自然治癒力

自然治癒力

怪我でも病気でも、治していくのは

 

脳と神経と血液の力であり、自然治癒力でしか
治っていきません。

 

その力を弱めてしまう原因や、治癒力の高め方など
一番大切なことが忘れられていると思うので

 

詳しく書いていきたいと思います。

 

シロハ便り 第100号 2017年5月

 

回復力が違うのだ

 

今回のシロハ便りで創刊100号になります。よく続いたなあと我ながら思います。

 

拙い文章ながらもご愛読頂きました皆様がいればこそ続けてこられたことで、感謝にたえません。
このレターを書きながら、私自身で改めて気がついたことも多くそれを施術の中に生かてきたからこそ、今の形が出来上がったのだと思っています。

 

そして、その技術を、今度は興味のある方々へお伝えする機会を持つことに繋がりました。

 

これからも可能な限り続けていこうと思っていますので、今後ともよろしくお願い致します。

 

回復力が違うのだ!

 

人が病気になったり怪我をした時に、最終的にそれを回復させるのは自分自身の治癒力です。けれども、その治癒力というのは、何も病気になった時だけ、怪我をした時だけに発揮されているわけではありません。
人が生きていくということは、毎日何らかの犠牲を払っているということになります。役目を終えた細胞が死滅し、代わりに新しい細胞が生まれるという、その循環の繰り返しです。

 

細胞分裂による代謝が終わる時が、本当の寿命ということになり、人間の細胞としての能力から言うと、120歳まではもつように出来ているらしいです。
大抵の人は、そこまでいかずにもっと手前で亡くなるわけですが、それでも健康で長生きをしたいという願いはあるわけです。

 

生まれてから死ぬまで、全く変化なく同じ細胞でいることはありません。生きていることイコール常に何かを削りながら、それを代謝によって置き換えて、細胞の寿命までに決められている細胞分裂の回数券を切り続けて生きているのです。

 

そして、生きていれば常に何らかのリスクに晒されています。周囲には目に見えない無数の細菌に囲まれていますし、危険なウイルスの発生や病原菌の感染リスクもあります。

 

大気の状態による気圧の変化へも対応しないと命の危険となり、気温の変化による体温調整にも多大な生体エネルギーを使っています。

 

生態系による天敵のいない人間にも、社会生活からくるストレスは、生命維持活動を司っている脳幹に強烈な負荷をかけて自律神経を乱れさせます。

 

生きて活動していれば、身体を酷使することも多いでしょう。無理が続くことによる慢性的な身体負荷からのダメージも体内に蓄積されていき、身体の故障に繋がっています。

 

そんな中で、細菌やウイルスが侵入してきたら免疫機能で対応し、環境変化には自律神経を使って適応させ、筋肉組織のダメージは代謝により回復を図り、なんとか健康で生きていける状態を常に創造し続けて生きているのです。

 

だからこそ、健康に生きているということは尊くすごいことなんです! そして、その状態を保つため、体内や身体の至る所に神経を張り巡らせ、何か異常はないかと常に監視し、何か異変があれば即座に対応するシステムが構築されており、そのシステムを運営しているのが脳です。

 

健康で望ましい状態に保つため、異変が生じたら神経網により即座に認識され、その情報が脳へ送られ、脳で回復させるためのプランを練り、その回復工程を神経を伝って細胞へ指示を送り、元の健康な状態へ戻すということを日夜やっています。

 

この大切な健康を守るシステムに欠かせない神経と脳の働きが上手く連携されず、身体に起こっている異変が脳に認識されなくなってくると、それを回復させる能力が使えなくなります。

 

これが回復の遅れや慢性的な症状が長年続く元になるのです。

 

その原因になっているのが、身体の状態を監視し、異常を知らせるべき神経からの情報が脳へ届かなくなることであり、それは脊柱の歪みによる神経圧迫が一番の原因です。 また、二次的に大きな障害になってくるのが鎮痛剤を高頻度で多量に使うことで神経伝達を鈍くしてしまうことです。

 

本来のカイロプラクティックの目的は、この神経から脳への情報伝達を妨害している神経圧迫を取り除くことで、脳の本来持っている回復させる力を引き上げることにあります。

 

それをさらにソフトにシンプルにした私の施術が、あれだけの軽い刺激で様々な症状改善に繋がっていくことの理由は、まさにこの回復力を引き上げているからなのです。

 

そして、私の施術を受けている人は、新たに怪我をした場合でも、その回復力が一般の人よりも目に見えて早い傾向にあります。
私の母親が先日会社の駐車場で転んでアゴを強打しました。紫色に腫れあがっていたものが2〜3日で腫れは引き、その後数日でほとんど目立たなくなって、周囲の人が驚いていました。

 

患者さんの一人で、先日ヒザの人工関節を入れる手術を受けてこられた人がいます。 それまで手術はしたくないということで、私の施術を受け続けていた方です。

 

私は、ヒザの痛みは間接だけの問題じゃないことが多いので、やれることを全部やってみて、それでも痛みがとれなければ手術を受けるという選択を勧めていました。

 

日によって痛い日もあれば痛くない日もあるというような場合、手術するにはもったいない感じです。それが私の施術を受けた後、少しは痛みが和らぐけれど痛みは常にあり、それが長期間続くのであれば、これはもう関節の問題となります。

 

その人のヒザ関節以外の問題、つまりヒザ関節周りの筋肉の固さや姿勢の問題が、私の施術でほぼやれるところまでやりきったと感じたので、手術を勧め、人工関節を入れる手術を受けに行かれたという経緯です。

 

その人は、担当の医師から手術の説明を受けた時に、全て順調にいって3週間の入院になりますが、3週間で退院できる人はめったにいないよと言われていました。 しかし、その人の術後の回復力は、周囲の人達や医師やリハビリの先生などが驚愕するほどのもので、3週間どころか2週間でいつでも退院していいと言われたそうです。

 

そして手術後に周囲の人に姿勢もよくなったねと言われたそうですが、実は、ヒザが痛い時は、それをかばって立っていたり歩いていたので気付かなかったと思うのですが、私の施術を受けていれば、まず頸椎が整うことで身体のバランスがとても良い状態になります。

 

術後痛みがなくなれば、身体のバランスがよいので姿勢がよくなるのも当然です。ゆえに神経の束である脊髄を圧迫しなくなっているので脳による回復力が発揮しやすい状態になっています。これが、医師も驚く驚異の回復力に繋がっていたのだと思います。

 

私の施術を受けている人は、一般の人とは回復力が断然違うのだ!と言う事例ですね。

 

あとがき

 

関節の痛みに関しては、関節だけの問題ということはむしろ少ないと思います。関節の痛みは、その関節を動かす筋肉の緊張や固さが原因になっていたり、またその関節を通っている神経がそことは関係のないところのダメージから痛みの信号として流れてきて、そこで痛みを認識している場合などがあり、複合的な原因により今の痛みを作り出していることが多いからです。

 

だからこそ、レントゲンやMRI検査による画像診断だけで原因を特定したかのようになり、それですぐ手術を受けても結局痛みが取れないケースも多いのです。

 

関節はそれ以外の問題を全てつぶしてから、それでもダメなら最終的に手術という手段を取る、これならば、かなりの確率で完治するのではないかと思います。

続きを読む≫ 2017/08/18 15:51:18

シロハ便り 第99号 2017年4月

体が痒くなる冬の乾燥肌

 

 4月になりました。今月からお電話を頂いた時にも「白葉整体院です!」と出ますので
よろしくお願いいたします。

 

 5月は例年のように福島県白河市へ、みーとれもんを連れて遊びに行きます。5月16 日(火)から18 日(木)までお休みさせて頂きますので、よろしくお願いいたします。

 

 みーもれもんも、遠出が何より好きみたいで、いつもと変わった場所に行けるのが楽しくてしかたがない様子です。
 みーも最近では車で高速道路を走っていてもおとなしくて、たまに目をつぶって寝ているようなリラックス状態です。大人になったなあ〜

 

体が痒くなる冬の乾燥肌

 冬の乾燥肌で体中が痒くて仕方ないという話をよく聞きます。高齢になって肌の皮脂や汗の分泌が減少してくると老人性乾皮症という症状になり、肌がひび割れをしたり白いふけのような感じで鱗みたいになっていきます。

 

 肌というのは、皮脂という油の成分で覆われることで乾燥や危険な細菌から守られています。肌には悪い細菌と良い細菌が多く付着していて、皮脂を栄養分にしているものも多いですから、あまりにも皮脂の分泌が多すぎるとニキビや毛穴の黒ずみの原因になることもありますが、だからといって良い菌まで全部きれいに洗い流してしまうのは厳禁です。

 

 洗顔も今やぬるま湯でやさしく洗い、水分もやわらかいタオルで顔を押さえるように、タオルに水をしみ込ませる感じで吸い取らせ、ゴシゴシこすったりしないというのは常識となっています。

 

 洗顔する時も皮脂の油を完全に落とすまで洗ってはいけないのです。 そしてそれは身体も同じです。

 

 ボディーソープを大量に付けてスポンジやタオルでゴシゴシ身体を磨くように洗うのは、せっかく身体の皮膚を守ってくれているバリアをそぎ落としてしまう行為に等しいです。
子供のうちは、体がバクテリアとの戦いを学び、強い体にする免疫システム構築のため、12歳までは週に2〜3回の入浴でよいという研究が、米国皮膚科学会から出ているくらいです。

 

 70歳以上の高齢者の90%は老人性乾皮症という統計もあるようで、子供や高齢者は毎日入浴するのは健康のために必ずしも良いとは言えないのです。

 

 特に、高齢者になると、熱すぎるお風呂に入り、身体もゴシゴシと力一杯洗っている人が多い傾向にあります。
 温泉に行ったり近くの入浴施設に行くと、私にはお湯が熱すぎて入れないことが多いです。

 

 私も乾燥肌でアトピー性皮膚炎でしたので、冬は背中を中心に体中痒くて仕方なかったです。アトピー性皮膚炎は18歳〜20歳くらいが特にひどくて体中に湿疹が出来ていてステロイドを塗りたくっていました。

 

 20歳くらいの頃、オーストラリアへ3カ月ほど行っていたのですが、そこから帰国して1週間後くらいに目が見えなくなりました。失明の危険があるというので即入院し、いろいろと検査したのですが原因は不明で、ステロイドホルモンの点滴を1カ月続けていました。

 

 その後回復し、3か月後には視力も完全に戻りましたがその副作用で、アトピー性皮膚炎がほとんど出なくなったという経緯があります。

 

 アトピー性皮膚炎が治ったのは思わぬうれしい誤算でしたが、乾燥肌はその後も続き、夜中に背中を掻いていたり、まだ少し湿疹が出来たりしていました。

 

 その後、私はシャンプーとボディーソープを使うのをやめました。髪の毛を洗うのも身体を洗うのも湯せんです。髪の毛は抜け毛が断然減りました。日中痒くもならずフケも減りました。

 

 身体はやわらかいタオルをお湯につけてやさしく肌をなでるように洗っています。それ以降、背中が痒いと思ったことは一度もありません。

 

 髪の毛は美容院でカットしてもらった時にだけ、シャンプーを使って洗ってもらうことになります。ボディーソープは温泉とか入浴施設に入るときに、湯船に入る前に一応使って身体を洗います。家でお風呂に入る時には一切使いません。

 

 シャンプーもボディーソープもスベスベ感を出すために界面活性剤を使っている製品が多く、化粧品にも多く使われていますが、あれはロウソクと同じ成分なので、髪や身体にロウを塗っているのと同じことになります。

 

 そこで、もし石鹸を使うならどれが良いのかですが、昔ながらの牛乳石鹸がいいです。皮膚科のお医者さんも肌の弱い人には勧めるくらいです。

 

 あの赤い箱に牛の絵が描いてあるパッケージで有名な、昔からあるあの牛乳石鹸ならば、あまりゴシゴシやらなければ使っても良いと思います。

 

 私は、湯せんで身体を洗う時に使っているお気に入りのタオルがあります。昔の家にはどこにでもあった蚊帳を作っていた会社が、その蚊帳で使っていたものをタオルやふきんにして販売しています。

 

 そのタオルがとても柔らかく肌にもやさしくて、しかも汚れはしっかり取ってくれる優れものなのです。

 

 それでも、肌を守っている皮脂までそぎ落としてはいけません。皮脂についている細菌は、肌を守り健康を守ってくれているいい奴も多いのですから。そして、肌に油膜を張ることで肌を乾燥からも守ってくれています。

 

 皮脂の分泌が弱くなってくる高齢になってきたら、入浴の方法も見直してみてください。

 

今月のおすすめ

 牛乳石鹸と蚊帳で作ったタオルをご紹介しておきます。白雪タオルはもっと小さいサイズで「白雪ふきん」という名前で贈り物に人気がある商品です。私はいつも楽天市場でネットで定期的に購入しています。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

カウブランド 赤箱 100g/ 牛乳石鹸
価格:74円(税込、送料別) (2017/4/9時点)


 

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白雪ふきん(垣谷繊維) 白雪うるおいたおる ロングサイズ
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あとがき

 3月から、白葉整体講座のご案内が出来るようになりました。もうすでに数人の方が始められています。自分や自分の家族の調整がいつでも出来るようになる講座です。

 

 興味のある人は、玄関ホールに「白葉整体講座のご案内」という封筒がありますので、お持ち帰りになりご検討ください。 いつからでも始められますし、学ぶ期限もありません。学びやすい講座になっていると思います。

 

 肩こり、腰痛、頭痛などの症状がある人は数百万人もいる時代です。一生の健康財産として、それらを解消できる技術を身につけてみませんか。

続きを読む≫ 2017/04/09 05:49:09

シロハ便り第91号 2016年8月

 

膝の半月板損傷とその後

 

夏本番の8月。これからの酷暑の時期をどう過ごすかで、秋冬の体調が決まってきます。
夏の暑い時期にお腹を冷やすと、秋から冬にかけてインフルエンザにかかりやすくなります。

 

体の抵抗力に強く影響を与えているのが腸だからです。お腹を冷やすと腸の中の細菌が数千倍になって全身へ飛び散ると言われています。
余計な細菌が全身に運ばれてしまえば、それを退治するために免疫機能が酷使され、免疫が疲れたころにインフルエンザウイルスが襲ってきます。

 

冷たいものばかりを食べたり飲んだり、お腹を出して寝ていたりなどはいけません。気をつけましょう!

