頭痛,気圧,関節痛

気圧の変化による影響

シロハ便り第66号 2014年7月

 

気圧の変化による影響

 

 5月の後半から6月・7月の梅雨にかけて、気候の変化がすさまじいですね。
 雹や雷、スコールのような大雨と荒れに荒れています。

 

 気温の変化も激しく、7月に秋物の服をあわてて用意しているメーカーさんも多いそうです。
 そんな天気がつづくことで、頭痛や関節の痛みが出やすくなってきます。普段から体を温めておくことと睡眠を充分とることを心がけてくださいね。
  ご自愛ください(-_-)zzz

 

気圧の変化による影響

 

 ここ最近の気候の変化で体調を崩している人が多いです。頭痛持ちの人は天気の変化がわかると言いますが、天気が崩れてくる前にその兆候を頭痛が知らせてくれるという、あまりありがたくない能力ですね。
 どこの局か忘れましたが、天気予報の時に関節痛予報も出していました。一般的にも低気圧になると関節が痛くなるということは常識のように知られています。
 でも、それは経験則であって、その理由をズバリ解説している人はいません。どれも憶測で科学的根拠は得られていません。
 そもそも現代医学において、頭痛や関節痛の原因が特定されていないので、なんで気圧の変化で痛みが出てくるのかという問いに明確な回答が出せるわけがないんです。

 

 では、ズバリ回答を出しましょう(-“-)
 あくまで僕の個人的意見ですが、おそらく大体のツボはついていると思います。
 ここでいう頭痛は緊張性の頭痛とします。そして、緊張性頭痛も関節痛も原因はひとつ、筋肉が緊張するから起こります。ここが出発点です。それを間違えるから原因も対処法もわからないままなんです。

 

 低気圧でひざや腰に関節痛がでると、お医者様達は、すぐに関節が悪いんだと思い、関節を診ようとします。
 そこがそもそもの間違いです。
 関節が悪くて痛いのならば、天気のいい日も痛いはずでしょ?
 問診をちゃんとしているんでしょうか?と疑いたくなりますよね、天気の悪い日に痛くなるんだと言っているのに!
 気圧の変化で体に変化が起こるとすれば、それは骨ではなくて筋肉の方です。筋肉が緊張するんです。

 

 気圧が高気圧から低気圧に変わると上昇気流が発生します。この変化が急激であればあるほど気体が上へ空へ引っ張り上げられる力が強くなります。
 すると気体は水に溶けていますが、溶けるといってもその状況は、気体の分子が液体の分子につかまっているようなものです。当然のごとく高気圧の時は上から高い気圧で抑えられていますから、水の分子はより多くの気体の分子をつかまえておけます。
 ここに低気圧で上昇気流が起これば、水の分子につかまっている気体の分子は引っ張りあげられてしまうのでどんどん上へ空へ逃げていってしまいます。
 これが低気圧の時に起こる水に溶け込む酸素量の減少です。

 

 これと同じことが人の体にも起こります。呼吸により酸素を取り込むにも、血液中に取り込める酸素量が減少してしまうのです。
 つまり強い低気圧の時には血液中の酸素濃度が低くなり、細胞へ送り込む酸素量が減少することで筋肉が酸欠を起こしています。

 

 ここに体のバランスの偏りによって生まれた過度な筋肉への負担が普段からあると、負荷の強くかかった筋肉に酸欠があわさることで一気に筋肉は緊張状態になり堅くなります。
 これが首や肩の周辺に起これば緊張性の頭痛になり、ひざなどの関節周辺に起これば関節を動かす周りの筋肉が堅くなるので、当然関節も一気に堅くなり痛みを起こします。

 

 なんと簡単なお話でしょうか。でも、簡単なことを難しくして余計なことをするのが得意な白い服を着た専門家の方が大勢いらっしゃいます。すぐにレントゲンとって軟骨がすり減っているからあーだこーだと・・・

 

 オプセラを受けていらっしゃる方で、このような気圧の変化による症状が出なくなっていく人は多いです。
 まず体の骨格のバランスが正常化してくることで、普段から、特定の筋肉への過負荷がなくなっていくこと。
 そして、脳幹が自律神経をうまく使えるようになってくることで普段から血流が良くなっていくこと。
 背骨が伸びてくることで胸骨が開き、普段の呼吸が深くなっていくこと。
 半身浴をするようにしつこく言われることで、毛細血管が開いてくる人が多いこと。
 これすべてが血流改善へとつながっていますので、普段から充分な血流量が末端の毛細血管に流れていれば、多少酸素量が減っても明らかな症状になって現れるほどには影響を受けなくなってきます。
 それでも痛い時には、その部位に使い捨てカイロを貼り、筋肉の緊張を緩めることで末端の血管への締め付けを緩めてあげれば血流が改善し痛みが引いていきます。
 頭痛ならば肩から肩甲骨へかけてカイロを貼ってください、ひざが痛いならばふくらはぎの少し外よりの裏側に貼ってください。
 理想は気圧や環境の変化に負けない健康な体になることです。オプセラピーでは、すべてはそのためにやっています。

 

[関節痛] ブログ村キーワード

 

 

 

