自律神経

自律神経と病気の予防

シロハ便り第30号 2011 年7月

 

自律神経と病気の予防

 

梅雨に入り毎日ジメジメしておりますが

 

貴重な晴れ間と空き時間を見つけては
自転車に乗って外の空気を楽しみながら
走っています。

 

物置にしばらく眠っていたマウンテンバイク。

 

これがよくパンクするので
あまり乗らなくなっていましたが

 

タイヤをロード用に履き換えたら
すごく快調です!(^^)!

 

なぜ、急に乗りだしたか?

 

・・・ 太ってきたからです^^;

 

・・・ 太らない体質と油断していましたが
中年太りって、自分にもやってきました!

 

でも、・・今日もれもんが誘います・・・

 

おやつは!?

 

一緒にガマンガマン・・・

 

自律神経と病気の予防

 

[自律神経症状] ブログ村キーワード

 

 

腰痛や肩こり、頭痛をもっている人は

 

同時に高血圧、冷え性、睡眠障害を
もっていることが多いです。

 

 

身体が不調を起こす時には

 

腰なら腰だけが悪くなるのではなく

 

その症状に至るもっと以前から

 

身体には不調を起こす状態が進行しているのだと
思われます。

 

 

身体の調子が悪くなって病院へ行き診察を受けるのですが

 

その症状の病名を診断され
その症状を抑える薬を処方されます。

 

これは、つまり、何かの症状が出たら
それをとりあえず抑えておき

 

勝手に自分の治癒力で治るのを待ちましょうという
対処療法といわれるものです。

 

 

本来ならば、その症状が出てきた原因を探り
その症状が出ないような身体作りをし

 

根本的な対処を施すことが本当の医療ではないかと
思うのですが。

 

 

最近すすめられた本を読んでいて驚きました。

 

『ガンは治る ガンは治せる』というタイトルの本で
長者番付で有名な齋藤一人さんも
おすすめの本として紹介していたものです。

 

 

その本の中に

 

私が皆さんに初回にしつこく説明させて頂く
自律神経のことが書いてあり

 

ほとんどこちらでお話する内容と同じことが
書かれていました。

 

 

もちろん、本の中にはもっと医学的な事実を踏まえた
論理的な記述で書かれていますが

 

根本的に身体に不調をきたすのは
自律神経のバランスの崩れであるということは
はっきり記されています。

 

 

身体の不調や病気を発症させる一番の原因は

 

交感神経(緊張させる神経)が強く働き過ぎることによる
血流障害である

 

というところは特にうなずけます。

 

 

交感神経が強く効きすぎる人は

 

まじめで頑張りやさんが多く
猛烈に仕事や家事をしています。

 

それに加えて心理的なストレスが強く
不安や苦悩、心配ごとをいつも抱えていたり

 

また、いつも怒っていたりする人も多いです。

 

 

そのように頑張り過ぎている人は

 

血流障害から低体温になり
白血球の成分バランスも崩すといわれています。

 

 

免疫機能の中心的役割を担う白血球には

 

細菌を処理する顆粒球(かりゅうきゅう)という成分と
小さな異物を免疫で処理するリンパ球という成分があり

 

白血球の60%が顆粒球で
40%がリンパ球というバランスで身体を守っていて

 

このバランスが崩れた時

 

免疫機能の低下や過剰反応を起こすらしいのです。

 

 

この60対40のバランスを崩す原因となるのが

 

自律神経の交感神経と副交感神経の関係です。

 

 

 

「白血球の自律神経支配」という法則があるそうで

 

自律神経の交感神経が強くなり過ぎると
顆粒球(かりゅうきゅう)が過剰に増加し

 

外から入ってきた攻撃すべき細菌だけでなく
体内に実存する細菌まで攻撃してしまい

 

分泌系の炎症を起こすというのです。

 

 

逆に副交感神経が強くなり過ぎると
リンパ球が過剰に働き、異物に対して過剰反応を起こします。

 

それが、アレルギー反応です。

 

 

緊張しすぎも緩み過ぎも悪さをします。

 

