本の農家さんの野菜は、世界でも安全性の高い食べ物と言えるでしょう。

 

 オーガニック野菜、無農薬野菜は、はっきり言って大人の食べ物です。野菜の持つ毒性は、苦みであり茹でるとアクになるものです(だからいいお母さんは根気よくアクをすくうのです)。しかし、これは同時に大人にとっては旨味でもあります。だから、無農薬野菜の方がおいしいと感じるので食べてもいいですが、摂りすぎるのも問題で、なんでもバランスが大事だということです。

 

 さて、野菜の毒性について充分脅かせたところで、ここが肝心なところですが、微量の毒は食べたほうがいいです。健康に生きていくためには三大栄養素である、糖質、脂質、タンパク質に加えて、ミネラルとビタミンをバランスよく摂取する必要があります。野菜にはミネラルとビタミンが豊富で、人体の中では生成できないが必須の栄養素がいっぱい詰まっています。その中で、いいものと毒素を同時に取り入れているわけですが、その毒素も実は健康には大事な役目があり、微量の毒素が摂取されるためにそれに負けないように抵抗力がつくのです。

 

 人の身体や精神においても、ストレスは全部が悪いわけではなく、仕事中毒の会社人間が定年退職したらすぐにボケてしまったなど、ストレスが全くなくなってしまうと悪い結果になることも多いです。

 

 断食や運動が健康によいのも、適度なストレスを与えることで、脳細胞が活性化し健康を維持しようとする力が強まる作用があるからです。

 

 無菌、無農薬、無害、ストレスフリーなどなど、一見よさそうに思えますが、適度に刺激を与えておかないと生きていく力が弱くなります。

 

 問題は、過ぎること。これに尽きます!!

 

 ローフード(生の食べ物)がいいと世間で騒げば、生野菜を狂ったように食べだしたり、スムージーにして毎朝飲んでいれば健康だと思い込んでいるのは大間違いですから、栄養バランスのよい食事を楽しみましょう。

 

 野菜の天然の毒性も、人によって、子供によって、影響の大小もあります。だから味覚も違うし嫌いな食べ物も違ってきます。しかし、段階を踏んで、少しずつ毒を与えるって言うと物騒ですが、慣らしていきながら抵抗力をつけ、味覚を育てていくのも大切です。

 

 薬と毒は紙一重です。使い方次第では、よく出る目もありますし、悪く出る目もあります。
コーヒーに含まれているカフェインは中毒性もある刺激性の物質で交感神経を刺激し脳を興奮させたり緊張させたりします。薬の成分にも使われることがありますが、この苦い物質は当然子供の味覚には合わず、毒性が強いので、間違っても砂糖をいっぱい入れれば飲めるとか、甘いコーヒー飲料を与えるなどしてはダメです。

 

 チョコレートのカカオの主成分であるテオブロミンもすごく苦い物質で、もともとカカオから作る液体をその土地の原住民が疲労を強制的に回復させる薬として服用していたもので、ナポレオンが遠征した時に兵士の疲労回復にものすごく効いたとして持ち帰り、あまりにも苦いので砂糖を入れてフランスのセレブや兵士が飲んでいたのが由来です。この物質もカフェインと同じ種類の薬物に入ります。子供にチョコをあげるならば、毒だということも認識しておくべきです。
カレーの香辛料も子供には毒になることもあるので、大人用のカレーを甘く味付けして与えるなどは控えて、子供用は別で作りましょう。

 

 また、それとは別に、こんな話もあります。大根をすりおろすのに、やさしい気持ちですると甘くなり、クソ馬鹿野郎と思ってすると辛くなる。これ、テレビの番組でも検証していました。
 人の思考が物質に影響を与えるっていう話は、物理学者の中でも認めている人もいるくらいです。

 

 大根をするとか、野菜を切るとか、その行為によって野菜は自己防衛のために毒素をだし、苦みや辛味を出しますが、それを調理しているお母さんや奥さんの機嫌が悪いと、その毒素がもっともっと強くなって、お腹が痛くなるかもしれませんよ。積もり積もってその毒素がDNA(遺伝子)を傷つけると、癌化することも分かっていますから、気を付けましょうね。