 

膝の半月板損傷とその後

 

私は、今から15年ほど前に左膝半月板の摘出手術をしています。その当時は現場作業の仕事をしていて、仕事中に作業を終えて荷物を片づけていた時に、左の膝のお皿が横にズレたような感触があり、その日のうちに強い痛みを伴って、左ひざがパンパンに腫れてしまいました。

 

とりあえず近くの接骨院に行きアイシングをして治療を受けたのですが、腫れがひいても痛みは治まらず、膝専門のMRI を撮ってくれる整形外科を探して診察を受けに行きました。
はっきりと、半月板がギザギザにねじ切れていました。そこで筑波の整形外科を紹介してもらって手術を受けました。

 

手術を受けた左ひざは、今では全く痛くなることはありませんが、その手術を受けて入院中に、右膝も少し痛みがあったので、ついでに右膝のMRI も撮ってみたところ、それも切れていると言われました。
左が落ち着いたら右も手術しようね、と医師に言われていましたが、右膝はそのまま痛みもなかったので放置しています。

 

それから15年、右膝に不安がでたことは全くなかったのですが、今年の4月にれもんと筑波山の梅林にお散歩に行って、急斜面を登り下りしていたら、右膝をひねって伸ばしたような感触がありました。
それから右膝に痛みが出て、しばらくはびっこをひいて歩いていました。左膝の半月板損傷を手術した個所と同じ位置の所に痛みが強かったので、完全に右も半月板の損傷が悪化したものだと思っています。
ただし、腫れている感じではありませんでした。

 

元々、半月板が切れている状態なので、このまま痛みが引かなければ手術することも検討しなければなりませんが、さて、本当にこの半月板損傷は回復しないものなのか? いい機会なので色々と自分の体で実験してみたいと思います。

 

まず、痛みと共にどこかしらに炎症も起こしていると思います。しかし、アイシングや湿布で冷やすことはせず、徹底的に温めて、もっとしっかり炎症させる方法をとりました。

 

歩いてみて痛みを強く感じるところを徹底的にカイロを貼って温めました。自分の痛い膝を観察してみて、よく調べてみると、おもしろいことに、膝の周辺の筋に沿って痛みがあり、その位置も毎日のように変化しす。膝の内側の痛みが強くなったり、外側が強くなったり、膝より上のもも側が痛くなったり、下のふくらはぎ側が痛くなったり、変化がある度に、そこをどんどん温めました。

 

痛い箇所をカイロで温めると同時に、皆さんにもお勧めしている『らくらく毛管運動』もしっかりと行っています。

 

痛みの状況ですが、普段の生活の中では、痛めた日から1か月くらいは、じっとしていれば痛みは全くなかったのですが、椅子にすわった状態で右足を浮かせるように持ち上げるような動作で膝に痛みが走りました。階段の上り降りも少し痛かったです。

 

2か月目くらいからは、階段の上り降りは楽になり、歩くのは、始めの2〜3分ならほとんど痛みはなく、それ以上歩くと痛みが走る感じでした。

 

3か月目の終わり頃、ちょうどこれを書いている今ですが、普段の動作で痛みがでることは全くなくなり、階段の上り降りは全く平気になりました。れもんとのお散歩でも30分歩いたり走ったりしても、痛みが走ることはなくなりました。

 

昨日、膝を痛めた筑波山の梅林へ、痛めてから初めてお散歩に行きました。そして、全く平気でした。たった3か月で、よくここまで回復したなと思います。

 

痛めた右膝に関しては、現在も毎日カイロで温めていますし、お散歩や長距離を歩く時などは膝のサポーターをして動きを支えてはいます。

 

4月に痛めた当初は、痛みを気にせず動けるようになるまで、1年〜2年はかかると思っていました。それで痛みが取れなければ、手術と考えていました。

 

しかし、3か月で痛みが取れたのには自分でも驚いています。まだ、1〜2年はしっかりとケアをし、充分に警戒して動くつもりですが、体が、気にしなくていいよ!というサインを出してもいます。

 

痛みが取れるのは、鎮痛とは違います。怪我が回復してとれた痛みに対しては、体が、『動いてもいいよ!』とか、『動きたい!』というサインを送ってきます。自然と何も気にすることなく体が動いてしまう感じです。

 

おそらく私の右膝の半月板は切れているのがくっついたわけではないのでしょうが、それに派生する炎症や痛みは回復することも充分可能なようです。

 

膝の痛い人も多いようですが、慢性的な痛みでも、痛い日もあれば痛くない日もあるというくらいの痛みならば、今回の私の膝のように、ほとんど気にならなくなる程度に回復させることは可能だと思います。

 

痛い時に、よく自分の膝を指圧して調べてみてください。膝だけでなく、その周辺の筋肉や筋を押してみて、痛みを伴うコリを発見したら、そこを徹底的に温めてみてください。

 

そして『らくらく毛管運動』は必須です!!!!!!がんばって行いましょう。

 

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今月のおすすめ

 

膝が痛い時に、どんなサポーターをしたからといって、痛みが和らぐことはないと身をもって知りました。けっこう値段の高いサポーターなんですが、痛みはどうにもならないみたいですね。

 

やっとくと安心くらいのもので、痛みが取れてきたら再発防止のお守りくらいでサポーターをしておく感じに考えておきましょう。

 


 

あとがき

 

毎年のように、猛暑になると熱中症で救急車で運ばれるというニュースが流れます。特に高齢者の人は、暑さによるのどの渇きや体調の変化に対して感覚が鈍くなっていて、倒れるまで気がつかないのが特徴のようです。

 

オプセラピーを受けている人は、神経感覚の働きが改善してきますので、痛みや体の変化に対して、正常に認識できるようになっていきます。これは、様々な病気や気候変化や怪我などに対して、自分自身を守るために有効な防衛システムです。

 

しかし、近年の酷暑は度を超えていますので、適切にクーラーを使うなどの予防措置も必要です。まだまだ、クーラーを使うことを嫌がる人も多いようですが、確かに1日中クーラーにあたっていると体調が悪くなるという気持ちもわかります。
ただ、そのような時にも、37度〜38度のぬるいお湯で、20分〜30分の半身浴をやれば、クーラーによる体の冷えや体調不良にはならなくなります。

 

ぬるいお湯でも体温より少し温度が高いので、体の芯が温まり、しかも入浴中は気化熱で涼しく感じるくらいです。そして、自律神経の緊張が緩みます。

 

半身浴の最大の効果は、自律神経の緊張を緩めることです。これをしておけば、クーラーによる体調不良は防げますので、しっかりと行いましょう。そして、がまんせず、エアコンを上手に使って、体調管理を行い、熱中症対策をしてください。

 

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続きを読む≫ 2016/08/03 16:56:03

シロハ便り第81号 2015年10月

 

人の健康、細胞の健康

 

時間の流れは、気がつくとその速さに驚きます。

 

普段あまり気にしていないので、めったに見にいかないのですが、目白のオプセラピー研究所の
ホームページをたまたまアクセスしてみたら、ガラッと変わっていました。

 

一番驚いたのが、東京の目白と兵庫県の尼崎で2週間ずつ行ったり来たりして院を2か所やっていたのが、尼崎の方がなくなっていたことでした。
大阪から当院へきてくださる方に、尼崎に私の師匠が院をやってますと説明していたのですが、まさかなくなっていたとは・・・

 

そして、弟子と二人で共同でやってるみたいです。自由人な私の師匠に・・・・・(T_T)

 

人の健康、細胞の健康

 

 人が健康に暮らすには、何が必要でしょうか? いろいろあると思いますが、栄養のある充分な食事と衛生状態のよい環境は絶対に必要ではないでしょうか。

 

 生き物の体に入るものと出るものが極めて大切であると言い換えてもいいと思います。食べ物が充分でなく、その上、排泄が充分に行われず、排泄してもその排泄物が取り除かれずにそこに溜まっているような状態ならば、健康ではいられません。
 つまり、充分な量と栄養のある食事ができず、糞尿にまみれて暮らしていたら、人は健康ではいられないでしょう。 これって、至極当然のように思いませんか?

 

 では、ここで問題です。

 

 自分なら、そんな環境では耐えられないと思っていても、実は、自分の体にはこのような環境を作り出していることが多いのを知っていますか?
 何が言いたいかと言うと、細胞レベルではこのような劣悪な環境が起こっているのです。細胞への充分な栄養が送られず、そして細胞からの排泄物が充分に取り除かれていない状態が、実際に起こっています。

 

 これが、末端血流の詰まりとリンパ液の流れの悪さです。この2つは言いかえると『コリ』と『むくみ』です。細胞へは毛細血管の先からしか血液は送られません。その毛細血管の一番先端が一番細いのは当然なので、ここが詰まると細胞への血液供給が著しく減少します。 これは、細胞へ栄養が充分に送られないことを意味しています。
 筋肉細胞のコリは毛細血管を締め付けていきますので、コリがひどいと細胞への栄養は充分に送られなくなり、ますます細胞は回復しなくなり、コリや痛みはひどくなります。

 

 細胞の1つ1つは生きて活動していますので、栄養を取り入れればそれを消費し排泄します。その排泄物を全身から集めてきて体の外に排泄できるようにするためにリンパがあります。リンパ管は全身の細胞の下水管のようなものです。
 リンパ管の中でリンパ液が動かなければ下水道が詰まったような状態です、これがむくみです。

 

 1つ1つの細胞は生きていますので、充分な食事ができず、排泄もままならなければ、元気になるわけがありません。人が細胞の集まりならば、細胞が元気をなくせば、人も健康でいられるわけがないです。

 

 以上のことは、至極当然、当たり前のことですよね。世の中にどれほどの健康法が存在するのかわかりませんが、人が、細胞が、生きているのならば、絶対に基本的なことがあるわけで、この基本的な当たり前を忘れた療法や治療法や健康法が目に余るほど多すぎるのです。

 

 やるべきことは、細胞への血液供給を充分におこなえるように末端血流を改善しておくことと、筋肉を柔軟に保ち、筋肉が動くことでポンプアップされるリンパ液を充分に流すことです。
 末端血流を悪くしている原因は、体への強い刺激により自律神経が体の内部(内臓)を守るため、体の表面の筋肉細胞を堅くすると同時に表面の毛細血管に圧をかけて流れを抑えることです。

 

 体への強い刺激とは
・42度以上の熱いお風呂やシャワー
・筋肉をほぐしているつもりで行っているマッサージや肩たたきなど
・精神的な強いストレス

 

 ぬるめのお湯で半身浴をしましょうと口を酸っぱくして言っているのは、末端血流をよくするために必要だからです。コリや痛みのあるところには使い捨てカイロを貼りましょうというのも、もめば堅くなるだけなので、筋肉を温めて、ゆるめてあげて、末端血流をよくして血液によって治させるためです。

 

 らくらく毛管運動をやりましょうというのも、末端血流を改善するためです。 毛細血管の一番先は一番細いので、血液が流れていくときに、血液中のゴミが溜まりやすく、詰まってしまうと大変なので、そのゴミが末端までいかないように、途中にゴミを排出するバイパス管があります。 らくらく毛管運動は、そのバイパス管を活性化させることが出来るので、毛細血管の末端がきれいに掃除され末端血流がよくなるのです。

 

 むくみは、リンパ液がうまく流れず滞ってしまうことです。 リンパ液は、血液のように心臓というポンプで動いているわけではなく、筋肉の運動によって動きます。 特にふくらはぎによって下にさがったリンパ液がポンプアップされます。
 あまり歩くことがない生活、特に1日中デスクワークなどでは、ふくらはぎの運動が充分行われず、リンパの流れも悪くなります。 それに加えて、ふくらはぎが堅い状態だと、1回にポンプアップできる量が減少しますので、ますますむくみもひどくなります。 こちらも、らくらく毛管運動が一番効果的ですので積極的に行ってみてください。

 

 オプセラピーの施術では、一瞬で筋肉の緊張がとれ、自律神経の緊張も緩みますので、まず全身の末端への血流が改善します。その末端に流れた血液の力が、損傷し痛みのある患部を治していく精鋭部隊となります。
 その上で、日々の生活の中で、細胞へ充分な栄養がいきわたるようにし、リンパも十分まわして衛生状態をよくしていけば、細胞が元気に回復して、その先に、辛い症状や痛みからの解放がまっています。
 がんばってください。

 

今月のおすすめ本

 

 上部頸椎カイロプラクティックの先生が書いた本ですが、内容は指圧の先生の本という感じでした。しかし、考え方は共感できるところも多く、とくにあとがきの部分は、同業者はやはり同じようなことを考えているんだなと思いました。

 

首を整えると脳が体を治しだす
島崎広彦
4905154790

 

あとがき

 

 秋の紅葉のシーズンに温泉に行くことは心身ともにリフレッシュできていいですよね。関節痛に効能のある温泉は、二酸化炭素泉、含鉄泉、硫黄泉、酸性泉、といわれています。 肌に刺激が強すぎるものもありますので、おすすめは二酸化炭素泉です。温泉に行く時に参考にしてみてください。

続きを読む≫ 2015/11/12 16:35:12

シロハ便り 第74号 2015年3月

 

体が修復されるための必要条件

 

 季節の変わり目になります。体調も変化しやすい時期ですので、充分に睡眠をとり体を必要以上に疲れさせないように気をつけましょうね。

 

 花粉も飛び始める時期ですが、毎年のように耳にするのが、今年はいつもより花粉症が楽になったとう声です。
 オプセラピーの施術では、自律神経が整ってくる効果もありますので、自律神経のバランスに影響を受ける免疫機能も整ってきて、アレルギー反応のような免疫の過剰反応が弱くなっていくからです。

 

 人の体って本当によく出来ているんですよ!

