上部頸椎と第2のゲート
シロハ便り 第63号 2014年4月
大雪があり寒かった2月はとても長く感じましたが、気候が安定してきた3月はあっという間に
過ぎ去った気がします。
気がつけば桜が咲き、いつの間にか満開になっていました。
そしてもうすぐゴールデンウィーク(@_@;)
連休中は通常通りに営業しています。5月の20日(火)・21日(水)22日(木)は旅行に行きますので連休になります。
よろしくお願いします。
上部頸椎と第2のゲート
私の行っている施術は上部頸椎の調整法がベースなので、本来は頚椎の1番しか調整をしません。今でもそこしか施術しない先生も多いです。
オプセラピーでは頸椎の1番と2番を調整しますが、そのほうがめずらしいくらいです。しかし、私は頚椎の1番から7番までの調整をしています。頸椎は7番までですので、頸椎すべてを調整しているということです。
理由は、そのほうがはるかに改善スピードが早いからです。
特に最近気づいたのが、頸椎の5番・6番・7番の、いわゆる上部頸椎に対して下部頸椎とでも言いましょうか、その部分のズレが非常に影響が強いということです。5・6・7番のズレは、特に肩の痛みに直結しています。はじめに気がついたのは、私自身の五十肩を治した時にその部分を調整したからです。
その後、肩の痛みに長年苦しんでいた人や、激痛のある人、肩が上がらない人や動きの悪い人にその部分を施術してみたところ、驚くほど早く改善していったことで確信しました。
はじめは肩の痛みに効くということで調整しだした部位ですが、やっているうちに、それ以上にもっと深い意味があることにも気がつきました。
6番と7番の頸椎最下部にズレが強いと、脳が体に送っている電気量が著しく低下するということです。まるで上部頸椎が第1の門ならば、下部の頸椎は第2の門であるかのように。
上部の第1の門を開くだけじゃ不十分でした、前門と後門、第1と第2のゲートを同時に開くことで、これまで以上に脳の治癒能力が発揮されて、改善結果に大きな影響を与えています。
この2つの門を同時に開くことで、体からの情報も脳に伝わりやすくなりました。今まで苦しめていた痛みの根っこがはっきりと出てくるようになり、頸椎の調整部分を検査していても、その精度が上がっています。
頸椎2番から7番はそれぞれ椎間板がはさまっていますので、本来ならばズレは生じないはずなんですが、著しくズレている人が多いです。
一番大きな原因としては事故による後遺症だと思いますが、事故にあった経験のない人にも大きなズレがみられます。
特に頸椎6番7番のズレは、ひとつ思い当たるのは、肩甲骨付近の筋力の低下があるのではないかとも思います。木登り、かけっこ、ぞうきんがけ、など、一昔前なら普通にやっていたことをだんだんやらなくなってきた世代から、肩周りの筋肉をあまり使わなくなっているような気がするので、重たい頭を支えるのに頸椎の最下部に
負担がかかりすぎているように思うのです。
スマホ、携帯、パソコン、ゲーム機の見すぎも首に負担をかけます。最近の子供たちの首は細くて長いです。なにかの進化?なんでしょうか?
頸椎1番のズレは一番大きく、そして複雑です。かならず前にズレ、首のアーチを伸ばします。そして左右のどちらかに傾くズレも同時に起こります。その左右のズレが大きくなればなるほど、頸椎下部に、1番のズレとは反対方向のズレを生じさせます。それでバランスをとっているんです。
頸椎1番が右に大きくズレていたら、下部の頸椎のうちどれかが左に大きくズレています。これを同時に調整することで、第1と第2のゲートを同時に開きます。
頸椎1番よりも頸椎7番の調整の方が、調整するときに若干痛みを強く感じると思いますが、ここを放置しておくより調整してしまったほうが、よい状態にしやすく、また、よい状態が長続きします。
上部頸椎の調整プラス、第2のゲートを開いて、さらに早くみなさんの不調を改善させていきたいと思います。
今月のおすすめ本
とっても勇気の出る本です。ネットで話題になり書籍化された本ですが、彼女のがんばりも感動でしたが、学生時代にこんな先生に出会いたかったと思いました。
学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
坪田信貴
題名 「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶応大学に現役合格した話」
著者 坪田 信貴
発行元 株式会社KADOKAWA
価格 1,500円
あとがき
3月16日に寺田本家の酒蔵見学に行ってきました。あまりにも人の多さにビックリしました!JRで臨時列車を出していたくらいです。おいしいものもたくさんありました。
お酒もおいしいんですが、出店や近隣のお店も気合入っていて、普段は1日限定5食の落花生を発酵させて作ったみそを使ったみそラーメンが絶品でした。
酒蔵も気持ち良かったですよ。微生物が元気に働けるところは人が入っても気持ちよく元気になるんだそうです。
微生物の働きでお酒にしてくれている酵母室と出来たお酒、買ってきた3種類です。
左から、「しぼったまんま」「むすひ」「醍醐のしずく」です。それぞれに特徴があっておいしかったです(*^_^*)
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