 

 毎日家族のために食事を作るストレスは大きなものです。しかも、仕事を持っていて家事と仕事を両立させるなんて、ものすごいストレス、過ぎたるストレスです。

 

 大きすぎるストレスをかかえ、疲れ切った状態で野菜を切れば、辛い味になってしまうかもしれません。それは毒素が強くなっている証拠です。昔から、料理は愛情と言われ、愛情たっぷりの料理はおいしいというのは全くの真実です。

 

 お母さんや奥さんや主夫の人など、家事をしてくれている人を大切にしないと、あなたに毒素が溜まりますよ。

シロハ便り 第106号 2017年11月

 

気を付けるべきは雨の前の晴天だ!

 

 10月の中旬から降り続いた長雨と台風にはまいりましたね。
 ちょうどその頃、福島へお米を買いに行きながら白河市で2泊してきたのですが、行きと帰りには雨に降られたものの、初日の午後から2日目はずっと良い天気に恵まれました。
 まさに、そこしかないというタイミングで旅行に行けた感じです。

 

 今回は、築地のお寿司屋さんの大将ご夫婦と一緒に遊んできました。
 そこのお家は、ホワイトシェパードを連れていて、ドックランでれもんと一緒に遊んでもらいました。
 れもんの方はビビりぎみでしたが、その子(バロンくん)はとってもやさしいいい子で、かわいかったです!(^^)!

 

気を付けるべきは雨の前の晴天だ!

 

 10月の中旬から下旬にかけて、ずっと長雨で台風も2つも来て、雨だと寒いし(師走の気温だった)晴れると暑くなるし、気温差と気圧差で体調を崩す人も多かったようです。

 

 近年の台風や爆弾低気圧は確実に大型化しています。そんなのが近づいてくれば、頭痛やギックリ腰などを起こす人も増えてくるのが現状です。
 だいたい、低気圧も、雨が降ってしまえば身体はまだ楽になるのですが、雨が降るちょっと前、低気圧が近づいてきた時が一番きついんじゃないでしょうか?

 

 体調変化は、気圧が下がってきた時に出てきます。高気圧から低気圧に変わっていく期間が、自律神経に負担がかかり、体調を崩すきっかけになります。
 皆さんは、だから、低気圧が体調を崩す原因だと思っていると思うのですが、実は、低気圧が来る前の高気圧で身体はいじめられているのです。

 

 これは以前にも、シロハ便りで書いたことですが、低気圧の接近に伴う体調の変化は、その前の高気圧の時に身体にかかった負担が、そもそもの要因になっています。

 

 高気圧では、気圧が高いので、身体は外側から強い圧力で押されています。それに対抗するように、脳幹が気圧変化を認識すると、高い気圧で押しつぶされないように身体の内側からも圧力を強くして押し返します。

 

 すると、身体の表面の筋肉や血管は、内と外から強く圧迫を受けることになります。これは、活動するには、身体に克が入り活性化するので動きやすい状態になるのですが、ノーマルな状態よりも強い緊張がかかった状態になっているので、そのまま無理をして動き続けると当然身体には負担になります。

 

 この時、動けるからといって、目一杯がんばってしまうと、古傷のある人やダメージが溜まりやすい所を持っている人は、次の気圧低下の時に、酸欠による細胞の収縮で一気に痛みへと変化していきます。

 

 気圧が下がってきた時に、自分の脳幹が、自律神経をすばやく上手にコントロール出来ていれば、身体に起こる変化はそこまで辛いものにはなりません。うちの施術を受けている方は、状態が良くなってくると、自律神経のコントロールが効くようになってきますので、気候の変化には強くなっていく人が多いです。

 

 それでも、近年の気圧変化は非常に大きくなっていて、台風や強烈な爆弾低気圧が大型化しているということは、その逆に高気圧も強くなっているということになります。

 