 

体が修復されるための必要条件

 

 今までに何度も同じことを書いてきましたが、時間が経つと忘れてしまうようなので、しつこく書いていきたいと思います。
 体に不調や痛みが出たとき、必ず何かしらの問題が起こっているわけです。その問題のある部位を修復する機能は、本来持って生れてきているのですが、どうもちゃんと使われていないようで、その原因ははっきりしています。
 人も動物ですので、本来なら体に痛みが発生したらじっと動かずにいることが自然です。痛みとは体に起きた問題を認識するためのセンサーであり、その痛みの情報をもとに脳と体が自らの治癒力を結集して治癒させていくわけです。その時、無理に動くことはせず、体が回復するまでじっと動かずに修復するのを待つことができるのが人以外の動物の本能であり能力でもあります。

 

 医療を受けられない野生の動物ではこれが当たり前のことですが、ありがたいことに人は医療を受けられます。
 骨折すれば形を整えギブスをしてもらえ、皮膚が切れれば縫合してもらえます。これは野生では受けられない恩恵であり、非常にありがたいことなのですが、この治療も決して骨や皮膚を人の手でくっつけているわけではありません。
 あくまでも、骨をくっつけるとか皮膚が再生するのは自分の治癒力によってであり、医療はそのお膳立てをしているにすぎません。ギブスをしたり縫ったりしてもらったら、自分の治癒力でくっつくまでじっと待っているしかないのです。

 

 この当たり前のことが、こと慢性的な腰痛や坐骨神経痛、肩コリや頭痛などに関しては、鎮痛剤という対処療法によって、全く迷走してしまっています。
 痛みがあるにもかかわらず外見的にはどこが悪いのかわからないので、他人から見ればその辛さはわかりずらく、安静にしているのもバツが悪いという心理もあるのでしょう、鎮痛剤で痛みを鈍らせ無理して動かざるをえない生活環境も災いしているとは思います。

 

 しかし、これこそが、慢性的な痛みを深刻化させている一番の原因です。痛みは抑えつけても必ずしっぺ返しが返ってきます。体は痛みで情報を得ると同時に、その部位を修復するために動かしてはいけない動きに対しては、痛みをもって警告を発しています。これ以上動かすなよという脳の指示に反して、鎮痛剤で痛みを鈍らせ動かせば、もっと壊していくのは当たり前です。

 

 そこに輪をかけて、強い鎮痛剤で神経の伝達能力を奪っていけば、痛みの出ている根本がどこかもわからなくなり、情報がつかめなくなった脳は修復作業を行えなくなります。
 すると脳が把握できない痛みの根元の部分に、神経が認識できない領域ができてしまいますので、そこにダメージが蓄積していき、そのダメージの深さが危険水域に達すると、別の神経ラインにバイパスして痛みを飛ばします。これが今度は鎮痛剤でも効かない痛みとなって苦しめていき、それに脳が反応すると、終いには脳はその痛みの領域を強制シャットダウンさせ筋肉に電気を送らないという選択肢を選びます。すると今度は動きたくて
も力が出せなり徐々に体が動かなくなっていきます。

 

 そこでオプセラピーのような上部頸椎の施術では、まず痛みを正確に把握し、問題個所の情報をすべて脳が認識できるように、神経の伝達能力があがるようにしているわけです。

 

 その上で、体が修復されるための必要条件は以下の通り。

 

 @ 脳と神経が痛みの原因を正確に認識し自己治癒力を発揮すること。
 A 骨格構造が自分のバランスによって正しい位置に動くこと。
 B 動いてはいけない方向に痛みを出すので、無理に動かさないこと。
 C 修復作業をしている細胞が働きやすいように温めること。
 D 末端血流をよくして細胞に充分に血液を供給すること。

 

 これが出来ていれば、自然治癒力は必ず効いてきます。

 

 @とAはオプセラピーの施術で行います。Bはあなたの心がけしだいです。Cは痛いところにカイロを貼ってください。
 Dに関しては、私が一番、口を酸っぱくして言っていることですが、半身浴をすることが基本中の基本です。プラス『毛管運動』が最高に良いです。自律神経を整え、交感神経を緩めてあげるこで毛細血管の締め付けが緩み末端血流がよくなりますから、それにも、オプセラピーの施術でかなりの効果がありますし、プラス『あいうべ体操』が効果的です。半身浴もそれを助けてくれます。
 私の施術と私が指示していることは、全て繋がっています。BCDをがんばってください。

 

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今月のおすすめ本

 

 映画化もされた話題の本です。題名に猫がついていたので読んでみました。内容は私にはイマイチな感じでしたが、きっと心のきれいな人には感動する本なのでしょう(T_T)
 主人公が余命宣告をされ、悪魔が出てきて、1日命を伸ばすかわりに世界から何か1つ消すからそれを選べというお話です。
 で、携帯とか腕時計とか消していくわけですが、最後に猫を消すかどうかという話になり物語はクライマックスに・・・という感じ。
 家のみーちゃん消したら許さんゾ、みーちゃん消すくらいならお前がさっさと逝ってしまえ!と思って読んでいましたので、内容が入ってこなかった(T_T)

 

世界から猫が消えたなら (小学館文庫)
川村 元気
4094060863

 

あとがき

 

 2月は家の奥さんの誕生日だったので、おなじみのハミルトンでディナーをしてきました。ホームページから予約したんですが、予算に合わせて特別メニューも出来ますというお返事があり、1人7,000円〜8,000円の予算で特別メニューをお願いしました。
 いつものディナーメニューとはまた違った、特にいろいろなソースのバリエイションが素晴らしく大満足のディナーコース料理でした。
 みなさんも特別な日にいかがですか、とってもお勧めです(^_-)-☆

 

 

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シロハ便り 第72号 2015年1月

 

鼻呼吸と あいうべ体操

 

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

 さて、新年の一発目でご紹介する、今回のテーマは、よくよく心してお読みください。
 免疫疾患や体調不良、アレルギーなどに抜群に効果的な方法です。特にインフルエンザの流行る時期ですが、これならそもそもインフルエンザに
かかりません!
 ここまですごいとは知りませんでした(@_@;)

 

鼻呼吸と『あいうべ体操』

 

 風邪をひけば抗生物質、熱がでれば解熱剤、胃腸の調子が悪ければ胃腸薬、皮膚炎ならステロイド、コレステロールの数値が高ければ下げる薬、高血圧には降圧剤・・・・・病気が病気を呼び、どんどん薬が増えていく。
 このような医療の現状であっても、それに逆行し、様々な症状がでることに対して、その根源に注目し、その根本原因を診ることで、体とか生物としての命を全体的に診て良くしていこうとしているお医者さんもいらっしゃいます。

 

 そんなお医者さんのひとりが提唱している『あいうべ体操』をご紹介します。これは、要は鼻呼吸をしっかり出来るようにするために口と舌を鍛える体操です。ものすごく簡単ですが、その効果はすごい!!裏を返せば、口呼吸による健康への弊害がものすごいってことです!!
 詳しくは今回ご紹介する本を読んでください。特に次に上げる人は絶対です!

 

◆ 喘息などの呼吸器系疾患の人
◆ アトピー性皮膚炎や乾癬などのアレルギー性皮膚炎の人
◆ 鼻炎や花粉症などのアレルギー性疾患の人
◆ 関節リウマチや潰瘍性大腸炎などの自己免疫疾患の人
◆ うつやパニック障害などの精神性疾患の人

 

 その他にも、人がかかる病気の7 割は口呼吸がもたらすものと、この先生は言っています。最近テレビにも取り上げられ、この『あいうべ体操』を実施している岐阜県のある小学校では、例年インフルエンザにかかり欠席する児童の数が200 人だったのに対して、『あいうべ体操』を徹底させてやらせた年に欠席者は33 人に激減した実績があります。
 なぜ、口呼吸をやめて鼻呼吸にしただけで、様々な疾患が治癒していくのかも、この本にはよく書かれていますが、大きな理由は2つ、簡単に説明しておきます。

 

 まず、免疫機能と自律神経の関係です。これと同じようなこと、私も何度も説明していますので、ちゃんとした医師がこれを書いてくれていることに、感激しました。免疫機能には2つの異なる成分があり、その成分バランスが60対40の時に正常な働きをします。この60対40の成分バランスを決めているのが自律神経の交感神経と副交感神経のバランスです。そのどちらかが過剰に強くなると、この60対40のバランスが崩れて、免疫が過剰反応し、内分泌系の疾患やアレルギー反応を起こします。
 私は脳幹の司令を自律神経に伝える電気信号を妨げている頸椎のズレを修正することで、自律神経のバランスを整えるという方向でのアプローチができます。しかし、それだけではなくて、口呼吸をやめ鼻呼吸をすることで、この60対40の成分バランスを整えることができるのです。(両方からアプローチできる皆さんは最強で
す)
 口呼吸では、空気中の菌やウイルスがノーチェックで体に入ってきますので、免疫機能の顆粒球(60対40の60の方)が常にフル稼働している状態になり、そこから免疫機能が上手く働かなくなり、自律神経も乱れ、常に口や喉に炎症を持ち続けることになります。

 

 口呼吸⇒顆粒球の活動激化⇒活性酸素大量発生⇒交感神経の過負荷⇒自律神経の乱れ・・・このような経緯で自律神経のコントロールが乱れるとは、目から鱗でした。正しい鼻呼吸をすることによって、この悪循環を断つことができれば、かなりの免疫系の異常や自律神経に起因する精神性疾患は改善すると、この先生は言いきっています。素晴らしい!!

 

 そして2つ目の理由は、常に口や喉に炎症を持ち続けることになると、その炎症はこれといって自覚できる症状を出さないことが多く、この自覚はないけれどもどこかに存在している炎症が、他の器官への炎症を引き起こす現象です。医学用語で『病巣疾患』と言うもので、ここから万病が発生しているそうです。
 これも、私がいつも言っていること⇒「坐骨神経痛は自覚のなくなった腰の痛みが残っていて、そこから飛んできている痛みですよ」・・・に似てますよね。体の疾患も、炎症や症状のある部位だけを見ていては根本的に治らないと、この先生も主張しています。その症状を引き起こしている隠れた自覚のない炎症があるはずだと。  それが口呼吸で引き起こされている炎症なのだそうです。だから、口呼吸をすぐに速やかにやめ、鼻呼吸をすべしということです。
 しかも、自分は口で呼吸していないよ・・・と思っている人でも、自覚していないけれども口呼吸になっている人がとても多いのが現状だそうです。口まわりの筋力の低下で舌を支えられず、正しい鼻呼吸になっていない人も多いということです。

 

 私は、ずっと口呼吸しか出来ませんでした。初めてオプセラピーを受けた時、腰痛が劇的に楽になったことに感動しましたが、実は一番驚いたのが、鼻で息が吸えるようになったことでした。呼吸も全体的に楽になったこともはっきりと覚えています。
 オプセラピーの施術を受けると鼻の通りがよくなり呼吸が楽になると言われる患者さんも多いので、かなりの鼻呼吸への効果もあると思いますが、それにプラスして『あいうべ体操』を毎日実施すればすぐに鼻呼吸が身に着くと思います。その結果、思わぬ驚異の治療効果が出てくると思います。

 

 

今月のおすすめ本

 

 『あいうべ体操』のやり方、とっても簡単です。でも、そのやり方はここでは書きません。この本を買ってください、そして熟読してください。薬にいつまでも頼っていたくはない人、どうしても治したい疾患のある人は、絶対に読むべきです。

 

あいうべ体操と口テープが病気を治す! 鼻呼吸なら薬はいらない
今井 一彰
4103366516

 

[インフルエンザ予防] ブログ村キーワード
[あいうべ体操] ブログ村キーワード

 

 

あとがき

 

 とは言っても、『毛管運動』と『あいうべ体操』は、オプセラピーとの組み合わせで、魔法の杖になる可能性があるので、ぜひ広めていきたいと思います。やり方も毛管運動のプリントに追加して作りますのでお楽しみに♪

 

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シロハ便り第69号 2014年10月

 

血液の量と質

 

 9月の残暑は短かったですね。こんなに涼しい9月は何年ぶりでしょうか?

