乳酸菌と免疫力の関係

免疫力と乳酸菌の関係

シロハ便り第84号 2016年1月

 

免疫力と乳酸菌の関係

 

明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。

 

 年末になると大掃除を行いますが、私もかなり徹底的にやりました。
 畳も10畳分全部外に出して干しました。その度に感じるのが、年々、畳を軽く感じることです。特に今回は軽く感じました。
終わった後も体の痛みはほどんどなく、よくここまで自分の腰痛が良くなり、そして強くなったなと思います。

 

 考えてみれば、これを読んでいる皆様の誰よりも長くオプセラを受けているのが私ですからね。(^_-)-☆

 

免疫力と乳酸菌の関係

 

 最近話題になることが多い健康成分に乳酸菌があります。青汁に乳酸菌を配合していたり、サプリメントになっていたりと色々な商品が宣伝されています。

 

 では、なぜ乳酸菌が健康によい働きをするのでしょう? 健康成分のただの去年の流行りでしょうか?
 この辺りを少し解説してみたいと思います。

 

 まず、乳酸菌と聞けば一番に思い浮かぶのがヨーグルトだと思いますが、いわゆる発酵食品には多くの乳酸菌が働いています。納豆とか味噌も乳酸菌の働きで発酵しています。

 

 乳酸菌とは、細菌の中でも食物を発酵させる働きをもっているもので、その発酵の過程で代謝により乳酸を作り出す性質をもっているものを言います。乳酸を作り出し、かつ腐敗物質は作らないというとってもお利口な役に立つ細菌類のことなので、腐敗と発酵の違いがここにあります。

 

 そして、乳酸菌は腸などの消化器系に常在して、他の病原微生物と拮抗し、腸内環境を保つことで健康を守ってくれているのです。

 

 食生活によって健康を害したり病気になったりするのは、この乳酸菌(善玉菌)が少なくなり、逆に病原性をもつ悪玉菌が増えすぎてしまうことで起こります。だからこそ、菌食をしましょう、発酵食品を食べましょうというのです。

 

 この善玉菌と悪玉菌のバランスが崩れると腸内環境が崩れますので、便秘や下痢になったりします。ここで多くの人は、なんだこの程度の影響かと思ってしまいがちです。

 

 しかし、腸内環境の乱れが最も怖いのが、免疫力を低下させてしまうことと、その影響で自律神経まで乱れてしまうことです。つまり万病の元になってしまうと言っても言い過ぎではありません。

 

 そのメカニズムはこうです。
 人の免疫力の60%は腸で決まると言われています。免疫とは2つの成分から成り立っていて、細菌などの微細な敵から身を守るために戦う顆粒球と、ある程度大物になってから体に害のある異物に対して戦うリンパ球です。この顆粒球とリンパ球の成分バランスが決まっていて、顆粒球60対リンパ球40のときに両方とも正常に働きます。

 

 これが腸内で悪玉菌が強くなってしまうと、その悪玉菌をやっつけるために顆粒球が多量に使われます。そこに病原性のウイルスなどが体に入ってくると、それに対して戦うための顆粒球が残り少なくなっているので抵抗力が弱くなってしまうということです。

 

 それでも戦わないわけにはいかないので、顆粒球を大量に放出する異常事態のスクランブル態勢になります。すると60対40の成分バランスを崩します。
 この成分バランスはそのまま自律神経の交感神経と副交感神経のバランスにリンクしていますので、顆粒球が大量に放出されつづけていると今度は交感神経が異常に強い状態が続くことになります。

 

 これが自律神経の乱れです。

 

 腸内環境が整っていて、善玉菌と悪玉菌がバランスよく拮抗している状態ならば、免疫の成分バランスもベストな状態を維持できますので、いざウイルスが入ってきたときにも迅速かつ強力に対抗できます。
 そして自律神経のバランスも良好ならば、不定愁訴になる危険も極端に減少するでしょう。

 

 健康を守るという全ての機能は繋がっています。そして、健康とは掛け算です。どれかだけでは不十分ですし、大体のものを気をつけていても何か1つが大きくマイナスならば、掛ける(マイナス)となり全部がマイナスになってしまいます。

 

 腸内の善玉菌は年齢とともに減少していきますので、しっかりと発酵食品を食べるといいですよ。

 

 それと余談ですが、ヨーグルトを食べると発毛効果があるというのを聞いたことありますか? ネットで調べても乳酸菌の働きとして発毛を促進すると書いてあるのをよく見かけます。

 

 しかし、この情報がどこから出たのかは不明ですが、発毛効果があるのはトウガラシに含まれているカプサイシンという成分です。
 このカプサイシンは腸内の知覚神経を刺激するとCGRP というアミノ酸の放出を促し、そのCGRP が発毛促進成分IGF-1 というのを放出させるのを促します。
 そこにプラスして大豆に含まれているイソフラボンを摂取するとIGF-1 の補充と増加を助けると言われています。

 

 つまり、発毛にはトウガラシのカプサイシンと納豆や味噌に多く含まれるイソフラボンが有効なわけです。ヨーグルトは関係ないんですが、遠巻きにして言えば発酵食品を食べて乳酸菌の働きにより腸内環境がよくなれば、カプサイシンを摂取したときに腸内の知覚神経を刺激して発毛促進成分の放出を促すことに寄与するといった感じでしょうか。

 

 発酵食品でも納豆ならば発毛を促す成分を助けるイソフラボンと腸内を整える乳酸菌を同時にとれるので、発毛にはトウガラシと納豆が有効なのです。
 同じ発酵食品つながりで、どさくさにまぎれてヨーグルトの乳酸菌による効果として発毛と書くのはどうなのかと思いますが・・・。

 

 まあ、とにかく腸内環境を整えておくと色々いいことがありますよってことで、健康のために、納豆でも味噌でもヨーグルトでもサプリメントでもいいから、乳酸菌をたくさん食べるようにしましょう。

 

筑波山でお散歩

 

 れもんのお散歩コースとして新たに開拓した、筑波山のちょっと穴場の片道10分くらいの登山コースです。れもんのダイエットのための山トレーニングに行っています。

 

免疫力と乳酸菌の関係

 

免疫力と乳酸菌の関係

 

免疫力と乳酸菌の関係

 

免疫力と乳酸菌の関係

 

 筑波山梅林へと続く山道が人もあまりいないので、れもんとみーのお散歩にはちょうどいいコースです。山の斜面に梅の木がたくさん並んでいるので、梅の花が咲く時期にはすごくきれいだと思います。

 

 筑波山神社に向って登っていくと途中に梅林へという看板がありますが、こちらは市営の第3駐車場から登って行くコースで片道10分くらいの山道です。

 

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