 明日、雨の予報だから、今日の晴れを有効に使わなきゃと思う気持ちはよくわかるのですが、気圧変化と気候変化で体調を崩しやすい人は、天気が崩れる前の日の晴れ間に無理をし過ぎると非常に危険です。

 

 何日も雨が続き、その合間に晴れる日があると、すごく忙しいのもわかりますが、どうしても必要なことを選んで、身体を疲れさせ過ぎないように、ちゃんと休憩を取るなり、長めに半身浴をしたり、座ってのんびり好きなことをする時間をもったり(テレビ・ゲーム・読者など)、心身をリラックスさせておくことも忘れずにしてほしいと思います。

 

 一番いいのは、どんなに忙しくても、どんなに雨が続いた後の晴れ間であっても、15分〜30分程度でいいので、お昼寝を入れることです。

 

 一度動き出してしまうと、やること全部終わるまで、夢中になって一日中動きまわってしまう人に、気圧変化で目まいや頭痛や頚椎症になる人が多いです。

 

 特に年齢を重ねてくると、自分の身体の変化や体調の変化に鈍感になってしまいます。天気が崩れ始めると体調が崩れてしまう自覚のある人は、その前のお天気の日から、たとえ調子が良くても体調変化が始まっているんだということを考えて、無理をし過ぎないようにしてください。

 

福島へ旅行

 

 行きと帰りには雨に降られましたが、宿泊先に着いてからと次の日までお天気に恵まれ、まずまずの旅行でした。れもんとみーもいつも通り、旅慣れていて、おりこうでした(^^♪
気を付けるべきは雨の前の晴天だ!
気を付けるべきは雨の前の晴天だ!
気を付けるべきは雨の前の晴天だ!
気を付けるべきは雨の前の晴天だ!

 

あとがき

 

気を付けるべきは雨の前の晴天だ!

 

 今回の旅行とは関係ないんですが、野田市みずきのカフェレストラン”ハミルトン”で食べた、『杏子クリームあんみつ』がおいしかったので写真を撮ってきました。

 

 杏子の甘酸っぱさと天然の天草で作った寒天に黒蜜とアンコがちょうどよくて、絶品スイーツでした!
 期間限定みたいなので、あるかないかはお問い合わせを!

 

 ダイニング喫茶-Hamilton R-04-7170-0273

シロハ便り 第105号 2017年10月

 

やる気がない人と、ありすぎる人

 

 うちのれもんちゃんは、現在10歳です。 みーちゃんは推定5歳になります。 れもんが
2歳になるちょっと前に、白葉整体院を始めました。
 みーが家の物置の下で鳴いているのを保護してからは 、もう5年も経つのかと、時の流れの早さに驚きます。

 

 今月は福島へ一緒に旅行に行きますが、大分秋も深まってくるので、それ以外にもあちこち遊びに連れていこうと思っています。
 れもんはまだ全然元気ですが、あと何年、一緒に旅行に行けるのかと考えてしまう年頃になってきました。
 みーもれもんも車で遠出して、知らない場所でお散歩するのが大好きなので、悔いのないように沢山おでかけしてあげたいと思います。

 

やる気がない人と、ありすぎる人

 

 季節の変わり目で、春に特に多いのですが、やる気が出ない時ってよくあります。 春ほどではなくても秋にも、夏の疲れが出たりして、やる気が出なく身体もだるい日が多くなるのではないでしょうか。

 

 この、やる気をコントロールしているのは、脳幹だと言われています。 脳幹は命を維持する使命を持っています。 故に、命を守る上で危険な状況や環境変化などに敏感に反応し、それに対して命を守るために自律神経を動かし、身の危険を回避するための活動をしています。

 

 つまり、気温の変化や気圧の変化などは、何もしなければ命の危険になる環境変化と言えるので、脳幹はその変化を敏感に感じ取り、その気温や気圧の変化に対して内臓環境が激変しないように自律神経を使って調整をし、体温や血圧などをある一定のレンジに収める役目を果たします。
 この脳幹と自律神経の調整機能が上手くいかない人は、季節の変わり目に体調を崩しがちです。