 

 今年の気持ちのいい秋は長く続くのかな、それとも冬の寒さが早く訪れるのかな・・・
 いい陽気は何日もないですが、あき晴れの澄んだ空気の中をれもんとみーちゃんと一緒にお散歩できるのは何よりの癒しになります。

 

 今月行く予定の福島の紅葉は例年より早いかもしれません。 かわいい写真をいっぱい撮ってきて来月号に載せますね♪

 

血液の量と質

 

 体の細胞へ栄養や酸素を運ぶ大切な血液、それが充分に届くためには末梢血管の血流がよいことが重要だというお話を先月号でしました。細胞へ充分に血液が流れるようになったら、今度はその血液の質を考えていきましょう。
 生物の体は常に破壊と創造を繰り返しています。実感できる変化がないからそうは思いませんが、命を維持し体を維持するには栄養を取り細胞を再生し続けなければなりません。
 死滅する細胞と新たに生まれる細胞が新陳代謝を繰り返していくわけです。だからこそ細胞を作るための材料が必要であり、その材料を食事によって摂取しています。血液の質とは体を再生しつづけるのに必要十分な栄養がしっかり含まれている状態だと言えます。
 体と命を維持していくためには多くの種類の栄養素が必要です。大きく分けて次の5種類に分類されます。
@ タンパク質
A 炭水化物
B 脂質
C ビタミン
D ミネラル
 この5つを5大栄養素といいます。
 この中で、近年とくに不足しているものがタンパク質です。逆に異常に取りすぎているのが炭水化物です。

 

 細胞を作る元になっているのがタンパク質で、体を動かすエネルギーである糖質を作るのが炭水化物ですので、大人になると体はもう出来ているからエネルギー補給だけをすればいい・・・みたいな考えがあるのかどうかわかりませんが、そう思いたくなるほど体を作るための材料補給に意識が薄すぎるように感じてなりません。
 細胞は大人になっても新たに作りかえられていくものです。そのための材料が少なくてエネルギーとなる糖質ばかり送られてくればパンクします。

 

 特に近年深刻なのが鬱(うつ)の問題。神経細胞の材料も当然タンパク質なので、過度に不足すると脳神経に異常がでるのも当然であり、そのうえ炭水化物が多すぎれば糖質過多になり低血糖症を引き起こし脳へのエネルギー供給が逆に減少していき、うつを誘発します。
 このあたりの詳しい解説は前々回に紹介した本『うつは食べ物が原因だった!』溝口徹著をぜひ読んでみてください。

 

 肉や魚はあまり食べないけど、畑のお肉と言われている大豆はよく食べるから大丈夫と思っている人いませんか?
 タンパク質には動物性タンパク質と植物性タンパク質がありますが、体への吸収率が全然違います。動物性のタンパク質もしっかり取らなければ体の栄養としては弱すぎるのです。

 

 体を維持するために食事によって取り込まれた栄養は体の中で様々な化学変化を起こします。そこで重要になってくるのが酵素ですが、これもタンパク質です。野菜に多く含まれている酵素ですが野菜を生で食べる意味は、この酵素がタンパク質なので熱に弱いからです。
 ダイエット食品なんかで飲む酵素とかよく出てますが、それを飲んでも消化酵素によって消化され、結局はアミノ酸の形で体に吸収されますので、ジュースとかわりません。
 しっかり生野菜を食べて正規の消化過程で吸収された栄養素としての酵素でなければ意味がないです。

 

 ストレスの多い人はビタミンCが不足しがちです。どうしても食事からだけでは補えない人はサプリメントもいいと思います。しかし、ビタミンB群やCなどは水溶性なので大量に摂ってもすぐに水に溶けてしまい体に吸収されるのはわずかです。
 日本では作られていないのですが、サプリ最先端国のアメリカでは、ビタミンCをキーレイト加工し、胃の中ですぐに溶けなくして長時間かけてゆっくり体に吸収されるようにしているものもあります。
 日本でも通販で買えます。アメリカンビタミンショップという通販会社から出ている商品名『エスターC』というビタミンCのサプリメントです。(アマゾンでもこの名前で売ってました)
 こういったサプリメントもおすすめなのですが、必要な栄養素は食べるものは食べて、飲むものは飲んで補給するのが基本だということも忘れないでください。
 1日分の野菜の栄養が摂れるという野菜ジュースなども売っていますが、栄養素を取り入れるプロセスもとても大切です。栄養素だけを取り出して補給してもけっして体にはいいとはかぎらないのです。
 消化のよい吸収されやすい食べ物がいいように勘違いされている人も多いですが、食べ物をかみ砕いて固形の状態から消化するプロセスを経てゆっくりと時間をかけて栄養素を取り出し、または化学反応が起きて体に必要な栄養となって吸収されていくこと、その時間をしっかりかけることが体に一番やさしい変化ともいえるのです。
 消化がよすぎても血糖値を急激に上げてしまったり、吸収される前に排出されてしまったりではあまり意味がありません。そもそも体は急激な変化を嫌います。自然に生命の生きているプロセスと仕組みがあり、それを時短させようとしても体には受け入れられないのです。
 自分の体を再生しつづけて健康を維持するための食事と栄養をしっかり考えてみてください。体に必要な栄養を適切に補給して質のよい血液を充分に体の細胞の隅々にまで送ること。
 それすらせずにすぐに薬に頼ることって、そもそも怖くないですか? 自分の体に必要十分な栄養を与えられるような良質の血液を食事で作って、末梢血流をよくする努力が絶対に一番最初です。みんな生き物なのだから、ここをまずがんばりましょう!

 

 

[栄養療法] ブログ村キーワード

 

今月のおすすめ本

 

 最近の異常気象で葉物野菜への影響が大きくなってます。そこで注目されているのが野菜工場。自宅でも野菜を水耕栽培によって部屋の中で作れるという機械もあります。
 そんな製品を買ってもいいのですが、もっと手近にあるものを使って手軽に水耕栽培ができるという本をご紹介します。野菜を自分で作って食べる楽しみもいいですね。

 

100円グッズで水耕菜園―土がいらない、野菜47種類の育て方
伊藤 龍三
4072831794

 

あとがき

 

 コレステロールを取りすぎると血管がボロボロになるとか血管が詰まるという悪者説がありますが、その実験はうさぎに卵を大量に与えて観察した結果だそうです・・・・
 なぜ?草食動物に卵??? それで健康を維持するわけないでしょ。 犬に同じ実験をしたら全く血管に異常は出なかったそうです。 これでもコレステロール悪者説を信じて薬のみます?
 どうも薬のませたい人の都合で、薬をむやみやたらに買わされているように思えてなりません。コレステロールが不足すると脳神経細胞の形を維持できなくなり情報伝達能力が低下します=ボケ??

 

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続きを読む≫ 2014/10/18 10:08:18

シロハ便り第68号 2014年9月

 

睡眠の質と血液の関係

 

 今年の猛暑も落ち着いてきましたね。
この夏も寝苦しい夜は多かったのではないでしょうか?
 睡眠の質はとても大切です。
残暑も落ち着いてきましたので充分に睡眠をとり夏の疲れをよく取っておきましょう。

 

 来月は、お米を買いに会津へいきます。うちのれもんとみーを連れてのお泊りです。
10 月21 日(火)・22 日(水)・23 日(木)までお休みさせていただきますので、よろしくお願いいたします。

 

 

睡眠の質と血液の関係

 

 前回、血液は最高の良薬だというお話をしましたが、今回はその血液の流れるスピードのことをとりあげたいと思います。
 一般的に言って、血流が悪いと言うと血管に老廃物やコレステロールの塊や血管が傷ついたことによる血栓などが溜まることによって、血液の流れを悪くしてしまうようなイメージがあるかと思います。
 血管の中をドロドロした血液がゆっくりと流れ落ちていくイメージなんかもあると思います。血液をサラサラにして血液の流れるスピートが速くなれば血流が良くなったというイメージもあるのではないでしょうか。
 そういった映像が繰り返しテレビで流されていましたので、誰しも一度は見たことがあると思いますが、あれはあくまでもテレビの演出としての色合いが濃く、実際の血液の状態を正確に写した映像ではありませんので、あんなにドロドロしているのは極端な例として思っておいてください。

 

 ここで大切なのは、血流が良いということを、血液がサラサラで流れるスピードが速いことだと勘違いしていないかということです。

 

 血液に老廃物などが溜まらずサラサラに流れるのはいいのですが、血流のスピードは速ければいいというものではありません。血流が良いという状態は、血流が正しくコントロールされている状態のことをいいます。
 つまりこれは、自律神経によって正しく制御された血管の状態のことを言います。交感神経が強い時は血管に圧がかかり、水の出ているホースを握ると水流が速くなるのと同じように血流も早くなります。副交感神経が強い時は血管への圧が弱まり血流がゆっくりになります。

 

 このコントロールがうまくいっているかどうかが極めて大切です!

 

 日中は交感神経が強く働き血液の流れを速くすることで、体の細胞へ血液の供給量を多くして活動しやすくしています。逆に夜は体を休ませるために副交感神経が強くなり、血管への圧が緩むことで血流を遅くします。
 この2つのバランスがうまくいっている時がとても状態のいい時です。 しかし、ここにストレスが強くかかってくると状況が違ってきます。

 

 強いストレスは交感神経の働きを極端に強くしてしまい、血管にかかる圧も強すぎてしまいます。すると血流が速くなっても肝心の毛細血管が縮まってしまい、その末端が閉じてしまうため、血液が細胞に届かなくなります。
 その状態が長年つづくと、副交感神経がどんどん働きにくくなって、夜になっても交感神経が強いままになっていきます。その結果、寝つきが悪いとか睡眠が浅いという睡眠障害になっていきます。
 交感神経と副交感神経がうまく切り替わってくれない状態の睡眠障害では、24時間ずっと血液のスピードが速いままになってしまいます。するとここでもっと大きな問題が起こります。
 体を動かすのに使った血液には、その日の老廃物や疲労物質(活性酸素、乳酸など)が溜まります。その血液の汚れは、寝ている時に適切に副交感神経が働き血流がゆっくりになることで初めて、リンパへと排泄されます。
 この時の血流スピードが速すぎると、血液の汚れがリンパに落ちていかずに通り過ぎてしまい血管内に残ってしまうことになります。

 

 この残ってしまった汚れが血液をドロドロにしていく元になります。けっしてコレステロールの高いものを食べ過ぎたから血液がドロドロになったのではないんです。
 睡眠の質が悪くなると血液浄化が出来なくなることが一番大きな問題で、血液に汚れが溜まると、血液をドロドロにするだけでなく、その汚れを浄化しようと別の方法を脳と体は取り始めます。
 まずは肌に血液の老廃物を出してきますので、肌あれや吹き出物ができます。 そしてもっと恐ろしいのが血液の汚れがもっとひどい状態になるとそれが腫瘍の元になることです。
 ガンって恐ろしいですよね、命にかかわる病気です。でも、一方でこんな説もあります。 それは、体は腫瘍を作ることで血液の汚れをそこに集中させ、血液の浄化をしているという考え方です。
 ガンは命にかかわる病気ですが、そこに腫瘍ができなければ、もっと早い時期に血液の汚れによる多臓器不全で命を落としている可能性があるということです。
 脳と体は、たとえ最悪、ガンを作ったとしても、あくまでも命を守ろうと働いているんです。命を保つためにとりうる最善の方法を取捨選択して、常に自身の生存を最優先に考えています。なにもあなたを苦しめてやろうとして痛みを作ったり、ガンを作ったりしているわけではないということです。

 

 このストレス社会の中で、最も健気になんとしても少しでも長く生存し続けようと必死で戦っているんです、あなたの脳と体は!