今月のおすすめ本

 

 みなさん、好きな数字と嫌いな数字ってありますか? 一般的に4とか13とか49とか、いや〜な感じはしますよね。 昔から数字にまつわる吉凶は大事にされてきました。
 名前の画数とかもすごく気にして名前考えたりしますし、大事な祭事にも運気のよい数字を選んで行ったりします。
 自分にとってのラッキーナンバーを活用して運気をあげるおもしろい本です。

 

数字の開運力 身近な数字の力を使いこなして運を引き寄せる方法
シウマ
483872134X

 

あとがき

 

 日本人は鉄分が不足しがちです。鉄分を体に吸収させるには動物性たんぱく質で摂取するほうが効率がよいので牛肉がおすすめです。
 鉄分はコラーゲンを生成するのにかかせない成分で、コラーゲンはお肌に潤いを与えるだけでなく骨を作るのに絶対に欠かせない物質なんです。骨がスカスカになるのはカルシウム不足ではなく鉄分不足によるコラーゲンの減少によって起こります。
 頭痛や間接痛に一番効果的な栄養素も鉄です。

 

 ということで、おいしい牛肉を食べにいってきました(^_-)-☆
 虎ノ門ヒルズに入っている熟成肉専門店の但馬屋さん。
  ランチ3,000円〜
  ディナー8,000円〜

 

気圧の変化による影響

 

こんなにおいしいステーキ食べたことなかったです!(^^)!
次はディナーでいってきます♪

 

 

ランキングに参加しております。

 

この記事がお役にたてましたら、応援クリックいただけると
うれしいです(^-^)

 

にほんブログ村 健康ブログへ
にほんブログ村 ← こちらです♪

 

気圧の変化による影響関連ページ

体の歪みについて
体がどうように歪み、なぜ痛みなどの症状を出してくるのかを解説しています。
ふくらはぎの影響力
体がどうように歪み、なぜ痛みなどの症状を出してくるのかを解説しています。
首のアーチと背骨の関係
体がどうように歪み、なぜ痛みなどの症状を出してくるのかを解説しています。
ギックリ腰のメカニズム
体がどうように歪み、なぜ痛みなどの症状を出してくるのかを解説しています。
スポーツと怪我
体がどうように歪み、なぜ痛みなどの症状を出してくるのかを解説しています。
老化に負けない、筋肉の力の元を整える
加齢で筋力が落ちる?わけではない! 筋繊維が老化しても、筋力は脳からの電力の 影響の方が大きいです。
見えない歪みと痛みの根
なぜ消えない! 慢性的なしつこい痛みの構造を改善するには
現場の声を尊重しよう!
体から聞こえてくる声は、現場の声です。 そこに耳を傾けることの大切さについて
修復工事の原理原則
体の痛みを治すのは現場工事と同じ原理原則があります。
体にかかるギブス
姿勢を意識して正そうとしても姿勢は良くはなりません。オプセラピーを受けると自動的に体にギブスがかかります。
膝の痛みの原因
膝の痛みの原因と対処法を書いています。
枕の大切な役割
枕の選び方、枕の大切な役割について
目線を使ったストレッチ方法
目の使い過ぎからくる首への影響を緩和するための、視線を使ったストレッチ方法です。
足をちゃんと使ってますか?
ハイテクシューズが足本来の機能を弱めているかもしれません。
寝像のいい人は朝が辛い
朝起きた時に腰が痛い人は、意外にも寝像のいい人が多いです。その理由について解説しています。
若い人はなぜずっと寝ていられる?
若い人は長時間寝ていても身体が痛くならず、歳をとってくると身体が痛くなって寝ていられないのはなぜかを解説しています。
アゴが弱くなった現代人の弊害
アゴが弱くなると多くの弊害が出てきます。
僧帽筋にかかる負担
首を傾けると僧帽筋にはどのくらいの負担がかかるのか?
サイボーグ”ハル”
最新のリハビリ療法、サイボーグ”ハル”がすごい!
ゴースト血管
ゴースト血管について、そもそも何が悪いのかの説明
身体は同じことをしている
身体は悪くなろうとはしていない。常に最善を尽くして守ろうとしている。
睡眠の質、姿勢、寝具、枕
睡眠の質について
姿勢を気を付けるって何?
姿勢を正すということについて
姿勢と骨盤の関係
姿勢と骨盤の関係について
上部頸椎と顎の関係
顎と上部頸椎の関係
違和感を大事に!
違和感を大事に!
背筋は伸ばすな!腰を引け!
背筋は伸ばすな!腰を引け!
痛いと動きたくなる心理
痛いと動きたくなる心理
ヒートショックに注意
ヒートショックに注意
痛みの原因の特定と治癒
痛みの原因の特定と治癒
頸椎は歯車のように動く
頸椎は歯車のように動く
ポイントが浮くとは
ポイントが浮くとはどういうことかを解説
ギックリ腰の多い時期
ギックリ腰の多い時期
痛み改善への道しるべ
痛み改善への道しるべ
だるい時こそ適度な運動を!
だるい時こそ適度な運動を!
運動の前と後
運動の前と後
正しい姿勢と歩き方
正しい姿勢と歩き方