 

 そして、そのような状況に上手く対応できないとなると、脳幹はやる気自体を抑制して、自分自身の活動全般を抑制し、なるべく身体に負担がかからないように調整します。
 つまり、やる気がないのは自分が怠けているのだということではなく、今無理をするなという脳幹からの指令のようなものです。

 

 人間の身体は生き物です。昔から晴耕雨読という言葉があるように、ずっと無理をし続けられるようには出来ていません。 晴耕雨読の言葉はとても真理をついている言葉です。天気の良い日は高気圧なので、身体は外側から高い気圧で圧迫を受けます。するとそれに対応するように身体の内側からも圧を強くしてバランスをとります。
 結果として、身体の表面の筋肉や血管は内外から高い圧力が加わるため、血流が速くなり筋肉や心肺機能にも活が入り、活動しやすくなるので仕事をするには良い状態になります。
 しかし、身体への負荷が強くなるため血圧も高くなり筋肉的な疲労も溜まります。

 

 逆に雨の時は低気圧なので、身体の内外からかかる圧力が減少し、血流もゆるやかになり、身体が休息モードに変わります。
 低気圧になり雨が降る時は身体を休めるのに適した状況になるので、晴れている時は仕事をがんばり雨の時には休ませましょうねというのが晴耕雨読という言葉です。

 

 しかし、晴耕雨読な生活が出来る人の方が少ない現代社会では、毎日頑張り続けなければなりません。
 その中で、気候の変化によって無理してきた身体を半強制的に休ませるために脳幹はやる気自体を抑制するのではないかと思います。

 

 だから、決して怠け病とかではありません、やる気が出ない日は脳と身体からの休めという信号だと思って、少し耳を傾けてあげましょう。

 

 それとは別に、身体に痛みをかかえている場合にも同じような現象が起こります。 身体のどこかに故障がある場合、初期の頃は痛みを出して動きを制限させ、あまり動かせない状態にし、回復するための時間を作り出します。
 しかし、その状態で無理をし続けると、脳はその故障個所に脳内麻薬で麻酔をかけてしまいます。すると、その故障はそれ以上代謝による回復をしなくなり、古傷となって残ります。

 

 そのような古傷がいくつも重なってくると、脳としては、はっきり痛みの信号では送られてきていないけれども、なんかおかしなエリアが身体に起こっていて、そこを無理させると決定的なダメージになり、危険かもしれないと判断していきます。

 

 それでも、故障個所の正確なデータが脳へ送られてこないので、修復はそれ以上かけられません。 ならば、やる気をなくさせ、身体をあまり動かしたくないようにすることで、何かがおかしいエリアへの負荷を軽減させ決定的なダメージを負わないようにします。

 

 つまり、やる気がなくなるのは、実は身体を守っている防衛本能とも言えるのです。 逆に、どんなに身体のダメージが積み重なってきても、やる気がありすぎて制御できない人もいます。

 

 そのような人は、本当に行くところまで行ってしまい、とてつもないダメージを身体の隠れた場所に負ってしまいます。

 

 人間は無理をして頑張ればいいというものではありません。 生き物ですから、頑張ったら同じだけ、その分休息も必要です。
 無理を続けた代償として、やる気がなくなることは脳からの休止命令であり、それさえも聞かず無理をすれば、突然プッツンするのも何ら不思議なことではありません。

 

 突然何もかも嫌になり鬱になってしまったり、突発性難聴や目まいで倒れたり、昨日までピンピンしていたのに急に身体が動かなくなったり、頭痛や肩や股関節や足に医学では治らない激痛やしびれが出てきたり、何でも起こりえます。

 

 そうなった人が色々と多くの治療を受け続け、どうしようもなくなって他に選択肢がなくなってから、最後に白葉整体院にいらっしゃることも多いです。

 