 

 しかし、ストレスは自分の意思でなかなかコントロールは出来ないものです。自律神経も意識ではコントロールできません。 じゃあ、だからこそ、半身浴くらいはやりましょう。半身浴を寝る前にすることによって全身の毛細血管が開きます。

 

 ストレス多い→交感神経強い→毛細血管締まる となるならば、逆をいって
 半身浴→毛細血管開く→副交感神経強くなる→ストレス緩和 につながるはずです。
 さらに→睡眠が深くなる→血液が浄化される→大病しなくなる とすすむんです。

 

 明日から、ストレスをなくせ!と言っても無理でしょ。だから、物理的にコントロールできるところからアプローチをしているのです。
 睡眠の質を上げて、血液をしっかり浄化していけば、ほとんどの病気は予防できます。毛細血管の末端が開き、細胞へしっかり血液が流れ、睡眠によってしっかりと血液が浄化されるのですから。
 そのうえで、今度は血液の質を良質なものにしていくと病気になりようがないです。血液の質を良質にするために大切なことが食事になります。 食事と栄養の問題も極めて大切ですので、詳しくは次号で。

 

 

 

今月のおすすめ本

 

 現職の住職さんが、よくぞここまで書いてくれました!と感謝したい本です。 これからの葬儀のあり方、お墓の問題、ぼったくられないようにするための正しい知識や裏事情など詳しく書かれています。
 うちもお墓移そうかなと真剣に検討しています。 葬儀やお墓、その後の供養などで心配のある人は絶対に読んでおいたほうがいい本です。

 

お寺の収支報告書(祥伝社新書)
橋本英樹
4396113765

 

 

あとがき

 

 というわけで(^_^;) 10月は21日(火)・22日(水)・23日(木)の3日間お休みさせていただきます。れもんとみーを連れて福島県の会津に寄り、それから白河のレジーナに泊まってきます。
 今度は何をしでかしてくれるか楽しみです♪

 

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続きを読む≫ 2014/09/17 12:30:17

シロハ便り 第67号 2014年8月

 

最高の良薬は血液だ

 

 連日猛暑がつづいていますが、いかがお過ごしですか?
 私は暑さにはめっぽう強い体質ですので、逆にクーラーが苦手です。
  最近の猛暑でも、自然の風でとても気持ちよく過ごせます。
 しかし、施術室ではそういうわけにはいきませんので、案の定、クーラーに当たりすぎて、のどをやらせました((+_+))
 みなさんは、冷房対策を上手に行って、猛暑を乗り切ってくださいね。
 37 度くらいのお湯で半身浴が夏バテ防止には最適です(^_-)-☆

 

最高の良薬は血液だ

 

 風邪をひいたり病気になったり、怪我をしたり、何らかの体の異常があったとき、その異常を修復してくれる機能を生物は元々もっています。
 免疫機能であったり、細胞の代謝であったり、その体の自己修復能力はとてつもなくすぐれています。
 けれども、そんな能力も充分に発揮されない状況があります。 それが末梢血管の血流障害です。 考えてみれば当たり前なんですが、免疫であっても細胞への酸素供給や栄養補給であっても、すべて血液で運ばれるわけ
 ですから、血のめぐりが悪いのにどうやって治るのかと思いますよね。

 

 でも、ここんところが一番無視されているように思えてならないんです。
 スポーツで酷使した筋肉はダメージを受けて熱を持ちます。それをなぜ冷やす?? 修復させるならどんどん血液を回したほうが回復早いです。 修復工事しているなら、細胞が熱をもつのは当たり前。
 それをなぜ冷やそうとするのか意味がわかりません。

 

 すぐに温めるか、少なくとも保温をして、酷使した筋肉細胞への血流をよくしておくことが一番後遺症なく、しかもさらに強い筋肉に回復します。
 アスリートでなくても、みなさんでも普段やらない作業をした時、例えば雪かきとかどぶ掃除とか、運動会で久しぶりに走ったとか、そんな時に使った筋肉に作業が終わった直後から使い捨てカイロを貼ってみてください。
 ほとんどダメージなく回復するはずです。

 

 血液とは最良の薬なんです。凝った筋肉はすぐに温めて筋肉を緩め、毛細血管の末端である末梢血管を充分に開いている状態をすばやく保つようにしましょう。  筋肉が凝ったからといって揉みほぐせば、揉めば揉むほど筋肉がしまってきて堅くなり、それが末梢血管を圧迫して血流を悪くするので結果として堅くて切れやすい弱い筋肉になっていきます。
 これも血流から体のケアを考えていない証拠であり、スポーツ選手の無駄な怪我がとてつもなく多い原因と思えてなりません。
 湿布を貼ることも同じで、なんでもかんでも湿布を貼ることは、怪我の治りを一番悪くさせる行為です。痛みどめの薬によって脳と患部の情報伝達を邪魔し、脳が治すための司令をだせなくさせ、冷やすことで細胞の修復作業を鈍らせ、抗炎症剤によって血流そのものを鈍らせます。

 

 結果、修復工事をおとなしくさせることで工事による騒音である痛みを多少だまらせるだけであり、修復工事は一向に進まないので治るのに余計に時間がかか
ります。 まあそのほうが湿布は余計に売れるので営業戦略的にはとても優れていますけどね。
 湿布にしろ痛み止めにしろ、その根本にある考え方は、自己修復力によっていつかは自分で勝手に治るんだから、それまでの間、痛みだけを緩和してあげようということです。(たとえどんなに時間がかかっても、プラス湿布や痛みどめの薬はいっぱい使ってね・・・・我社の利益のためにヒヒヒ (T_T))

 

 こんなことをやり続けていれば、慢性的な痛みは結局治らなくなり、痛みの根っこは深くなり、それを脳が認識できなくなればどうしようもない不定愁訴となってよけいに苦しむ結果となります。
 血液の流れているところには必ず回復力が働きます。 血が最良の薬であり、怪我でも病気でも血によって治ります。
 逆にその血液に問題のあるところに怪我や病気が起こります。 これは医学うんぬんはおいておいて生きものである限り普遍の真理です。

 

 生物がどうやって生きているのか、どうやって命を維持し続けているのか、そこを脇にどけておいて体の痛みが治るの治らないのというのはいかに的はずれかと思います。
 まず、体を治したければ、血流の改善が最優先であることは、火を見るより明らかなはずです。 だから、半身浴をせい!カイロを貼れ! 揉むな!と口を酸っぱくして言っているのです。

 

 その上で、末梢血管の血流障害に大きな影響があるのがストレスによる交感神経の強い働きです。 副交感神経の働きが弱くなっていき、血管にかかった圧が緩みにくくなっていくことで血流障害を起こしています。

 

 ここは非常に難しい問題ですが、ストレスをなくせと言ってもそう簡単にはできません。だから脳幹側からのコントロール力を高めて、交感神経と副交感神経のバランスを整えていくことがとても有効になります。
 オプセラピーの施術を受けて不思議な感覚とともに体が楽になった経験のある方、多いと思いますが、あれだけで脳幹側からの働きかけにより、全身の末梢血管が開いて一気に血流が良くなり、その結果不思議に痛みが楽になってしまうことが多いのです。

 

 頭の重心位置が変化し、骨格が自然と正しい位置にもどっていくというだけではなく、脳幹のもつ力を引き出して全身の血流を改善することにより、血液の力で体に治っていってもらうことをしているわけです。
 どんなに医学が進歩したとしても、最終的には自己治癒力、自然治癒力で治っていくのが生き物です。あくまでも薬はその補助しかできません。
 しかし、どんなに薬が研究されたとしても、自分の血液に勝るものはないんです。 その最良の薬を使いこなすことができる状態にすることが、オプセラピーにおいて私が行っていることの全てだと思っています。

 

 しつこいようですが、もう一度言いますね。
  ・半身浴をしましょう!
  ・痛いところには使い捨てカイロを貼りましょう!
  ・揉んではダメです!

 

 これ全部、ただただ毛細血管を開くために必要だからです。 血を流せ!体の隅々まで、細胞の隅々まで!!その上でオプセラの施術はとっても有効であります!

 

[肩こり 腰痛] ブログ村キーワード

 

今月のおすすめ本

 

 うつ病の問題って難しいです。うつも治りますか?という相談も受けることがありますが、答えられないです。
 改善したケースもありますが、それはうつ病を本人がしっかり自覚して、その改善のための努力を自分からしている人だけでした。
  現代の難病、うつにならないようにしっかりと予防をする意味でも、食事って大事だなと思う本です。

 

「うつ」は食べ物が原因だった! (青春新書INTELLIGENCE)
溝口 徹
4413042387

 

[うつ] ブログ村キーワード

 

あとがき

 

 ずっと気になっていたんですが、やっとやりました。施術の後にみなさんにお休み頂いている和室の襖の張り替えです。
  やってみると簡単で、四辺に両面テープを貼って襖紙を貼り付ければ、あとは霧吹きを吹いておけばパリっと仕上がります。

 

  のりでベタベタしながら貼って、しわになったり空気が入ったり悪戦苦闘するイメージがあって尻ごみしていたわけですが、こんなに簡単ならもっと早くさっさとやってしまえばよかったと、ちょっと反省しました(^_^;
 仕上がりには満足です♪

 

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続きを読む≫ 2014/08/06 10:13:06

シロハ便り第65号 2014年6月

 

自己治癒力の初動

 

 先月、れもんとみーを連れて、伊豆の修善寺へ旅行に行ってきました。
 高速道路を走っている間ずっと、みーはミャーミャー鳴いていましたが、旅に慣れているれもんはそれにもかかわらず、すっと余裕で寝ていました。

 

 そんな中、ちょこっと寄り添ってみた感じが右の写真です。みーはそれでもお利口だったのが、高速で走っている車の中で、おしっこシートにおしっことうんちをちゃんとしたんです。
 ほんとにどこに連れていくにも楽な二人で助かります(^_-)-

 

 

自己治癒力の初動

 

 少し前にテレビのドラマで『D-MAT』というのをやっていました。災害現場に医師が急行してその場で医療行為をし人命救助にあたるという内容です。
 そのドラマのシーンを見ていて、体の中でも、自己治癒力の初動において同じようなことが起こっていると思っていました。

 

 どういうことかというと、災害が起こったとき、まずはじめにその場から離れる「退避」が行われます。出来るだけ速やかに災害現場から離れることが第一優先事項であり、次にレスキュー隊が到着したら現場の安全確認をしながら現場の状況を確認していきます。
 レスキュー隊は安全確保をしながら、現場に残された要救助者を救出していき、そして動かせない要救助者がいるようなら医療チームD-MAT を要請します。
 医療チームが到着して現場で治療を行っていく時も、現場が再度危険にさらされる状況になったら、どんなに治療が途中でも、患者を置き去りにしてでも一時退避しなければなりません。
 そして再びレスキュー隊が現場の安全を確認しなければ医療チームは動けないルールです。

 

 怪我をしたとき、体の中でもこれと同じようなことが起こっています。
 例えば足を強打し骨折したとしましょう。ボキッとやった瞬間に強い激痛が起こります。それは災害が起こった瞬間と同じとします。すると、脳はまずはじめに「退避」を行います。出来るだけ速やかに激痛の起きている現場から逃げようとするのです。

 

 痛みとは脳にとって必要な情報ではありますが、やはり危険で不快な感覚です。強すぎる痛みの信号は脳へのダメージにもなりかねません。脳幹にダメージが及ぶと命は一発アウトになってしまいますので、生命維持を司っている脳の中枢を危険な刺激から守ろうとしていることは当然と言えます。
 故に、大きな怪我をして強い激痛が発生すると、脳は反射的に神経の感覚を鈍らせ現場から一時退避させるとともに脳の意識レベルも無意識方向へ下げることで、現場からの退避行動をするのです。
 そして一挙に強い痛みの刺激に脳がダメージを受けないように、痛みを感じるレベルを下げておいてから、レスキュー隊が安全確認、現場確認に向かうように、そろそろっと脳が神経を使って現場を見にいくのです。

 

 そして、神経がそろそろっと現場の情報にアクセスしていき、痛いけれどもこれならば脳へはダメージにはならないと判断できるまでは、被害状況を正確に把握しようとはしません。
 現場の安全確認ができてはじめて、どのくらいの損傷であったのかを脳が判断し、その後はじめて自己治癒力という体の中の医療チームが派遣されます。
 つまり、ここで起こることは、体に損傷が起こってから治癒しはじめるまでの間に初動でタイムラグができてしまうということです。

 

 この初動においてのタイムラグを極力短くすることができれば、怪我からの回復は格段に早くなります。その方法はみなさんにはじめにお渡ししている小冊子に書いてあるとおりです。
 損傷部分の痛みに対して脳がビビっている間に、自分の意思で、意識的に怪我をした瞬間を再現させてやればいいわけです。すると、脳は痛いけどこの程度だと認識するのが早くなりますので、脳がリブート(再起動)するのが早くなります。そしてすばやく自己治癒活動にとりかかることができるのです。

 

 これをやっておくと怪我の治りが早くなるだけでなく、身体的および心理的後遺症にならなくなります。
 脳の初動でのタイムラグが起こると、その間に損傷が進行してしまうので後遺症になったり古傷になって残る可能性が大きくなります。そしてもっとやっかいなのは、心理的な面におよぼす影響があることです。

 

 脳が痛みの現場から退避している間には、脳は意識レベルを低下させていますので、脳の記憶領域に無意識の領域ができてしまい、そこに現時点での痛みやその場の状況の記憶が書き込まれていってしまいます。
 この無意識下に入ってしまった記憶というのがやっかいで、言わば催眠術と同じ効力をもってしまいます。催眠術とは様々なコマンド(命令)により人の意識レベルを下げていき、脳の無意識の領域に勝手なコマンド(命令)を刷り込むというものです。すると、ある一定の状況やコマンドを与えると自分では意識せずに無意識下で与えらてた命令通りに行動してしまいます。

 

 これと同じことが、怪我をして脳が退避している間に起こってしまうのです。激痛で脳が意識レベルを下げている間に、その場の状況や人の話し声や痛みの感覚が無意識の領域(潜在意識)の中に書き込まれてしまいます。
 すると、その怪我をした時と同じような状況に遭遇すると、その時に記録されたものが潜在意識の中から呼び起され、その痛みを感じてしまったり、その時の恐怖の感情に支配されたりしてしまいます。

 

 子供のころスポーツで怪我をした場合、この心理的後遺症により、同じような状況において恐怖心が呼び戻されるようになると、優秀な選手であってもそのパフォーマンスは著しく低下してしまうこともあります。

 

 日常生活においても、どこかぶつけたり怪我をした時には忘れずに、あの小冊子に書いてあるとおりのことを実行してください。痛みが治まるのもとても早いし怪我の回復は段違いです

 

[自然治癒力] ブログ村キーワード

 

 

 

伊豆の修善寺にて

 

 伊豆の修善寺へ旅行に行ったときの写真です。旅館のスタッフさんはみんな若いんですがとっても感じが良く、ドッグトレーナーの資格を全員もっているらしいです。周辺は大人の落ち着いた温泉街って感じでした。

 

自己治癒力の初動
東名高速海老名PAには、ペットのための遊歩道があります。

 

自己治癒力の初動
東名高速足柄PAにはドックランがあります。助かりますね!(^^)!