締めるべき所を締め、緩めるべき所を緩める
このコントロールが正常に働いてこそ

 

健康が保たれるのだと思います。

 

 

医学の中では、残念ながら薬でのコントロールが
中心になっています。

 

けれども

 

自律神経をコントロールしているのは脳幹です。

 

 

ここは、私が一番しつこく強調してお話させて頂く
ことでもあります。

 

この脳幹に適切な刺激を与え

 

脳幹の最大の負荷になっている脳幹直下の
神経の圧迫を取り除くことが

 

上部頸椎の施術の最大のポイントになります。

 

 

 

脳幹の働きを著しく狂わすもう一つの大きな要素は
ストレスです。

 

脳幹は『命をまもれ』という厳命を受けて働いています。

 

自分の命を守るため、それを脅かす刺激は
全てストレスとして脳幹が受けます。

 

 

脳幹はそのストレスに対応するために

 

自律神経を働かせ、心拍を上げたり呼吸を早めたり
血圧を高めたりして

 

危機に対応するため身体の身体機能を高めて
いわば臨戦態勢を整える反応をするのです。

 

 

この自分の命や生存を脅かす刺激が
分かりやすい時には脳幹は誤作動を起こしません。

 

しかし、社会的なストレスや不安などは常にその人に
こびり付き、常に精神的圧迫を与えていることが多く

 

その場合脳幹は、常に緊張状態を維持しなくては
いけない状況に置かれます。

 

 

すると免疫機能が低下したり

 

アレルギー反応が強くなったり

 

精神的不安定になったりします。

 

 

 

血流障害から体温の低下を招き

 

高血圧、冷え性、睡眠障害へと容易にすすむでしょう。

 

 

 

その結果、病気の原因となる様々な要因に対して
戦えるものが、みんな弱っていき

 

ガン、脳溢血、糖尿病、などなど・・

 

何が出てきても不思議はありません。

 

 

自分の命を守るため

 

何としても!

 

自律神経の過緊張を放置してはいけません!!

 

 

頑張り過ぎの人は生活のリズムを考え直し
身体はとにかくよく温め、ストレス軽減に努め

 

そして何より脳幹の活性化をして
自律神経のコントロール能力を高めておくことが大切です。

 

 

上部頸椎の調整法は、病気の予防にも
大きな手助けをしてくれる療法なのです。

 

 

皆さまとの一瞬の触れ合いのなかでも

 

その人の一生の健康を願い、一生の健康を守るための
なにかしらの足跡を残すことを意識して施術させて頂いております。

 

あなたの健康はあなただけのものではありません。

 

ご自分を大切に、どうぞご自愛くださいませ。

 

 

今月のおすすめ本

 

ということで

 

ぜひ医学の常識に真っ向からメスを入れるような
この本を読んでみてください。

 

著者は3人です

 

その中の一人はおなじみ安保徹先生です。

 

安保先生は現代医療や薬漬けに対して
間違っていると厳しく書かれた本を多く出されています。

 

勇気あると思いますし
それだけ訴えたい現実を多く見てきたのでしょう。

 

ガンに対する考え方がかわりました^^;

 

おすすめです!

 

自律神経と病気の予防

 

 

 

 

 

 

 

題名 ガンは治るガンは治せる・・・生命の自然治癒力
著者 安保徹・奇剞ャ・船瀬俊介
発行元 花伝社
価格 1,680円

 

 

 

 

 

あとがき

 

夏になると食欲が落ちる人が
いるらしいのですが

 

我が家では
そういう傾向は全くなしで

 

いつも尽きることのない食欲に
体重を気にしながらも

 

おいしいものを食べ歩いています^^;。

 

れもんも、家風なのか尽きることのない食欲で
おやつをつまみながら炎天下のお散歩に行っています。

 

けれども、夏だからといって
スタミナつけるため肉ばかり食べているわけではなく

 

夏野菜がおいしいです。

 

ビタミンとミネラルが汗で不足しがちになりますので
野菜をおいしく食べましょうね。

 

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