 うちで回復していく人もありがたいことに多いですが、やっていることは、脳が自分の身体の今現在の状況を正確に把握できるようにすることだけです。 そして、症状のあるうちは絶対に安静にすることを強く推奨しています。 痛いところを痛い方向へ絶対に動かさないように、口を酸っぱくして言っているのはそういう理由からです。

 

 そして、自分の身体に異変を起こす原因となっている故障個所を、脳が認識し修復していければ、だんだん、脳からのお許しが出てきて、動きたい、何かをやりたいというやる気がわき起こってきます。

 

 身体がしっかりと回復し、脳がやる気を出してきたら、もう全力でゴーです! 何をやってもかまいません。

 

 そうやって回復していった人を、おかげさまで何人も見てきましたが、素晴らしいです。
 身体が痛い時、やる気が出ない時は、回復させなければならない時ですので、充分に身体を労わってあげましょうね。

 

今月のおすすめ

 

 部屋の中で出来るちょっとした運動におすすめです。 ペダルが自動で動いてくれるので、自分から動かなくても設定したスピードで楽にサイクル運動が出来ます。 筋肉に負荷はかかりませんが、足を動かす運動はとてもよいです。


 

あとがき

 

 今月号のれもんの写真は群馬県川場田園プラザのお山のお散歩コースでの写真です。 その帰りに藤岡市の鮎川温泉金井の湯でお風呂に入り、市内の卵波というお店で上州牛のすき焼きを食べて帰ってきます。

 

 お風呂に入っている時と食事をしている時は、みーとれもんは車の中でお留守番なので、夏場は行けませんでした。 やっと涼しくなってきたので、こんなお出かけもこれからの楽しみになります♪

シロハ便り 第104号 2017年9月

 

若い人はなぜずっと寝ていられる?

 

 残暑の厳しい9月になりました。 今年の夏はまさに温暖化の典型というような気候です。
 温暖化になると海水温が高くなり、水蒸気が多くなるので曇りの日が多く日照不足になる傾向になります。局地的な強い雨や雹が降ったり、異常高温の日も多くなります。

 

 年々この傾向は強くなっていくかもしれませんね。
 体調管理が難しくなっていくとも言えますので、自分の身体の調子の変化には充分注意を払って、無理をしないようにご自愛ください。

 

若い人はなぜずっと寝ていられる?

 

 歳をとると睡眠時間が短くなってくるという話を聞いたことがあると思います。 若い時は8時間でも10時間でも寝ていられたのに、年齢と共に早く目が覚めてしまったり、ずっと寝ていると身体が痛くなってきたりします。

 

 寝付きが悪いとか睡眠が浅く夜中に何度も目が覚めてしまうというのは、自律神経などの問題があると思いますが、ここではそれは置いておいて、寝ていたいのに寝ていられなかったり身体が痛くなってしまうことについて考えてみたいと思います。

 

 子供の頃に比べて、歳をとれば当然身体は固くなります。子供は寝像が悪かったりしても、すごい格好で寝ていても、起きた時に身体が痛いということはほとんどないでしょう。 しかし、大人は変な寝かたをしていたら起きた時身体中が痛くなってしまいます。 旅先で寝床が変わったり枕が変わっただけで、あちこちが痛くなることもあります。

 

 歳をとれば、細胞が固くなるのはしかたがないことです。睡眠中は副交感神経が優位に立っていますので、血管への圧力が弱まり血流がゆっくりになるので、血管の細胞が固くなればさらに全身の筋肉細胞へ届く血液が減っていきます。血液は酸素を運んでいるので、寝ている時に筋肉に届く酸素量も減少します。

 

 さて問題です、寝ている時にも筋肉を使っているでしょうか?まさか、寝ているのだから全く筋肉は使っていないと思っている人はいないでしょうね?