 

自己治癒力の初動
泊まった修善寺の旅館にあるドックランです。

 

自己治癒力の初動
旅館のお庭を見ながらゆったりと足湯に浸かれます。お茶やコーヒーを頼めばサービスで持ってきてくれます。

 

自己治癒力の初動
お部屋でくつろぐみーちゃん初めての場所でなかなかのリラックス感がさすがです。

 

自己治癒力の初動
れもんちゃんはお外でハッスル!

 

自己治癒力の初動
近くの川にきれいな橋が何本もかかっていて、歴史ありそうな建物添いに歩くと気持ちいいです。

 

今回泊まったお宿は、伊豆修善寺の『絆』というペット同伴専門のしぶごえグループの旅館です。
〒410-2416 静岡県伊豆市修善寺3372-1
電話 0470-28-4089
http://kizuna-shuzenji.com/

 

 

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シロハ便り第59号 2013 年12月


毛細血管を開く運動


早いもので今年もあとわずかとなってきました。
ご来院頂きました皆様方には、本当にお世話になり
ありがとうございました。
また来年も皆様の健康維持の一助となれますよう精進してまいりますので
よろしくお願い致します。

毛細血管を開く運動


[膝の痛み] ブログ村キーワード

 腰が痛い! 膝が痛い! 肩が痛い! となるとすぐに運動不足だとか老化だとか言われてしまうことありませんか?
 それを気にして、身体が痛いのに無理に運動して症状を悪化させている人多いと思います。
 私は痛い時には動かないようにといつも言っています。とくに痛みのある動きはしないで、動かせる範囲で必要最小限のことをするようにと注意をしています。

 それでもどうしても『老化』とか『筋力低下』という言葉をテレビとか誰かから聞きかじり、その言葉の恐怖心から無理に運動をしなければ気がすまない人もいるようです。
 私も運動を全くするなと言っているわけではなく、痛みの症状があるのであれば、運動出来る状態になるまでの順序とプロセスがあると思っているからです。


 ちなみに、私の考える症状回復から運動をしてもよいと思われるまでの順序は

1、現状確認期
   神経が活性化し、身体の故障部分を正確に確認できるまでの神経の回復にかかる期間

2、自己治癒期
   神経が拾ってきた身体の正確な情報を元に脳が指令を出して自己治癒させるのにかかる期間

3、回復期
   身体の各機能が回復に向かい、脳がもう大丈夫と判断するまでの期間

4、脳幹欲求期
   身体の機能回復が進むと脳幹からの欲求が出てきます。ここで運動欲も出てきます。

 この脳幹欲求期になって初めて、今まで辛い症状があって出来なかったことを、あれもこれもやりたいと思う欲求が出てきます。ここで運動欲が出てきたら、好きなだけ運動してください。ぜひとも運動して筋力アップをするべきと思います。
 オプセラピーをきちんと受けていれば、ほぼこの順序で進んでいくことがわかっていますので、今痛いのにあせって運動しないほうがいいよ、と言っているのです。

 それでも対処療法しかできない人達が『うま』『しか』の一つ覚えのように「筋力つけないと痛みがとれません」とか言うので、せっかくの回復軌道にのっていきそうなのに『回復』と『破壊』を繰り返す地獄の無限ループに迷い込んでしまうわけです。・・・なんとももったいない。。

 これが子供や若い年代の人達ならば、まだ話は違ってきます。体内に蓄積している痛みを作り出している元の量が少ないから回復までの期間は短くてすみます。  中高年の方であっても、普段から運動し筋トレをしてきた人は、痛みが出ても回復は早いし運動も少しペースを落とすくらいで大丈夫です。
 しかし、今まで運動や筋トレをしていなくて痛みが出てから筋トレだといっても弊害の方が多いでしょう。しっかりと治す時は治し、回復させてから今度は身体を強くしていくという順序を守ったほうがいいです。
 と、ここまで書きましたが、どうしても動きたいのに動けないことで、筋力低下と老化に怯える方も多いのは事実です。

 そこで、これならば推奨できると思った運動がありましたのでご紹介したいと思います。
 それが『らくらく毛管運動』です。
 楽に簡単に出来て身体への負担がかかりません。それでいて私がとても強く惹かれたのが『全身の毛細血管を開く効用がある』ことです。

 オプセラピーの効果の大きな一つは、自律神経のバランスが整い血管にかかる緊張圧力が低下し、毛細血管が開くことにあります。
 その上で半身浴を推奨しているのも、毛細血管を開く効能があるからです。身体のコリや痛みの元には必ず末梢血流障害があります。つまり毛細血管が締め付けられていて細胞へ血液が充分に送られていない状態です。
 細胞は毛細血管からしか血液を受け取れませんので、病院で測る血圧の数値よりも、末端の毛細血管がどれだけ血液を流せているかのほうが重要なのです。

 『末梢血管の血流が良ければ必ず回復は起こります』

 オプセラピーを受けながら、この毛管運動をしっかりとできれば、上記の4つの回復プロセスが加速することが多いに予測されます。この回復プロセスには、回復を待つ時間がありますので、その時間に何もしないのは辛いという方、もしくはちょっと間違った方向で努力してしまっている方には、ぜひやってみて頂きたいと思います。

 ではやり方です。仰向けに寝て、頭には枕をあて、両腕両足を上にあげて、小刻みに揺すります。足を上げ続けるのは辛いので、これを壁際でやり、足は壁に寄りかからせます。なるべくお尻を壁の近くにつけて足が垂直にあがるように。
 足が90度垂直に上がらない人はソファーなどに足を寄りかからせてもいいです。出来る範囲で上げて行ってください。
 足首も90 度に曲げて足の裏側が反るようにがんばりましょう。その状態で両腕両足とも力を抜いて、なるべく足と腕の付け根から揺すります。慣れてきたらできるだけ小刻みにブルブル振ってください。
 それを朝と夜に15分ずつ行います。時間は最低15分はがんばりましょう。慣れてきたらもう少し時間を長くしてもいいです。
 最長で60分までならOKです。それ以上やるとかえって毛細血管が閉じてしまいますので15分〜60分以内でやってください。

 この毛管運動によって毛細血管が開き抹消血流が改善することに加えて、さらに予想される効果を言えば、筋肉に負担をかけていない状態で小刻みに振ることで筋肉を動かす神経の伝達も良くなることです。
 脳から神経を通して電気が筋肉に送られて初めて筋肉は動きますので、筋肉を動かしているつもりで、実は脳が神経を通して電気信号を小刻みにコントロールしながら送るという神経伝達能力を鍛えていることになります。
 このことは、上記の回復プロセス1を助けます。
 そして、身体全体が同時に揺さぶられますので、骨格バランスも整いやすくなり、回復プロセス2を助けます。その上で毛細血管が開くことで、全身の細胞の代謝が加速し、回復プロセス3を助けます。

 『オプセラピー』+『毛管運動』で最強コンボになる可能性があります。ぜひみなさん積極的に取り組んでみてください

今月のおすすめ本


 ということで、今月は『らくらく毛管運動』の本をご紹介します。先ほどやり方を書きましたが、この本にはさらに筋力をアップさせるやり方も書かれていました。
 筋肉に過度の負担をかけずに、それでも筋肉が鍛えられ、ダイエット効果もあるということです。
 体験談が多く取り上げられていて、かなり高齢の方の症状改善結果が報告されています。

毛細血管を開く運動


題名  「らくらく毛管運動でよみがえる」
著者  金澤竹哲/吉村克己
発行元  風詠社/ 発売 星雲社
価格  1200円

あとがき


 本文の追記ですが、毛細血管が開くと血圧が下がります。高血圧の人には一番いい運動です。
 それと、本の中に書いてあったのですが、膝裏のふくらはぎ(ここ重要と私も再三言っていますが)、この部分がすっきりしてきます。するとここはくじ
運のツボらしく、くじ運が良くなった人がいるそうです。
 私がこの運動つづけるのはtoto ビックで10億あてるため(^-^)




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シロハ便り第34号 2011 年11月

 

手作りハンドクリーム

 

今年も残り少なくなって
気が付いたら11 月!

 

時が過ぎるのが年々早くなって
いくように感じます。

 

しかし、平穏無事に時間が過ぎていけばこそ
季節の移り変わりも早く感じるのでしょう。

 

大震災の被災者の方などは

 

長く苦しい時間を過ごしているのかもしれないと思うと
わが身のありがたさを思い知るばかりです。

 

皆さまも、身体に痛い所や苦しい所があれば

 

その時期は長く苦しいものだと思います。

 

その苦しみが少しでも早く改善し

 

平穏無事な穏やかな時が訪れることを願い
その助けに少しでもなれたらと思います。

 

手作りハンドクリーム

 

[手作りコスメ] ブログ村キーワード

 

寒くなってきました。

 

あかぎれ、手荒れの季節です。

 

 

以前通院されていた方に教えて頂いた
手作りのハンドクリームがとてもいいです!(^^)!

 

私も足のかかとがゴツゴツ、ザラザラで
肌の角質がボロボロでした。

 

靴下はひっかかるし
ひび割れのような状態でしたが

 

そのクリームを毎晩ぬっていたら
見事につるつるになりました。

 

 

市販のハンドクリームも色々試したのですが
これに勝る物はありませんでしたので

 

そのレシピをご紹介します。

 

材料
@ グレープシードオイル 180g
A みつろう(フレーク状のもの) 25g

 

作り方
@ みつろうとグレープシードオイルをボウルに入れて
  湯煎でゆっくりと、シリコンのヘラなどを使い
  かき回して溶かす。

 

A 氷水で冷やす。
  一気に冷やさずに、氷水につけたり出したりを繰り返し
  30分位してなめらかになったら出来上がり

 

B 小分けにして、すぐに使わないものは
  冷凍保存しておきます。

 

C 冬場は常温で大丈夫ですが、夏場は使っている分も
  冷蔵庫にいれておいたほうがいいでしょう。

 

 

食べられる材料から作るので
小さな子供の口に入っても大丈夫ですし

 

クリームを塗った手をなめられても心配なしです。

 

 

このクリームを手足に塗っていると
すぐにれもんがなめにきます^^;

 

おいしいらしいです。。。

 

健康飲料水のパイロゲンなどを入れてもいいそうです。

 

この材料に対して30gくらい
みつろうとグレープシードオイルを湯煎で溶かした後
パイロゲンを混ぜてから冷やします。

 

手足の肌荒れにお悩みの方はぜひ試してみてください。

 

 

 

 

 

幸福の木に花?

 

[幸福の木] ブログ村キーワード

 

今月、11月1日をもちまして
当院はおかげさまで3周年を迎えることができました。

 

通院してくださいました皆さま
ご紹介をして頂きました皆さま

 

多くの方々に支えられ、院を続けさせて頂けましたこと
本当にありがたく、心より感謝申し上げます。

 

 

そのちょうど、3年前の開業記念に友人から頂いた
幸福の木に、花?のようなものが出てきました。

 

3周年にあわせて出てきてくれたので
めでたいのとめずらしいので、写真を載せたいと思います。

 

その友人も花が咲くのを見たことがないと言っていましたが
ネットで調べると確かにこんな感じの花が咲くということが
分かりました。

 

このつぼみのようなものがもう?し開くと
ちゃんと綿帽子のような花になります。

 

1か月はこの花を楽しめるということなので
施術室の扉の前に置いてありますので、気がついた方は見てみてください。

 

手作りハンドクリーム
手作りハンドクリーム

 

今月のおすすめ本

 

直筆で56年間も絵日記を書き続けてきた
正造じいちゃんの本が話題です。

 

あたたかい家族の記録を一つ一つ書き込んだ
その絵が感動をよんでいます。

 

おすすめです☆彡

 

手作りハンドクリーム

 

 

題名 はげまして、はげまされて
〜93 歳正造じいちゃん56 年間のまんが絵日記〜
著者 竹浪 正造
発行元 廣済堂出版
価格 1,365円

 

 

 

 

あとがき

 

手作りハンドクリーム

 

先月、福島県の会津若松にお米を買いにいきました。

 

毎年、玄米で1年分買ってきます。

 

放射能の風評被害が続いていますが
そこのお米は放射線は全く検出されず

 

会津磐梯山が盾になってくれたようで
お米の出来もすごく良く

 

抜群においしいお米です。

 

毎年、こんなにおいしいお米を作ってくれる農家さん
本当にありがたいです。

 

その帰りに福島県の白河市にあるレジーナの森に
一泊してきます。

 

今年は山の方は紅葉が早かったようで
去年よりも木々の葉が色づいていました。

 

黄色や赤に染まった落ち葉に?き詰められた林道を
れもんが全速力で駆け抜けていきます。

 

れもんもちょっとこの頃太り気味だったので
良い運動になりました。

 

 

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シロハ便り第29号 2011 年6月

 

れもんが肩を怪我した時

 

5月に福島県の白河リゾート
“レジーナの森”に行ってきました。

 

天気にも恵まれ
新緑の若葉の色と香りに包まれて

 

時の流れがゆっくりとしているのを
感じながら

 

のんびりとおいしいものを
沢山食べてきました。

 

れもんちゃんの肩の具合も
心配だったのですが

 

全く痛がる様子もなく

 

いっぱいお散歩して、遊んで
帰りは車の後部座席でぐっすり寝ていました。

 

うちのれもんちゃんは、お出かけするにも
本当に手のかからない良い子です!(^^)!

