だるい時こそ適度な運動を!

だるい時こそ適度な運動を!

シロハ便り 第159号 2022年4月

 

だるい時こそ適度な運動を!

 

 春になるといつものことですが、寒暖差が大きくなります。

 

 今年もお彼岸に、まさかの雪がふりましたね。この時期に寒の戻りは必ずと言っていいほどあります。

 

 その時に体調を崩す人が多いのか、救急車のサイレンがひっきりなしに鳴っていました。

 

 寒の戻りの前に、かなり暖かくなっていたので、体がついていけなかったのだと思います。

 

 気温の急激な変化は、体にとっては命を脅かす大きなストレスになります。 

 

 自分を守るために体をいつも以上に緊張させ、身を固くしていますので、その対策として、半身浴をしっかり行うことや軽いラジオ体操などで体の緊張と固さを緩めてあげることが大切です。

 

だるい時こそ適度な運動を!

 

 身体に特定の強い痛みはないけれども、なんだかいつもだるいという人、そして、春とか秋とかの季節の変わり目は、特にだるくなるという人も多いです。

 

 そのような人に共通していることの1つに、慢性的な運動不足があります。 仕事や家事で忙しく立ち働いているから運動不足にはならないと思っている人もいると思いますが、それは運動の意味が大きく異なります。

 

 仕事や家事で動いていても使う筋肉には偏りが出てしまいます。 
 運動をして、いつも使っている筋肉とは違う筋肉を動かすことは大切ですし、また、いつもやっていることと違うことをすることで気分転換になるというメンタル面での効用も大きいです。

 

 また、ここでいう運動とは、特別なスポーツとかでなくていいです。 ラジオ体操とか筋トレとかお散歩とかでもいいということです。

 

 身体のどこかに慢性的であっても痛みがある時は、無理に動かさない方がいいですが、適度に快適に感じるようならその範囲で運動しても大丈夫ですし、その程度ならやったほうがよいです。

 

 運動したいけれども下半身、特に膝や腰に不安があり、多少の痛みがある場合には、運動する前に必ず毛管運動をしてください。

 

 不安や痛みのある関節周りの筋肉は硬くなっていますから、毛管運動によって血流を増やして、細胞を柔らかくしておくことでさらなる怪我にならずに済みます。 

 

 そして、決して無理はしないこと。 あくまでも、気持ちが良い範囲で身体と筋肉を動かすことを心がけるようにしましょう。

 

 運動をする効果は、実に多岐にわたります。 まず、心肺機能を上げることで血流が良くなり、新陳代謝を促してくれます。 

 

 そして、鍼灸で言うところの経絡という気の流れの滞りの部分が整うことで、全身を流れる生気の流れが良くなります。

 

 また、血液から栄養を摂り、酸素をもらって活動した細胞から出た老廃物を流す下水道のような働きをしているリンパの流れも良くします。

 

 血液は心臓というポンプがついているので、あんまり運動しなくてもある程度はちゃんと流れますが、リンパは筋肉の収縮運動によるポンプアップでないと流れません。 

 

 筋肉を使わないと一番滞るのはリンパ、つまり下水道ということになり、老廃物が溜まってしまうので当然のように体調不良になります。

 

 いつもだるい感じがしたり、季節の変わり目は特にだるくなるのは、運動不足により老廃物が溜まってしまっているのと、身体を流れる気の流れが滞っているのが大きな原因だと言えます。

 

 特に季節の変わり目は、メンタル面での影響がとても大きい時期なので、適度な運動をすることを強くお勧めします。

 

 人というのは、生きているだけで常に発電している、とても大きな発電所のようなものです。 

 

 筋肉に力を出させて動かしているのは、脳から筋肉に送られる電気信号ですし、筋肉が出す力の強さは、脳から筋肉に伝わる電気の大きさに比例します。

 

 本来のカイロプラクティックでは、この脳から身体の細胞や筋肉に送られる電気の流れを弱めてしまう、骨格のズレによる神経系への締め付けを、骨格を調整することで取り除くことが目的でした。

 

 歪んだ骨格をきれいに矯正することが目的ではなかったのです。 
 そして、神経系への圧迫において、最大かつ最初に起こった骨格のズレが、上部頸椎1番と2番であるという発見から、上部頸椎カイロプラクティックが誕生しました。

 

 そのくらい、脳から身体に流れる電気エネルギーは重要なのです。 
 そして、脳から身体に送られた電気により、全身の細胞が活動をして、さらに全身の細胞から発電されエネルギーが発せられます。

 

 それが体温になり、さらに血液やリンパを正常に流れるようにし、免疫機能を強化させ、病気やウイルスや環境変化から命を守る抵抗力となっていきます。

 

 つまり、全身で発電していて、そのエネルギーは生命活動に大きな影響を及ぼしているわけです。 

 

 そのエネルギーは、運動をすることにより、その総量がさらに大きくなります。

 

 だから、運動は健康に良いと昔から言われ続けてきたのだと思います。 

 

 全身を流れるエネルギー量が増えれば、抵抗力が上がり、新陳代謝や免疫機能も上手く働き、身体が整い生命力が増せば、おのずとメンタル面でも良い影響があるのは言うまでもありません。

 

 逆に、季節の変わり目は、様々なものが変化をするので、メンタル面で少し沈みがちになったりします。 それが、だるさを起こし、運動から遠ざけ、生命力を落とします。

 

 だからこそ、だるい時こそ適度な運動が必要です。 花粉症が大丈夫な人は、春の暖かい日差しの中、ちょっと見知らぬ道をお散歩してみると、脳にとってもすごくよい刺激になり、いい運動にもなります。

 

 花粉症の人にとっては、春のお出かけは辛いかもしれませんが、それでも、家の中で出来るような軽い体操とかヨガとか、ビデオを見ながら踏み台昇降をするとか、工夫して少しでも運動をしてみてください。

 

 あと、過度な運動は、エネルギーを逆に消耗しすぎてしまうので、注意が必要です。 

 

 たまに激しいトレーニングとかする場合には、その後にしっかりと整理体操やクールダウンをして、身体の休息と共に筋肉の緊張をしっかりと緩めるケアをしましょう。 

 

 半身浴とか毛管運動なども、とてもよいクールダウンになります。

 

おすすめ

 

 メンタル面を整える方法とか本とかを、たまに紹介してきました。 
 鏡の法則とか引き寄せの法則とか、いろいろあります。

 

 ただ、そうは言っても、わかってはいるけどなかなか実践するのは難しいものですよね。 

 

 実際には、メンターと言われるような人についてもらって、様々な助言と共にメンタル面を整えていき、会社や事業を成功せせていくような経営者さんも多いようです。

 

 そんな中、あるご縁から、今僕がお世話になっている先生がいます。 

 

 運気上昇トレーナーと言われるこの先生の著書をご紹介しますので、興味のある方は読んでみてください。


 

あとがき

 

 コロナワクチンの3回目を打ってきました。 1回目と2回目は、ちょっと腕に痛みがあっただけでしたが、3回目は微熱が出ました。 

 

 まあ、大したことはないんですが、もううんざりですね、早く終わってほしい((+_+))