 

 答えは、明らかに、寝ている時でも筋肉を使っています。 筋肉が全く力を出さなければ、内臓を支えていられず、その重さで押しつぶされてしまいますし、関節がバラバラになってしまい、人としての形を維持できなくなります。

 

 当然と言えば当然ですが、意外にもそれを意識している人はあまりいないようです。 寝ている時にも、しっかりと筋肉は力を出していますし、寝ているだけでもお腹が空くのはその筋力を出すことでカロリーを消費しているからです。

 

 寝ているような状態の安静時に消費するカロリーを基礎代謝と言いますが、安静時で消費するカロリーはおおまかに言って、脳で三分の一、肝臓で三分の一、筋肉で三分の一、の割合で消費しています。

 

 ここで使っている筋肉は、骨格筋が主で、骨格を支え内臓や身体の重さを支えるための身体の深層に近い筋肉です。インナーマッスルとも言います。 この筋肉は赤筋とも言われていて、酸素を使って脂肪をエネルギー源とする筋肉で、持続的な運動に適しています。 つまり寝ている時に内臓や身体を支えるのに使っているのはこの赤筋と言われる筋肉なのです。

 

 骨格を支えている赤筋は年齢と共に減少していく割合は少ないです。 パワーを出すための身体の表面に近い部分に多く分布する白筋は年齢と共に運動不足が重なると著しく減少していきますが、身体の深層で骨格を支えている赤筋は減少しにくい筋肉です。 これは生きている限り寝ていても骨格と内臓と身体を持続的に支え続けている筋肉だからです。

 

 そして、ここからが問題です。筋肉の量と筋力が必ずしも比例しないということを、私は機会があるごとに繰り返し説明してきました。筋力とは筋肉量に比例するのではなく、脳から筋肉へ送られる電力に比例するということです。特に生命維持に必要不可欠な骨格を支える骨格筋の赤筋は、年齢と共に筋肉量の減少は少ないため、若い時に比べても筋力が落ちるということは少ないはずです。

 

 しかし、歳をとると、寝ている状態の時に、この赤筋の活動が明らかに衰えてきます。その理由が、長年にわたり重たい頭部を支えていた頸椎の歪みが脊髄を圧迫してしまい、脳から送られている電気に対しての電気抵抗になってしまうことで、筋肉へ届く電力が落ちていくことにあります。

 

 それに加えて、赤筋のエネルギー源である脂肪はたくさんあるものの、血管が固くなることで酸素供給量が落ちてきます。つまり、電力不足と酸欠によって赤筋は活動を落とし、筋力が低下していきます。すると連鎖的にエネルギー源である脂肪も使われなくなっていきますので、基礎代謝が落ちて体重が増加していきます。

 

 これがいわゆる基礎代謝が落ちてダイエットが利かなくなっていくということです。そして、寝ている状態で、内臓の重さを支える筋力が低下することで、しかも脂肪が減らなくなっていくから身体もどんどん重くなるので、その重さを支えきれずに身体の表面に近い筋肉や血管を圧迫していき、長時間寝ていると炎症を起こして身体のあちこちが痛くなっていくのです。

 

 私の頸椎の調整を受けて健康になっていった人は、よく眠れるようになる人が多いです。しかも長時間寝ていても平気になっていきます。ダイエット効果がよくなる人が多いのも以上のような理由によります。

 

 何も気にせず、身体も痛くならず、よく眠れるのは幸せです。それが出来なくなった時に、寝具や枕のせいにする人も多いかもしれませんが、それが理由ではなく、もっと根本的な問題があるのだということを知っておいてください。そして、しっかりと頸椎の調整をしていけば、健康的な睡眠が出来る身体になっていくと思います。

 

今月のおすすめ

 

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あとがき

 

来月、毎年行っている福島県白河市のレジーナの森へ泊りに行ってきます。けれども、今年は例年と違うことがあります。なんと、もう8年くらい毎月通っている築地のお寿司屋さん『栄寿司』の大将ご一家とご一緒することになりました。そこの愛犬バロンくん(ホワイトシェパード)も一緒です。

 

 うちの旅行の日程に合わせて築地のお店をお休みにしてくれました。全国の栄寿司ファンの皆様、すみません
 れもんも久々に大型犬に遊んでもらえます。どんな旅になるのか楽しみです♪