 

れもんが肩を怪我した時

 

[ビーグル犬] ブログ村キーワード
[犬の癒し] ブログ村キーワード

 

その瞬間を誰も見ていなかったのですが

 

れもんが“キャイ〜ン”と泣いたんです。

 

何をしていて痛かったのか
分からなかったのですが

 

ドアの近くにいて、誰かがドアを開け
それで足でも挟んだのだろうと思っていました。

 

特別に足に出血も腫れもないようだったので
たいしたこともないだろうと思っていましたが

 

それからずっと涙目で、尻尾は下がったままだし
なんだか震えていて元気もなく

 

段差のある所にも上ることも降りることも
出来ない様子でした。

 

 

普段はダイニングテーブルの上に上がり
そこから飛び降りて遊んでいるのですが

 

あまりにもジャンプして降りるので
心配になり

 

3つ折りのマットレスをテーブルの下に
クッションとして置いていました。

 

 

痛がっている足は左前足というのは
見ていて分かったのですが

 

爪を触っても痛がったので
詳しい患部がわからず

 

後日獣医の先生に診て頂いたところ
左前足の肩に痛みがあると分かりました。

 

 

やはり、どこかからジャンプした時に
肩を痛めたようで

 

骨折や脱臼ではないようなので
痛み止の薬をもらって

 

しばらく安静にするようにとのことでした。

 

 

大体痛みが治まるまで4〜5日くらいだったようです。

 

 

動物の本能というのは
すごいと思いました。

 

痛い間は、ほとんど動かないんですね。

 

 

もちろん高い所に上ろうともしませんし
ちょっとの段差のあるところも足を出そうとせず

 

“クウ〜ン”と鳴いて呼ぶんです。

 

 

このまま、ダイニングテーブルに上がるのや
高い所からジャンプするのを止めるようになるかと
期待しましたが

 

これが調子が良くなってくると
またジャンプするようになり・・・(=_=)

 

懲りてはいなかったようです^^;

 

 

痛み止の薬は2回ほど飲ませました(嫁が)

 

私はやめとけと言ったんですが・・・

 

 

動物は痛みがあると動きません。

 

これを薬で抑えると

 

治っていないのに動いてしまいます。

 

 

言葉が分かれば、薬で痛みが治まっても動くなよ!

 

と言えるのですが

 

動物は本能で動きますので
余計に痛めることもあります。

 

 

もっとも、人間でさえ、痛いうちは動くなよ!

 

と言っても、ちょっと薬で楽になると動き過ぎる人が
多すぎますが。

 

 

れもんは、ちょっとでも痛いうちは
本当に動きませんでした。

 

 

痛みが軽いからちょっと無理してみようか
と言う考えはなかったようです。

 

それが本能の怪我を治すための素直な反応なのでしょう。

 

 

皆さんは心当たりがありませんか?

 

 

痛いのに無理をしなければならない
人間社会の厳しさはあると思いますが

 

無理しすぎるとどうなるか
身を持って味わった方も多いと思います。

 

 

それ以上に、自分の身体からくる痛みという信号を
素直に受け取っていない人も多いです。

 

 

それが、後々、回復を妨げる元凶に
なっているのだと思います。

 

 

自分の身体の変調や異常をきちんと感じ取れる
動物として本来備わっている能力は

 

科学と医学の進歩の裏で
退化してきたものなのでしょうか?

 

 

痛い所は無理に動かさないように!

 

痛みの程度が弱くても
その時点から無理な動きはさせないこと!

 

 

これ、絶対、大事だと思います。

 

 

れもんは、本当に動きませんでした。

 

見ていて、もういいんじゃない?

 

と思っても、痛みが完全に抜けるまで
動きがゆっくりでした。

 

 

それを見ていて、こちらもかわいそうになり
普段よりおやつをあげてしまって・・・

 

れもんも普段より皆やさしいなあ〜と思っていたのでしょうか?

 

 

妻の実家にいるビーグル犬のグリちゃんは

 

やはり足を怪我した時に
皆がやさしく、おやつもすぐにもらえるので

 

痛みがなくなってからもしばらく
痛いふりをしていたことがあったそうで

 

ある時気が付いたらびっこひいている足が
逆になっていたそうです。

 

 

ビーグル犬は食べるためには知恵を使うようで

 

家のれもんも、もしかしたら、しばらく痛いふりを
していようと思ったかもしれませんが

 

福島に旅行に行く1 週間前の怪我だったので
旅行までに治って本当に良かったです。

 

 

れもんの怪我を治すのに役に立っていたのか
分かりませんが

 

痛がっている間はれもんの肩に
気功圧をし続けていました。

 

 

普段はれもんに気功圧をすると
嫌がって逃げ回るんですが

 

調子が悪い間だけは

 

すっごく気持ちよさそうに気功圧を
受けてじっとしていたんです。

 

 

私の気功圧は

 

あまり気功だと思ってやっているわけでは
ないのですが

 

私が手を当てると「すっごく熱く感じる」という人も多いですし
子供さんの中には、気功圧をしていると、ぴくぴく身体が動く子もいます。

 

 

れもんも元気いっぱいの時に、気功圧を当てると

 

・・・と言うよりただ手を当てて触っている時に
そのまま気功圧の呼吸法を始めた瞬間に

 

今迄気持ちよさそうに寝ていたのに飛び起きて
逃げてしまいます。

 

 

やっぱり、私の手から、何かでているんでしょうか?

 

 

それを気持ちよく感じるのは
よほど元気がない時だけのようで

 

それも動物の本能が感じる何かなのでしょうか?

 

れもんが肩を怪我した時

 

こんな感じです⇒
なんか、目が、“とろん”としていますね^^;

 

 

こんな元気のないれもんちゃんも
かわいいんですが

 

やっぱり、飛び回っているれもんが
一番いいなあと思いました。

 

元気になってからは

 

また、気功圧当てると逃げ回ります。

 

じゃあ、完治したのでしょう!(^^)!

 

 

今月のおすすめ本

 

免疫について、とても分かりやすくイラストも多く使って
やさしく解説してある本です。

 

免疫のしくみをきちんと知っておくことが
健康維持にとっても役に立つことは間違いないでしょう。

 

免疫学という学問の入門書のようなものですが
一般的にも分かりやすく解説されています。

 

“細胞は生き過ぎても死に過ぎてもいけない”

 

自分か自分を生かし、守る仕組み

 

自分を整える大切さが身にしみる
かなりおすすめの1冊です。

 

れもんが肩を怪我した時

 

 

 

 

 

題名 好きになる免疫学
著者 荻原 清文
発行元 ビタミン文庫(マキノ出版)
価格 1,890円

 

 

あとがき

 

この夏の節電に向けて
皆さんも準備を進めていることと思います。

 

家は太陽光発電をしているのですが

 

診療室が自宅なので
一日中電気を使います。

 

それでも、節電の甲斐あって

 

先月は初めて電気料金よりも
余剰電気を売った分のほうが上回りました。

 

金額にして2000 円です(^^)

 

 

診療室もちょっと照明を落としていますが
普段からの意識が変わったのも大きいのだろうと思います。

 

皆さんも節電意識を高めて
無理のない範囲で取り組んでみてください。

 

 

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シロハ便り第19号 2010 年8月

 

湿潤療法とは

 

とにかく焼けるように暑い夏ですね。

 

暑さに強い僕としても

 

ここまで暑い夏は
あまり記憶にありません。

 

といっても、普段はクーラーの効いた
部屋で施術をさせて頂いておりますので

 

外回りの重労働をしていた時期とは
比べようがありませんが・・・

 

水分とミネラルが不足しないように
くれぐれもご注意ください。

 

 

自然治癒力のすごさ!! 湿潤療法とは

 

[擦り傷] ブログ村キーワード
[やけど] ブログ村キーワード

 

擦り傷(擦過傷)や熱傷(やけど)などの治療法で
湿潤療法というのを耳にしました。

 

これは、うるおい療法とか閉鎖療法とも呼ばれていて
傷を消?したり乾かしたりせず

 

常に湿った状態に保ちながら身体の本来の
自然治癒力を生かして直していく療法です。

 

 

 

具体的にやることは

 

@ 消?はしない、水であらうだけ。

 

(消?によって菌が死ぬのは、消?をした一瞬だけで…
殆ど意味がないといわれています)

 

 

A ガーゼで傷を覆うことはしない、専用の被覆材をつかう。

 

(家庭用にはワセリンを使う)

 

 

B 乾燥させない、かさぶたをつくらない。

 

湿った状態を保ち定期的に被覆材を交換するだけ。

 

 

 

この療法のメリットは

 

@ 痛みが少ない。

 

ガーゼ交換や消?の時は痛いですが、その必要がないため。

 

 

A 治りが早い。

 

B きれいに治る。

 

 

傷の表面ににじみ出てくる液体がありますが

 

その液体の中に傷口を治癒させていく大切な
細胞成長因子が含まれています。

 

ガーゼを当てたり消?液を付けることは

 

その傷口の治りかけている細胞を損傷させ
細胞成長因子を取り除くことになってしまいます。

 

 

皮膚の欠けたところは表皮細胞が再生することによって
治っていきますが

 

表皮細胞は傷口からにじみ出てくる液体の中を
移動して増殖していくそうです。

 

 

つまり、傷を早くきれいに治すのであれば

 

傷口から出てくる液体をフルに使い
細胞の再生と成長を促すことが大切である

 

ということです。

 

 

そのために、傷口が乾かないように
常に湿った状態にさせておく療法が生まれました。

 

 

デメリットとしては、この傷口の液体には
タンパク質が豊富に含まれているので

 

細菌が繁殖しやすく毎日よく水で洗うなど
衛生面での配慮が必要です。

 

また、化膿している状態の傷口には使えません。

 

 

傷口が大きい場合は
もちろん専門医による治療と観察を要しますが

 

範囲の広い火傷などの場合は
火傷あとが残りにくく

 

きれいに治る可能性が高くなります。

 

 

病院に行くほどでもないような転んだ時の

 

擦り傷や切り傷、火傷などを湿潤療法で治療する場合は

 

よく水で傷口を洗ったあと、傷口に白色ワセリン(薬局で200円〜300円くらいで売っています)
を軽く塗ってから食品用ラップ(サランラップなど)を当てて

 

医療用の紙絆創膏などを貼り固定します。

 

その時ラップに小さな空気穴を空けておくといいです。

 

 

小さな傷にはラップとか面倒なのでバンドエイドのキズパワーパッドを
使うと同じ効果になります。

 

毎日同じように水洗いとラップを繰り返して
傷の治りを待つことが大切です。

 

いざという時には試してみてください。

 

参考に「白色ワセリン」と「キズパワーパッド」です。

 

 

 

 

レジーナの森

 

[レジーナの森] ブログ村キーワード

 

れもんを連れて福島県の白河リゾート「レジーナの森」に行ってきました。

 

湿潤療法とは

 

羽鳥湖の周りをコテージが立ち並び
レストランや温泉施設があります。

 

湖の半分は釣りをする人用で
半分はカヌーが乗れるスペースです。

 

 

 

 

湿潤療法とは

 

 

 

水の怖いれもんちゃんは
案の定、ビビリまくりでした((+_+))

 

 

 

 

 

湿潤療法とは

 

 

 

お昼はランチバイキングです

 

涼しいテラスで地元の旬な
ものをおいしく頂きました。

 

 

 

 

今月のおすすめ本

 

「読書のすすめ」という本屋さんの店長さん

 

最近よくメディアで
「本のソムリエ」として紹介されています。

 

 

その店長さんがおすすめしていた中から
一冊えらんでみました。

 

どんなことがあっても

 

「いいからいいから」

 

と口癖のように言うおじいちゃんのお話です。

 

怒っていても何もいいことはないと
気づかせてくれる本です。

 

湿潤療法とは

 

 

 

 

題名 「いいからいいから」
著者 長谷川義史
発行元 絵本館
価格 1,260円(税込)

 

 

 

あとがき

 

今年の猛暑はすさまじいです。

 

特に、身体の中に熱が籠ってしまう
熱中症は危険です。

 

家の中でも室温35度以上、湿度70%以上は
熱中症の危険領域ですので

 

エアコンを使うなど充分注意してください。

 

台所、トイレ、お風呂が
特に危険度の高い場所になります。

 

 

暑さの感じ方も人それぞれですから
自分の体調をよく把握して変化を見逃さないように

 

気を付けてくださいね(^_^;)

 

 

 

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続きを読む≫ 2013/01/27 14:03:27

シロハ便り第13号 2010 年2月

 

自然治癒力を引き出す、『ゆる〜いギブス』

 

今年の冬は寒いですね。

 

そして、天気がいい。

 

つまり、とても乾燥しています。

 

そのわりには、インフルエンザの話は
あまり聞きません。

 

あんなに大騒ぎしていたのに・・・

 

うがいと手洗いの意識が高まって
新型だけでなく季節性のインフルエンザ
予防にも繋がったのでしょう。

 

体調管理は、日々の習慣からなのかもしれません。

 

 

うちで一番、体調管理バッチリなのは・・・れもんちゃんです(^^;)

 

自然治癒力を引き出す、『ゆる〜いギブス』

 

[自然治癒力] ブログ村キーワード
[背骨の歪み] ブログ村キーワード

 

「あなたの身体が歪んでいます。」
と言われた時

 

「姿勢が悪いから歪んだんだよ。」
とよく指摘されます。

 

 

はたして、そうでしょうか?

