


僕は昔から、使っている家電とか道具とかの物もちがとてもいいです。
スマホとかも8年くらい平気でもちますが、そうするとシステムとかが更新できなくなり、使えないアプリが増えていったりします。
パソコンもそうで、今使っているデスクトップPCは7年くらいは使っています。 ただ、それでも最近動作があやしくなってきて、動きも遅くなったので買い替え時かなと思っていました。
しかし、今はすごい時代です。 YouTubeでなんでも教えてくれるので、それを観てメモリーとハードディスクを交換してみました。 そして、古いスペックのパソコンでもWindows11にアップグレード出来る裏技も教えてくれていて、やってみたら、超快適に動いています。
物を大事に長く使うのは気持ちいいですね(^_^)
さて、いよいよまた猛暑・酷暑の時期に近づいてきました。 毎年ですが、この時期になると熱中症への注意喚起をよく聞くようになります。
水分補給と塩分補給は、もはや常識として、みなさんご存知だと思います。 けれども見落とされがちなのが、ミネラル不足による熱中症です。
具体的に言うと「カリウム」です。
そして、カリウムが不足している人は、筋肉が攣りやすい傾向にもあります。 なので、朝方に足が攣るとか、運動したりストレッチをしていて体のどこかが攣るとか、そのような傾向にあったり、そのような経験がある人は、特に熱中症に厳重に警戒したほうがよいです。
理由は、細胞にあります。 人の身体は30兆個の細胞で出来ています。 その細胞の1つ1つは、その中にあるタンパク質がモーターの歯車のようにクルクル回転して、それを原動力として動き、働いています。
このタンパク質を回すのに、絶対に必要となるものが、ナトリウムイオンとカリウムイオンなのです。
ナトリウムイオンは、塩を摂取すると水に溶けてイオン化しますので、塩分補給をすればよいです。 カリウムイオンは、カリウムを多く含んだ食べ物を摂取しなければなりません。
つまり、塩分は取りやすいけれどもカリウムは注意していないと不足しがちになるということです。 そして、カリウムが不足していると細胞の動きが悪くなり、筋肉も攣りやすくなります。
ですので、筋肉を攣った経験があるとか、最近よく足が攣るという人は、このカリウムがかなり不足している可能性がありますので、熱中症にもなる危険が高くなっています。
暑くて汗をかくと、塩分とともにミネラルも体の外にどんどん出て行ってしまいますので、カリウムを含むミネラル豊富な物をしっかり摂取する意識を持つことをおすすめします。
また、甘い物が好きな人も注意が必要で、特に砂糖は危険です。 砂糖は高分子化合物といって、体の中で分解するのがとても大変な物質です。
そして、砂糖を分解するには、大量のミネラルを消費します。 暑いからといって食欲が落ちて、食べやすいアイスばかり食べていると、益々熱中症リスクは高くなりますので、注意してください。
また、コロナに感染したことのある人も、ミネラル不足には注意してください。 コロナウイルスと戦う際に、体の中で大量のミネラルが消費させられた可能性があります。
普段からミネラル不足だった人が、コロナに感染すると、さらにミネラル不足が深刻化し、これはおそらくですが、僕の経験から、そのミネラル不足がコロナの後遺症にも影響を与えていると考えられます。
これは実際の僕が診た症例ですが、コロナの後遺症で動けなくなり半年寝たきりになってしまった20代の女性がいました。 そして、もちろん施術もしながら、最近僕が身につけたカウンセリングで使うリーディングで原因探索をしたところ、ビタミンB1の欠乏が浮かび上がり、ビタミンB1欠乏症である脚気(かっけ)の症状を調べてみたら、この人のコロナ後遺症の症状とほとんど合致していました。
そこで、病院でビタミンB1欠乏症(かっけ)の検査を受けてもらい、その結果やはりその通りでしたので、かっけの治療を受けてもらったら、そのコロナの後遺症から回復し元気になられました。
この経緯として、問診した時に、中学生の頃から膝をたたいてみても全く動かない(かっけの簡易検査)ということがあったそうで、この人はコロナに罹る前からビタミンB1が欠乏ぎみであり、コロナ感染に伴いウイルスと戦う中でさらにビタミンが大量に消費され、それが引き金で後遺症として出ていたのではないかと思いました。
つまり、コロナやインフルエンザなどのウイルスに感染すると、免疫系がフル活動しますので、それには大量のビタミンやミネラルが消費され、その時不足ぎみになっている栄養素があれば、それが後々まで健康に影響を与える可能性があるということです。
ですので、ミネラルが汗として出やすい夏に向けて、コロナやインフルエンザに罹ったことがある人、筋肉が攣る人は、特にカリウムの摂取を意識的に行ってみてください。
ちなみにカリウムを多く含む食品は、ほうれん草、にんじん、バナナ、芋類、大豆、昆布、ひじきなどです。