真水をしっかり飲む!

真水をしっかり飲む!

真水をしっかり飲む!

真水をしっかり飲む!

シロハ便り 第193号 2025年2月


 今後取り入れていく新しい整体施術法として、天城流湯治法を行ってまいります。


 今、その技術習得のため、6月まで毎月1回新宿の方まで講習に行っています。その第1回目が、1月25日(土)にあり行ってきました。


 まあ、楽しかったです(^^♪


 今回の講習は、「天城流継承セミナー 第3期」ということで、同期のセミナーが東京で水曜日コースと土曜日コース、大阪で水曜日コースと土曜日コースの計4回開催されます。


 それぞれの講習は基本同じものなのですが、録画され受講生が繰り返し観て復習できるようになっており、別会場の様子も観ることが出来ます。


 そこで各コースに参加している人たちの体の悩みを錬堂先生がその場で治していく様子も見られるのですが、リューマチの指の腫れがみるみる小さくなっていったり、側弯症の背骨がみるみる伸びていったりと、奇跡のオンパレードです(*^^)v


真水をしっかり飲む!

 白湯(さゆ)を飲むと健康によいというブームがありましたが、白湯をたくさん飲んで改善するのは便秘くらいで、健康という面から見れば、大きな勘違いだそうです。


 水を沸かして白湯にしたり、お茶などのように何かを混ぜた場合、それらの水分は胃に落ちていき、食べ物と同じ消化ルートに回されます。


 すると、血液やリンパ液や唾液や脳髄液などに使われる水としては使われづらくなり、血液がドロドロになり、腎臓もパンパンになっていき、体にとっては負担になるそうです。


 一方、真水を飲んだ場合は、その水は胃に落ちる前に胸腺で吸収され、血液などの水分として使われていきます。


 これは白湯やお茶が悪いと言っているわけではないのですが、それ以外に真水を1日に1500〜1800cc(1.5〜1.8リットル)くらい飲みましょうということです。


 ここでいう真水とは、塩分や不純物がほとんど入っていない飲料水のことを言います。 ですので、沸かしていない水道水は真水という定義でOKです。


 塩分や不純物がほとんど入っていないお水という定義で言えば、ペットボトルのミネラルウォーターやウォーターサーバーのお水も真水と言えます。


 井戸水は、水質検査をして問題がなくても、雑菌や大腸菌、ピロリ菌、その他にも有害物質が混入している場合がありますので、真水と言っても飲むことはおすすめできません。


 とはいえ、うちでは長い間、水道が来ておらず、井戸水だけだったので普通に飲んでいました。 そのような家庭も多かったので、ピロリ菌が体内に入り、胃がんや胃潰瘍の原因にもなっていました。


 ピロリ菌は塩素で死滅できるので、水道水ならば安全ではあります。 井戸水も家庭や集合住宅で使う場合、貯水タンクに貯めてから塩素を入れて消毒して使っているところもまだあるようです。


 とにかく真水と言っても色々ありますが、水道水を沸かさずに飲むのであれば、まず問題はありませんので、1日に1500〜1800cc(1.5〜1.8リットル)飲むようにしましょう。


 ちなみに、食事で、体の消化器系に負担のかからないくらい食べ物を咀嚼した場合、唾液だけで1500〜1800cc(1.5〜1.8リットル)くらいの水分量を使います。


 ゆえに、しっかりと唾液や血液やリンパ液などに回る量の水が必要となるわけです。 水分を取っているのに脱水症状になったり熱中症になる人の多くは、水分の取り方に問題があったと言えます。


 しっかりと真水で1500〜1800cc(1.5〜1.8リットル)の量の水を毎日飲むことを心掛けましょう。


 水を飲む健康法は、古くから知られており、あの有名な伊達政宗も水をよく飲んで健康を守っていました。戦国時代に織田信長、豊臣秀吉、徳川家康から遅れて生まれ、実力を発揮できる頃には、ほぼ天下統一はなされていました。


 でもあきらめきれない伊達政宗は、その若さを活かし、徳川家康よりも長生きすることで、虎視眈々とチャンスを伺っていました。


 なので、伊達政宗は健康オタクでもあったわけです。 そこで領内の長生きしている人達を集めて、普段気を付けている事を聞き取り調査しました。


 そこで皆から共通で出てきた話が「よく水を飲みます」ということで、当時の貧しい領民がお茶にして水分を取っていたわけではなく、真水をとにかくよく飲んでいたことに気づきます。


 それにならい伊達政宗も水をよく飲んで、とにかく健康で長生きをし、希代の名君として国を守りました。


 真水を飲むと胸腺から吸収されるというのは、レントゲンでも映らないので、医学的には証明されていませんが、天城流の杉本錬堂先生は、医学でわかっていない事を見つけ出す天才です。


 先月号で書いた、鼻の鼻腔で一酸化窒素が生成されているというのも、医学的には2008年に証明されたのですが、錬堂先生はそれ以前から、そこで何かが発生していてウイルスを死滅させていると言い続けていました。


 唾液腺も医学的には3つしかないと長年言われてきたのですが、錬堂先生は4本目があると言って、そこの詰まりも解消させていました。 


 これも2022年に医学的に第4の唾液腺が発見され、その研究チームはノーベル賞を取っています。


 真水が胸腺で吸収されるというのも、そのうち医学的に証明され、その証明をした人がノーベル賞を取るかも知れませんね。