 

 

身体は決して『歪もう!』と、頑張って悪い姿勢を
わざとしているわけではありません。

 

ラクなんです! その姿勢が!!

 

 

その人の今の姿勢が、一番バランスが取れているラクな
姿勢なのです。

 

ただし、必死で何とか頑張って
バランスをやっと取っている姿勢です。

 

 

身体の歪みとは、骨格の異常や悪い姿勢、習慣からくる
変形ではなく

 

バランスを取るために骨格が移動してきた
ただの結果です。

 

 

 

そのバランスを崩した原因が

 

上部頸椎1番・2番のズレによる
頭という重心位置のズレです。

 

 

身体の一番上にある

 

しかも一番重い頭の重心が身体の正中線上(背骨の真上)から
ズレるということは

 

骨格全てにかかる“重し”がズレるということなので

 

当然、全骨格のバランスを崩します。

 

 

人の骨は約200個くらいと言われています。

 

 

その骨格は左右の同じ部位においても
完全に同じ太さ長さのものはありません。

 

微妙に大きさ、長さ、太さが違う骨を組み合わせて
骨格を形成していることで

 

あそびの部分を作り

 

衝撃や身体の変化に対応しているものと考えられます。

 

 

まるで、宮大工の建てた五重の塔のように

 

雨、風、地震に耐えてなお凛とし

 

時代を超えて立ち続けているようにです。

 

 

 

背骨の形と頭蓋骨の大きさを比べてみれば
頭蓋骨の位置が少しでも変われば

 

それを支えている背骨がどれ程バランスを崩し
負担がかかるのかが分かります。

 

 

ズレた頭蓋骨の重心を無理に支えるため背骨には
余分に大きな荷重がかかります。

 

それが歪みになり、姿勢を崩し、さらに最も重大な影響として
背骨の歪みによる脊髄の圧迫を起こします。

 

 

脊髄が圧迫されると脳から身体への信号が妨害されます。

 

 

身体の細胞から筋肉まで、全ての活動に指令を送っている
脳からの信号が弱くなれば

 

“筋肉が動かしずらい”

 

“重い”

 

“力が入らない”

 

などの症状となり、筋肉の疲労や損傷などの問題個所への
代謝も弱まります。

 

 

 

その状態で自然治癒力を期待するほうが無理です。

 

 

 

だから!

 

 

慢性痛がいつまでも、何年も続くのです!

 

 

 

 

まず、背骨の神経圧迫を緩めてあげることが
第一優先事項であり

 

そのために、上部頸椎調整による頭の重心位置の
正常化をしていくということになります。

 

 

 

骨格の性質上

 

最もバランスの良い形を保とうとする力が加わりますので

 

上部頸椎の調整をする度毎に身体への変化がおこり

 

骨格が正常位置へ向い出します。

 

 

 

 

そして、姿勢が自然体でしっかりと変化し
神経圧迫を作らないバランスの良い背骨の備えになっていきます。

 

それは、まるで

 

『身体にゆる〜いギブスをかける』ようなものです。

 

 

 

身体は、腕の骨を折った時のように
石膏のギブスで全身を固めるわけにはいきません。

 

だからこそ、頭の重心を背骨の真上に自然に合うように調整し
脳と身体のバランス感覚によって骨格のバランスを正常化に向かわせることが

 

『身体にゆる〜いギブスをかける』ような状態だと言えるのです。

 

 

 

身体は結局動かしますので
何度か歪みの癖を戻しますが

 

身体に起きた変化は積み重なっていますので

 

再度調整し、ギブスをかけ直してあげると

 

神経の圧迫がなくなり脳からの信号が速やかに行きわたります。

 

 

そして、自然治癒力が効きやすくなり
回復が早くなっていくという好循環が生まれます。

 

 

脳には身体を常に良い状態に保とうとする力があり
それを、妨げている神経圧迫がなくなっていけば

 

日々の疲れや身体へのダメージ、ストレスからの
回復力が強くなり

 

様々な病気や大病への予防にもなっていきます。

 

 

あなたにかけた『ゆる〜いギブス』が

 

あなたの自然治癒力を引き出し

 

いつまでもあなたを守っていってくれることでしょう。

 

 

そしてまた、不調のサインが出てきたら

 

ギブスの効きがあまくなってきた証なので
あなたを守るギブスをかけなおしに来てください。

 

 

『あなたを守る、ゆる〜いギブス』がかかっている限り

 

あなたの脳(脳幹)があなたの身体の最高のケアマネージャーとして
最高のメンテナンスをし続けてくれます。

 

 

身体の不調や慢性症状改善にご来院くださいました皆様へ

 

そのような症状改善にお役に立てることが
とても嬉しいことなのですが

 

その症状をきっかけにして

 

皆様の本当の回復力を引き出し
皆様の健康を力強く守っていくことを本当の本分と思っております。

 

 

 

 

今月のおすすめ本

 

どうしようもない状況が現れた時
あなたはまず何を思いますか?

 

 

あいつがこんなことをするから、私がこんなに苦しいんだ!

 

こんな境遇がたまらなく不幸で、なんて運が悪いんだろう!

 

 

などと、自分の不幸を周りの人や環境のせいに
しがちではないでしょうか?

 

それで自分の状態が良くなれば、それもありだと思います。

 

 

しかし、一向に状況が改善しなければ・・・

 

 

一度自己を見つめ直すことも必要ですよ
と教えてくれる名著です。

 

 

読むと涙が溢れてくる人が続出です。

 

読む時は周りにご注意を!

 

自然治癒力を引き出す、『ゆる〜いギブス』

 

 

 

 

 

題名 「鏡の法則」
著者 野口嘉則
発行元 総合法令出版
価格 1,000円(税込)

 

 

 

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続きを読む≫ 2013/01/20 09:53:20

シロハ便り第5号 2009年6月

 

自然治癒力の使い方

 

先日、うちのワンちゃんと那須に行ってきました。
緑が濃くなって来て山がとても清々しかったです。

 

お天気にも恵まれ最高でした。

 

梅雨の季節ですが

 

雨は木々の香りを際立たせきれいな空気を運びます。

 

私、雨の日に外にいるのが結構すきなんです。
雨の日のたのしみ見つけましょうね!

 

自然治癒力の使い方

 

[自然治癒力] ブログ村キーワード

 

怪我をしたり病気になったり・・・
その傷や症状を癒していく力が自然治癒力です。

 

これは、生きている限り一刻も休むことなく働き続け
あなたを守り続けています。

 

 

その自然治癒力には、強く働く条件と働きにくくなる条件とがあります。

 

その鍵をにぎるのが「神経の働き」です。

 

神経には、痛みを伝える役目もありますが
痛みを抑制する役目もあります。

 

 

痛いからと言って、痛みどめの薬を常に服用していると
神経の働きが鈍くなり、その分、自然治癒力も衰えます。

 

時間が経って慢性化した痛みに自然治癒力が働きにくいのは
いつまでも続く痛みに対して、神経機能を鈍くさせることで
痛みの伝達を防ごうとしてきた結果です。

 

 

オプセラピーの脳幹活性は、神経機能を高めて自然治癒力を
強める作用を起こします。

 

自然治癒力は、今ある症状を改善するためだけでなく
全てにおいてあなたを守る役目を果たします。

 

 

ストレスによる脳幹の機能低下は
神経機能を弱め、自然治癒力も弱めます。

 

せっかく高まった自然治癒力を充分使うために大切なことは
明るい気持ちで毎日を過ごすことです。

 

よく笑うことは最高の薬であると言われますが
本当のことです。

 

 

笑いは、健康をもたらします。

 

 

 

わかってはいても、笑うことさえ辛い日もありますよね。

 

私もよくありました。
このままどこかえ消えてしまおうかと、思った時も何度もあります。

 

 

心理療法とか、読書療法というものは、一人では解決できない
心の問題から痛みに対してアプローチしようとするものです。

 

心が元気を取り戻せば、解決する痛みも多いのです。

 

これも自然治癒力の使い方です。

 

 

 

心理療法などは、特に、心を扱うので、一歩間違えると
オカルトとか宗教臭くなってしまうので、私は苦手です。

 

抵抗なく読めるのは、このお手紙でもご紹介している
「引き寄せの法則」の関連本くらいでしょうか。

 

また、お薦め本の中でご紹介しますが
「ザ・シークレット」という本をつい先日読み終わりました。

 

 

特に関心したのが、人は、自分で、良いことも悪いことも
物事の善悪に関係なく、自分の意識を強く向け続けているものを
引き寄せてしまう、という法則です。

 

 

「健康だったらいいな〜」と思い続けることは
健康でない状況に意識が向いていることで
その状況を、自分が求めようと求めまいとにかかわらず
引き寄せてしまうのだそうです。

 

 

よく、事故に遭わなければいいな〜と思っていると
事故に遭ってしまったり。

 

インフルエンザにかかりたくないな〜と思っていると
かかってしまったり

 

そう言われてみれば思い当たるものが沢山あります。

 

 

健康と元気と明るさと自分の運を好転させることは
心の置き方によって随分違ってくるということを、多くの先人達から
学ぶと、やはりなにか真実がありそうな気がします。

 

 

興味のある方だけ、参考にしてみてくださいね。

 

 

 

那須のイマジンドッグにて

 

[イマジンドッグス] ブログ村キーワード

 

自然治癒力の使い方

 

5月19・20日とお休みを頂いて
那須の「イマジンドッグ」というペンションへ
行ってきました。

 

ワンちゃんと泊まれるところで
結構有名です。

 

 

オーナーがビートルズ好きで
名前もジョンレノンの「イマジン」という
楽曲からきています。

 

自然治癒力の使い方

 

隣に同じオーナーのパン屋さんがあり
その名前は「ペニーレイン」で
これもビートルズの曲名です。

 

 

そのパン屋さんのテラスがカフェになっていて
ビートルズの曲が常に流れています。

 

 

ペンションの中はアンティークの家具で
統一されています。

 

とてもおしゃれで、雰囲気のいい空間でした。

 

 

うちのれもんとお友達のクッキーちゃん
おおむねいい子でした。

 

ただ道中に、二人で寝ていたので
留守番させてアンティーク家具のお店を
見学してから車にもどってみると

 

れもんが後部座席のバッグを開けて
クッキーちゃんの夜の分と次の日の分の
エサを貪り食っていました。・・・

 

 

クッキーちゃんは後ろの座席を
乗り越えられなかったようで

 

自分のエサを目の前で食べつくされるのを
じっと見つめていたようです。

 

 

うちのれもんはおかげで太ってしまい
今減量しています(^^;

 

 

本当に犬好きの人が作った
犬連れのお客のことを知りつくした感じで
必要なものも全て揃っていました。

 

お薦めの宿です。

 

 

 

今月のおすすめ本

 

医師の中にも、原因のはっきりしない腰痛の治療に
心理的な要因を認めて、心の面から改善への
アプローチをする療法を実践している人もいます。

 

その中でも、読書療法といって
この本に書かれている「痛みと心の関係」を知り
症状を改善させていくことはお勧めです。

 

 

最も、心理的ストレスによって頸椎一番が歪みを強くすることは
この療法(上部頚椎の調整)ではずっと以前より分かっていたことです。

 

心理治療のような面倒なことをしなくても、上部頸椎調整で
一発で改善してしまう人も多いのですが、痛みを作り出さない体質に
心も身体も良い状態にしていくのはとても大切なことです。

 

 

体調管理だけでなく幸せを引き寄せるためにもお薦めの一冊です。

 

自然治癒力の使い方

 

 

 

題名 「腰痛は怒りである」
著者 長谷川 淳史
発行元 春秋社
価格 1,300円+税

 

 

 

 

 

 

 

 

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